Oracle® Fusion Middleware Oracle Reportsレポート作成のためのユーザーズ・ガイド 12c (12.2.1.2) E82764-01 |
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この項では、レポートまたはテンプレートでPL/SQLを使用する際に実行する可能性がある次のタスクの手順について説明します。
「ツール」→「PL/SQLエディタ」を選択し、PL/SQLエディタを表示します。
オブジェクト・ナビゲータで、ビルトイン・パッケージ・ノードを開き、使用するパッケージを開きます。
プロシージャ、ファンクションまたは例外を右クリックして、「ページの貼付け」または引数を貼付けを選択し、パッケージへのコールをPL/SQLコードにコピーします。
関連項目
この項では、PL/SQLエディタを操作する際に実行する可能性がある次のタスクの手順について説明します。
PL/SQLエディタで、プログラム・ユニットのPL/SQLコードを入力または編集します。
「コンパイル」をクリックします。
必要に応じて、エラーをクリックしてソース・コードのエラーの位置にナビゲートします。
ヒント: 文末のセミコロンが欠落していないか、または構文のスペルが誤っていないかなどを確認します。 |
コードが正常にコンパイルされたら、「閉じる」をクリックします。
関連項目
オブジェクト・ナビゲータで、「プログラム・ユニット」ノードを開きます。
編集するプログラム・ユニットの横の「PL/SQLエディタ」ビュー・アイコンをダブルクリックします。
PL/SQLエディタで、検索を開始する位置にカーソルを置きます。
「編集」→「検索と置換」を選択します。
ダイアログ・ボックスに検索条件を入力し、必要に応じて置換文字列を入力します。検索テキストには、テキスト文字列または正規表現を指定できます。
「検索」をクリックします。
検索条件のインスタンスが検索されたら、「置換」をクリックして1つのインスタンスを置換するか、「すべて置換」をクリックしてすべてのインスタンスを置換するか、PL/SQLエディタでテキストを直接編集します。
「検索」をクリックして次のインスタンスに進むか、「取消」をクリックしてダイアログ・ボックスを閉じます。
プログラム・ユニット内のすべてのテキストを置換したら、「コンパイル」をクリックしてプログラム・ユニットを再コンパイルします。
ヒント: 複数のプログラム・ユニット内のテキストを置換する場合、置換の終了後にすべてのプログラム・ユニットを一度に再コンパイルできます。 |
コードが正常にコンパイルされたら、「閉じる」をクリックします。
ヒント: 編集が広範囲にわたる場合、「適用」をクリックして変更を徐々に保存することもできます。この際、コンパイルする必要はありません。 |
関連項目
オブジェクト・ナビゲータで、「プログラム・ユニット」ノードを開きます。
編集するプログラム・ユニットの「PL/SQLエディタ」ビュー・アイコンをダブルクリックします。
PL/SQLエディタで、プログラム・ユニットのPL/SQLを編集します。
関連項目
PL/SQLエディタ(およびストアドPL/SQLエディタ)は、次の編集機能を備えています。
表4-7 PL/SQLエディタの編集機能
編集機能 | 説明 |
---|---|
自動インデント |
行端で[Enter]キーを押すと、次の行が自動的にインデントされます。 |
構文のカラー・ハイライト |
キーワード、コメント、文字列および記号(:=、||など)は、異なるカラーで表示されます。 |
列と行の選択 |
テキストの列およびソース・コードの行を選択できます。 列を選択するには、[Alt]キーを押してクリックし、水平方向にドラッグします。 行を選択するには、「ソース」ペインの行の左端にあるマージンをクリックします。 |
テキストのドラッグ・アンド・ドロップ操作 |
選択したテキストは、ドラッグ・アンド・ドロップでコピーまたは移動できます。 テキストをコピーするには、[Ctrl]キーを押して、選択したテキストをドラッグします。 テキストを移動するには、選択したテキストを単にドラッグします。 |
行のインデントとインデント解除 |
