8.188 V$RSRC_PLAN

V$RSRC_PLANは、現在アクティブなリソース・プラン名をすべて示します。

データ型 説明

ID

NUMBER

リソース・プランID(データベースの終了および開始にわたって一貫して使用される一意の数値)。これは、データ・ディクショナリ・オブジェクトIDでもある。

NAME

VARCHAR2(32)

リソース・プランの名前。

IS_TOP_PLAN

VARCHAR2(5)

リソース・プランが現行のトップ・プランか(TRUE)、またはリソース・プランが現行のトップ・プランのサブプランか(FALSE)

CPU_MANAGED

VARCHAR2(3)

リソース・プランに、リソース・マネージャがCPU使用率の管理セッションをスケジューリングするためのポリシーを指定するパラメータが含まれているか(ON)、またはリソース・マネージャはCPU使用率を管理していない(OFF)

INSTANCE_CAGING

VARCHAR2(3)

インスタンス・ケージングが使用可能(ON)または使用禁止(OFF)のどちらであるか。インスタンス・ケージングは、CPU_COUNT初期化パラメータが0以外の値に明示的に変更されており、リソース・マネージャが使用可能である場合に使用できる。

PARALLEL_SERVERS_ACTIVE

NUMBER

インスタンスのアクティブなパラレル・サーバーの合計数

PARALLEL_SERVERS_TOTAL

NUMBER

インスタンスのPARALLEL_SERVERS_TARGETの値。パラレル文は、アクティブなパラレル・サーバーの合計数がこの値を超える場合にキューに入れられる。

PARALLEL_EXECUTION_MANAGED

VARCHAR2(32)

パラレル文のキューイングの状態:

  • OFF - パラレル文のキューイングは使用禁止

  • STARTUP - パラレル文のキューイングは使用可能。これは、Oracle RACデータベースで構成を変更中に発生する可能性のある一時的な状態である。

  • FIFO - パラレル文のキューイングは使用可能。すべてのパラレル文は単一のOracle RAC FIFOキューで管理される。

  • FULL - パラレル文のキューイングは使用可能。すべてのパラレル文は、現行のリソース・プランに基づいてコンシューマ・グループ別のキューで管理される。この状態は、リソース割当てディレクティブ(MGMT_P*)を含むリソース・プランが使用可能な場合に使用される。

  • DISABLED - パラレル文のキューイングは無効。この状態は、システム・グローバル領域(SGA)にパラレル文のキューイングに使用できるメモリーがないときに発生する。パラレル文のキューイングを再度有効にするには、Oracleインスタンスを再起動する。

Oracle RACデータベースでは、マスターのデータベース・リソース・マネージャ(DBRM)が実行されているインスタンスのみ、パラレル文のキューイングの正しい状態が表示される。その他すべてのインスタンスのデフォルト値はFULL。シングル・インスタンスのデータベースでは、このフィールドには常に正しい値が表示される。

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

DIRECTIVE_TYPE

VARCHAR2(32)

このPDBで使用されているディレクティブのタイプは次のとおり。

  • DEFAULT_DIRECTIVE: デフォルトのプラン・ディレクティブ

  • PDB: PDBディレクティブ

  • PROFILE: プロファイル・ディレクティブ

SHARES

NUMBER

このPDBのリソース割当て(共有数で表す)

UTILIZATION_LIMIT

NUMBER

このPDBに対して許可されるコンテナのリソースの最大パーセンテージ

PARALLEL_SERVER_LIMIT

NUMBER

後続のパラレル問合せをキューイングする前に、このPDBで使用できる最大パラレル・ターゲット率

MEMORY_MIN

NUMBER

PDBに対して保証されているExadataスマート・フラッシュキャッシュおよびExadata PMEMキャッシュの割合

この割合は、Exadataスマート・フラッシュ・キャッシュおよびExadata PMEMキャッシュ用にCDBに割り当てられた領域の合計量に基づきます。

詳細は、Oracle Exadata System Softwareユーザーズ・ガイドを参照してください。

MEMORY_LIMIT

NUMBER

PDBで使用できるExadataスマート・フラッシュ・キャッシュおよびExadata PMEMキャッシュの最大割合

この割合は、Exadataスマート・フラッシュ・キャッシュおよびExadata PMEMキャッシュ用にCDBに割り当てられた領域の合計量に基づきます。

詳細は、Oracle Exadata System Softwareユーザーズ・ガイドを参照してください。

PROFILE

VARCHAR2(32)

このPDBのDB_PERFORMANCE_PROFILE初期化パラメータの値

CON_ID=ROOTのリソース・プランは、CDBリソース・プランです。

関連項目: