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部署の設定

企業では、[部署]レコードタイプを使用して、ビジネスニーズに合わせてユーザーをグループに編成できます。たとえば、部署を使用すると、地理的な基準でユーザーを編成できます。ユーザーを1つ以上の部署に関連付けることができます。ユーザーレコードに関連付けられる最初の部署は、ユーザーのプライマリ部署として自動的に指定されますが、ユーザーのプライマリ部署は変更できます。部署をピックリスト値グループに関連付けることができ、その結果、特定の部署のユーザーに対して、レコードの特定フィールドのピックリストに表示される値が、フィールドに定義された値のサブセットに制限されます。各部署は、1つのピックリスト値グループにのみ関連付けることができます。ピックリスト値グループの詳細は、「ピックリスト値グループについて」を参照してください。

注: ユーザーのレコードの部署情報は、ユーザーがレコードにアクセスする権限およびレコードを処理する権限には影響を与えません。

ユーザーが1つ以上の部署に関連付けられている場合は、部署をサポートするレコードタイプのレコードをユーザーが作成すると、ユーザーのプライマリ部署がレコードに自動的に割り当てられます。[部署]フィールドとピックリスト値グループフィールドの両方が[詳細]ページレイアウトに存在し、ピックリスト値グループがユーザーのプライマリ部署に関連付けられている場合は、レコードのピックリスト値グループフィールドにそのピックリスト値グループの名前が入力されます。この結果、ピックリスト値グループによって制御されるピックリストフィールドでは、ピックリスト値グループにリンクされている値のみがピックリストに表示されます。

ユーザーは、次のすべてに該当する場合は、いずれのレコードでも部署を変更できます。

  • [部署]フィールドが、レコードタイプに対してユーザーの役割に割り当てられているページレイアウトに表示されること。
  • [部署]フィールドは、読み取り専用フィールドとして指定されていないこと。
  • ユーザーに、レコードを更新するために必要なアクセス権があること。

注: デフォルトでは、[ルックアップ]ウィンドウで[部署]フィールドに対してすべての部署リストを使用でき、ユーザーは任意の部署を選択できます。部署のリストを設定でき、ユーザー役割ごとに[ルックアップ]ウィンドウで[部署]フィールドに対して使用できるリストを指定できます。詳細は、「リストアクセスおよびリスト順序の管理」を参照してください。

ユーザーがレコードの部署を変更すると、そのレコードのピックリスト値グループは、新しい部署に対するピックリスト値グループに自動的に変更されます。レコードの作成と更新時の[部署]およびピックリスト値グループフィールドの動作に関する詳細は、「レコードの部署およびピックリスト値グループについて」および「ピックリストフィールド、ピックリスト値グループおよび部署について」を参照してください。

部署の設定の詳細は、次のトピックを参照してください。

関連トピック

関連する情報については、次のトピックを参照してください。


公開日 2017 年 9 月 Copyright © 2005, 2017, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.