「書式」メニューの「インデント」コマンドと「インデント解除」コマンドを使用すると、選択したソース行をインデントまたはインデント解除することができます。 |
画面分割 |
現行のプログラム・ユニットには、最大4個の個別のビューを作成できます。 水平ビューを作成するには、垂直スクロール・バーの上部にある分割バーにカーソルを置きます。分割バーをクリックして下にドラッグします。 垂直ビューを作成するには、水平スクロール・バーの左端にある分割バーにカーソルを置きます。分割バーをクリックして右にドラッグします。 水平ビューまたは垂直ビューを削除するには、ビューを分離している分割バーをダブルクリックします。 |
印刷 |
現行のプログラム・ユニットを印刷するには、「ファイル」→「印刷」を選択します。 |
無制限の元に戻す操作と再実行 |
「編集」メニューの「元に戻す」コマンドと「再実行」コマンドを使用すると、最後に保存した時点までの変更を元に戻したり、再実行したりできます。 |
注意: これらの機能は、Microsoft Windowsでのみ使用できます。UNIXでは、現行のプログラム・ユニットを印刷したり、[Tab]を押すか、[Shift]を押しながら[Tab]を押して、選択した行をインデントまたはインデント解除できます。 |
Microsoft WindowsとUNIXでPL/SQLエディタ(およびストアドPL/SQLエディタ)を使用する場合、次のキーボード操作がサポートされています。
表4-8 PL/SQLエディタでのキーボードの使用
操作内容 | キーストローク | プラットフォーム |
---|---|---|
カーソルを左に1文字移動する |
[←] |
WindowsとUNIX |
カーソルの左移動に伴い文字を選択する |
[Shift]+[←] |
WindowsとUNIX |
カーソルを右に1文字移動する |
[→] |
WindowsとUNIX |
カーソルの右移動に伴い文字を選択する |
[Shift]+[→] |
WindowsとUNIX |
選択した文字または単語をコピーする |
[Ctrl]+[C] |
WindowsとUNIX |
選択した文字または単語を切り取る |
[Ctrl]+[X] |
WindowsとUNIX |
クリップボードから貼り付ける |
[Ctrl]+[V] |
WindowsとUNIX |
現行のカーソル位置の右側の文字、または選択した文字や単語を削除する |
[Delete] |
WindowsとUNIX |
現行のカーソル位置の左側の文字を削除する |
[Back Space] |
WindowsとUNIX |
カーソルをプログラム・ユニットの最後に移動する |
[Ctrl]+[End] |
Windows |
カーソルをプログラム・ユニットの先頭に移動する |
[Ctrl]+[Home] |
Windows |
現行のカーソル位置からプログラム・ユニットの最後までのソース行を選択する |
[Ctrl]+[Shift]+[End] |
Windows |
現行のカーソル位置からプログラム・ユニットの先頭までのソース行を選択する |
[Ctrl]+[Shift]+[Home] |
Windows |
カーソルを現行の行の最後に移動する |
[End] |
Windows |
カーソルを現行の行の先頭に移動する |
[Home] |
Windows |
現行のカーソル位置から現行の行の最後までの文字を選択する |
[Shift]+[End] |
Windows |
現行のカーソル位置から現行の行の先頭までの文字を選択する |
[Shift]+[Home] |
Windows |
選択した行、または現行のカーソル位置の右側の文字をインデントする |
[Tab] |
WindowsとUNIX |
選択した行をインデント解除する |
[Shift]+[Tab] |
WindowsとUNIX |
カーソルを下に1行移動する |
[↓] |
WindowsとUNIX |
カーソルの下移動に伴い行を選択する |
[Shift]+[↓] |
WindowsとUNIX |
カーソルを上に1行移動する |
[↑] |
WindowsとUNIX |
カーソルの上移動に伴い行を選択する |
