プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Publisherデータ・モデリング・ガイド
12c (12.2.1.2.0)
E82970-01
目次へ移動
目次

前
前へ
次
次へ

値リストの追加

「SQL問合せ」または「固定データ」の値のリストを作成できます。

  1. 「データ・モデル」のコンポーネント・ペインで、「値リスト」をクリックし、「新規値リストの作成」をクリックします。
  2. リストの名前を入力し、「タイプ」を選択します。

SQL問合せからのリストの作成

データ・エンジンは、値リストの問合せから名前(表示名)と値のペアを作成します。値リストのSELECT文では、データ・エンジンによって、最初にリストされる列が表示名に使用され、2番目の列がデータ・セットの問合せのパラメータに渡される値に使用されます。

問合せで返される列が1つのみの場合は、その列の値が、ユーザーに表示される値リストの表示名およびパラメータに渡される値の両方として使用されます。

  1. リストから「データソース」を選択します。
  2. 問合せの結果をレポート・セッション用にキャッシュする場合は、下側のペインで「結果のキャッシュ」を選択します(推奨)。
  3. SQL問合せを入力するか、クエリー・ビルダーを使用します。クエリー・ビルダー・ユーティリティの詳細は、SQLクエリー・ビルダーの使用を参照してください。次の図に、SQL問合せタイプの値リストを示します。

次に示されたSQL問合せは、DEPARTMENTS表のDEPARTMENT_NAME列のみを選択します。この場合、値リストが問合せの結果としてリストに表示され、その同じ値がデータ・セットのパラメータに渡されます。次の図は、値リストの表示項目とデータ・セットに渡された値を示しています。メニュー項目とP_DEPTに表示されている値はDEPARTMENT_NAMEの値です。

かわりに、DEPARTMENT_IDをデータセットのパラメータに渡し、DEPARTMENT_NAMEをリストに表示する場合は、SQL問合せを次のように構成します。

Select	 "DEPARTMENTS"."DEPARTMENT_NAME" as "DEPARTMENT_NAME",
	 "DEPARTMENTS"."DEPARTMENT_ID" as "DEPARTMENT_ID"
 from	 "DEMO"."DEPARTMENTS" "DEPARTMENTS

次の図は、値リストの表示項目とデータ・セットに渡された値を示しています。メニューにはDEPARTMENT_NAMEがリスト表示され、P_DEPTにはDEPARTMENT_IDの値が表示されます。

固定データ・セットからのリストの作成

必要なラベルと値のペアごとの固定データ・セットからリストを作成します。

ラベルと値のペアを作成すると、ラベルはリスト内のユーザーに表示されます。値はデータ・エンジンに渡されます。

  1. 下側のペインで、「新規値リストの作成」アイコンをクリックして、「ラベル」と「値」のペアを追加します。
  2. これを、必要なラベルと値のペアごとに繰り返します。

次の図に、固定データ・タイプの値リストを示します。