Oracle Identity Managerクラスタ構成のコンプライアンス標準のコンプライアンス・ルールは、次のとおりです。
説明: Oracle Identity Managerが接続するOracleデータベースについて、ブロック・サイズが8192バイト以上であることを確認します。
重大度: マイナー警告
理由: ブロック・サイズが8192バイト未満の場合、パフォーマンスが低下する可能性があります。
説明: 変更ログ・アダプタ・パラメータ
重大度: 警告
理由: 最大プール・サイズが500、操作タイムアウトが1500000、最大プール待機が1000であることを確認してください
説明: Oracle Identity Managerが接続するOracleデータベースについて、構成プロパティCURSOR_SHARINGがFORCEに設定されていることを確認します。
重大度: マイナー警告
理由: CURSOR_SHARINGをFORCE以外に設定すると、パフォーマンスが低下する可能性があります。
説明: データベース統計の収集
重大度: 警告
理由: データベース統計は、SQL問合せの実行時にOracleオプティマイザが最適な計画を選択するために不可欠な情報です。データベース統計は、OracleオプティマイザがSQL問合せを実行する場合に最適な計画を選択するために必要です。OIMとOIM依存スキーマ(*_MDS、*_SOAINFRA、*_OPSSおよび*_ORASDPM)の統計を定期的に収集することをお薦めします。
説明: Oracle Identity Managerが接続するOracleデータベースについて、データベース・ライター・プロセスの初期数が2以上であることを確認します。
重大度: マイナー警告
理由: データベース・ライター・プロセスの初期数が2未満の場合、パフォーマンスが低下する可能性があります。
説明: Oracle Identity Managerが接続するOracleデータベースについて、KEEPバッファ・プールが800M以上であることを確認します。
重大度: マイナー警告
理由: KEEPバッファ・プールのサイズが800M未満の場合、パフォーマンスが低下する可能性があります。
説明: Oracle Identity Managerが接続するOracleデータベースについて、ログ・バッファが15MB以上であることを確認します。
重大度: マイナー警告
理由: ログ・バッファのサイズが15MB未満の場合、パフォーマンスが低下する可能性があります。
説明: Oracle Identity Managerが接続するOracleデータベースについて、オープン・カーソルの最大数が2000未満であることを確認します。
重大度: マイナー警告
理由: オープン・カーソルの最大数が2000を超える場合、パフォーマンスが低下する可能性があります。
説明: Oracle Identity Managerが接続するOracleデータベースについて、1回のI/O操作で読み取るブロックの最大数が16を超えていないことを確認します。
重大度: マイナー警告
理由: 16を超えるブロックが1回のI/O操作で読み取られると、パフォーマンスが低下する可能性があります。
説明: Oracle Identity Managerが接続するOracleデータベースについて、問合せリライトの整合性がTRUSTEDに設定されていることを確認します。
重大度: マイナー警告
理由: 問合せリライトの整合性をTRUSTED以外に設定すると、パフォーマンスが低下する可能性があります。
説明: オーケストレーションに関連する表(ORCHPROCESS、ORCHEVENTS)のLOBセグメントは、SECUREFILEに格納する必要があります。ORCHPROCESS表のLOB列(ORCHESTRATIONおよびCONTEXVAL)とORCHEVENTS表のRESULT列をBASICFILEからSECUREFILEに移行してください。
重大度: 警告
理由: オーケストレーションに関連する表(ORCHPROCESS、ORCHEVENTS)のLOBセグメントは、SECUREFILEに格納する必要があります。
説明: Oracle Identity Managerが接続するOracleデータベースについて、キャッシュするセッション・カーソルの数が800以上であることを確認します。
重大度: マイナー警告
理由: キャッシュするセッション・カーソルの数が800未満の場合、パフォーマンスが低下する可能性があります。
説明: テキスト索引最適化(カタログ)
重大度: 警告
理由: DBMS_SCHEDULER経由でスケジュールされたFAST_OPTIMIZE_CAT_TAGSジョブとREBUILD_OPTIMIZE_CAT_TAGSジョブが有効になっていることを確認してください。これらのジョブでは、テキスト索引を定期的に最適化することにより、古いデータを削除し、断片化を最小限に抑え、アクセス・リクエスト・カタログの検索パフォーマンスを向上させることができます。