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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイド
12c (12.2.1.2.0)
E85890-01
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Oracle Business IntelligenceでのEssbaseのポートの変更

Essbaseエージェントは、2つのタイプのポートで実行されます。エージェントはBI管理対象WebLogicサーバーで実行されるため、リスニングするHTTPポートを持ちます。

このポートはBI管理対象サーバーでホストされるすべてのアプリケーションに共通であるため、この項はEssbase固有のポートの変更を含みます。

デフォルトでは、Essbaseエージェントは9799ポートで実行するよう常に設計されています。このポートを変更するには、biee-domain.xmlで"Essbase" port=""設定を編集します。

Essbaseサーバーはポート範囲を使用し、デフォルトでは使用可能なポートを使用します。サーバー・ポート範囲を明示的に指定するには、essbase.cfgのSERVERPORTBEGINおよびSERVERPORTEND設定を定義します。

Essbaseエージェントのポート番号またはEssbaseサーバーのポート範囲を更新するには、次の手順を実行します。
  1. Essbaseエージェントのポート番号を更新します。
    1. 次の場所にあるbiee-domain.xmlを開いて編集します。
      BI_DOMAIN/config/fmwconfig
    2. "Essbase" port=""設定を見つけて更新します。

      例:

      <BIComponent id="essbaseserver1" componentType="Essbase" port="9798" clusterStyle="SELF_MANAGED"/>

    3. biee-domail.xmlファイルを保存します。
    4. Essbaseサーバーを再起動します。
  2. Essbaseサーバーのポート範囲を更新します。
    1. 次の場所にあるessbase.cfgファイルを開いて編集します。
      DOMAIN_HOME/config/fmwconfig/biconfig/essbase
    2. 環境に応じてSERVERPORTBEGINおよびSERVERPORTENDエントリを追加します。

      例:

      SERVERPORTBEGIN 9000

      SERVERPORTEND 9499

    3. essbase.cfgファイルを保存します。
    4. BI管理対象サーバーを再起動します。

      注意:

      スケールアウト後にこの手順を実行している場合、他のすべてのノードの対応するessbase.cfgを編集してプライマリと同じエントリを使用し、BIクラスタ(bi_clusterのすべての管理対象サーバー)を再起動してください。