Oracle® Fusion Middleware Oracle Reportsレポート作成のためのユーザーズ・ガイド 12c (12.2.1.2) E82764-01 |
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この項の各トピックでは、Oracle Reports Builderのプロパティ・インスペクタについて説明します。
プロパティ・インスペクタは、オブジェクト・ナビゲータ、レポート・エディタおよびテンプレート・エディタで現在選択されているオブジェクトのプロパティにアクセスするためのウィンドウです。
Oracle Reports Builderの各オブジェクト(問合せ、グループ、枠、パラメータなど)にはプロパティが関連付けられており、プロパティ・インスペクタを使用して表示できます。プロパティに関するヘルプを参照するには、プロパティ・インスペクタでプロパティをクリックして[F1]キーを押します。
ナビゲータまたはエディタで、[Shift]を押しながらクリックするか、[Ctrl]を押しながらクリックすると、複数のオブジェクトを同時に選択できます。2つ以上のオブジェクトが選択されているときは、プロパティ・インスペクタの上部にオブジェクト名のリストが表示されます。
プロパティ・インスペクタのツールバーにある「論理積/論理和」ボタンによって、複数のオブジェクトが選択されているときにどのプロパティがリストに表示されるかが決まります。「論理積」と「論理和」を切り替えると、プロパティ・インスペクタに表示されているプロパティのリストが変化しますが、プロパティの設定には影響しません。
表1-2 プロパティ・インスペクタの「論理積」と「論理和」
ボタン | 説明 |
---|---|
論理積 |
デフォルトです。選択されているすべてのオブジェクトに共通するプロパティのみが表示されます。 |
論理和 |
選択されているすべてのオブジェクトのすべてのプロパティが表示されます。 |
複数選択するときに、2つ以上のオブジェクトに共通するプロパティはリストに一度だけ表示され、プロパティの設定は次のように表示されます。
選択されているオブジェクトに共通するプロパティの設定がすべてのオブジェクトで同じである場合は、共通の設定が表示されます。
選択されているオブジェクトに共通するプロパティの設定がオブジェクトによって異なる場合は、「*****」という文字列が表示されます。
関連項目