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見込み客変換の管理

社内のユーザーは、見込み客レコードを取引先、担当者、または商談のレコードに変換できます。企業がOracle CRM On Demand Partner Relationship Management Editionを使用するように設定されている場合は、見込み客レコードを取引交渉登録レコードに変換することもできます。

ユーザーは、見込み客レコードを変換するときに、次のいずれかを実行できます。

  • 見込み客レコードに自動的にリンクされる新しい取引先、担当者、商談、または取引交渉登録のレコードを作成します。
  • 見込み客レコードを既存の取引先および担当者レコードにリンクします。ユーザーは、見込み客を変換するときに、見込み客にリンクするレコードを選択します。

見込み客変換レイアウトで必要なオプションを使用可能にすると、ユーザーは、次のこともできるようになります。

  • 見込み客チームのメンバーを、変換プロセスで作成されたか、または見込み客にリンクされた取引先、担当者および商談のチームにコピーします。
  • 見込み客の関連カスタムオブジェクトレコードを、変換プロセスで作成されたか、または見込み客にリンクされた取引先、担当者および商談にリンクします。

ページの見込み客変更レイアウトを作成し、これらのレイアウトをユーザー役割に割り当てることで、[見込み客を変換]ページでユーザーが使用できるオプションを決定できます。

標準アプリケーションでは、見込み客レコードからの一部の情報が、変換プロセスで作成されたか、または見込み客にリンクされた取引先、担当者、商談および取引交渉登録レコードの関連するフィールドに継承されます。次のものを設定することで、継承する情報を決定できます。

  • [見込み客]レコードタイプのフィールドと[取引先]、[担当者]、[取引交渉登録]および[商談]レコードタイプのフィールドとの間のマッピング。詳細については、見込み客変換中の追加フィールドのマッピングを参照してください。
  • [見込み客を変換]ページの[商談]および[取引交渉登録]セクションに表示される見込み客レコードのフィールド。ユーザーは、[見込み客を変換]ページでこれらのフィールドの値を編集できます。その後、これらの値は、新しい商談または取引交渉登録に継承されます。[見込み客を変換]ページに表示するフィールドの設定の詳細は、「見込み客変換レイアウトの作成」を参照してください。

    注: [見込み客を変換]ページのレイアウトに追加できるのは、関連レコードタイプのフィールドにマップされているフィールドのみです。[見込み客を変換]ページに追加するフィールドが関連レコードタイプのフィールドにまだマップされていない場合、[見込み客を変換]ページのレイアウトに追加する前に、このフィールドをマップする必要があります。さらに、連結フィールドおよび[Web リンク]フィールドタイプのフィールドは、該当フィールドが関連レコードタイプのフィールドにマップされていても、見込み客変換レイアウトに追加できません。[関連商談]フィールドおよび[次のステップ]フィールドは、常に[見込み客を変換]ページの[商談]セクションに表示され、[取引交渉登録名]フィールドおよび[主要パートナー取引先]フィールドは常に[取引交渉登録]セクションに表示されます。これらのフィールドは、ページレイアウトから削除できません。

見込み客を変換するには、ユーザーが、レコードタイプへの適切なアクセス権と役割内の適切な権限を持っている必要があります。詳細は、「見込み客を変換するためのアクセスプロファイルと役割の設定」を参照してください。

ユーザーが見込み客を拒否する場合は、[見込み客を拒否]ページの[拒否コード]フィールドで拒否コードを選択する必要があります。[拒否コード]フィールドのいくつかの値はデフォルトで提供されますが、これらの値を変更、またはリストに値を追加できます。[拒否コード]ピックリストの詳細は、「見込み客の拒否コード」を参照してください。

関連トピック

見込み客変換管理の詳細は、次のトピックを参照してください。


公開日 2017 年 9 月 Copyright © 2005, 2017, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.