7.172 V$DIAG_INFO

V$DIAG_INFOは、NAME=VALUEペアを使用して自動診断リポジトリ(ADR)機能の状態を示します。

データ型 説明

INST_ID

NUMBER

インスタンスID

NAME

VARCHAR2(64)

ADRが有効化されているかどうか、ディレクトリとファイルの場所はどこか、継続中の課題(インシデントや問題)がいくつあるかなど、ADRの状態を示すデータを識別する。

可能な値は次のとおり。

  • Diag Enabled: ADRが有効化されているかどうかを示す。

  • ADR BaseからHealth Monitor: 様々なディレクトリ(ADRベース、ADRホーム、およびADRホーム内のサブディレクトリ)を示す。

  • Default Trace File: 現行プロセスの現在のデフォルト・トレース・ファイルを示す。

  • Active Problem CountおよびActive Incident Count: このADRで過去24時間の間にいくつの問題/インシデントが発生したか、または永続エラー(ディスク破損など)であることを示すメタデータ・セットを持つ問題/インシデントがいくつあるかを示す。

VALUE

VARCHAR2(512)

NAME列で識別されたデータの現在の状態を示す。

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID