この章では、不規則コンポーネントおよびフラット化コンポーネントの概要を示します。これらのコンポーネントは、構造化されていないデータおよび複合データを処理するのに役立ちます。
この章の内容は次のとおりです。
Oracle Data Integratorでは、構造化されていないデータを処理可能な不規則コンポーネントを提供します。ソーシャル・メディアやeコマース・ビジネスなどのソースからのソース・データは、キーと値の自由形式で表されます。不規則コンポーネントを使用して、このデータをデータベース表にロード可能な構造化エンティティに変換できます。
不規則コンポーネントおよびそれに関連するKMの使用の詳細は、次の項を参照してください。
Oracle Data Integratorでの統合プロジェクトの開発の不規則コンポーネントの作成
Oracle Data Integratorは、複雑な構造を持つ入力データを処理でき、標準データ型を使用して同じデータのフラット化表現を生成するフラット化コンポーネントを提供します。入力データはデータベースでも、XMLでも、あるいはその他のソースでもかまいません。
フラット化コンポーネントおよびそれに関連するKMの使用の詳細は、次の項を参照してください。
Oracle Data Integratorでの統合プロジェクトの開発のフラット化コンポーネントの作成