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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイド
12c (12.2.1.2.0)
E85890-01
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マーケティング・コンテンツ・サーバーへの接続の構成

Oracle Marketing Segmentationはセグメンテーションを処理します。これには、サブジェクト・エリアに基づく各種条件を指定して、対象者を異なるセグメントに分割する処理が含まれます。

セグメントが準備されると、ユーザーは、セグメントの条件を満たす連絡先とアカウントのリストを作成します。その後、生成したリストを、ファイル・システム、データベース、または指定したコンテンツ・サーバーに格納するかどうかを指定します。

ユーザーがコンテンツ・サーバーにリストを格納できるようにするには、管理者として、適切なURLおよびinstanceconfig.xmlファイルの他の値を指定することで、コンテンツ・サーバーへの接続を構成する必要があります。

instanceconfig.xmlファイル内の様々な要素を使用して、マーケティング・コンテンツ・サーバーへの接続用に設定を構成できます。

  1. 次のinstanceconfig.xmlファイルを開いて編集します。

    BI_DOMAIN/config/fmwconfig/biconfig/OBIPS

  2. 次のリストで説明されている要素を追加する必要のあるセクションを見つけます。
    • URL: コンテンツ・サーバー・マシンのアドレスを指定します。

    • SocketTimeoutSec: レコードの送信時にソケットがコンテンツ・サーバーからの応答を待機する秒数を指定します。デフォルト値は60です。最小値および最大値はありません。

    • FileSizeMB: リスト作成時に生成されコンテンツ・サーバーに挿入されるファイルのサイズをMB単位で指定します。デフォルトは10です。最小サイズは1MB、最大サイズは50MBです。

  3. 次の例に示すように、必要な要素とその祖先要素を追加します。
    <ServerInstance>
     <Marketing>
      <ContentServer>
        <URL>myhost.com:6666/st1b2rep/idcplg</URL>
        <SocketTimeoutSec>120</SocketTimeoutSec>
        <FileSizeMB>5</FileSizeMB>
      </ContentServer>
     </Marketing>
    </ServerInstance>
    

    instanceconfig.xmlファイルには、ユーザー名とパスワードの値は指定できません。かわりに、中央の資格証明ウォレットに他のすべてのユーザー名およびパスワードとともに安全に格納される値を指定します。

  4. 変更内容を保存し、ファイルを閉じます。
  5. Oracle Business Intelligenceを再起動します。