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活動レコードのロックのシナリオこのトピックでは、製薬企業のセールス要員がOracle CRM On Demandでコール活動レコードを使用して客先への訪問の詳細を記録する方法、および特定の時点でコール活動レコードをロックする方法の例を示します。企業では、ビジネスモデルに応じてOracle CRM On Demandを様々な方法で使用できます。 セールス要員は、地元のクリニックを訪問して、クリニックのサンプル棚を補充し、この製薬企業が発売を予定している新製品について院長と対話することを計画しています。このセールス要員は、臨床試験結果とホワイトペーパーを収録したプロモーションCDを院長に渡すつもりです。セールス要員がOracle CRM On Demandにコール活動レコードを設定するときは、レコードの状態を[開始前]に設定します。 セールス要員がクリニックに到着し、クリニックのスタッフがサンプル棚の鍵を取りに行く間に、待ち時間がありました。セールス要員はこの時間を利用して、Oracle CRM On Demandのコール活動レコードの状態を[進行中]に更新します。その後、セールス要員は、サンプル棚を補充し、院長と新製品について情報交換をして、プロモーション資料を院長に渡しました。 終業時間に向けて、セールス要員はOracle CRM On Demandにサインインし、その日の活動に関連するレコードの更新を開始します。セールス要員はクリニックへの訪問に関するコール活動レコードを更新しますが、レコードの状態を最終状態の[提出済み]に変更する前に、再度レコードをレビューしたいと考えています。セールス要員は、営業会議に出席する予定があるため、レコードの状態を[完了]に設定して離席します。この時点では、レコードをOracle CRM On Demandから削除できません。 セールス要員は会議から戻ると、コール活動レコードを再度レビューして、レコードの状態を[提出済み]に設定します。この時点で、コール活動レコードは更新およびOracle CRM On Demandからの削除ができなくなり、レコードの全フィールドが読み取り専用になります。さらに、提出済みのコール活動レコードには、他のレコードをリンクできません。このシナリオをサポートするプロセスの例は、「プロセスを使用してレコードをロックする例」に示します。 |
公開日 2017 年 9 月 | Copyright © 2005, 2017, Oracle. All rights reserved. Legal Notices. |