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時間ベースのワークフロールールについて待機期間が経過した後にアクションが実行されるように、ワークフロールールを設定できます。たとえば、レコードの期日が経過した後、またはレコードが一定期間使用されていなかった場合に、ルールのアクションが実行されるようにルールを設定できます。 時間ベースのワークフロールールを設定するには、ルールに1つ以上の[待機]アクションを追加します。時間ベースのアクションを実行するケースごとに、遅延の期間、または遅延の終了日時を指定する[待機]アクションを作成します。期間または日付を直接入力するか、期間または日付を計算する式を作成できます。次に、遅延するアクションの直前に[待機]アクションがくるように、ルールのアクションを並べ替えます。ビジネスプロセスの実現に複数のルールが必要な場合は、目的を実現するためにルールを適切に並べ替えます。 待機アクション後のワークフロー条件の再評価について[待機]アクションを使用して、待機期間の終了時にワークフロールール条件を再評価するかどうかを指定できます。[待機]アクションの[待機後のルール条件を再評価します]チェックボックスがオンの場合は、待機期間の終了後にレコードが再び読み込まれ、ワークフロールールの条件に対して再評価されます。 (待機期間中にレコードが変更されたために)ルール条件が満たされていない場合、ルールの残りのアクションは実行されません。デフォルトでは、[待機]アクションの[待機後のルール条件を再評価します]チェックボックスはオンになります。 [待機]アクションの[待機後のルール条件を再評価します]チェックボックスをオフにすると、待機期間が終了した後に、レコードが再び読み込まれ、ルールに対する次のアクションが実行されます。このときに、レコードがまだルール条件を満たしているかどうかはチェックされません。ルールに複数の[待機]アクションがある場合は、待機期間の終了後にルール条件を再評価する[待機]アクションごとに[待機後のルール条件を再評価します]チェックボックスをオンにする必要があります。 時間ベースのワークフロールールの使用例次に、時間ベースのワークフロールールの使用例を示します。時間ベースのワークフロールールは、ビジネスモデルに応じて異なる方法で使用できます。 サービスリクエストには、[標準]、[緊急]、[非常に重要]の3つの優先順位オプションが使用されます。サービスリクエストが作成されると、サービスリクエストの優先順位はデフォルトで[標準]に設定されます。サービスエスカレーションのビジネスプロセスでは、次のアクションが必要です。
この要件を満たすために、企業の管理者は、次のように設定されるサービスリクエストレコードタイプのワークフロールールを設定します。
ワークフロールールの[待機]アクションおよび[値を更新]アクションの作成については、「ワークフローアクションの作成:待機」および「ワークフローアクションの作成:値を更新」を参照してください。 注: このトピック内で式の例において使用されている、言語に依存しないフィールド名およびフィールド名構文は、Expression Builderのリリース29サービスパック1より前のリリースで使用されていたフィールド名およびフィールド名構文です。これらの例はまだ有効です。ただし、Expression Builderのリリース29サービスパック1以降で、対応するフィールドを式のために[フィールド]リストから選択する場合、フィールド名およびフィールド名構文は、それらの例で示されたものとは異なります。フィールド名およびフィールド名構文が常に正しくなるよう、Expression Builderでは、式のフィールドは必ず[フィールド]リストから選択することをお勧めします。式でのフィールド名およびフィールド名構文の詳細は、「式について」を参照してください。 関連トピック関連するワークフロー情報については、次のトピックを参照してください。 |
公開日 2017 年 9 月 | Copyright © 2005, 2017, Oracle. All rights reserved. Legal Notices. |