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パートナー管理者の設定プロセス(管理者)

[パートナー自己管理]ページへのアクセスを制御する権限は、[パートナー組織内のユーザーの管理]です。この権限により、パートナー管理者は、自らのパートナー組織のメンバーのみのユーザーレコードを操作できるようになります。パートナー管理者には、[ユーザーの管理]権限は不要であり、付与しないでください。この権限によって、パートナー管理者が、自分のパートナー組織外のユーザーのユーザーレコードを表示および編集できるようになるためです。

セキュリティ上の理由から、企業の管理者は、パートナー管理者がパートナー組織のユーザーに与えることができる役割も決めます。このためには、パートナー組織レコードに役割を関連付けます。こうすると、パートナー管理者がユーザーを設定するときに、パートナー組織に関連付けた役割のみがユーザーに与えられます。パートナー管理者がユーザーに付与できる役割を制限すると、パートナー管理者がユーザーに不適切な権限を与える可能性や、ユーザーが見る必要のないデータにアクセスする可能性がなくなります。

注:パートナーレコードに役割を関連付けると、パートナー管理者がユーザーに与えることができる役割の選択肢が制限されます。これによって、ブランド所有者企業の企業管理者がパートナー組織のユーザーに割り当てることができる役割の選択肢が制限されることはありません。

パートナー管理者を設定するには、次のタスクを実行します。

  1. パートナー管理者のユーザー役割に、[パートナー組織内のユーザーの管理]権限を付与します。

    役割への権限の付与方法の詳細は、「役割の追加」を参照してください。

    注:パートナー管理者のために新しい役割を作成するか、適切な既存の役割を編集できます。また、様々なパートナー組織のパートナー管理者のために異なる役割を作成することもできます。

  2. (オプション)ユーザーレコードのタイプに応じてカスタマイズした[パートナー管理]ページレイアウトを作成して、そのユーザーの役割に割り当てます。

    カスタマイズしたページレイアウトの作成の詳細は、「静的ページレイアウトのカスタマイズ」を参照してください。ページレイアウトの役割への割当の詳細は、「役割の追加」を参照してください。

  3. (オプション)パートナー組織のユーザーのために固有の役割を作成する場合は、役割を設定します。

    役割の設定の詳細は、「役割管理」と「役割の追加」を参照してください。

  4. パートナー組織レコードの[パートナー役割]関連情報セクションで、パートナー管理者がパートナー組織のユーザーに付与できる役割を追加します。

    レコードのリンクの詳細については、「選択したレコードへのレコードのリンク」を参照してください。

  5. パートナー管理者のために作成または編集した役割が、パートナー管理者としてこれから行動するユーザーにまだ割り当てられていない場合は、そのユーザーに役割を割り当てます。

    役割のユーザーへの割当の詳細は、「ユーザーの設定」を参照してください。


公開日 2017 年 9 月 Copyright © 2005, 2017, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.