1.299 SHARED_SERVERS
SHARED_SERVERSには、インスタンスの起動時に作成するサーバー・プロセスの数を指定します。システム負荷が減少する場合は、このサーバーの最小値が保持されます。そのため、SHARED_SERVERSをシステムの起動時にあまり高く設定しないように注意してください。
| 特性 | 説明 |
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パラメータ・タイプ |
整数 |
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デフォルト値 |
共有サーバー・アーキテクチャを使用している場合、またはディスパッチャの合計数が1以上になるように |
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変更可能 |
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PDBで変更可能 |
はい |
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値の範囲 |
このパラメータの値は、 |
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基本 |
はい |
Oracle Database 12cリリース1 (12.1.0.2)以降では、SHARED_SERVERSパラメータをPDBで設定できます。ただし、PDBで設定可能な他のほとんどのパラメータとは異なり、このパラメータはPDB内でのみ使用して、そのPDBに対する共有サーバーの使用可能と使用不可を切り替えることができます。そのため、PDBでは、DBAは、SHARED_SERVERSを0に設定して該当PDBに対して共有サーバーを使用不可にするか、ALTER SYSTEM RESET SHARED_SERVERSを使用してPDBに対して共有サーバーを再度有効にすることができます。CDBの共有サーバーの構成は、ルートでのみ実行できます。
関連項目:
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このパラメータの設定の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。