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プロセスへの推移ステートの追加
プロセスでは、推移項目の各値を1つの推移ステートにリンクできます。推移項目および推移ステートの詳細は、「プロセス管理での推移ステートおよび推移項目について」を参照してください。
プロセスに推移ステートを追加するには、次の手順を実行します。このタスクは、「Oracle CRM On Demandでプロセスを設定するプロセス」のステップの1つです。
作業前の準備。次の手順を実行するには、[プロセス管理]権限を含む役割が割り当てられている必要があります。
プロセスに推移ステートを追加するには
- [プロセスリスト]ページで、推移ステートを追加するプロセスの[プロセス名]リンクをクリックします。
- [プロセス詳細]ページで、ページの[推移ステート]セクションにスクロールし、セクションのタイトルバーの[追加]をクリックします。
- [推移ステート編集]ページで、推移ステート情報を入力します。
- 変更を保存します。
- プロセスに追加する推移ステートごとに、この手順のステップ2から4を繰り返します。
次の表では、推移ステートの一部のフィールドについて説明します。Oracle CRM On Demandのページの[主要情報]セクションおよび[認証]セクションのヘッダーには、推移項目の名前が表示されます。
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フィールド
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説明
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主要情報
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都道府県
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この推移ステートを識別する推移項目値。プロセスでは、各推移項目値は1つの推移ステートでのみ使用できます。値が推移ステートで使用されると、その値は[状況]フィールドの値のピックリストから削除されます。
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カテゴリー
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(オプション)推移ステートが関連付けられるセールスカテゴリー。
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説明
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(オプション)推移ステートの説明。
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認証
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条件
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(オプション)レコードがこの推移ステートに移動可能かどうかを判断する条件。
テキストボックスに式を直接入力するか、[fx]アイコンをクリックしてExpression Builderウィンドウを開き、そのウィンドウで式を定義できます。Expression Builderの詳細は、「Expression Builder」を参照してください。
式には計算フィールドを使用しないでください。推移ステートの[条件]フィールドの式では、計算フィールドはサポートされていません。
ユーザーがプロセスで指定したレコードタイプのレコードをこの推移ステートに移動しようとしたときに、指定された条件を満たしていない場合は、エラーメッセージが表示され、ユーザーの変更は保存されません。
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エラーメッセージ
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(オプション)ユーザーがプロセスで指定したレコードタイプのレコードをこの推移ステートに移動しようとしたときに、その推移ステートに対して設定された条件を満たしていない場合に表示される、エラーメッセージのテキスト。
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レコードアクセスコントロール
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更新の無効化
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(オプション)このチェックボックスをオンにすると、レコードがこの推移ステートの場合に、外部アプリケーションを含むユーザーは、プロセスで指定したレコードタイプのレコードを更新できません。
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削除の無効化
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(オプション)このチェックボックスをオンにすると、レコードがこの推移ステートの場合に、外部アプリケーションを含むユーザーは、プロセスで指定したレコードタイプのレコードを削除できません。
また、この推移ステートのレコードが親レコードの子である場合、ユーザーは親子関係からそのレコードを削除できません(削除すると、子レコードがOracle CRM On Demandから削除されます)。
ただし、親レコードとの関係から子レコードを削除しても子レコードがOracle CRM On Demandから削除されない場合、レコードがこの推移ステートのときはレコードを親子関係から削除できますが、レコード自体は削除できません。
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