7.1 削除手順の概要

Oracle Database、インスタンスおよびソフトウェアを完全に削除する場合、いくつかの作業を実行する必要があります。

  • Oracleホームに関連付けられたすべてのインスタンスの確認

  • プロセスの停止

  • Oracle Databaseホームにインストールされたリスナーの削除

  • データベース・インスタンスの削除

  • Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)リリース1 (11.1)以下の削除

  • Oracle ClusterwareおよびOracle ASM (Oracle Grid Infrastructure)の削除

注意:

  • Oracle Database Vaultの削除の詳細は、『Oracle Database Vault管理者ガイド』を参照してください。

  • Oracle Configuration Managerの削除の詳細は、『Oracle Configuration Managerインストレーションおよび管理ガイド』を参照してください。

  • Oracle Grid Infrastructure 11gリリース2 (11.2)以上では、Oracle ASMとOracle ClusterwareはOracle Grid Infrastructureインストールに含まれています。これらのコンポーネントは一緒にインストールされ、削除されます。

注意:

1台のサーバー上の複数のデータベースで同じグローバル・データベース名(GDN)を使用するクラスタ・メンバー・ノードがある場合、1つのデータベースのみを削除ツールで削除することはできません。

たとえば、クラスタ・ノードのいずれかにあるスタンドアロンのデータベースがGDN mydb.example.comを使用し、Oracle RACデータベースのGDNもmydb.example.comである場合は、そのノードの両方のデータベースが削除ツールで削除されます。