Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionメタデータ・リポジトリ作成者ガイド 12c (12.2.1.2.0) E82973-02 |
|
![]() 前へ |
![]() 次へ |
ネイティブ・ゲートウェイを使用したOracle DatabaseおよびDB2に対して構成する必要がある環境変数の設定について説明します。
Oracle Databaseの場合:
Oracle BIサーバーは、Oracle Call Interface (OCI)を使用してデータベースに接続します。OCIは、デフォルトでOracle BI EEとともにインストールされます。接続するには、バンドルされているバージョンを使用する必要があります。
tnsnames.ora
ファイルで、Oracle Databaseの別名(定義されたエントリ名)は、すべての物理Oracleデータベースのリポジトリ接続プールで使用されるデータ・ソース名と一致する必要があります。
Oracle Databaseのデータ・ソースに接続するとき、接続文字列全体を含めることができます。または、tnsnames.ora
ファイルで定義されたネット・サービス名を使用できます。ネット・サービス名のみを入力するには、Oracle BIサーバーがそのエントリを特定できるように、Oracle BI EE環境の次の場所でtnsnames.ora
ファイルを設定する必要があります。
BI_DOMAIN/config/fmwconfig/bienv/core
obis.properties
ファイルを編集して、データベース・クライアント用に環境変数を設定します。
DB2の場合、次の作業を行う必要があります。
Oracle BIサーバーを実行しているコンピュータに適切なデータベース・クライアントをインストールし、obis.properties
ファイルを編集してこのデータベース・クライアント用に環境変数を設定します。
Windowsでは、DB2の環境変数をobis.properties
ファイルで設定できます。たとえば、DB2 CLIを構成する場合、obis.properties
を変更してDB2実行可能ファイルのパスを含める必要があります。
クライアントがカタログ名でデータベースに接続するために、各データベースに関連付けるカタログを作成する必要があります。各データベースに関連付けるカタログを作成するには、次のコマンドを入力して実行します。
db2 catalog tcpip node <DB2 database> remote <hostname> server <port number>; db2 catalog database <DB2 database> as <DB2 database> at node <DB2 database>; connect to <DB2 database> user db2admin using welcome1
例については、「Oracle DatabaseおよびDB2 (32ビット)用のobis.propertiesエントリのサンプル」を参照してください。