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複数の取引先のためのアポイントの作成

Oracle CRM On Demandで大量作成アポイント機能を使用することで、一度に25件までの取引先のためにアポイントを作成できます。

アポイントの所有権について

取引先大量作成アポイントページ内の各アポイントの[所有者]フィールドには、デフォルトで自分の名前が表示されます。必要に応じて、アポイントごとに異なる所有者を選択することや、[所有者]フィールドから値をクリアすることができます。作成するアポイントの所有権は次のように決定されます。

  • [活動]レコードタイプがユーザーモードで設定されている場合は、取引先大量作成アポイントページ内のアポイントの[所有者]フィールドで選択されたユーザーがそのアポイントの所有者になります。

    注意: 取引先大量作成アポイントページ内でアポイントの[所有者]フィールドから自分の名前をクリアし、別のユーザーを選択しなかった場合は、[所有者 ID]フィールドが[活動]レコードタイプの必須フィールドとして設定されていない限り、デフォルトで自分がそのアポイントの所有者になります。[所有者 ID]フィールドが[活動]レコードタイプの必須フィールドとして設定されている場合に、取引先大量作成アポイントページ内の[所有者]フィールドを空白のままにすると、アポイントを作成できません。

  • [活動]レコードタイプが混合モードで設定されている場合は、取引先大量作成アポイントページ内のアポイントの[所有者]フィールドに入力したり空白のままにすることができ、その場合は次のことが起こります。
    • フィールドに入力した場合は、選択されたユーザーがアポイントの所有者になります。
    • フィールドに入力しなかった場合は、アポイントの[所有者]フィールドが空白になります。ただし、管理者によるこれらのフィールドの設定内容によっては、そのアポイントが初めて編集されたときに、それを編集したユーザーに、そのアポイントの[所有者]フィールドまたは[ブック]フィールドのどちらかに入力するよう求めるメッセージが表示される場合があります。
  • [活動]レコードタイプがブックモードで設定されている場合は、取引先大量作成アポイントページ内のアポイントの[所有者]フィールドを空白にする必要があります(つまり、フィールドから値をクリアする必要があります)。また、アポイントが正常に作成されるには、次の条件のうち少なくとも1つが満たされている必要があります。
    • ユーザーレコードでの[活動]レコードタイプのデフォルトブックとしてカスタムブックが選択されている。
    • ユーザーレコードでのデフォルトブックとしてカスタムブックが選択されている。

      アポイントを作成した後、そのアポイントの[所有者]フィールドおよび[ブック]フィールドが両方とも空白になります。ただし、そのアポイントが初めて編集されたときに、それを編集したユーザーに、[ブック]フィールドに入力するよう求めるメッセージが表示されます([活動]レコードタイプがブックモードで設定されている場合はこれは必須フィールドであるためです)。

一度に複数の取引先のためのアポイントを作成するには、次の手順を実行します。

一度に複数の取引先のためのアポイントを作成するには

  1. 必要な場合は、取引先のリストを作成するか、アポイントの作成対象となる取引先が表示されるよう既存のリストをフィルター処理します。
  2. リスト内に25件を超えるレコードがある場合は、[取引先リスト]ページの下部にある[表示レコード数]フィールドの値を25に変更します。
  3. [取引先リスト]ページで、[メニュー]をクリックし、大量作成アポイントを選択します。
  4. 取引先大量作成アポイントページで、必要に応じて各アポイントの情報を更新します。

    取引先大量作成アポイントページを開くと、ページ内のフィールドに次の値が表示されます。

    • 開始時刻。開始日時は、現在の日付で12:00 P.M.に設定されます。
    • 終了時刻。終了日時は、開始日時の60分後に設定されます。
    • 件名。このフィールドには、[アポイント]という単語に続いて取引先の名称が表示されます。
    • 所有者。このフィールドには、自分の名前が表示されます。
    • 取引先名。このフィールドには、取引先の名称が表示されます。
  5. [終了]をクリックします。

    注意: 取引先大量作成アポイントページでリストされている取引先のいずれかに対して正常にアポイントを作成できない場合は、どのアポイントも保存されず、エラーメッセージが表示されます。

  6. リスト内の他の取引先のためにさらにアポイントを作成する場合は、リストの次ページを表示し、必要に応じてこの手順を繰り返します。

アポイントの作成後は、各アポイントが、関連する取引先のための詳細ページの[活動を開く]関連情報セクションで関連項目として使用可能になります。他のアポイントを編集するのと同じ方法で、アポイントを編集してアポイント詳細を更新できます。


公開日 2017 年 9 月 Copyright © 2005, 2017, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.