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階層について
取引先、ブック、商談、およびテリトリーなどの一部のデータオブジェクトでは、階層(ツリー)構造がサポートされています。たとえば、テリトリー階層は、複数のサブジェクトエリアに表示され、通常はセールステリトリー情報を保存するために使用されます。Oracle CRM On Demandでは、10レベルの階層がサポートされています。たとえば、米国の企業に実装されたテリトリー階層は次のような構造になります。
- トップレベルはUSAに設定されています。
- レベル8には次のエントリがあります: Northeast、South、Midwest、およびWest。
- レベル7にはサブエントリがあります。たとえば、Northeastのテリトリーには、Maine、New Hampshire、Vermont、Massachusetts、Rhode Island、およびConnecticutがあります。
- レベル6には、さらに多くのサブエントリがあります。たとえば、Massachusettsのエントリには、Boston、Cape Cod、Eastern Massachusetts、およびWestern Massachusettsがあります。
- レベル5では、その前のテリトリーがさらに分割されています。たとえば、Cape Codのテリトリーには、Lower Cape、Outer Cape、HyannisおよびBarnstableがあります。
- レベル4は、この例では使用されていません。
- レベル3は、この例では使用されていません。
- レベル2は、この例では使用されていません。
- レベル1は、この例では使用されていません。
次の表に示すように、前の階層がさらに圧縮されています。サポートされる階層レベルの最大数は10です。そのため、階層が10レベル未満の場合は、最下位レベルの値がそれらのレベルで繰り返されます(たとえば、Hyannisがレベル5からレベル1まで繰り返されます)。この機能により、階層のどのレベルでも関連する基準のレポートを作成できるようになります。
最上位テリトリー名
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アメリカ
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レベル8テリトリー名
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Northeast
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レベル7テリトリー名
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Massachusetts
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レベル6テリトリー名
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Cape Cod
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レベル5テリトリー名
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Hyannis
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レベル4テリトリー名
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Hyannis
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レベル3テリトリー名
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Hyannis
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レベル2テリトリー名
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Hyannis
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レベル1テリトリー名
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Hyannis
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ユーザーインターフェイスでは、取引先やテリトリーなどのメインディメンションフォルダーの下のサブフォルダーに階層属性があります。すべてのエントリは、アルファベット順に表示されます。
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