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レポートウィジェットの埋め込み
Oracle CRM On DemandからWebウィジェットをサポートするデスクトップアプリケーションにレポートとダッシュボードを埋め込むことができます。また、Oracle CRM On Demandアプリケーションにログインしなくても、ポータルやスタンドアロンのWebページに埋め込むことも可能です。レポートおよびダッシュボードの詳細は、次のトピックを参照してください。
レポートおよびダッシュボードのV2およびV3カタログについて
リリース35以降、次のようにレポートおよびダッシュボードは2つのカタログに編成されます。
- V2カタログ。このカタログには次のものが含まれます。
- 企業がOracle CRM On Demand Answersで作成したカスタムレポート。これらのレポートは、Oracle CRM On Demand Answersの共有フォルダにある個人用フォルダおよび[全社共有フォルダ]に格納されます。
- 企業が[ダッシュボード]タブから作成したダッシュボード。
- 組み込みV2レポート。これらのレポートは、Oracle CRM On Demand Answersの[共有フォルダ]に格納されます
- V3カタログ。このカタログには次のものが含まれます。
- 企業が[分析]タブから作成したカスタムレポートおよびダッシュボード。これらのレポートおよびダッシュボードは、[分析]タブの[カタログ]サブタブの[共有フォルダ]にある個人用フォルダおよび[全社共有フォルダ]に格納されます。
- 組み込みV3レポート。これらのレポートは、[分析]タブの[カタログ]サブタブにある[共有フォルダ]に格納されます。
- 移行済みV3レポート。Oracle CRM On Demandリリース35にアップグレードした後に、企業が最初にOracle CRM On Demand Answersで作成したカスタムレポートの一部はV3カタログに移行され、V2カタログでも引き続き使用できます。これらの移行済みレポートは、[分析]タブの[カタログ]サブタブの[共有フォルダ]にある[移行された全社共有フォルダ]に格納されます。[移行された全社共有フォルダ]内のレポートにアクセスするには、ユーザーの役割に[移行された全社共有フォルダへのアクセス]権限が含まれている必要があります。
注: 企業のインスタンスの設定方法によっては、企業が[分析]タブまたはV3カタログにアクセスできない場合があります。
Oracle CRM On Demandでは、次のタイプのレポートおよびダッシュボードをウィジェットに埋め込む必要があるHTMLを生成できます。
- V2カタログのレポート。
V2カタログのレポートを埋め込む場合、レポートウィジェットの[パス]フィールドに貼り付けるために、レポートのパス文字列を認識する必要があります。次に、レポートパス文字列の例を示します。
共有フォルダ : 既成分析 : クイックリストレポート : 営業員別取引先数
V2カタログのレポートパス文字列の決定の詳細は、このトピックで後述します。
- V3カタログのレポートおよびダッシュボード。
Oracle CRM On Demandコンテンツの埋め込みページのレポートウィジェットセクションにある[ルックアップ]アイコンを使用すると、V3カタログのレポートまたはダッシュボードに移動できます。
注: [CRM On Demand コンテンツの埋め込み]ページのレポートウィジェットセクションでV2カタログのダッシュボードにHTMLを生成することはできません。
作業前の準備: 埋め込む必要があるレポートまたはダッシュボードは、[共有フォルダ]に格納する必要があります。
レポートを埋め込むには
- 任意のページの右上隅にある[設定 (個人)]グローバルリンクをクリックします。
- [個人ホームページ]の[データ & 統合ツール]セクションで、[CRM On Demand コンテンツの埋め込み]をクリックします。
- レポートウィジェットセクションの[タイプ]フィールドで、[単一レポート]を選択します。
- [カタログ]フィールドで、埋め込むレポートのカタログを選択します。
- 選択したカタログに応じて、次のいずれかを実行します。
- [新規 HTML の表示]をクリックします。
- アプリケーションにHTMLコードをコピーします。
このHTMLコードをアプリケーションに正常に埋め込むと、Oracle CRM On Demandのサインインウィンドウが開きます。
- Oracle CRM On Demandのサインインに関する詳細を入力し、レポートにアクセスします。
ダッシュボードを埋め込むには
- 任意のページの右上隅にある[設定 (個人)]グローバルリンクをクリックします。
- [個人ホームページ]の[データ & 統合ツール]セクションで、[CRM On Demand コンテンツの埋め込み]をクリックします。
- レポートウィジェットセクションの[タイプ]フィールドで、[ダッシュボード]を選択します。
- [カタログ]フィールドで、V3を選択します。
- [ルックアップ]アイコン(虫めがね)をクリックしてから、[共有フォルダ]にある必要なダッシュボードに移動します。
[パス]フィールドは、ダッシュボードの選択後に自動入力されます。
- [新規 HTML の表示]をクリックします。
- アプリケーションにHTMLコードをコピーします。
このHTMLコードをアプリケーションに正常に埋め込むと、Oracle CRM On Demandのサインインウィンドウが開きます。
- Oracle CRM On Demandのサインインに関する詳細を入力し、ダッシュボードにアクセスします。
次の手順では、V2カタログのレポートのパス文字列を判定する方法について説明します。
V2カタログのレポートパス文字列を判定するには
- Oracle CRM On Demand Answersの[Answers の概要]ページで[オープン分析]をクリックします。
- レポートを選択します。
レポートのパスが[項目]フィールドに表示されます。
- [項目]フィールドの文字列をコピーします。
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