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Oracle CRM On Demandの使用状況追跡について

使用状況追跡機能を使用すると、企業は、ユーザー使用状況、アプリケーション使用状況、セットアップと設定の詳細など、Oracle CRM On Demandアプリケーションの使用状況を監視および分析できます。Oracle CRM On Demand使用状況のレポート作成用に、使用状況追跡に関する多数の組み込みレポートが用意されています。組み込みレポートに加えて、Oracle CRM On Demand使用状況をさらに詳細に分析する必要がある企業のために、使用状況追跡分析サブジェクトエリアはOracle CRM On Demand Answersの分析エリアで使用できます。

たとえば、次に関する情報を提供するレポートを作成できます。

  • 過去30日間サインインしていないユーザー
  • 過去30日間レコードが作成、更新、削除されていないレコードタイプ
  • Oracle CRM On Demandで作成されたワークフロールール、カスタムフィールドおよびカスタムタブの数

ヒント:Webサービス使用状況の確認については、「Webサービスの利用の確認」を参照してください。

使用状況追跡分析サブジェクトエリアで、組み込みの使用状況追跡レポートにアクセスし、新規レポートを作成するには、ユーザー役割に[使用状況追跡]権限が含まれている必要があります。[使用状況追跡]権限は、企業管理者の役割ではデフォルトで有効です。

[使用状況追跡]権限について

企業管理者は、必要に応じて他のユーザー役割の[使用状況追跡]権限を有効にできます。ただし、ユーザー役割の[使用状況追跡]権限を有効にするには、その前に、権限の有効化による次の影響を考慮してください。

  • ユーザー役割に[使用状況追跡]権限が含まれているユーザーは、Oracle CRM On Demand Answersの使用状況追跡分析サブジェクトエリア、および使用状況追跡に関する組み込みレポートにアクセスできます。
  • 使用状況追跡データへのアクセスは、アクセスプロファイルやユーザー役割のレコードタイプに対するアクセス設定など、他のアクセス設定では保護されません。したがって、役割に[使用状況追跡]権限が含まれているユーザーは、使用状況追跡分析サブジェクトエリア内のすべての使用状況追跡データにアクセスできます。

    企業の使用状況データの一部は機密と考えられる場合があるため、適切なユーザーにのみ[使用状況追跡]権限が付与されていることを確認する必要があります。

  • 使用状況追跡のレポート作成では、システムリソースが集中的に使用される場合があります。

一部の使用状況追跡レポートは特定のユーザーが使用できるようにするが、そのユーザーに使用状況追跡分析サブジェクトエリアと組み込みレポートに対する完全アクセス権を付与しない場合は、関連データが含まれるカスタムレポートの作成を考慮します。このカスタムレポートを共有レポートフォルダに格納し、ユーザーには、共有フォルダのみに対するアクセス権を付与できます。

Oracle CRM On Demandでは、サービス割当使用量に関するデータを表示できます。「企業のサービス割当使用量の表示」および「履歴サービス割当使用量の表示」を参照してください。ファイルおよびレコードの使用量に関するデータについては、「ファイルおよびレコード利用情報の表示」を参照してください。

関連トピック

使用状況追跡分析サブジェクトエリアおよびレポートの詳細は、次のトピックを参照してください。


公開日 2017 年 9 月 Copyright © 2005, 2017, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.