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Oracle® Enterprise Manager Oracle Database Plug-inメトリック・リファレンス・マニュアル
13cリリース2 PG
E79388-04
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12 KVMターゲット・メトリック

この章では、KVMターゲット・メトリックに関する情報を提供します。

各メトリックの次の情報を提供します。

KVMターゲット・メトリックは、キーボード、ビデオまたはビジュアル表示ユニット、マウス(KVM)ターゲットのモニターに使用されるメトリックで、Avocent MergePoint Unity Switchプラグインによって、Enterprise Manager Cloud ControlでKVMターゲットをモニターできるようになります。プラグインは、KVMターゲットの「工場出荷時のデフォルト設定」、「ファン障害」、「集計ターゲット・デバイス・ステータス」、電源障害、リストアされた電源、「再起動開始」、「温度範囲外ステータス」など、KVMおよびイベント発生のステータスを提供します。

12.1 集計ターゲット・デバイス・ステータス変更済

このメトリック・カテゴリのメトリックは、集計ターゲット・デバイス・ステータス変更済メトリックの詳細を提供します。

12.1.1 集計ターゲット・デバイス・ステータス

このメトリックは、集計ターゲット・デバイスのステータスを示します。ステータス0は、集計サーバー・ステータスが変更されたことを示します。

ターゲット・バージョン 収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 警告テキスト

すべてのバージョン

5分ごと

0

未定義

集計サーバー・ステータスが変更され、エンコードされた値は%aggregatedTargetDeviceStatusChangedObject%です。

データ・ソース

このメトリックのデータは、SNMP pushを使用して収集されます。

ユーザー処理

ユーザーの処理は不要です。

12.1.2 集計ターゲット・デバイス・ステータス変更済オブジェクト

このメトリックは、変更時の集計サーバー・ステータスのエンコードされた値を示します。

ターゲット・バージョン 収集頻度

すべてのバージョン

5分ごと

データ・ソース

このメトリックのデータは、SNMP pushを使用して収集されます。

ユーザー処理

ユーザーの処理は不要です。

12.2 工場出荷時のデフォルト設定

このメトリック・カテゴリのメトリックは、工場出荷時のデフォルト設定メトリックの詳細を提供します。

12.2.1 工場出荷時のデフォルト設定ステータス

このメトリックは、工場出荷時のデフォルト設定ステータスを示します。ステータス0は、KVMが工場出荷時のデフォルトに設定するよう指示されたことを示します。

ターゲット・バージョン 収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 警告テキスト

すべてのバージョン

5分ごと

0

未定義

アプライアンスは工場出荷時の値に設定されていました。

データ・ソース

このメトリックのデータは、SNMP push (トラップ)を使用して収集されます。

ユーザー処理

ユーザーの処理は不要です。

12.3 ファン障害

このメトリック・カテゴリのメトリックは、ファン障害メトリックの詳細を提供します。

12.3.1 ファン障害ステータス

このメトリックは、ファン障害のステータスを示します。ステータス0は、KVMのファンに障害があったことを示します。

ターゲット・バージョン 収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 警告テキスト

すべてのバージョン

5分ごと

未定義

0

ファン障害が検出されました。

データ・ソース

このメトリックのデータは、SNMP pushを使用して収集されます。

ユーザー処理

ユーザーの処理は不要です。

12.4 pingステータス

このカテゴリのメトリックは、pingステータス・メトリックの詳細を提供します。

12.4.1 ステータス

このメトリックは、KVMターゲットのステータスを報告します。

ターゲット・バージョン 収集頻度

すべてのバージョン

30分ごと

データ・ソース

このメトリックのデータは、エージェント提供のスクリプトosresp.plを実行することで、OS行トークン・フェッチレットを使用して収集されます。

ユーザー処理

ユーザーの処理は不要です。

12.4.2 TCP Ping(ミリ秒)

このメトリックは、ミリ秒単位で測定した、Ping時間に対するKVMターゲットのレスポンスを報告します。

ターゲット・バージョン 収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 警告テキスト

すべてのバージョン

5分ごと

400

1000

TCP Pingに対するKVMターゲットのレスポンスは、%value%ミリ秒です

データ・ソース

このメトリックのデータは、エージェント提供のスクリプトosresp.plを実行することで、OS行トークン・フェッチレットを使用して収集されます。

ユーザー処理

ユーザーの処理は不要です。

12.5 電源

このメトリック・カテゴリのメトリックは、電源メトリックの詳細を提供します。

12.5.1 電源のステータス

このメトリックは、電源障害のステータスを示します。ステータス0は、KVMの電源に障害があったことを示します。

ターゲット・バージョン 収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 警告テキスト

すべてのバージョン

5分ごと

0

未定義

電源%keyValue%に障害が発生しました。

データ・ソース

このメトリックのデータは、SNMP pushを使用して収集されます。

ユーザー処理

ユーザーの処理は不要です。

12.6 再起動開始

このメトリック・カテゴリには、再起動開始のメトリックが含まれます。

12.6.1 再起動開始ステータス

このメトリックは、再起動のステータスを示します。ステータス0は、KVMが再起動されていることを示します。

ターゲット・バージョン 収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 警告テキスト

すべてのバージョン

5分ごと

0

未定義

アプライアンスを再起動中です。ユーザー%userName%によりコマンドが発行されました。

データ・ソース

このメトリックのデータは、エージェント提供のスクリプトosresp.plを実行することで、OS行トークン・フェッチレットを使用して収集されます。

ユーザー処理

ユーザーの処理は不要です。

12.6.2 ユーザー名

このメトリックは、KVMの再起動を指示したユーザーの名前を示します。

ターゲット・バージョン 収集頻度

すべてのバージョン

5分ごと

データ・ソース

このメトリックのデータは、エージェント提供のスクリプトosresp.plを実行することで、OS行トークン・フェッチレットを使用して収集されます。

ユーザー処理

ユーザーの処理は不要です。

12.7 レスポンス

このメトリック・カテゴリには、レスポンスのメトリックが含まれます。

12.7.1 ステータス

このメトリックは、KVM上でOMSが実行されているかどうかを示すもので、1は稼働中を示し、0は停止中を示します。

ターゲット・バージョン 収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 警告テキスト

すべてのバージョン

5分ごと

未定義

0

%target%は停止しています

データ・ソース

このメトリックのデータは、エージェント提供のスクリプトosresp.plを実行することで、OS行トークン・フェッチレットを使用して収集されます。

ユーザー処理

ユーザーの処理は不要です。

12.7.2 TCP Ping(ミリ秒)

このメトリックは、ミリ秒単位でのKVM Ping時間を報告します。

ターゲット・バージョン 収集頻度

すべてのバージョン

5分ごと

データ・ソース

このメトリックのデータは、エージェント提供のスクリプトosresp.plを実行することで、OS行トークン・フェッチレットを使用して収集されます。

ユーザー処理

ユーザーの処理は不要です。

12.8 温度の範囲

このメトリック・カテゴリには、温度の範囲メトリックの詳細を提供するメトリックが含まれます。

12.8.1 温度範囲外ステータス

このメトリックは、温度が範囲外かどうかを報告します。ステータス0は、KVMの温度が動作範囲外であることを示します。

ターゲット・バージョン 収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 警告テキスト

すべてのバージョン

5分ごと

未定義

0

温度が操作範囲を超えています。

データ・ソース

このメトリックのデータは、SNMP pushを使用して収集されます。

ユーザー処理

ユーザーの処理は不要です。