A.4.3 レスポンス・ファイルの使用

次に、インストーラをサイレント・モードまたはレスポンス・ファイル・モードで使用して、Oracle製品をインストールおよび構成する一般的な手順を示します。

注意:

インストーラをサイレント・モードまたはレスポンス・ファイル・モードで実行する前に、必要なインストール前の手順をすべて終了しておく必要があります。
  1. Windowsレジストリ・キーHKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Oracleが存在し、inst_locの値がローカル・ノード上のOracle Inventoryディレクトリの場所になっていることを確認します。

    Oracle RACをインストールするには、最初にOracle Grid Infrastructureをクラスタ・ノードにインストールしておく必要があります。Oracle Inventoryディレクトリは、Oracle Grid Infrastructureのインストール時に作成されてWindowsレジストリに追加されています。inst_locキーがWindowsレジストリに存在しない場合は、続行する前にOracle Grid Infrastructureをクラスタにインストールしてください。

    注意:

    Oracleソフトウェアのインストール後は、Windowsレジストリでinst_locの値を変更することはサポートされていません
  2. レスポンス・ファイルを準備します。
  3. インストーラをサイレント・モードまたはレスポンス・ファイル・モードで実行します。
  4. ソフトウェアのみのインストールを終了したら、次にOracle Net Configuration Assistant(NETCA)およびOracle Database Configuration Assistant (DBCA)をサイレント・モードまたはレスポンス・ファイル・モードで実行します。