第V部 Coherence JCache実装の使用
- Coherence JCacheの概要
この章では、JSR-107 JCACHE - Java Caching API仕様の概要を説明します。通常、このドキュメントでは、この仕様およびAPIをJCacheと呼んでいます。JCacheの概要の項には、基本的なAPIの説明も含まれています。APIの詳細は、Java Community Process (JCP)のWebサイトからJCacheの仕様、Javaソース、JavaDocをダウンロードしてください。
- 最初のCoherence JCacheアプリケーションの作成
この章では、Coherence JCacheの基本的なサンプルをビルドおよび実行する手順を示し、JCacheおよびCoherence JCacheプロバイダの両方の基本概念について説明します。サンプル・アプリケーションは、ドメイン・オブジェクト(Person
オブジェクト)をキャッシュに格納する単純なアプリケーションです。このサンプルでは、ローカル・キャッシュ、パーティション・キャッシュおよびパススルー・キャッシュの使用方法を示します。
- 基本的なCoherence JCacheタスクの実行
この章には、Coherence JCacheプロバイダを使用するアプリケーション開発に一般的な基本タスクが含まれています。多くの手順でJCache APIが示され、Coherence JCacheプロバイダ実装に固有な内容が含まれています。
- JCacheイベントの使用
この章では、JCacheイベントを処理するイベント・リスナーの作成および登録の手順について説明します。
- JCacheエントリの処理
この章では、キャッシュ・エントリを変更するためにJCacheエントリ・プロセッサを作成および使用する手順について説明します。