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通貨の管理ユーザーが任意の通貨で取引を行ったり、取引を追跡したりできるように、これらの通貨を有効にする必要があります。これを行わないと、企業に設定されたデフォルト通貨以外は使用できなくなります。 従業員が他の通貨で取引を記録している場合は、これらの通貨と企業のデフォルト通貨との間の為替レートを設定する必要もあります。アプリケーションは、レポートや売上予想のために売上をロールアップするときに、この為替レートを使用します。 注意: 必ず、有効にしたすべての通貨の取引をユーザーが入力する前に、為替レートを設定してください。 有効な通貨に複数の為替レートを入力できます。各エントリは為替日とその日の為替レートから構成されます。特定の取引に使用する為替レートを決定する場合、アプリケーションは次のルールに従います。 Oracle CRM On Demandによる、企業のデフォルト通貨とユーザーのデフォルト通貨間での為替レートの変換方法ここでは、企業に次の通貨があります。
予想ロールアップへの為替レートの適用方法 ここでは、次のルールが適用されます。
レポートへの為替レートの適用方法 レポートについては、売上予想の場合より一般的な方法で為替レートが適用されます。1つの為替レートは月ごとに決定され、その月内のすべての取引がそのレートを使用します。たとえば、商談の場合、Oracle CRM On Demandでは為替レート有効日に最も近い商談クローズ日が使用されます。資産の通貨換算の場合は、Oracle CRM On Demand では日付として[購入日]フィールドが使用されます。商談製品の場合は、Oracle CRM On Demand では製品売上の開始日に最も近い為替レートが使用されます。カスタムオブジェクト01から03など、他のオブジェクトの場合は、Oracle CRM On Demand では作成日を使用して為替レート日が決定されます。カスタムオブジェクト04から15の場合は、Oracle CRM On Demand では[為替日]フィールドが使用されます。 月に割り当てる交換レートは、次のように決定されます。
注: 売上予想の実行時は、予想ロールアップのため、すべての商談が企業のデフォルト通貨に変換されます。ただし、レポートでは、売上フィールドがエンドユーザーの通貨額に変換されます。 次のいずれかの状況が発生した場合、毎日の分析更新が実行されるまで待機する必要があります。
更新では、必要なクロス為替レートが自動的に生成されます。その後、時系列レポートまたはリアルタイムレポートを実行できます。 ユーザーがデフォルトのユーザー通貨を変更した場合は、新しく選択された通貨でレポートにデータが表示される前に、Oracle CRM On Demandアプリケーションをサインアウトしてから再度サインインする必要があります。 作業前の準備。通貨の管理手順を実行するには、[会社の管理 - 通貨の定義]権限を含む役割が割り当てられている必要があります。また、通貨の設定の影響については、「ユーザーのプロファイル設定について」を参照してください。 通貨を有効にするには
為替レートを定義するには
為替レートの履歴を表示するには
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公開日 2017 年 9 月 | Copyright © 2005, 2017, Oracle. All rights reserved. Legal Notices. |