Oracle® Fusion Middleware Oracle Reportsレポート作成のためのユーザーズ・ガイド 12c (12.2.1.2) E82764-01 |
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Oracle Reports Builderを操作していると、次のようなタスクを実行することが多くなります。
使用に関する注意
Oracle Reports 10gから、レポートはデータベースには保存されなくなりました(データベース内のレポートに対する名前の変更、権限付与および情報取得の機能も廃止されました)。かわりに、レポートはファイルに保存されます。
Oracle Reports Builderでレポートを設計中に、データベースに接続するには:
「ファイル」→「接続」を選択します。
「接続」ダイアログ・ボックスで、「ユーザー名」、「パスワード」、「データベース」の各フィールドに必要な情報を入力して(詳細は「ヘルプ」をクリック)、「接続」をクリックします。
コマンドラインを使用してデータベースに接続するには:
rwbuilder
コマンドラインまたはrwrun
コマンドラインで、USERIDキーワードを使用して接続情報を指定します(USERID=username[/password][@database]
)。USERIDの詳細は、Oracle Reportsオンライン・ヘルプのリファレンスのコマンドラインに関する項を参照してください。
「ファイル」→「開く」を選択します。
「開く」ダイアログ・ボックスでレポートを参照し、その名前をクリックして「開く」をクリックすると、Oracle Reports Builderでレポートが開きます。
「ファイル」→「保存」を選択するか、または「ファイル」→「別名保存」を選択します。または、ツールバーの「保存」ボタンをクリックします。
一度も保存していないレポートの場合は、「保存」ダイアログ・ボックスで目的の場所を参照して、レポートの名前を入力します。「保存」をクリックします。
オブジェクト・ナビゲータで、コピーするレポートをクリックします。
「ファイル」→「別名保存」を選択します。
「別名保存」ダイアログ・ボックスで目的の場所を参照して、レポートの新しいコピーの名前を入力します。「保存」をクリックします。
オブジェクト・ナビゲータで、レポート名の横のプロパティ・アイコンをダブルクリックして、プロパティ・インスペクタを表示します。
プロパティ・インスペクタの「一般情報」ノードで、「名前」プロパティに新しい名前を入力して設定します。
ファイル・システムでレポート名を変更するには:
ご使用のオペレーティング・システムのファイル・システム(たとえば、Windowsの場合はWindows Explorer)で、レポートの場所を参照します。
レポート名をクリックし、もう一度クリックしてその名前をアクティブにします。
レポートの新しい名前を入力します。
オブジェクト・ナビゲータで、レポート名をクリックして、「編集」→「削除」をクリックするか、ツールバーの「削除」をクリックします。
警告のダイアログ・ボックスが表示されたら、「はい」をクリックしてレポートを削除します。削除操作を取り消すには、「いいえ」をクリックします。
ファイル・システムでレポートを削除するには:
ご使用のオペレーティング・システムのファイル・システム(たとえば、Windowsの場合はWindows Explorer)で、レポートの場所を参照します。
レポート名をクリックし、「ファイル」→「削除」を選択します。
警告のダイアログ・ボックスが表示されたら、「はい」をクリックしてレポートを削除します。削除操作を取り消すには、「いいえ」をクリックします。
オブジェクトの操作やプロパティ定義を行うには、まずオブジェクトを選択する必要があります。
オブジェクトをクリックします。オブジェクトがレポート・エディタのビューのどれかに表示されていれば、対応するビューでも選択された状態になっています。
データ・モデル・ビュー、ペーパー・レイアウト・ビュー、ペーパー・デザイン・ビューまたはペーパー・パラメータ・フォーム・ビューで単一オブジェクトを選択するには:
ツール・パレットのツールがアクティブになっている場合、まずツール・パレットの「選択」ツールをクリックします。
オブジェクトをクリックします。
オブジェクト・ナビゲータで複数オブジェクトを選択するには:
最初のオブジェクトをクリックして、次のいずれかの操作を行います。
[Shift]を押しながら別のオブジェクトをクリックして、最初のオブジェクトと現行オブジェクトの間のすべてのオブジェクトを選択します。
[Ctrl]を押しながら追加のオブジェクトをクリックして、選択グループにオブジェクトを追加します。
レポート・エディタのビューのどれかに表示されているオブジェクトは、対応するビューでも選択された状態にあります。
データ・モデル・ビュー、ペーパー・レイアウト・ビュー、ペーパー・デザイン・ビューまたはペーパー・パラメータ・フォーム・ビューで複数オブジェクトを選択するには:
ツール・パレットのツールがアクティブになっている場合、まずツール・パレットの「選択」ツールをクリックします。
次のいずれかの操作を行います。
[Shift]を押しながら各オブジェクトをクリックします。
選択するオブジェクトすべてを含む領域をクリックしてドラッグします。(データ・モデル・ビューでは、選択した最初のオブジェクトがグループ内の列である場合、これ以外に選択するオブジェクトは、どれも同じグループ内の列である必要があります。問合せ、グループ、レポートレベルの列またはパラメータの選択と同時にグループ内の列を選択することはできません。)
枠または繰返し枠に囲まれたオブジェクト・セットを選択するには:
ペーパー・レイアウト・ビューで、次のいずれかの操作を行います。
ツールバーの「制限オン」ボタンをクリックします。
すべてのオブジェクトを明示的に選択して共有プロパティを設定する場合は、ツールバーの「枠選択」ボタンをクリックします。
枠または繰返し枠をクリックします。
明示的なアンカーに従って、枠または繰返し枠内のすべてのオブジェクトが選択されます。
グループ化されたオブジェクト(「レイアウト」→「グループ設定」→「グループ化」を使用してグループ化)を選択するには、ツール・パレットの「選択」ツールをクリックして、グループ化されたオブジェクトのいずれかをクリックします。
編集中の領域内(ヘッダー・セクション、メイン・セクションまたはトレーラ・セクションのボディまたはマージン)にあるすべてのオブジェクトを選択するには、「編集」→「すべて選択」を選択します。(データ・モデル・ビューでは、この操作を行ってもグループ内の列は選択されません。)
一部または全部が別のオブジェクトとオーバーラップしたオブジェクトを選択するには:
選択するオブジェクトを遮っているオブジェクトをクリックします。
「レイアウト」→「最背面へ移動」を選択して、隠しているオブジェクトの上に目的のオブジェクトを移動します。
オブジェクトをクリックします。
オブジェクト・ナビゲータで単一オブジェクトを選択解除するには:
[Ctrl]を押しながらオブジェクトをクリックします。オブジェクトがレポート・エディタのビューのどれかに表示されていれば、対応するビューでも選択解除された状態になっています。
データ・モデル・ビュー、ペーパー・レイアウト・ビュー、ペーパー・デザイン・ビューまたはペーパー・パラメータ・フォーム・ビューで単一オブジェクトを選択解除するには:
[Shift]を押しながらオブジェクトをクリックします。
選択したオブジェクトをすべて選択解除するには:
空白領域のどこかをクリックします。