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Reports and Analysis for Excelを使用したレポートの作成

このセクションでは、次のトピックについて説明します。

  • 既存のレポートの実行
  • 新規レポートの作成

既存のレポートの実行

次の手順では、Reports and Analysis for Excelを使用して既存のレポートを実行する方法について説明します。また既存のレポートを編集する方法を説明するオプションステップも含まれています。レポートを実行した後、ワークブックでデータを使用できます。ピボットテーブル、ピボットチャート、チャートやグラフを作成して、レポートワークシートに含まれる情報からフィールドを計算することができます。

注: 追加するピボットテーブル、ピボットチャート、グラフおよぴチャートは新しいワークシートで作成する必要があります。そうでない場合、レポートを更新すると、上書きされる可能性があります。

既存のレポートを実行するには

  1. Excelテンプレートファイルを開きます。
  2. On Demand Integrationツールバーで、[Configure On Demand Report(On Demandレポートを設定)]をクリックします。
  3. [CRM On Demand - Sign-in(CRM On Demand - サインイン)]ダイアログボックスで、必要なフィールドに入力し、[サインイン]をクリックして、Oracle CRM On Demandにサインインします。
  4. [レポートを設定]ダイアログボックスの[レコードタイプを選択]ドロップダウンリストから、レポートに必要なレコードタイプを選択します。選択肢は次のとおりです。
    • 取引先
    • 担当者
    • 商談
    • 見込み客
    • サービスリクエスト
    • 解決策
    • 世帯
    • カスタムオブジェクト 1
    • カスタムオブジェクト 2
    • キャンペーン受取人
    • カスタムオブジェクト 1 取引先
    • カスタムオブジェクト 1 商談
    • カスタムオブジェクト 2 取引先
    • カスタムオブジェクト 2 商談

      [Available Reports(使用可能なレポート)]リストには、選択したレコードタイプについて使用可能なレポートが表示されます。既存のレポートを編集したり、既存のレポートを削除したり、新しいレポートを作成したりできます。[レポートを設定]ダイアログボックスの詳細については、「Reports and Analysis for Excelによるレポートの作成について」を参照してください。新しいレポートの作成については、「新規レポートの作成」を参照してください。

  5. [Available Reports(使用可能なレポート)]リストから既存のレポートを選択します。
  6. (オプション)[レポートを編集]をクリックして、フィルター設定を変更し、現在選択されているレポートに含まれているフィールドを変更します。
    1. [Define Report(レポートを定義)]ダイアログボックスの[フィルター]タブで、ダウンロードするデータの条件を定義します。

      フィルターの作成の詳細については、「リストの使用」を参照してください。

    2. [フィールド]タブで、ダウンロードする情報の特定フィールドを選択し、[OK]をクリックします。

      注: レポートに含めるフィールドは最大100個まで選択できます。

  7. [レポートの実行]をクリックします。

    要求されたデータが、レポート名のラベルの付いた新しいワークシートとしてExcelワークブックに挿入されます。

  8. [レポートを設定]ダイアログボックスで[編集]をクリックして、Excel上でデータの編集を開始します。
  9. [Refresh On Demand Report(On Demandレポートを最新の状態に更新)]をクリックして、Microsoft Excelで編集するデータをOracle CRM On Demandの最新データで更新します。

    注: [Refresh On Demand Report(On Demandレポートを最新の状態に更新)]をクリックすると、ワークブック内の各レポートワークシートが最新のOracle CRM On Demandデータで上書きされます。

新規レポートの作成

次の手順では、Reports and Analysis for Excelを使用して新しいレポートを作成して実行する方法について説明します。

新しいレポートを作成するには

  1. レポートの作成に使用するExcelテンプレートファイルを開きます。
  2. On Demand Integrationツールバーで、[Configure On Demand Report(On Demandレポートを設定)]をクリックします。
  3. [CRM On Demand - Sign-in(CRM On Demand - サインイン)]ダイアログボックスで、必要なフィールドに入力し、[サインイン]をクリックして、Oracle CRM On Demandにサインインします。
  4. [レポートを設定]ダイアログボックスの[レコードタイプを選択]ドロップダウンリストから、レポートに使用するレコードタイプを選択します。レコードタイプとしては、取引先、担当者、見込み客、商談、サービスリクエスト、解決策があります。

    [Available Reports(使用可能なレポート)]リストには、選択したレコードタイプについて使用可能なレポートが表示されます。

  5. [新規レポート]をクリックして、独自のクエリーを作成します。

    注: 新しいレポートを作成すれば、選択したレコードタイプに対するカスタムレポートを作成できます。そのレコードタイプの標準フィールドとカスタムフィールドのそれぞれに対してフィルター条件を設定できます。

  6. [Define Report(レポートを定義)]ダイアログボックスで、以下のことを行います。
    1. [フィルター]タブで、ダウンロードするデータの条件を定義します。

      フィルターの作成の詳細については、「リストの使用」を参照してください。

    2. [フィールド]タブで、ダウンロードする情報の特定フィールドを選択し、[OK]をクリックします。

      注: レポートに含めるフィールドは最大100個まで選択できます。

  7. [Save Reports(レポートを保存)]ダイアログボックスで、後で使用できるようにレポート名を[レポート名]フィールドに入力して、[保存]をクリックします。
  8. [レポートを設定]ダイアログボックスで、作成したばかりのレポートを選択し、[実行レポート]をクリックします。

    作成したばかりのレポートは、指定した名前のラベルが付いたワークシートとしてExcel上に表示されます。

  9. 必要なレポートをすべて追加した後、[終了]をクリックし、[レポートを設定]ダイアログボックスを閉じ、ワークシート内でのデータの使用を開始します。
  10. [Refresh On Demand Report(On Demandレポートを最新の状態に更新)]をクリックして、Microsoft Excelで編集するデータをOracle CRM On Demandの最新データで更新します。

    [Refresh On Demand Report(On Demandレポートを最新の状態に更新)]をクリックして、ワークブック内のすべてのレポートワークシートを更新します。


公開日 2017 年 9 月 Copyright © 2005, 2017, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.