[Shift]+[↑] |
WindowsとUNIX |
「ソース」ペインに表示された行数分プログラム・ユニット内を下にスクロールする |
[Page Down] |
WindowsとUNIX |
「ソース」ペインに表示された行数分プログラム・ユニット内を下にスクロールして、同時にそれらの行を選択する |
[Shift]+[Page Down] |
WindowsとUNIX |
「ソース」ペインに表示された行数分プログラム・ユニット内を上にスクロールする |
[Page Up] |
WindowsとUNIX |
「ソース」ペインに表示された行数分プログラム・ユニット内を上にスクロールして、同時にそれらの行を選択する |
[Shift]+[Page Up] |
WindowsとUNIX |
一番最後の操作を元に戻す |
[Ctrl]+[Z] |
Windows |
一番最後に元に戻した操作を回復する |
[Ctrl]+[Y] |
Windows |
次の表では、Microsoft WindowsでPL/SQLエディタ(およびストアドPL/SQLエディタ)を使用する場合にサポートされているマウス操作を説明します。
表4-9 PL/SQLエディタでのマウスの使用
操作内容 | マウス操作 |
---|---|
ある範囲で文字を選択する |
選択する範囲の最初の文字から最後の文字まで、クリックしてカーソルをドラッグします(UNIXでもサポートされています)。 または 選択する範囲内の最初の文字をクリックし、[Shift]キーを押しながら最後の文字をクリックします。 |
カーソルが置かれた単語を選択する |
単語をダブルクリックします(UNIXでもサポートされています)。 または [Ctrl]キーを押しながら、選択する単語をクリックします。 |
ある範囲で単語を選択する |
[Ctrl]キーを押しながら、選択する範囲の最初の単語をクリックし、最後の単語までカーソルをドラッグします。 |
行を選択する |
選択する行の左マージンにカーソルを置きます。カーソルが矢印に変わったときにクリックします。 |
複数行を選択する |
選択する最初の行の左マージンにカーソルを置きます。カーソルが矢印に変化したら、クリックして選択する最後の行までカーソルをドラッグします。 |
テキストを箱型に選択する |
[Alt]キーを押し、選択する範囲の最初の列をクリックし、最後の列までカーソルをドラッグします。 |
選択したテキストを移動する |
まずテキストを選択します。次に選択したテキストをクリックし、新しい位置までドラッグします。 |
選択したテキストをコピーする |
まずテキストを選択します。次に、[Ctrl]キーを押しながら、コピーを配置する位置まで選択したテキストをドラッグし、マウスを離します。 |
ウィンドウを水平ビューに分割する |
垂直スクロール・バーの上部にある分割バーをダブルクリックします。 または 垂直スクロール・バーの上部にある分割バーをクリックしてドラッグします。 |
ウィンドウを垂直ビューに分割する |
水平スクロール・バーの左端にある分割バーをダブルクリックします。 または 水平スクロール・バーの左端にある分割バーをクリックしてドラッグします。 |
分割されたビューの相対サイズを調整する |
ビューを分割している分割バーをクリックしてドラッグします。 |
分割されたビューを削除する |
ビューを分割している分割バーをダブルクリックします。 または 分割バーをクリックして、ウィンドウの枠までドラッグします。 4つのビューすべてを一度に削除するには、分割バーが交差する共通部分をダブルクリックするか、共通部分をウィンドウの隅までドラッグします。 |
PL/SQLエディタに構文をコピーするには:
PL/SQLエディタまたはストアドPL/SQLエディタが現行の(一番最後に選択された)ウィンドウであることを確認します。
エディタ内で、構文を挿入する位置にカーソルを置き、「ツール」→「構文パレット」を選択します。
リストから、PL/SQLのカテゴリまたはビルトイン・パッケージを選択します。
カテゴリまたはパッケージをクリックすると、選択可能なPL/SQLの言語要素またはPL/SQL構成メンバーが下部のリスト領域に表示されます。
