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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Sitesのインストールと構成
12c (12.2.1.2)
E82811-01
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12 リモートのSatellite Serverの構成

Oracle WebCenter Sites: Satellite ServerのWebLogicドメインを設定した後、Satellite Serverコンフィギュレータを実行して構成プロセスを完了できます。

Satellite Server構成の前提条件の完了

Satellite Serverを構成する前に、次の前提条件の完了を確認してください。

  • 「データベース・スキーマの作成」で説明しているように、リポジトリ作成ユーティリティを使用して必要なデータベース・スキーマを作成します。

  • 「WebCenter Sitesドメインの構成」で説明しているように、WebLogic構成ウィザードとOracle WebCenter Sites — Satellite Server 12.2.1.2 [wcsites]テンプレートを使用して、Satellite ServerのWebLogicドメインを作成します。

  • 手動により、ORACLE_HOME/wcsites/satelliteserver/config/wcs_properties.jsonss.passwordプロパティの値をクリア・テキストで設定する場合は、hidden.encryptedプロパティの値をfalseに設定する必要があります。(暗号化されたパスワードを使用する場合は、hidden.encryptedtrueに設定します。)

インポート/エクスポート・ユーティリティによるSatellite Serverの構成

インポート/エクスポート・ユーティリティにより、プロパティ・ファイル形式でSatellite Server構成ストアをインポートおよびエクスポートできます。エクスポートされたプロパティ・ファイルには、key=value形式で製品のすべての設定が含まれています。

このユーティリティを実行するには、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Sitesプロパティ・ファイル・リファレンス』のインポート/エクスポート・ユーティリティによるSatellite Serverプロパティの管理に関する項を参照してください。

コマンド・ラインからSatellite Serverコンフィギュレータを起動し、対話モードまたはサイレント・モードのいずれかで実行して、Satellite Serverを構成できます。コンフィギュレータが、構成の手順を説明します。

対話モードでのSatellite Serverコンフィギュレータの実行

対話モードでコンフィギュレータを実行するための手順:

  1. コマンド・ラインを使用して、ORACLE_HOME/wcsites/satelliteserver/ディレクトリに移動します。

  2. 次のようにSatellite Serverコンフィギュレータを実行します。java -jar satellite-configurator.jar -configPath DOMAIN_HOME/wcsites/satelliteserver/config

  3. コンフィギュレータに表示される指示に従います。

  4. Satellite Server管理対象サーバーを起動します。

サイレント・モードでのSatellite Serverコンフィギュレータの実行

サイレント・モードでコンフィギュレータを実行する手順:

  1. DOMAIN_HOME/wcsites/satelliteserver/config/wcs_satelliteserver_properties_bootstrap.iniファイルを編集し、指示を完了します。

  2. コマンド・ラインを使用して、ORACLE_HOME/wcsites/satelliteserver/ディレクトリに移動します。

  3. 次のようにSatellite Serverコンフィギュレータを実行します。java -jar satellite-configurator.jar -silent DOMAIN_HOME/wcsites/satelliteserver/config

  4. Satellite Server管理対象サーバーを起動します。

管理対象サーバーの起動時にnullpointer例外が発生する場合は、次の手順が完了していることを確認し、再度Satellite Serverコンフィギュレータを実行します。

  1. 「WebCenter Sites構成の前提条件の完了」で説明しているように、cs-cache.xmlss-cache.xmllinked-cache.xmlおよびcas-cache.xmlファイルを更新します。

  2. WebCenter Sites構成のセットアップURLの初期構成を完了します: http://sites-host:sites-port/sites/sitesconfigsetup

Satellite Serverの構成の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Sitesでの開発』のキャッシュの管理に関する項を参照してください。

注意:

WARファイルに加えた変更は、再デプロイ時に保持されないため、WARファイルの変更は、Webアプリケーションの各再デプロイの後にコピーする必要があります。イメージやスタイルシート・ファイルなどの静的アーティファクトをWebサーバーにデプロイすることをお薦めします。