Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイド 12c (12.2.1.2.0) E85890-01 |
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カタログ・マネージャでは、個別のカタログ・フォルダとカタログ全体のどちらでもアーカイブおよびアンアーカイブできます。
この機能に関する重要な情報は、次のリストを参照してください。
個別のカタログ・フォルダをアーカイブする場合は、そのフォルダ内のすべてのオブジェクトとそのフォルダのサブフォルダが1つの圧縮済ファイルに保存されます。オブジェクトのプロパティおよび属性はそのアーカイブ・ファイルに含まれます。
個別のカタログ・フォルダをアンアーカイブする場合、そのアーカイブ・ファイルが展開され、そのフォルダ内のすべてのオブジェクトとそのフォルダのサブフォルダが現行のオフライン・カタログに格納されます。アンアーカイブされるフォルダと同じ名前を持つ既存のフォルダは、警告が表示されることなく上書きされます。
カタログ・マネージャ、またはプレゼンテーション・サービスの「カタログ」ページを使用してカタログ全体をアーカイブおよびアンアーカイブすることはお薦めしません。カタログ全体のアーカイブおよびアンアーカイブには、かわりに7-ZipユーティリティまたはUNIXシステム上では.tar.gzファイルを使用してください。
ルート・レベル(\)から開始して、カタログ全体をアーカイブすることはしないでください。アーカイブ時には、常に特定のフォルダ名を指定します。
カタログ全体のアーカイブおよびアンアーカイブには次のユーティリティを使用しないでください。
WinZip - WinZipユーティリティは、拡張UNIXファイル権限を適切に処理できないことがあります。異機種環境でWinZipユーティリティを使用してカタログを移動すると、カタログ・ファイルが破損することがあります。
FTP - サードパーティ製のFTPプログラムのなかには内部ファイルの名前を変更するものがあり、それによってカタログ・ファイルが破損することがあります。FTPプログラムを使用してカタログを移動する前に、7-Zipユーティリティを使用してカタログを1つのファイルに圧縮してください。
プレゼンテーション・サービスの「カタログ」ページを使用して、オブジェクトをアーカイブおよびアンアーカイブできます。詳細は、Oracle Business Intelligence Enterprise Editionユーザーズ・ガイドのオブジェクトのアーカイブに関する項を参照してください。
カタログ・マネージャを使用してアーカイブからフォルダを削除できます。
アンアーカイブは貼付けに似ているため、「オブジェクトの貼付けの拡張オプション」に記載されている権限とACLに関する問題を理解しておく必要があります。カタログ・フォルダをアンアーカイブする手順は次のとおりです。