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Oracle® Enterprise Manager Virtual Infrastructure Plug-inメトリック・リファレンス・マニュアル
13c リリース2
E79387-01
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1 Oracle Computeサイト

Oracle Computeサイトは、1つ以上のクラスタを持ち、Oracle Compute Directorを実行している場所です。この章では、Oracle Computeサイト・ターゲット・タイプに定義されたメトリックを説明します。

Oracle Computeサイト・ターゲットの詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud管理ガイド』を参照してください。

1.1 ロード

このメトリック・カテゴリは、Oracle Computeサイトの「ロード」メトリックを表します。

1.1.1 CPU使用率(%)

このメトリックは、サイトのすべてのDom0の平均CPU使用率を提供します。


ターゲット・バージョン 収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 警告テキスト

すべてのバージョン

5分ごと

定義なし

定義なし

CPU使用率は%value%%%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


1.1.2 メモリー使用率(%)

このメトリックは、Oracle Computeサイト・ターゲットのメモリー使用率を表します。


ターゲット・バージョン 収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 警告テキスト

すべてのバージョン

5分ごと

定義なし

定義なし

メモリー使用率は%value%%%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


1.2 Oracle Compute SNMPシステム・ログ・イベント

このメトリック・カテゴリは、SNMPシステム・ログ・イベントに関連したメトリックを記述しています。

1.2.1 イベント時間

このメトリックは、SNMPイベントが生成された時刻を表します。

ターゲット・バージョン 収集頻度

すべてのバージョン

N/A

1.2.2 イベント詳細

このメトリックは、SNMPトラップの一部として受信したメッセージを表します。

ターゲット・バージョン 収集頻度

すべてのバージョン

N/A

1.2.3 イベント・ステータス

このメトリックは生成されたSNMPイベントの重大度を示し、このメトリックに対してしきい値が設定されます。イベント・ステータスに使用できる値は次のとおりです。

  • emergency(0)

  • alert(1)

  • critical (2)

  • error (3)

  • warning (4)

  • notice (5)

  • informational (6)

  • debug (7)


ターゲット・バージョン 収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 警告テキスト

すべてのバージョン

N/A

定義なし

定義なし

SNMPクリティカル・システム・ログ詳細:%ocEventDetails% (SNMP EventTime: %ocEventTime% (エポック形式))


1.3 Oracle Computeオーケストレーション・ステータス

このメトリック・カテゴリは、Oracle Computeオーケストレーションのステータスに関連したメトリックを表します。

1.3.1 名前

このメトリックは、オーケストレーションの名前を表します。

ターゲット・バージョン 収集頻度

すべてのバージョン

15分ごと

1.3.2 メッセージ

このメトリックは、オーケストレーションに使用可能な場合にのみエラーまたは警告を取得します。

ターゲット・バージョン 収集頻度

すべてのバージョン

15分ごと

1.3.3 ステータス

このメトリックは、オーケストレーションの状態を取得します。状態に指定できる値は、次のとおりです。

  • ready

  • stopping

  • shutting_down

  • warning

  • stopped

  • shut_down

  • starting

  • restarting

  • error

  • unavailable


ターゲット・バージョン 収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 警告テキスト

すべてのバージョン

15分ごと

定義なし

error

Oracle Computeオーケストレーション: %keyvalue%がエラー・ステータスです。


1.4 レスポンス

このメトリック・カテゴリは、Oracle Computeサイト・ターゲットのステータス、すなわち稼動中か停止しているかを示します。

1.4.1 ステータス

このメトリックは、Oracle Computeサイトのレポート・ステータスを示します。このメトリックの値は、ターゲットがEnterprise Managerで稼働中であるか停止しているかを特定します。


ターゲット・バージョン 収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 警告テキスト

すべてのバージョン

1分ごと

定義なし

0

Oracle Compute %target%は停止中です


1.5 Oracle Computeサービス数情報

このメトリック・カテゴリは、Oracle Computeサービス数情報に関連したメトリックを表します。

1.5.1 サービス名

このメトリックは、Computeサイトで実行されているサービスの名前を表します。

ターゲット・バージョン 収集頻度

すべてのバージョン

5分ごと

1.5.2 絶対最大

このメトリックは、サービスをホストできるノードの最大数を表します。

ターゲット・バージョン 収集頻度

すべてのバージョン

5分ごと

1.5.3 絶対最小

このメトリックは、サービスをホストできるノードの最小数を表します。

ターゲット・バージョン 収集頻度

すべてのバージョン

5分ごと

1.5.4 現在のサービス実行ノード数

このメトリックは、サービスをホストしている現在のノード数を表します。


ターゲット・バージョン 収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 警告テキスト

すべてのバージョン

5分ごと

定義なし

定義なし

Oracle Computeサービス:%keyvalue%が%current_service_count%ノードで実行されており、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を下回りました。


1.5.5 範囲内のサービス数

指定できる値が「はい」または「いいえ」の計算されたメトリックです。


ターゲット・バージョン 収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 警告テキスト

すべてのバージョン

5分ごと

定義なし

いいえ

Oracle Computeサービス:%keyvalue%が%current_service_count%ノードで実行されており、最小値%abs_min%を下回ったか、最大値%abs_max%を上回りました