リスト領域でPL/SQLの言語要素または構成メンバーを選択します。
PL/SQLの言語要素または構成メンバーをクリックすると、リスト領域の下部にある表示領域に構文が表示されます。
「挿入」をクリックして、選択した構文をコピーします。
選択したPL/SQLの言語要素または構成メンバーが、アクティブなエディタの現行のカーソル位置に挿入されます。
コメント以外のすべての小文字項目を適切な値に置換します。コメント内の項目はオプションです。予約語は大文字です。
注意: リスト領域でPL/SQLの言語要素または構成メンバーをダブルクリックして、エディタに構文を挿入することもできます。 |
関連項目
この項では、レポートレベルまたはテンプレートレベルのPL/SQLを作成または編集する際に実行する可能性がある次のタスクの手順について説明します。
ローカル(クライアント側)プログラム・ユニットを作成するには:
オブジェクト・ナビゲータで、「プログラム・ユニット」ノードをクリックします。
ツールバーの「作成」ボタンをクリックします。
ダイアログ・ボックスで、「名前」テキスト・ボックスにプログラム・ユニットの名前を入力します。
プログラム・ユニットがプロシージャ(指定された順序でアクションを実行するPL/SQLサブプログラム)でない場合は、次のいずれかをクリックします。
ファンクション(指定された順序でアクションを実行し、値を返すPL/SQLサブプログラム)
パッケージ仕様(他のプログラム・ユニットによって参照できるデータ型およびサブプログラム)
パッケージ本体(プライベート・サブプログラムおよびデータ型を含む場合があるパッケージの実装で、パッケージが宣言のみで構成される場合はオプション)
注意: ラジオ・ボタンをクリックしても選択されない場合は、別のラジオ・ボタンをクリックしてから必要な「タイプ」をもう一度クリックしてください。 |
「OK」をクリックします。
PL/SQLエディタで、プログラム・ユニットのPL/SQLを定義します。
関連項目
オブジェクト・ナビゲータで、「データベース・オブジェクト」ノードをダブルクリックします。このノードが無効になっている場合は、データベース接続を確立するための「接続」ダイアログ・ボックスが表示されます。
データベースにログインするときに使用したデータベース・ユーザー名に対応するサブノードを開き、PL/SQLストアド・プログラム・ユニット・ノードを表示します。
PL/SQLストアド・プログラム・ユニット・ノードをクリックし、ツールバーの「作成」ボタンをクリックします。
ダイアログ・ボックスで、「名前」テキスト・ボックスにプログラム・ユニットの名前を入力します。
プログラム・ユニットがプロシージャ(指定された順序でアクションを実行するPL/SQLサブプログラム)でない場合は、次のいずれかをクリックします。
ファンクション(指定された順序でアクションを実行し、値を返すPL/SQLサブプログラム)
パッケージ仕様(他のプログラム・ユニットによって参照できるデータ型およびサブプログラム)
パッケージ本体(プライベート・サブプログラムおよびデータ型を含む場合があるパッケージの実装で、パッケージが宣言のみで構成される場合はオプション)
タイプ仕様部(オブジェクト・タイプまたはコレクション・タイプの名前、変数(属性)およびメンバー・サブプログラム(メソッド)を宣言)
タイプ本体(オブジェクト・タイプのタイプ仕様部に定義されているメンバー・メソッド(ファンクションおよびプロシージャ)の実装。オブジェクト・タイプに指定する各メソッドについて対応するメソッド本体が必要)
注意: ラジオ・ボタンをクリックしても選択されない場合は、別のラジオ・ボタンをクリックしてから必要な「タイプ」をもう一度クリックしてください。 |
「OK」をクリックします。
ストアドPL/SQLエディタで、「所有者」リストからデータベースの所有者名を選択してプログラム・ユニットを格納するデータベース内の場所を指定し、ストアド・プログラム・ユニットのPL/SQLを定義します。
関連項目
注意: PL/SQLパッケージ、ファンクションまたはプロシージャを削除する場合は、レポート内の参照もすべて削除する必要があります。そうしないと、レポートをコンパイル、生成または実行するときにエラーが発生します。 |
