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リンクしたカスタムブックのレコードのマージ時の保持について2つのレコードをマージする際には、プライマリレコードにリンクされているカスタムブックは常に保持されますが、重複レコードにリンクされているカスタムブックはプライマリレコードに自動的にリンクされません。 つまり、重複レコードにリンクされているカスタムブックのメンバーシップを介した重複レコードへのアクセス権がユーザーにある場合で、かつ他のアクセス制御コンポーネントを介した重複レコードまたはプライマリレコードへのアクセス権がユーザーにない場合は、レコードをマージした後に適切なブックをプライマリレコードに手動でリンクしない限り、レコードをマージした後、ユーザーはプライマリレコードにアクセスできなくなります。 ただし、管理者が重複レコードのブックのマージの有効化チェックボックスを選択している場合は、2つのレコードをマージするときに、重複レコードのカスタムブックをプライマリレコードにリンクするオプションがマージ操作の追加ステップに表示されます。 レコード所有者モードおよびレコードのマージ2つのレコードをマージするときに重複レコードのカスタムブックをプライマリレコードにリンクするオプションを選択すると、次の項で説明されているように、レコードタイプに構成されているレコード所有者モードによって、レコードをマージした後にどのカスタムブックをプライマリレコードにリンクするかが決まります。 ユーザーモードレコードタイプがユーザーモードに設定されている場合は、レコードをマージした後、次のように動作します。
ブックモードレコードタイプがブックモードに設定されている場合は、レコードをマージした後、次のように動作します。
混合モードレコードタイプが混合モードに設定されている場合は、レコードをマージした後、次のように動作します。
カスタムブックへのリンクの情報についてレコードをマージする前に、カスタムブックがプライマリレコードおよび重複レコードにリンクされている場合は、レコードをマージした後も、[自動関連付け]チェックボックスの設定を含めた、プライマリレコードからブックへのリンクの情報が保持されます。レコードをマージする前に、カスタムブックが重複レコードにリンクされていて、プライマリレコードにリンクされていない場合は、レコードをマージした後、カスタムブックがプライマリレコードにリンクされる際に、次のように動作します。
関連トピックレコード所有権モードの詳細は、次のトピックを参照してください。 |
公開日 2017 年 9 月 | Copyright © 2005, 2017, Oracle. All rights reserved. Legal Notices. |