1.307 SQL_TRACE

SQL_TRACEの値によって、SQLトレース機能が使用禁止または使用可能になります。

特性 説明

パラメータ・タイプ

ブール値

デフォルト値

false

変更可能

ALTER SESSIONALTER SYSTEM

PDBで変更可能

はい

値の範囲

true | false

基本

いいえ

このパラメータをtrueに設定すると、パフォーマンスを改善するためのチューニングについての情報が提供されます。

ノート:

この初期化パラメータを使用してインスタンス全体に対してSQLトレース機能を使用可能にすると、パフォーマンスに大きく影響する可能性があります。ALTER SESSION文を使用して、特定のセッションに対してこの機能を使用可能にしてください。本番環境全体で機能を使用可能にする必要がある場合、次のようにして、パフォーマンスの影響を最小にすることができます。

  • CPU容量のアイドル状態を25%以上に維持する。

  • USER_DUMP_DEST位置に適切なディスク領域を維持する。

  • 十分なディスクにディスク領域をストライプ化する。

ノート:

SQL_TRACEパラメータは非推奨です。かわりに、DBMS_MONITORおよびDBMS_SESSIONパッケージを使用することをお薦めします。SQL_TRACEは、下位互換性のためにのみ残されています。

関連項目: