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ホームページカスタムレポートの作成
ホームページカスタムレポート機能を使用すると、組み込みレポートでもカスタムレポートでも、複数のレポートをレコードタイプのホームページに追加できます。この機能では、最適な情報をさまざまなユーザーに提供することができます。たとえば、顧客サービス要員のサービスリクエストホームページを設定して、カスタムサービスリクエストレポートを表示できます。
レコードタイプによっては、標準レポートがレコードタイプのホームページにデフォルトで表示されます。標準レポートを別のレポートに置き換えたり、レポートを追加することができます。さらに、デフォルトではレコードタイプのホームページにレポートが表示されないレコードタイプのホームページレポートを指定することもできます。
レコードタイプのホームページのカスタムレポートにV2およびV3カタログのレポートを埋め込むことができます。レポートとダッシュボードのカタログ(V2とV3)、およびレポートとダッシュボードをOracle CRM On Demandに埋め込める場所の詳細は、「Oracle CRM On Demandへのレポートおよびダッシュボードの埋め込みについて」を参照してください。
注: 企業のインスタンスの設定方法によっては、企業がV3カタログにアクセスできない場合があります。
組み込みレポートまたはカスタムレポートをレコードタイプのホームページで使用できるようにするには、まずレポートのホームページカスタムレポートレコードを作成します。レコードタイプのホームページレイアウトを作成または編集するとき、そのレコードタイプに作成したホームページカスタムレポートレコードが、ホームページレポートレイアウトウィザードの[すべてのセクション]リストに示されます。その後、次のようにレポートをホームページレイアウトで使用可能にできます。
- レポートをホームページレイアウトにデフォルトで表示されるセクションのリストのいずれかにレポートを移動して、役割にそのレイアウトが含まれるどのユーザーでも、自分のレコードタイプのホームページにそのレポートが自動的に表示されるようにできます。
- レポートをホームページレイアウトの使用可能なセクションのリストに移動して、役割にそのレイアウトおよび[ホームページのパーソナライズ]権限が含まれるどのユーザーでも、レポートを自分のレコードタイプのホームページに追加できるようにできます。
ホームページのカスタマイズの詳細については、「レコードホームページレイアウトの作成」を参照してください。ホームページ(個人)のカスタムレポートの作成の詳細は、「[ホームページ (個人)]でのカスタムレポートの有効化」を参照してください。
ホームページカスタムレポートレコードの管理のための権限について
役割に適切な権限が含まれている場合、カスタムレポートレコードを作成し、それらをすべてのレコードタイプのカスタムホームページレイアウトに追加できます。次の表では、ホームページでのカスタムレポートの作成に関係するさまざまなタスクに必要な権限について説明します。
タスク
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必要な権限
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メモ
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(オプション)カスタムレポートを作成し、全社レベルのフォルダに公開する
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カスタムレポートの管理
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詳細については、「Answersの概要(カスタムレポート)」を参照してください。
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ホームページカスタムレポートレコードの作成
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アプリケーションのカスタマイズ
アプリケーションのカスタマイズ - ホームページのカスタマイズ化の管理
移行された全社共有フォルダへのアクセス
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このタスクの手順については、このトピックで説明します。
[移行された全社共有フォルダ]からホームページカスタムレポートにレポートを追加する場合にのみ、[移行された全社共有フォルダへのアクセス]権限が必要です。
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カスタムレポートセクションをホームページレイアウトに追加する
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アプリケーションのカスタマイズ
アプリケーションのカスタマイズ - ホームページのカスタマイズ化の管理
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詳細については、「レコードホームページレイアウトの作成」を参照してください。
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ホームページレイアウトをユーザーの役割に追加する
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役割およびアクセスの管理
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詳細については、「役割の追加」を参照してください。
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(オプション)ホームページのカスタムレポートセクションを追加または削除する(エンドユーザー)
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ホームページのパーソナライズ
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詳細については、「ホームページレイアウトの変更」を参照してください。
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作業前の準備:
ホームページカスタムレポートを作成するには
- 任意のページの右上隅にある[管理]グローバルリンクをクリックします。
- [アプリケーションカスタマイズ]セクションで、[アプリケーションカスタマイズ]リンクをクリックします。
- [レコードタイプセットアップ]セクションで、必要なレコードタイプのリンクをクリックします。
- [ホームページレイアウトの管理]セクションで、[レコードタイプホームページカスタムレポート]をクリックします。
- [新規ホームページレポート]をクリックします。
- [ホームページカスタムレポート詳細]ページで、次のフィールドを入力します。
フィールド
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コメント
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名前
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カスタムレポートの名前を入力します。
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翻訳
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このチェックボックスは、企業プロファイルの[Web アプレットに対する言語翻訳サポートの有効化]チェックボックスがオンの場合のみ使用できます。カスタムレポートを作成する場合、[翻訳]チェックボックスがオンになり、読み取り専用になります。また、既存のカスタムレポートを更新する前に、カスタムレポートのリストの翻訳フィールドで企業のデフォルト言語以外の言語を選択した場合、[翻訳]チェックボックスは読み取り専用になります。
企業のデフォルト言語で既存のレポートの名前を変更する場合は、次のように[翻訳]チェックボックスを使用します。
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高さ
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[シングル]または[ダブル]を選択します。高さを[ダブル]に設定すると、ホームページに表示されるレポートの高さが他のセクションの2倍になります。
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幅
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[シングル]または[ダブル]を選択します。ホームページの左端から右端の全体にレポートを表示するには、幅を[ダブル]に設定します。
注:レポートのHTML RowSpan属性の値が2より大きい場合、レポートは指定されたサイズもより大きくなることがあります。
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今すぐレポートを実行
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このチェックボックスをオンにすると、レポートは自動的に実行され、ユーザーはレポートを更新するためにリンクをクリックする必要はありません。
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カタログ
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埋め込むレポートのカタログを選択します。
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- [カタログ]フィールドで選択したカタログに応じて、次のいずれかを実行します。
- [説明]フィールドに、ホームページのカスタムレポートの説明を入力します。
- [保存]をクリックします。
次の手順では、V2カタログのレポートのパス文字列を判定する方法について説明します。
V2カタログのレポートパス文字列を判定するには
- Oracle CRM On Demand Answersの[Answers の概要]ページで[オープン分析]をクリックします。
- レポートを選択します。
レポートのパスが[項目]フィールドに表示されます。
- レコードタイプのホームページまたはホームページ(個人)のカスタムレポートでレポートパス文字列を使用するには、[項目]フィールドから文字列をコピーします。
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