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変換関数

変換関数は、値の形式の変換に使用します。

Cast

値またはNULL値のデータ型を、別のデータ型に変更します。別のデータ型を要求する関数または演算で値を使用する前に、データ型の変更を行う必要があります。

構文:

CAST (expression|NULL AS datatype)

サポートされている以下のデータ型に変換できます。

CHARACTER 、VARCHAR 、INTEGER 、FLOAT 、SMALLINT 、DOUBLE PRECISION 、DATE 、TIME 、TIMESTAMP 、BIT 、BIT VARYING 。

元のデータ型によっては、特定のデータ型に変換できない場合もあります。たとえば、元のデータ型がBIT文字列の場合、サポートされている変換後のデータ型は文字列か別のBIT文字列です。

例:

次の最初のコードでは、Annual Revenuesを整数に変更(CAST)し、小数点以下の桁数を削除しています。さらに文字に変更し、文字リテラル(テキスト「K」)と連結しています。

CAST ( CAST ( Account."Account Revenue"/1000 AS INTEGER ) AS CHARACTER ) ||' K'

CAST関数を使用する場合、CAST関数により値の最後に追加の空白が返される場合があります(例: CAST(YEAR("Date Created".Date) as char) || '*'は"2012 *"を返します)

この問題を回避するには、戻り値の長さを次のように指定します。

CAST(YEAR("Date Created".Date) as char(4)))

IfNull

式の結果がNULL値になるかどうか調べ、NULL値になる場合は指定した値をその式に割り当てます。

構文:

IFNULL (expression, value)

ValueOf( )

VALUEOF関数は、セッション変数の値を参照するために、式ビルダー(フィルター)で使用します。詳細については、「セッション変数」を参照してください。

VALUEOF 関数の引数として、セッション変数を使用します。セッション変数は、名前を使って参照します。

例:

NQ_SESSION.CURRENT_YEAR という名前のセッション変数の値を使用するには

CASE WHEN "Year" > VALUEOF(NQ_SESSION.CURRENT_YEAR) THEN 'Future' WHEN ...ELSE...END

セッション変数は完全修飾名で参照する必要があります。


公開日 2017 年 9 月 Copyright © 2005, 2017, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.