Oracle® Fusion Middleware Oracle Reportsレポート作成のためのユーザーズ・ガイド 12c (12.2.1.2) E82764-01 |
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マトリックス・レポートでは、データの並置が表示されます。つまり、値が2つの異なるデータのカテゴリによって共有されます。これらのカテゴリは行と列のラベルで示されます。
マトリックスでは、この値の並置がグリッド状のフォーマットを使用して表示されます。2つのカテゴリに共通するものがない場合、そのグリッドは空になります。これにより、マトリックスに穴があくことがあります。ボイラープレート・テキストを使用して、この穴に値を挿入できます。
注意: グリッドの空き領域をNULL値と混同しないでください。NULL値はデータベースからフェッチされた実際の値です。マトリックス・レポートの領域が空になるのは、そこへ挿入する値がフェッチされなかったためです。 |
空白をゼロに置き換えるには:
サマリーを追加したマトリックス・レポートを開きます。
オブジェクト・ナビゲータで、「ペーパー・レイアウト」ノードの横のビュー・アイコンをダブルクリックして、ペーパー・レイアウト・ビューを表示します。
ヒント: 次の手順では、オブジェクトを正確に配置する必要があります。このため、ビューを拡大して、操作しやすいようにします。「拡大」ツールをクリックし、ペーパー・レイアウト・ビューの任意の場所をクリックします。必要に応じて何度か繰り返します。 |
ペーパー・レイアウト・ビューで、ツールバーの「制限オン」ボタンおよび「フレックス・オン」ボタンをクリックして、両モードをオンにします。
ツールバーのフォント・リストから、Arial(欧文)、ポイント・サイズ「10」を選択します。
ツールバーの「右に整列」ボタンをクリックします。
ツール・パレットの「テキスト」ツールをクリックします。
「F_SUM_SAL」フィールドの上で、そのフィールドの右端から約0.75インチ(2センチメートル)のところをクリックします。ここでは、F_SUM_SALの右上にオブジェクトを作成します。
次のように入力します(日本語環境では$ではなく\を指定してもよいでしょう)。
$0.00
レイアウトの空白領域をクリックし、すべてのオブジェクトを選択解除します。
オブジェクト・ナビゲータで、「検索」フィールドにB_1
と入力します。作成したオブジェクトが表示されます。オブジェクト・ナビゲータを所有者別表示(「表示」→「表示を変更」→「所有者別表示」)で表示している場合は、R_G_SUM_SALの下にB_1とF_SUM_SALが同じレベルで表示されます。
ヒント: R_G_SUM_SALの下にB_1が表示されない場合は、ペーパー・レイアウト・ビューに戻って、B_1を削除し、もう一度試してください。 |
「R_G_SUM_SAL」をクリックし、[Ctrl]を押しながら「F_SUM_SAL」をクリックして両方を選択し、「B_1」の選択を解除します。
レポート・エディタのタイトル・バーをクリックして、アクティブなウィンドウにします。
ツールバーの「制限オフ」ボタンをクリックして、制限モードをオフにします。
「レイアウト」→「前面へ」を選択します。
ヒント: この操作が終わると、B_1は、R_G_SUM_SALの子ではなく、R_G_SUM_SALのすぐ上に同列に表示されます。B_1がまだR_G_SUM_SALの下に子として表示されている場合は、R_G_SUM_SALの子として表示されなくなるまで、手順11から14を繰り返します。 |
ペーパー・レイアウト・ビューで、ツールバーの「制限オン」ボタンをクリックして、制限モードをオンに戻します。
ツールバーの「ペーパー・デザイン」ボタンをクリックし、ペーパー・デザイン・ビューを表示します。
ヒント: $0.00がその周りにある他の金額と整列していない場合は、それを選択し、矢印キーを使用して適切な位置へ移動します。 |