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ブロック製品

この機能は、Oracle CRM On Demand Life Sciences Editionの場合のみ存在します。[ブロック製品]ページを使用して、プライマリ担当者に対して特定の製品がブロックされていることを指定します。特定のプライマリ担当者に対してブロックする製品ごとに1つのブロック製品レコードを作成します。[担当者詳細]ページのブロック製品関連情報セクションの読取り専用リストにある担当者に対してブロックされている製品を表示できます。

ブロック製品に適用される制限事項

ブロック製品レコードが存在する場合、製品詳細、提供サンプル、プロモーションアイテムおよびサンプルリクエストについて客先コール時に選択できる製品がフィルターされます。ブロック製品レコードにより、次のコール詳細関連項目で使用可能な製品のリストに指定ブロック製品が表示されなくなります。

  • 詳細を説明する使用可能な製品
  • 提供する使用可能なサンプル
  • 提供する使用可能なプロモーションアイテム
  • 使用可能なメッセージプラン

また、ブロック製品レコードにより、[製品詳細]または[製品編集]ページの[製品ルックアップ]ウィンドウに指定ブロック製品が表示されなくなります。このフィルター処理を行わないようにするには、ブロック製品レコードに値を入力しないでください。

注: 旧リリースのOracle CRM On Demandでは、ブロック製品レコードにより、客先コールの完了時に[コール詳細]関連項目または[製品ルックアップ]ウィンドウで使用可能な製品はフィルターされませんでした。リリース22より前のリリースで作成されたブロック製品レコードにより、このリリースの使用可能な製品がフィルター処理されないようにするには、これらのブロック製品レコードを削除する必要があります。

ブランドレベルでブロックされない製品

製品ブランドのすべてのアイテムがセールスコールで提供または説明されないようにするには、製品ブランドの使用可能なすべてのアイテム(プロモーションアイテム、情報アイテムまたは製品サンプルを含む)をブロックする必要があります。たとえば、薬品Xに関連付けられたすべての製品アイテムをプライマリ担当者のDr. Smithに対してブロックするには、ブロックするアイテムごとに、個々のエントリを[ブロックされた製品]レコード内のデータの行として設定する必要があります。

  • Dr. Smith - 薬品X 400mg
  • Dr. Smith - 薬品X 200mg
  • Dr. Smith - 薬品X販促パンフレット
  • Dr. Smith - 薬品Xゴルフボール

製品のブロックにより、製品ブランドの一部のアイテムをブロックし、他のアイテムをブロックしないでおくことが可能です。たとえば、ドラッグのサンプルの受取についてプライマリ担当者をブロックできますが、この担当者に対してその薬品に関するプロモーションアイテムの受取を許可したり、あるいはこの担当者に対して400mgの薬品の受取を許可するが200mgの調剤を許可しないことができます。

プライマリ担当者に対する製品のブロックの要件

プライマリ担当者に対して製品をブロックするには、ブロック製品レコードタイプに対する適切なアクセス権がユーザー役割およびアクセスプロファイルに設定されている必要があります。また、自分の役割で[ブロック製品]タブを使用できる必要があります。別のユーザー役割で[ブロック製品]タブを使用できるようにするには、[製薬へのアクセスの管理]権限が自分の役割に含まれている必要があります。


公開日 2017 年 9 月 Copyright © 2005, 2017, Oracle. All rights reserved. Legal Notices.