7.17 V$AQ_MESSAGE_CACHE_STAT
V$AQ_MESSAGE_CACHE_STAT
は、システム・グローバル領域(SGA)にあるStreamsプール内のシャード・キューのメモリー管理に関する統計を示します。シャード・キューは、サブシャード単位でStreamsプールを使用します。したがって、このビューの列は、サブシャード・レベルでの統計を示しています。このビューは、すべてのシャード・キューにまたがる統計を示します。
列 | データ型 | 説明 |
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すべてのシャード・キューで削除されたサブシャードの数 |
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AQバックグラウンド・プロセスによってプリフェッチされたサブシャードの数 |
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フォアグラウンド・プロセス(デキュー・プロセスなど)によって削除解除されたサブシャードの数 |
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アンキャッシュとして格納されているサブシャードの数 |
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デキュー・レートをアクティブに追跡しているサブシャードの数 |
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キャッシュとして格納されているサブシャードの数 |
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サブシャード当たりのメッセージ数から見た、これまでの最大サブシャード・サイズ |
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サブシャード当たりのメッセージ数から見た、これまでの最小サブシャード・サイズ |
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サブシャード当たりのメッセージ数から見た、これまでの平均サブシャード・サイズ |
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1秒当たりに削除されたサブシャードの平均数 |
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1秒当たりにプリフェッチまたは削除解除されたサブシャードの平均数 |
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1つのサブシャードの削除に要する平均時間(ミリ秒) |
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1つのサブシャードの削除解除に要する平均時間(ミリ秒) |
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フォアグラウンドの削除解除数とバックグラウンドのプリフェッチ数の平均比率 |
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デキューが試行されることなくバックグラウンドでプリフェッチされたサブシャード数とプリフェッチされたサブシャードの総数の平均比率 |
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アフィニティ・スイッチは、シャードとサブスクライバのペアのデキュー・インスタンスにおける切替えである。必須のアフィニティ・スイッチは、インスタンスでキュー内にローカル・エンキューがあるが、ローカル・デキューがないときに試行される。これにより、デキュー・アフィニティがシャードとサブスクライバのペアの別のインスタンスに切り替えられる。この列は、必須アフィニティ・スイッチがすべてのインスタンスで試行された回数を示す。最も小さいインスタンスIDのみに移入される。 |
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オプションのアフィニティ・スイッチは必須ではないアフィニティ・スイッチ。オプションのアフィニティ・スイッチは、Oracle Real Application Clusters (Oracle RAC)データベースでグローバルなロード・バランシングのために実行される。この列は、オプションのアフィニティ・スイッチがすべてのインスタンスで試行された回数を示す。最も小さいインスタンスIDのみに移入される。 |
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データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。
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ノート:
このビューは、Oracle Database 12c リリース2 (12.2.0.1)以降で使用できます。