ASMの記憶域のベスト・プラクティス標準のコンプライアンス・ルールは、次のとおりです。
説明: ディスク・グループで、ディスク・サイズの差が5%を超えるディスクをチェックします。
重大度: 警告
理由: ディスク・グループ内のディスク間では、それぞれのサイズの差を5%以内にする必要があります。ただし、データ移行時を除きます。自動ストレージ管理では、ディスクのサイズに比例してデータを均一に分散します。I/Oと最適なパフォーマンスのバランスをとるためには、指定したディスク・グループ内のディスクを、同一のサイズとパフォーマンス特性にする必要があります。
説明: ディスク・グループで、異なる冗長性属性を持つディスクをチェックします。
重大度: 警告
理由: 異なる冗長性属性を持つディスクが同じディスク・グループ内にあると、データ保護のレベルに一貫性がなくなる場合があります。
説明: 外部冗長性に依存するディスク・グループで、ミラー化されていないか、またはパリティ保護されていないディスクをチェックします。
重大度: 警告
理由: ディスク・グループが外部冗長性に依存し、ディスクがミラー化されていないか、またはパリティ保護されていない場合は、データ損失が発生する可能性があります。