プログラム・ユニットを削除するには:
オブジェクト・ナビゲータで、「プログラム・ユニット」ノードを開きます。
削除するプログラム・ユニットをクリックします。
ツールバーの「削除」ボタンをクリックします。
メッセージ・ダイアログ・ボックスで、「はい」をクリックして削除を確認します。
関連項目
プログラム・ユニットをクライアントからデータベース・サーバーに移動するには:
オブジェクト・ナビゲータで、「データベース・オブジェクト」ノードをダブルクリックします。このノードが無効になっている場合は、データベース接続を確立するための「接続」ダイアログが表示されます。
データベースにログインするときに使用したデータベース・ユーザー名に対応するサブノードを開き、PL/SQLストアド・プログラム・ユニット・ノードを表示します。
オブジェクト・ナビゲータの「レポート」セクションで、「プログラム・ユニット」ノードを開きます。
データベースに格納するプログラム・ユニットをクリックし、これを「プログラム・ユニット」ノードからストアド・プログラム・ユニット・サブノードまでドラッグします。
マウス・ボタンを放すと、サーバー上にプログラム・ユニットのコピーが挿入されます。
プログラム・ユニットをデータベース・サーバーからクライアントに移動する手順は次のとおりです。
オブジェクト・ナビゲータで、「データベース・オブジェクト」ノードをダブルクリックします。このノードが無効になっている場合は、データベース接続を確立するための「接続」ダイアログ・ボックスが表示されます。
データベースにログインするときに使用したデータベース・ユーザー名に対応するサブノードを開きます。
ストアド・プログラム・ユニット・ノードを開きます。
クライアントに移動するストアド・プログラム・ユニットをクリックし、これをストアド・プログラム・ユニット・ノードからオブジェクト・ナビゲータの「レポート」セクションにある「プログラム・ユニット」ノードまでドラッグします。
マウス・ボタンを放すと、クライアント上にプログラム・ユニットのコピーが挿入されます。
関連項目
オブジェクト・ナビゲータで、「レポート・トリガー」ノードを開きます。
作成するトリガーの「PL/SQL」アイコンをダブルクリックします。
PL/SQLエディタで、レポート・トリガーのPL/SQLを定義します。
関連項目
オブジェクト・ナビゲータで、「レポート・トリガー」ノードを開きます。
削除するトリガーの「PL/SQL」アイコンをダブルクリックします。
PL/SQLエディタで、ドラッグしてPL/SQLコードを選択します。
「編集」→「削除」を選択します。
関連項目
「ツール」→「データベース・トリガー・エディタ」を選択します。
データベース・トリガー・エディタで、「表所有者」リストからユーザー名(スキーマ)を選択します。
「表」リストから表名を選択します。
「表」リストには、「表所有者」フィールドに示されるユーザーが所有する表の名前が表示されます。「表所有者」フィールドで自分以外のユーザー名を選択すると、「表」リストにはアクセス権が付与されている表のみが表示されます。
(ビューのみ)オブジェクト・ビューのINSTEAD OFトリガーを定義するには、「表」の横の矢印をクリックしてリストを表示し、「ビュー」を選択します。次に、「ビュー」リストからビューの名前を選択します。
「新規」をクリックし、新しいデータベース・トリガーを作成します。
「名前」リストで、一意のトリガー名(同じスキーマ内にある他のトリガーの名前ではないもの)が自動的に新しいトリガーに割り当てられます。このトリガー名は変更できます。
「名前」リストには、「表」フィールド(または「ビュー」フィールド)に表示される表(またはビュー)に関連付けられたトリガー名のリストが表示されます。「名前」リストには、アクセス権がある表に関連付けられたデータベース・トリガーの名前のみが表示されます。
トリガー・オプションおよびアクションを指定した後、「保存」をクリックしてトリガーをコンパイルします。
関連項目
この項では、オブジェクトレベルのPL/SQLを作成または編集する際に実行する可能性がある次のタスクの手順について説明します。
