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インポート時のレコードのリンク

レコードをインポートするときに、インポートするレコードをデータベース内の既存のレコードにリンクできます。たとえば、担当者レコード(墨田純)を取引先レコード(墨田自動車修理工場)にリンクすることができます。

インポート時に別のレコードをリンクするには、データベース内にすでにレコードが存在している必要があります。したがって、複数のタイプのレコードをインポートするときは、[インポートツールとエクスポートツール]ページに表示されている順にインポートすることをお勧めします。たとえば、取引先レコードをインポートしてから担当者レコードをインポートします。

インポート時に、次のいずれかの方法でレコードをリンクできます。

  • リンクするレコードの名前を指定
  • 外部IDコードを指定

どちらの場合も、インポートファイル(CSVファイル)にデータの入った列があることを確認する必要があります。

名前を使用したレコードのリンク

名前を指定してレコードをリンクするには、インポートファイルに、リンクするレコードの名前の列を追加します。たとえば、取引先にリンクする担当者レコードをインポートする場合、次の操作を行います。

  • インポートファイルに[取引先名]列を追加
  • 担当者レコードごとに適切な取引先名を指定
  • インポートアシスタントを使用して担当者レコードの[取引先]フィールドに[取引先名]列をマップ

:データベース内に存在しない取引先が関連付けられている担当者レコードをインポートする場合は、インポート時に取引先を作成できます。システム生成の取引先レコードは、担当者の住所を、請求および出荷先住所として使用します。この機能を有効にするには、インポートアシスタントのステップ1で、[関連レコードを作成する]オプションを選択します。

外部IDを使用したレコードのリンク

アプリケーション内の各レコードに対して、[外部ID]フィールドに一意の識別コードをインポートできます。それ以降のインポートでは、この[外部ID]フィールドを使用してレコード間のリンクを作成できます。

たとえば、担当者レコードのエクスポートファイル(CSVファイル)は、個々の担当者に関連付けられた取引先を示しています。各取引先は、名前ではなく、[取引先コード]カラムの数値コードで表されます。これらのレコードをインポートするときは、まず取引先レコードをインポートし、CSVファイルの[取引先コード]カラムをアプリケーションの[外部ID]フィールドとマップします。次に、担当者レコードをインポートし、CSVファイルの[取引先コード]カラムをOracle CRM On Demandの担当者レコードの[取引先外部ID]フィールドとマップします。これにより、担当者レコードと取引先レコードのリンクが作成されます。


公開日 2017 年 9 月 Copyright © 2005, 2017, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.