Exadata Cloud at Customerへのパッチ適用について
Exadata Cloud at Customerの定期的なパッチ適用機能
Oracle Database Exadata Cloud at Customerには、Oracle DatabaseとOracle Grid Infrastructureソフトウェア、およびコンピュート・ノード・ユーザー・ドメイン(DomU)のオペレーティング・システム環境への定期的なパッチ適用を管理する機能があります。 これらの機能は、Oracle Database Cloud Serviceコンソールおよびexadbcpatchmultiユーティリティとdbaascliユーティリティを使用して提供されます。 ユーザーは、コンピュート・ノード上のOracle DatabaseとOracle Grid Infrastructureソフトウェア、およびコンピュート・ノード・ユーザー・ドメイン(DomU)のオペレーティング・システム環境へのパッチ適用と更新を管理する必要があります。
このドキュメントでは、Exadata Cloud at Customerが提供する機能を使用した次のパッチ適用操作の実行に焦点を当てています:
Oracle DatabaseおよびOracle Grid Infrastructureソフトウェアへの手動によるパッチの適用
一般に、Oracleでは、Oracle DatabaseおよびOracle Grid Infrastructureソフトウェアの定期的なパッチ適用を実行するために、Exadata Cloud at Customerが提供する機能を使用することをお薦めします。 ただし、定期的なパッチ・セットに含まれていないパッチが必要になるという問題が発生した場合は、Oracleサポート・サービスを使用して適切なパッチを特定および適用します。
Oracle Databaseへのパッチ適用に関する一般的な情報は、リリース18、12.2、12.1または11.2の『Oracle Databaseアップグレード・ガイド』のOracle Databaseをアップグレードする場合のパッチ・セットの更新および要件に関する項を参照してください。
コンピュート・ノードのオペレーティング・システムへの手動によるパッチ適用
Oracleでは、Exadata Cloud at Customerが提供する機能を使用して、コンピュート・ノード・ユーザー・ドメイン(DomU)のオペレーティング・システム環境の定期的なパッチ適用を実行することをお薦めします。
ただし、パッチを適用する場合、または使用可能なパッチのリストに表示されていないExadataソフトウェア更新を実行する場合(「使用可能なパッチのリスト」を参照)、『Oracle Exadata Database Machineメンテナンス・ガイド』のExadataデータベース・サーバーの更新に関する項で説明されている標準Exadataツールと技術を使用して、コンピュート・ノードのオペレーティング・システム・コンポーネントを手動で更新できます。
標準のExadataツールおよび技術を使用すると、Exadataソフトウェア・リリース更新をコンピュート・ノードに適宜適用できます。 機能リリースの更新の場合のみ、Oracleが計画を認識できるように、Oracleサポート・サービスでサービス・リクエストを提出することをお薦めします。 機能リリース更新は、Exadataソフトウェア・リリース識別子の最初の4つの数字のいずれかを変更する更新です。 たとえば、Exadataソフトウェア・リリース12.1.2.2.0からリリース12.1.2.3.0へのアップグレードは、機能リリース更新です。 ただし、Exadataソフトウェア・リリース12.1.2.3.0からリリース12.1.2.3.4へのアップグレードは、機能リリース更新とはみなされません。 現在のExadataソフトウェア・リリースを確認するには、任意のコンピュート・ノードでimageinfoコマンドを実行します。
Oracleによって実行されるパッチ適用
他のすべてのシステム・コンポーネントに対するパッチおよび更新は、Oracleによって管理および実行されます。 これには、物理コンピュート・ノード(Dom0)、ネットワーク・スイッチ、電力配分装置(PDU)、Integrated Lights-Out Management (ILOM)インタフェースおよびExadata Storage Serverが含まれます。
例外的ではないすべての状況で、これらの更新に関する事前通信をクラウド通知ポータルによって受信し、更新の計画に役立てます。 コンピュート・ノードの仮想マシン環境に対応する推奨更新がある場合、Oracleはこれらに関する通知を提供します。 更新をオプト・アウトするオプションはありません。
可能なかぎり、スケジュールされた更新は、更新プロセス全体でサービスの可用性を維持する方法で実行されます。 ただし、更新プロセス中は個々のシステム・コンポーネントが一定期間使用できないため、パフォーマンスおよびスループットに多少の影響を与える可能性があります。
たとえば、サービスの更新時にコンピュート・ノードの再起動が必要になることがあります。 このような場合、可能なかぎり、コンピュート・ノードは一度に1つずつローリング方式で再起動され、サービスおよびそれに含まれるOracle Databaseがプロセス全体で使用可能な状態に保たれます。 ただし、各コンピュート・ノードの再起動中は、しばらく使用できなくなります。 その結果、個々のサーバーを使用できない間は、サービスが同じワークロードに対応できなくなる可能性があります。
Exadata Cloud at Customerに適用される標準の更新ポリシーおよびプラクティスの詳細は、Oracle Database Cloud Exadata Serviceでサポートされるソフトウェア・バージョンおよび更新のプランニングに関する項を参照してください。