FEATURE_ID

構文

feature_id::=

分析構文

feature_id_analytic::=

mining_attribute_clause::=

mining_analytic_clause::=

関連項目:

mining_analytic_clauseの構文、セマンティクスおよび制限事項の詳細は、「分析ファンクション」を参照してください。

目的

FEATURE_IDは、選択内に含まれる各行の最も値が大きい特徴の識別子(ID)を返します。この特徴IDは、Oracle NUMBERとして返されます。

構文の選択

FEATURE_IDは、2つの方法のどちらかでデータにスコアを付けます。1つの方法では、データにマイニング・モデル・オブジェクトを適用します。もう1つの方法では、1つ以上の一時マイニング・モデルを作成して適用する分析句を実行して動的にデータをマイニングします。構文または分析構文を選択します。

  • 構文 — 事前に定義されたモデルでデータにスコアを付ける場合は、最初の構文を使用します。特徴抽出モデルの名前を指定します。

  • 分析構文 — 事前定義されたモデルなしで、データにスコアを付ける場合は、分析構文を使用します。INTO n (nは、抽出する特徴の数)と、mining_analytic_clause (複数のモデル構築のためにデータをパーティション化する必要がある場合に指定します)を含めます。mining_analytic_clauseは、query_partition_clauseorder_by_clauseをサポートします。(analytic_clause::=を参照。)

FEATURE_IDファンクションの構文では、パーティション化されたモデルをスコアリングするときに、オプションのGROUPINGヒントを使用できます。「GROUPINGヒント」を参照してください。

mining_attribute_clause

mining_attribute_clauseは、スコアの予測子として使用する列の属性を特定します。このファンクションが分析構文で起動された場合は、これらの予測子が一時モデルの構築にも使用されます。mining_attribute_clauseは、PREDICTIONファンクションと同様に動作します。(「mining_attribute_clause::=」を参照)

関連項目:

ノート:

次に示す例は、Data Miningのサンプル・プログラムからの抜粋です。サンプル・プログラムの詳細は、Oracle Data Miningユーザーズ・ガイドの「付録A」を参照してください。

この例では、データ・セット内の特徴と、それに対応する顧客の件数を示します。

SELECT FEATURE_ID(nmf_sh_sample USING *) AS feat, COUNT(*) AS cnt
  FROM nmf_sh_sample_apply_prepared
  GROUP BY FEATURE_ID(nmf_sh_sample USING *)
  ORDER BY cnt DESC, feat DESC;

      FEAT        CNT
---------- ----------
         7       1443
         2         49
         3          6
         6          1
         1          1