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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionメタデータ・リポジトリ作成者ガイド
12c (12.2.1.2.0)
E82973-02
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「ビジネス・モデルとマッピング」レイヤーでの作業について

Oracle BIリポジトリのビジネス・モデルとマッピング・レイヤーによって、データのビジネス・モデルつまり論理モデルが定義され、ビジネス・モデルと物理レイヤー・スキーマ間のマッピングが指定されます。

ビジネス・モデルには、物理レイヤーのオブジェクトとは異なり、常にディメンションがあり、データ・ソースの編成が反映されます。ビジネス・モデルとマッピング・レイヤーには、1つ以上のビジネス・モデルを含めることができます。それぞれのビジネス・モデルには、論理表、論理列および論理結合が含まれます。

キーの概念など、論理表と物理表のオブジェクトでは似通った用語が使用されますが、ビジネス・モデルとマッピング・レイヤーの論理表および論理結合には、リレーショナル・モデルのものとは異なる独自のルール・セットがあります。たとえば、論理ファクト表にはキーが必要ではなく、論理結合が、可能な多くの物理結合を表す場合があります。

ビジネス・モデルとマッピング・レイヤーの論理表、結合、マッピングおよびその他のオブジェクトは通常、物理レイヤーから特定のビジネス・モデルにオブジェクトをドラッグ・アンド・ドロップしたときに自動的に作成されます。これらのオブジェクトが作成されたら、追加の論理結合の作成、列での計算や変換の実行、ディメンション表およびファクト表に対するキーの追加や削除などのタスクを実行できます。