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Oracle® Fusion Middleware Oracle Reports ServicesレポートWeb公開ガイド
12c (12.2.1.2)
E82763-01
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7.13 Reports管理対象サーバーの構成

デフォルトでは、Oracle Reportsアプリケーションは管理対象サーバーにデプロイされます。

Reports管理対象サーバーの起動プロパティは、setStartupEnv.sh.shファイルまたはWebLogic Server管理コンソールを使用して変更できます。ただし、-Xmx and -Xmsのような一部のプロパティは、setStartupEnv.sh (Unix) setStartupEnv.bat(windows)ファイルですでに定義されて優先され、WebLogic Server Administration Consoleによる変更は有効になりません。また、WLS_REPORTSの起動プロパティのうち、WebLogic Server管理コンソールを使用して変更したものは、startManagedServer.shを使用してWLS_REPORTSを起動した場合には有効になりません。したがって、SetStartupEnv.sh(UNIXの場合)またはSetStartupEnv.bat(Windowsの場合)を使用して管理対象サーバーの起動プロパティを変更することをお薦めします。

管理対象サーバーのシステム・プロパティやランタイム・プロパティは、$DOMAIN_HOME/binにあるSetStartupEnv.sh (UNIXの場合)またはSetStartupEnv.bat (Windowsの場合)を使用して変更できます。

ランタイム・プロパティは、[ if ["${STARTUP_GROUP}" = "REPORTS-APP-SERVERS"]ブロック内のSERVER_MEM_ARGS_64変数を使用して変更できます。

WLS_REPORTS管理対象サーバーの新規の環境変数は、SetDomainEnv.shスクリプトの[ if ["${STARTUP_GROUP}" = "REPORTS-APP-SERVERS"]ブロック内に追加する必要があります。

setDomainEnv.shを使用するすべてのコンポーネントについてデフォルト設定が行われる際、-Xmxおよび-Xmsの設定が管理対象サーバーのコマンドラインに複数回追加されます。したがって、-Xmx and -Xms設定を[ if["${STARTUP_GROUP}" = "REPORTS-APP-SERVERS"]ブロック内のEXTRA_JAVA_PROPERTIES変数の最後に追加する必要があります。

たとえば、次のようなスニペットがあるとします。

if [ "${START_GROUP}" = "REPORTS-APP-SERVERS" ] ; then     EXTRA_JAVA_PROPERTIES="-Xms256m Xmx512m ... -Doracle.home=/fmwhome/as1 ... ${EXTRA_JAVA_PROPERTIES}"

-Djobid=randomプロパティを追加し、WLS_REPORTSの-Xmxおよび-Xmsの設定を512mおよび1024mに変更するには、スニペットを次のように変更する必要があります。

if [ "${START_GROUP}" = "REPORTS-APP-SERVERS" ] ; then     SERVER_MEM_ARGS_64=" -Doracle.home=/fmwhome/as1 ... ${EXTRA_JAVA_PROPERTIES} -Xms512m -Xmx1024m -Djobid=random"

注意:

WLS_REPORTSは、インストール時にReportsアプリケーションがデプロイされる管理対象サーバーの名前です。