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リテラルの表し方

リテラルは、一定のデータ型に対応するNULL以外の値です。通常、リテラルは定数で、値が一切変更されることなくそのまま扱われます。リテラル値は、それが表すデータ型と対応している必要があります。

ここでは、各リテラルタイプを表す方法について説明します。

文字リテラル

文字リテラルは、文字、数字、記号などです。文字リテラルを表すには、文字列を一重引用符(')で囲みます。リテラルの長さは、一重引用符の間の文字数で判断されます。

日時リテラル

SQL 92標準で定義されているタイプ指定の3種類の日時リテラル形式は、次のとおりです。

DATE 'yyyy-MM-dd'

TIME 'hh:MM:ss'

TIMESTAMP 'yyyy-MM-dd hh:mm:ss'

これらの形式は固定です。タイプ指定の日時リテラル形式を表すには、一重引用符で囲まれた日時文字列の前にキーワードDATE、TIME、TIMESTAMPを付けます。年以外の単位は、それが1桁の場合でも、2桁にする必要があります。

例:

CASE

WHEN Opportunity."Close Date" >= TIMESTAMP '2006-01-01 00:00:00' THEN '2006'

ELSE 'Pre-2006'

END

数値リテラル

数値リテラルは、数値データ型の値を表します。数値リテラルを表すには、その数字を直接入力します。

数値リテラルを一重引用符で囲まないでください。囲んだ場合、文字リテラルと見なされます。

数値の前にプラス記号(+)またはマイナス記号(-)を付けることができます。これにより、その数値が正の値か負の値かを示します。数値には小数も含まれます。

浮動小数点数をリテラル定数として表すには、数値、文字のE(大文字または小文字)の順に入力し、その後ろに正の指数の場合はプラス記号(+)、負の指数の場合はマイナス記号(-)を付けます。整数、文字のE、指数記号の間に、スペースを入れることはできません。

例:

52

2.98

-326

12.5E6


公開日 2017 年 9 月 Copyright © 2005, 2017, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.