Essbaseエージェントは、2つのタイプのポートで実行されます。エージェントはBI管理対象WebLogicサーバーで実行されるため、リスニングするHTTPポートを持ちます。
このポートはBI管理対象サーバーでホストされるすべてのアプリケーションに共通であるため、この項はEssbase固有のポートの変更を含みます。
デフォルトでは、Essbaseエージェントは9799ポートで実行するよう常に設計されています。このポートを変更するには、biee-domain.xmlで"Essbase" port=""設定を編集します。
Essbaseサーバーはポート範囲を使用し、デフォルトでは使用可能なポートを使用します。サーバー・ポート範囲を明示的に指定するには、essbase.cfgのSERVERPORTBEGINおよびSERVERPORTEND設定を定義します。
Essbaseエージェントのポート番号またはEssbaseサーバーのポート範囲を更新するには、次の手順を実行します。
- Essbaseエージェントのポート番号を更新します。
- 次の場所にあるbiee-domain.xmlを開いて編集します。
BI_DOMAIN/config/fmwconfig
- "Essbase" port=""設定を見つけて更新します。
例:
<BIComponent id="essbaseserver1" componentType="Essbase" port="9798" clusterStyle="SELF_MANAGED"/>
- biee-domail.xmlファイルを保存します。
- Essbaseサーバーを再起動します。
- Essbaseサーバーのポート範囲を更新します。
- 次の場所にあるessbase.cfgファイルを開いて編集します。
DOMAIN_HOME/config/fmwconfig/biconfig/essbase
- 環境に応じてSERVERPORTBEGINおよびSERVERPORTENDエントリを追加します。
例:
SERVERPORTBEGIN 9000
SERVERPORTEND 9499
- essbase.cfgファイルを保存します。
- BI管理対象サーバーを再起動します。
注意:
スケールアウト後にこの手順を実行している場合、他のすべてのノードの対応するessbase.cfgを編集してプライマリと同じエントリを使用し、BIクラスタ(bi_clusterのすべての管理対象サーバー)を再起動してください。