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ユーザーおよびユーザー役割に対するブックの有効化

ユーザーがブックを使用できるようにするには、ユーザーの役割およびそのデフォルトのアクセスプロファイルを設定します。各ユーザーのユーザーレコードも設定します。

次の手順では、ユーザー役割に対してブックを有効にする方法について説明します。これらの手順は、ブックを使用するそれぞれの役割に対して実行する必要があります。

ユーザー役割のブックを有効にするには

  1. 任意のページの右上隅にある[管理]グローバルリンクをクリックします。
  2. [ユーザー管理とアクセス制御]セクションで、[ユーザー管理とアクセス制御]リンクをクリックします。
  3. [役割管理]セクションで、[役割管理]リンクをクリックします。
  4. [翻訳言語]リストから企業のプライマリ言語を選択します。
  5. 変更する役割のリンクをクリックします。
  6. 役割管理ウィザードの「ステップ2 - レコードタイプアクセス」に移動し、ブックレコードタイプのアクセスレベルを設定します。

    次の表では、管理者以外のユーザーがブックにアクセスできるようにする設定について説明します。

    レコードタイプ

    アクセス権がありますか?

    作成できますか?

    すべてのレコードを読み取れますか?

    ブック

    オン

    オフ

    オフ

    注:[すべてのレコードを読み取れますか?]チェックボックスは必ずオフにする必要があります。オンにすると、ユーザーは[Book Hierarchy(ブック階層)]リストページのすべてのブックにアクセスできるようになります。

  7. [終了]をクリックして変更を保存します。
  8. [ユーザー管理とアクセス制御]ページに移動します。
  9. [アクセスプロファイル管理]セクションで、[アクセスプロファイル]をクリックします。
  10. [翻訳言語]リストから企業のプライマリ言語を選択します。
  11. ブックに対して有効にするユーザー役割に使用する[デフォルトアクセスプロファイル]の[編集]リンクをクリックし、ブックおよびそれに関連するレコードタイプにアクセスできるように設定します。

    次の表では、個々のユーザー役割のブックへのアクセスを有効にするユーザー役割の[デフォルトアクセスプロファイル]に必要な設定について説明します。デフォルトアクセスプロファイルを設定すると、ブックへの必要なアクセスをユーザー役割に与えることができます。したがって、その役割に対して所有者アクセスプロファイルを設定する必要はありません。

    レコードタイプ

    関連レコード

    デフォルトアクセスプロファイル

    ブック

    なし

    読み取り専用。

    ブック

    サブブック

    表示。

    このプロファイルによって、[Book Detail(ブック詳細)]ページのすべてのサブブックを閲覧できます。デフォルトは[アクセスなし]です。

    ブック

    ユーザー

    読み取り専用。

    このプロファイルによって、[Book Detail(ブック詳細)]ページでこのブックに関連付けられているすべてのユーザーを参照できます。デフォルトは[アクセスなし]です。

  12. [終了]をクリックして変更を保存します。

次の手順では、ユーザーに対してブックを有効にする方法について説明します。これらの手順は、ブックを使用する各ユーザーに対して実行する必要があります。

ユーザーに対してブックを有効にするには

  1. 任意のページの右上隅にある[管理]グローバルリンクをクリックします。
  2. [ユーザー管理とアクセス制御]セクションで、[ユーザー管理とアクセス制御]リンクをクリックします。
  3. [ユーザー管理]セクションで、[ユーザー管理]リンクをクリックします。
  4. プロファイルを編集するユーザーの[編集]リンクをクリックします。
  5. [ユーザー編集]ページの[主要ユーザー情報]セクションで、次の設定を行います。
    • 分析のデフォルトブック。この設定によって、[レポートホームページ]と[ダッシュボードホームページ]の[ブック]セレクタのユーザーに対してデフォルトで表示されるユーザーブックまたはカスタムブックが決まります。この設定によって、編集しているユーザーのユーザー名とサインインID(デフォルト)が表示されます。このレコードの設定は、ユーザーがレポートとダッシュボードに対して最も頻繁に使用するカスタムブックまたはユーザーブックに変更してください。ユーザーレコードに対するこの設定によって、データへのアクセスが制限されることはありません。ユーザーは、[ブック]セレクタ内の別のブックまたはユーザーを選択できます。
    • デフォルトブック。この設定によって、[レポート]と[ダッシュボード]以外の領域で作業する場合に、[ブック]セレクタのユーザーに対してデフォルトで表示されるユーザーブックまたはカスタムブックが決まります。デフォルトでは[すべて]が表示されます。この設定は、ユーザーがブックのデータを操作するたびにブックを選択する必要がないように、最も頻繁に使用するカスタムブックまたはユーザーブックに変更してください。ユーザーレコードに対するこの設定によって、レコードへのアクセスが制限されることはありません。ユーザーは、[ブック]セレクタ内の別のブックまたはユーザーを選択できます。
  6. [ユーザー編集]ページの[ユーザーセキュリティ情報]セクションで、次の設定を行います。
    1. [レポートサブジェクトエリア]の値を[マネージャ表示]または[チーム表示]に設定します。

      :この2つのいずれかの値を選択する必要があります。そうしなければ、レポートにデータが含まれなくなります。選択するオプション([マネージャ表示]または[チーム表示])によるレポートのデータへの影響はありません。

    2. [履歴サブジェクトエリア]の値を[フル表示]に設定します。
  7. [保存]をクリックします。

注:ブックにアクセスするには、ユーザーをブックに関連付ける必要があります。さらに、ユーザーの被委任者は、そのままではユーザーのブックにアクセスできません。被委任者もブックに関連付ける必要があります。


公開日 2017 年 9 月 Copyright © 2005, 2017, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.