プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Publisherデータ・モデリング・ガイド
12c (12.2.1.2.0)
E82970-01
目次へ移動
目次

前
前へ
次
次へ

Lexicals/Flexfieldsの処理

Oracle BI Publisherでは、Oracle Fusion ApplicationsおよびOracle E-Business Suiteの字句パラメータをサポートしています。字句パラメータを使用すると、動的問合せを作成できます。

BI Publisherでは、字句パラメータは次のように定義されます。

字句 - データ・モデル・パラメータとして定義されたPL/SQLパッケージ化された変数。

キー・フレックスフィールド(KFF) - データ・セット問合せ内の字句トークン。KFFは、意味のあるセグメント値からなるコードを作成し、単一値をコード結合IDとして格納します。キー・フレックスフィールドは、WHERE句の中でSELECT / SEGMENT METADATAタイプまたは条件で使用された場合、常に単一の列を返します。キー・フレックスフィールドは、実行時に字句定義を抽出し、SQL問合せ内で置き換えられます。

付加フレックスフィールド(DFF) - ビジネスで重要かつ固有の追加情報を追跡するためのカスタム化可能な拡張領域。DFFはコンテキスト依存で、情報が格納されるアプリケーション内の場所は、ユーザー入力の他の値により異なります。キー・フレックスフィールドとは異なり、付加フレックスフィールドには複数のコンテキスト依存セグメントがあります。

字句の定義の際、字句の使用方法に一致する名前を付けます。これにより、エディタ・ダイアログがポップアップし、SQL問合せのデフォルト値の入力が容易になります。たとえば、字句をSELECT句で使用する場合、"_select"を接尾辞に使用します。デフォルト値は、メタデータの取得に有効な値です。

次の例では、字句の使用方法を示します。

データ・セット問合せを選択された列に対して作成する場合、次のようにして、列の別名を指定します。

SELECT gcc.CODE_COMBINATION_ID,
GCC.ATTRIBUTE_CATEGORY,
gcc.segment1 seg1,
gcc.segment2 seg2,
gcc.segment3 seg3,
gcc.segment4 seg4,
gcc.segment5 seg5,
&KFF_SELECT account
FROM GL_CODE_COMBINATIONS GCC
WHERE gcc.CHART_OF_ACCOUNTS_ID = 101
AND &KFF_WHERE

問合せを保存すると、ポップアップ・ダイアログでデフォルト値の入力を求められます。設計時にSQLメタデータを取得するには、有効なSQL問合せを形成するデフォルト値を指定してください。次に例を示します。