7.136 V$CONTAINERS

V$CONTAINERSは、現行のインスタンスに関連するPDBおよびルートに関する情報を表示します。

データ型 説明

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

DBID

NUMBER

PDBの作成時に計算され、そのPDBに関連するすべてのファイル・ヘッダーに格納されているPDB識別子

CON_UID

NUMBER

PDBに関連する一意の識別子

GUID

RAW(16)

このPDBのグローバル一意識別子(GUID)

NAME

VARCHAR2(128)

PDBの名前。

OPEN_MODE

VARCHAR2(10)

オープン・モード情報。可能な値は次のとおり。

  • MOUNTED

  • READWRITE

  • READ ONLY

  • MIGRATE

RESTRICTED

VARCHAR2(3)

RESTRICTED SESSION権限を持つユーザーのみがPDBに接続できるかどうかを示します。

OPEN_TIME

TIMESTAMP(3)

データベースが最後にオープンされた日時

CREATE_SCN

NUMBER

このPDBの作成についてのシステム変更番号(SCN)

TOTAL_SIZE

NUMBER

PDBがオープンされている場合は、データ・ファイルおよび一時ファイルの両方を含む、コンテナが使用しているディスク領域(バイト)。PDBがクローズされている場合は0に設定されます。

BLOCK_SIZE

NUMBER

PDBの現行のブロック・サイズ

RECOVERY_STATUS

VARCHAR2(8)

PDBでリカバリが有効化されているか、または無効化されているかを示す。可能な値は次のとおり。

  • ENABLED

  • DISABLED

SNAPSHOT_PARENT_CON_ID

NUMBER

この列には、このPDBがスナップショット・クローンであるマスターPDBのコンテナIDが表示される。この列にはPDBがスナップショット・クローンである場合のみゼロ以外の値が表示される。その他の場合はゼロの値が表示される。

APPLICATION_ROOT

VARCHAR2(3)

PDBがアプリケーション・ルートであるかどうか

この列は、Oracle Database 12c リリース2 (12.2.0.1)以降で使用できます。

APPLICATION_PDB

VARCHAR2(3)

PDBがアプリケーションPDBであるかどうか

この列は、Oracle Database 12c リリース2 (12.2.0.1)以降で使用できます。

APPLICATION_SEED

VARCHAR2(3)

PDBがアプリケーション・シードであるかどうか(アプリケーション・シードもまたアプリケーションPDB)

この列は、Oracle Database 12c リリース2 (12.2.0.1)以降で使用できます。

APPLICATION_ROOT_CON_ID

NUMBER

このPDBがアプリケーションPDBの場合は、このアプリケーションPDBが所属するアプリケーション・ルートのコンテナID。

このPDBがアプリケーション・ルート・クローンの場合は、このアプリケーション・ルート・クローンが所属するアプリケーション・ルートのコンテナID。

それ以外の場合はNULL。

この列は、Oracle Database 12c リリース2 (12.2.0.1)以降で使用できます。

APPLICATION_ROOT_CLONE

VARCHAR2(3)

このPDBがアプリケーション・ルート・クローンであるかどうか(YES | NO)

この列は、Oracle Database 12c リリース2 (12.2.0.1)以降で使用できます。

PROXY_PDB

VARCHAR2(3)

このPDBがプロキシPDBかどうか(YES | NO)

この列は、Oracle Database 12c リリース2 (12.2.0.1)以降で使用できます。

LOCAL_UNDO

NUMBER

PDBがローカルUNDOであるかどうか。可能な値は次のとおり。

  • 1 – PDBはローカルUNDOモード

  • 0 – PDBは共有UNDOモード

この列はCDB$ROOTに関連しない

この列は、Oracle Database 12c リリース2 (12.2.0.1)以降で使用できます。

UNDO_SCN

NUMBER

PDBが共有UNDOからローカルUNDOに、またはローカルUNDOから共有UNDOに最後に変換されたシステム変更番号(SCN)

この列はCDB$ROOTに関連しない

この列は、Oracle Database 12c リリース2 (12.2.0.1)以降で使用できます。

UNDO_TIMESTAMP

DATE

PDBが共有UNDOからローカルUNDOに、またはローカルUNDOから共有UNDOに最後に変換された日時 

この列はCDB$ROOTに関連しない

この列は、Oracle Database 12c リリース2 (12.2.0.1)以降で使用できます。

CREATION_TIME

DATE

PDBが作成された日時

この列は、Oracle Database 12c リリース2 (12.2.0.1)以降で使用できます。

PDB_COUNT

NUMBER

特定のアプリケーション・ルートまたはCDB$ROOTに所属している、ユーザーが作成したPDBの数。他のすべてのコンテナの場合、値は0。

この列は、Oracle Database 12c リリース2 (12.2.0.1)以降で使用できます。

AUDIT_FILES_SIZE

NUMBER

コンテナ内の統合監査ファイル(.bin形式)ごとの現在のディスク領域使用量(バイト)

この列は、Oracle Database 12c リリース2 (12.2.0.1)以降で使用できます。

MAX_SIZE

NUMBER

コンテナ内のデータおよび一時ファイルで使用可能なディスク領域の最大量(バイト)

この列は、Oracle Database 12c リリース2 (12.2.0.1)以降で使用できます。

MAX_DIAGNOSTICS_SIZE

NUMBER

コンテナ内で生成された診断トレースで使用可能なディスク領域の最大量(バイト)

この列は、Oracle Database 12c リリース2 (12.2.0.1)以降で使用できます。

MAX_AUDIT_SIZE

NUMBER

コンテナ内の統合監査ファイル(.bin形式)で使用可能なディスク領域の最大量(バイト)

この列は、Oracle Database 12c リリース2 (12.2.0.1)以降で使用できます。