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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionメタデータ・リポジトリ作成者ガイド
12c (12.2.1.2.0)
E82973-02
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「計算ウィザード」の使用

「計算ウィザード」を使用して、既存の2つの列を比較する新しい計算列を作成できます。また、メトリックをバルクで作成することもできます。

これには、ゼロ除算、NULLケース、およびその他の困難な状況を処理するビルトイン・メカニズムがあります。「計算ウィザード」は、四半期ごとの売上げ、収益率、最小値、最大値などを自動で計算する方法を提供します。

計算ウィザードの「新規計算」ページで、次のオプションから選択します。

  • 「変化」(「CurrentX - ComparisonX」)。ソース列から比較列の値を減算します。

    たとえば、「変化」計算で、比較列が「NULL」のときに、「NULL」を返すか他の値を返すかを選択できます。

  • 「パーセンテージ変更」 (「100.0 * (CurrentX - ComparisonX) / ComparisonX」)。ソース列から比較列の値を減算し、パーセンテージで表現します。

  • 「索引」(「1.0 * CurrentX / ComparisonX」)。ソース列を比較列で除算します。

  • 「パーセント」(「100.0 * (CurrentX / ComparisonX)」)。ソース列を比較列で除算し、パーセンテージで表現します。

この画像は、計算ウィザードの「新規計算」ページを示しています。

  1. 「ビジネス・モデルとマッピング」レイヤーで、データ・タイプ数値メジャー列の任意の論理ファクトまたはディメンション列を右クリックし、「計算ウィザード」を選択します。
  2. 「次」を選択します
  3. 「列の選択」で、ソース列と比較する列を選択します。

    ソース列が複数の論理表にマップされている場合、左上ペインに表のリストが表示されます。表を1つ選択し、右上ペインから列を選択し、比較列を「選択された列」リストに追加します。

  4. 「削除」を選択して、選択したリストから項目を削除します。
  5. 「次」をクリックします。
  6. 「新規計算」画面で、特定の列で実行する計算を選択します。
  7. 計算の作成を完了したら、「次へ」をクリックします。
  8. リポジトリがオンライン・モードで開いていると、「チェックアウト」画面が表示されます。オンライン・モードでは、オブジェクトを変更する前に、そのオブジェクトをチェックアウトする必要があります。「次へ」をクリックして、必要なオブジェクトをチェックアウトします。
  9. 「終了」画面に、作成する計算のサマリーが表示されます。変更を行う場合、「戻る」をクリックするか、ナビゲーション・パネルから特定の手順を選択します。
  10. 「終了」をクリックします。新しい計算列が作成されます。