Oracle® Fusion Middleware Oracle Reports ServicesレポートWeb公開ガイド 12c (12.2.1.2) E82763-01 |
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Webサービスは、標準のインターネット技術とXML技術を基に構築されたアプリケーションで、次の特徴があります。
XMLを使用して定義および記述されたパブリック・インタフェースとバインディングを提供します。
他のプログラムから使用できるように、これらのパブリック・インタフェースとバインディングをネットワーク全体に公開します。
Webサービスではリクエストを受信すると、そのリクエストに基づいて適切な機能が実行され、レスポンスを返します。リクエストとレスポンスは同一の操作で実行される場合と、別の操作として実行される場合があります。後者の場合、サービス利用者はレスポンスを待つ必要がありません。通常、リクエストとレスポンスには、ポータブルなデータ交換フォーマットであるXMLを使用し、HTTPなどの通信プロトコルによって伝達されます。
Webサービス・トランザクションの多くは、ビジネス組織間でやり取りされます。あるサービスの提供者であるビジネス組織が別のサービスの利用者である場合もあります。軽量プロトコル経由でWebサービス・プロバイダに接続しているThinクライアントなどのクライアント・デバイスが、Webサービス利用者となる場合もあります。
この章ではOracle ReportsのWebサービスについて説明します。この章の内容は次のとおりです。