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Oracle CRM On Demandのコンカレントセッションについて
企業の管理者は、コンカレントセッションが許可されるかどうかを指定できます。コンカレントセッションは、同じユーザー資格情報が、Oracle CRM On Demandへのサインインに複数回、異なるブラウザから同時に使用された場合に発生します。インタラクティブなユーザーセッションのみがカウントされます。コンカレントセッションのカウント時には、Webサービスまたはデスクトップクライアント経由のOracle CRM On Demandへの接続は考慮されません。
企業の管理者は、コンカレントセッションが許可されるかどうかを指定します。次の表では、企業の管理者が選択したオプションに応じて、少なくとも1つの既存のセッションですでに使用されているユーザーの資格情報でOracle CRM On Demandへのサインインが試行されたときに、ユーザーに示される動作について説明します。
オプション
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動作
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通知して許可
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新規セッションは許可されます。ユーザーが新規セッションにサインインすると、次の処理が行われます。
- 新規セッションでは、他に少なくとも1つのコンカレントセッションが存在することを示すメッセージがOracle CRM On Demandページに表示されます。メッセージに含まれるリンクをクリックすると、ユーザーはそのユーザーのサインイン履歴を表示できます。
- 既存の各コンカレントセッションでは、ユーザーが次回Oracle CRM On Demandでアクション(リンク、タブまたはボタンのクリックなど)を実行するとき、コンカレントセッションが開始されたことを示すメッセージがOracle CRM On Demandページに表示されます。メッセージに含まれるリンクをクリックすると、ユーザーはそのユーザーのサインイン履歴を表示できます。
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通知しないで許可
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新規セッションは許可されます。新規セッションまたは既存のセッションで、コンカレントセッションが進行中であることを示す通知は表示されません。
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既存を阻止および終了
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新規セッションは許可されますが、既存のセッションは終了します。ユーザーが新規セッションにサインインすると、次の処理が行われます。
- 新規セッションでは、同じ資格情報による別のセッションが終了することを示すメッセージがOracle CRM On Demandページに表示されます。メッセージに含まれるリンクをクリックすると、ユーザーはそのユーザーのサインイン履歴を表示できます。
- 最初のセッションでは、ユーザーが次回Oracle CRM On Demandでアクションを実行(リンク、タブまたはボタンのクリックなど)するとき、ユーザーはサインインページに戻り、別のユーザーが同じ資格情報を使用してサインインしたためにセッションが終了したことを示すメッセージが表示されます。
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