プロパティ・インスペクタを使用してフォーマット・トリガーを作成または編集するには:
ペーパー・デザイン・ビューで、フォーマット・トリガーを作成または編集するオブジェクトをダブルクリックして、プロパティ・インスペクタを表示します。
「拡張レイアウト」で、「...」ボタンをクリックしてPL/SQLエディタを表示し、「フォーマット・トリガー」プロパティを設定します。
フォーマット・トリガーのPL/SQLを定義します。
オブジェクト・ナビゲータを使用してフォーマット・トリガーを作成または編集する手順は次のとおりです。
オブジェクト・ナビゲータで、「ペーパー・レイアウト」ノードを開き、フォーマット・トリガーを作成または変更するオブジェクトを含むノードを開きます。
フォーマット・トリガーを作成または編集するオブジェクトの横の「PL/SQL」アイコンをダブルクリックして、PL/SQLエディタを表示します。
フォーマット・トリガーのPL/SQLを定義します。
データ・モデル・ビューで、グループのタイトル・バーをダブルクリックして、プロパティ・インスペクタを表示します。
「グループ」ノードまでスクロールします。
グループの最初のnレコードを表示するには、「アクション・タイプ」プロパティを「最初」に設定し、「レコード数」プロパティをnに設定します。
グループの最後のnレコードを表示するには、「アクション・タイプ」プロパティを「最後」に設定し、「レコード数」プロパティをnに設定します。
PL/SQLを使用して独自のフィルタを作成するには、「アクション・タイプ」プロパティを「PL/SQL」に設定し、「...」ボタンをクリックして、PL/SQLエディタを表示し、フィルタにPL/SQLを定義します。
必要に応じて、他のプロパティを設定します。
関連項目
第4.8.10項「式列の作成または編集」を参照してください。
第4.8.12項「プレースホルダ列の作成または編集」を参照してください。
第4.9.6.4項「PL/SQLを使用したカラーおよびパターンの変更」を参照してください。
この項では、外部PL/SQLライブラリを作成または編集する際に実行する可能性がある次のタスクの手順について説明します。
関連項目
オブジェクト・ナビゲータで、「PL/SQLライブラリ」ノードをクリックします。
ツールバーの「作成」ボタンをクリックします。
新しく作成したライブラリ(最初の名前はLIB_xxx
)が自動的に開きます。ライブラリを作成したら、プログラム・ユニットを挿入または削除したり、他のライブラリを連結したりすることによって、ライブラリの内容を変更できます。
現行の状況に応じて、オブジェクト・ナビゲータで次のいずれかの操作を実行します。
ライブラリが開いている場合は、ライブラリ・ノードを開きます。
現在ライブラリが開いていない場合は、「PL/SQLライブラリ」ノードをクリックし、「ファイル」→「開く」を選択してライブラリを開きます。
「レポート」ノードで、「プログラム・ユニット」ノードを開きます。
追加するプログラム・ユニットを、ライブラリの「プログラム・ユニット」ノードの下にあるライブラリにドラッグします。
マウス・ボタンを放すと、ライブラリ内にプログラム・ユニットのコピーが挿入されます。
PL/SQLライブラリでプログラム・ユニットを編集するには:
オブジェクト・ナビゲータで、「PL/SQLライブラリ」ノードを開き、プログラム・ユニットのライブラリ・ノードを開きます。
ライブラリの「プログラム・ユニット」ノードで、編集するプログラム・ユニットの「PL/SQLエディタ」ビュー・アイコンをダブルクリックします。
PL/SQLエディタで、プログラム・ユニットのPL/SQLを編集します。
PL/SQLライブラリからプログラム・ユニットを削除するには:
オブジェクト・ナビゲータで、「PL/SQLライブラリ」ノードを開き、プログラム・ユニットのライブラリ・ノードを開きます。
開いているライブラリの「プログラム・ユニット」ノードで、削除するライブラリ・プログラム・ユニットをクリックします。
ツールバーの「削除」ボタンをクリックします。
メッセージ・ボックスで、「はい」をクリックします。
オブジェクト・ナビゲータで、連結ライブラリ・ノードをクリックします。
ツールバーの「作成」ボタンをクリックします。
