| Oracle® Fusion Middleware Oracle Data IntegratorのためのSAP ABAP ERPアダプタ・スタート・ガイド 12c (12.2.1.2.0) E82747-01 |
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この付録では、SAPシステムからODIコンポーネントをアンインストールする方法を説明します。
SAPシステムからODI接続を削除するには、この項で説明する手順に従ってください。
これによって、生成された抽出プログラムを含むすべてのコンポーネントが削除されることに注意してください。
初めてのインストール時に、RKMによっていくつかのODIオブジェクトがSAPシステムにインストールされます。このインストールは、2つの部分(ベース・オブジェクトおよびRFC)で構成されています。RKMオプションのUPLOAD_ABAP_BASEとUPLOAD_ABAP_CODEの両方がtrueに設定されている場合、ベース・オブジェクトとRFCがインストールされます。このようなフル・インストールでは、ODI SAPオブジェクトがSAPシステムにインストールされていないことが必要です。必要に応じて、「ODI SAPコンポーネントのアンインストール」を参照してください。
SAPシステムにインストール済のODIオブジェクトが、RKM SAP ERPバージョン34以降/ RKM SAP BWバージョン25以降でインストールされたものである場合、ベース・オブジェクトを再インストールする必要はなく、RFCのみを更新すれば十分です。RKMオプションUPLOAD_ABAP_BASEをfalseに、RKMオプションUPLOAD_ABAP_CODEをtrueに設定してリバース・エンジニアリングを実行することで、RFCを再インストールできます。
より新しいODI SAP Connectorリリースにアップグレードする、またはODI接続を永久に削除する手順は次のとおりです。
SAP GUIを起動します。
アンインストールするSAPシステムに接続します。
トランザクションSE80に進みます。
ドロップダウン・ボックスからパッケージまたは開発クラスのオプションを選択します。
パッケージまたは開発クラスのフィールドにZODI_RKM_PCKGを入力します。旧式のインストールの場合、パッケージ名はZODI_DEVCLASSです。
オブジェクト名のタブの下にあるZODI_RKM_PCKGオブジェクトを右クリックします。
ドロップダウン・メニューで「Delete」を選択し、その開発クラスを削除します。
開発クラスを個別に削除できない場合は、内部のすべてのオブジェクトを1つずつ削除します。含まれている関数グループについては、関数グループの関数モジュールを個別に削除するのではなく、必ずまとめて削除してください。すべてのオブジェクトが削除されたら、開発クラス自体を削除します。
トランザクションSE10に進みます。「Modifiable」および「Workbench Requests」を選択します。「表示」をクリックします。
ODIオブジェクトのあるトランスポート・リクエストを選択し、これらを解放します。
手順3から手順7までを繰り返し、開発クラスを削除します。
トランザクションSE01に進みます。「Modifiable」および「Workbench Requests」を選択します。「表示」をクリックします。ZODI_RKM_PCKGを持つトランスポート・リクエストを解放します。
パッケージZODI_LKM_PCKGについて手順4から11までを繰り返します。