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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionメタデータ・リポジトリ作成者ガイド
12c (12.2.1.2.0)
E82973-02
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物理表と列の行数の表示と更新

行数をリクエストすると、Oracle管理ツールでは、すべてのまたは選択した表と列について、データ・ソースから行数が取得され(列の場合は個別の値が取得されます)、これらの値がリポジトリに格納されます。

行数のカウントに必要な時間は、取得する行数によって異なります。

すべての行数の更新時には、行数が取得および格納されている間に「行数の更新中」ウィンドウが表示されます。「取消」をクリックすると、インプロセス表(およびその列)の取得後に取得プロセスが停止します。行数には、取消し操作の前に値が取得されたすべての表と列が含まれます。

大きなリポジトリのすべての行数を更新する場合、完了に長時間かかることがあります。選択した表と列の数のみ更新することもできます。

次の場合、行数は使用できません。

  • ストアド・プロシージャ・オブジェクト・タイプ。

  • XMLデータ・ソースおよびXMLサーバー・データ・ソース。

  • マルチディメンション・データ・ソース

  • COUNTDISTINCTファンクションをサポートしていないデータ・ソース。たとえば、Microsoft AccessやMicrosoft Excel、およびCOUNT_STAR_SUPPORTEDがデータベース機能表で無効になっているデータ・ソース。

  • オンライン・モードでは、「行数の更新」は、セッション変数:USERおよび:PASSWORDがユーザーの名前とパスワードとして設定されている接続プールでは機能しません。

    オフライン・モードでは、変数の値の設定ダイアログが表示されるため、セッション変数:USERおよび:PASSWORDを移入できます。

  • オンライン・モードでは、物理表または物理列をインポートまたは手動作成した場合、これらの新しいオブジェクトは、チェックインするまでOracle BIサーバーでは認識されません。このため、「行数の更新」は、これらのオブジェクトをチェックインするまでメニューで選択できません。

  1. 管理ツールで行数を更新するには、次のいずれかを実行します。
    • 「物理」レイヤーで、「ツール」を選択してから、「すべての行数の更新」を選択します。
    • 「物理」レイヤーで、1つの表または列を右クリックするか、複数のオブジェクトを選択して右クリックし、「行数の更新」を選択します。

    リポジトリがオンライン・モードで開いている場合に「オブジェクトのチェックアウト」ウィンドウが開いているときは、「はい」をクリックしてオブジェクトをチェックアウトします。

    前回の更新以降に変更されている行数がリフレッシュされます。

物理レイヤーでの行数の表示

次の手順を使用して、物理レイヤーで行数を表示します。

  1. 管理ツールで、「ツール」を選択し、「オプション」を選択します。
  2. 「オプション」ダイアログの「一般」タブで、「物理ビューで行数の表示」を選択し、「OK」をクリックします。