ライブラリの連結ダイアログ・ボックスで、「library」テキスト・ボックスに外部PL/SQLライブラリの名前を入力するか、「参照」をクリックして参照する外部PL/SQLライブラリを検索します。
連結をクリックします。
制限
指定したライブラリが見つからない場合は、ダイアログ・ボックスを受け入れたとき、レポートを保存したとき、またはレポートを開いたときに、警告が表示されます。レポートを実行するか、レポートのPL/SQLをコンパイルしようとすると、エラーが表示されます。
「連結ライブラリ」リストは保存されます。次回レポートまたはライブラリを開くと、このリストにはレポートを最後に保存したときと同じ内容が含まれています。
外部ライブラリが別のライブラリを参照する場合、最初のライブラリに2つ目のライブラリがすでに連結されていても、レポートに両方のライブラリを連結する必要があります。
この項では、プログラム・ユニットをコンパイルおよび実行する際に実行する可能性がある次のタスクの手順について説明します。
関連項目
単一プログラム・ユニットをコンパイルするには:
オブジェクト・ナビゲータの「プログラム・ユニット」ノードで、コンパイルするプログラム・ユニット(PL/SQLサブプログラム、レポート・トリガー、式、グループ・フィルタ、フォーマット・トリガーまたは検証トリガー)をクリックします。
「プログラム」→「コンパイル」→「選択」を選択し、現行のコンパイル状態にかかわらず、選択したプログラム・ユニットをコンパイルします。
注意: コンパイルされていないプログラム・ユニットには、オブジェクト・ナビゲータの「プログラム・ユニット」ノードで、名前の後にアスタリスク(*)が表示されます。プログラム・ユニットを変更すると、依存するプログラム・ユニットのコンパイル状態が失われます。 |
「コンパイル」ダイアログ・ボックスで、任意のエラーをクリックし、プログラム・ユニット内のエラーがある位置までナビゲートします。
ヒント: 文末のセミコロンが欠落していないか、または構文のスペルが誤っていないかなどを確認します。 |
すべてのプログラム・ユニットをコンパイルするには:
オブジェクト・ナビゲータで、すべてのプログラム・ユニット(PL/SQLサブプログラム、レポート・トリガー、式、グループ・フィルタ、フォーマット・トリガーおよび検証トリガーなど)をコンパイルするレポートまたはライブラリをクリックします。
「プログラム」→「コンパイル」→「すべて」を選択し、現行のコンパイル状態にかかわらず、すべてのプログラム・ユニットをコンパイルします。
注意: コンパイルされていないプログラム・ユニットには、オブジェクト・ナビゲータの「プログラム・ユニット」ノードで、名前の後にアスタリスク(*)が表示されます。プログラム・ユニットを変更すると、依存するプログラム・ユニットのコンパイル状態が失われます。 |
「コンパイル」ダイアログ・ボックスで、任意のエラーをクリックし、プログラム・ユニット内のエラーがある位置までナビゲートします。
ヒント: 文末のセミコロンが欠落していないか、または構文のスペルが誤っていないかなどを確認します。 |
すべてのコンパイルされていないプログラム・ユニットをコンパイルするには:
オブジェクト・ナビゲータで、すべてのコンパイルされていないプログラム・ユニット(PL/SQLサブプログラム、レポート・トリガー、式、グループ・フィルタ、フォーマット・トリガーおよび検証トリガーなど)をコンパイルするレポートまたはライブラリをクリックします。
「プログラム」→「コンパイル」→「変更分」を選択しすべての未コンパイル・プログラム・ユニットをコンパイルします。
注意: コンパイルされていないプログラム・ユニットには、オブジェクト・ナビゲータの「プログラム・ユニット」ノードで、名前の後にアスタリスク(*)が表示されます。プログラム・ユニットを変更すると、依存するプログラム・ユニットのコンパイル状態が失われます。 |
「コンパイル」ダイアログ・ボックスで、任意のエラーをクリックし、プログラム・ユニット内のエラーがある位置までナビゲートします。
ヒント: 文末のセミコロンが欠落していないか、または構文のスペルが誤っていないかなどを確認します。 |