この章では、すべてのOracle Data Integratorツールをカテゴリ別にリストし、そのコマンドおよびパラメータについて説明します。
この項では、Oracle Data Integratorツールをカテゴリ別にリストします。
この項では、Oracle Data Integratorツールをカテゴリ別にリストします。
このコマンドを使用して、Antビルドファイルを実行します。Antビルドファイルの詳細および例は、オンライン・ドキュメント(http://jakarta.apache.org/ant/manual/index.html
)を参照してください。
使用方法
OdiAnt -BUILDFILE=<file> -LOGFILE=<file> [-TARGET=<target>] [-D<property name>=<property value>]* [-PROJECTHELP] [-HELP] [-VERSION] [-QUIET] [-VERBOSE] [-DEBUG] [-EMACS] [-LOGGER=<classname>] [-LISTENER=<classname>] [-FIND=<file>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-BUILDFILE=<file> |
はい | Antビルドファイル。Antコマンドが含まれているXMLファイルです。 |
-LOGFILE=<file> |
はい | 指定のファイルをロギングに使用します。 |
-TARGET=<target> |
いいえ | ビルド・プロセスのターゲット。 |
-D<property name>=<property value> |
いいえ | プロパティとその値のリスト。 |
-PROJECTHELP |
いいえ | プロジェクトに関するヘルプを表示します。 |
-HELP |
いいえ | Antのヘルプを表示します。 |
-VERSION |
いいえ | Antのバージョンを表示します。 |
-QUIET |
いいえ | 非冗長モードで実行します。 |
-VERBOSE |
いいえ | 冗長モードで実行します。 |
-DEBUG |
いいえ | デバッグ情報を出力します。 |
-EMACS |
いいえ | ロギング情報を装飾なしで表示します。 |
-LOGGER=<classname> |
いいえ | ロギングを実行するJavaクラス。 |
-LISTENER=<classname> |
いいえ | クラス・インスタンスをリスナーとして追加します。 |
-FIND=<file> |
いいえ | ファイル・システムのルートからAntビルドファイルを検索して使用します。 |
例
*.html
ファイルをftp.mycompany.com
の/download/public
ディレクトリから、FTPを使用してC:\temp
ディレクトリにダウンロードします。
ステップ1: Antビルドファイルを生成します。
OdiOutFile -FILE=c:\temp\ant_cmd.xml <?xml version="1.0"?> <project name="myproject" default="ftp" basedir="/"> <target name="ftp"> <ftp action="get" remotedir="/download/public" server="ftp.mycompany.com" userid="anonymous" password="me@mycompany.com"> <fileset dir="c:\temp"> <include name="**/*.html"/> </fileset> </ftp> </target> </project>
ステップ2: Antビルドファイルを実行します。
OdiAnt -BUILDFILE=c:\temp\ant_cmd.xml -LOGFILE=c:\temp\ant_cmd.log
このコマンドを使用して、エージェントをホスティングしているマシン上のデフォルトのビープ音またはサウンド・ファイルを再生します。
次のファイル形式がデフォルトでサポートされています。
WAV
AIF
AU
注意: 他のファイル形式を再生するには、アプリケーション・クラスパスに適切なJavaSoundサービス・プロバイダ・インタフェース(JavaSound SPI)を追加する必要があります。 |
このコマンドを使用して、指定のシナリオ・バージョンを削除します。
このコマンドを使用して、Oracle Enterprise Data Quality (Datanomic)ジョブを呼び出します。
注意: OdiEnterpriseDataQualityツールは、Oracle Enterprise Data Qualityバージョン8.1.6以降をサポートしています。 |
使用方法
OdiEnterpriseDataQuality "-JOB_NAME=<EDQ job name>" "-PROJECT_NAME=<EDQ project name>" "-CONTEXT=<context>" "-LSCHEMA=<logical_schema>" "-SYNCHRONOUS=<yes|no>"
このコマンドを使用して、接続しているリポジトリからシナリオのグループをエクスポートします。
エクスポート・ファイルは、SCEN_<scenario name><scenario version>.xml
という名前です。このコマンドは、デザイナ・ナビゲータおよびオペレータ・ナビゲータで使用可能なエクスポート機能の動作を再現します。
使用方法
OdiExportAllScen -TODIR=<directory> [-FORCE_OVERWRITE=<yes|no>] [-FROM_PROJECT=<project_id>] [-FROM_FOLDER=<folder_id>] [-FROM_PACKAGE=<package_id>] [-RECURSIVE_EXPORT=<yes|no>] [-XML_VERSION=<1.0>] [-XML_CHARSET=<charset>] [-JAVA_CHARSET=<charset>] [-EXPORT_KEY=<key>] [-EXPORT_MAPPING=<yes|no>] [-EXPORT_PACK=<yes|no>] [-EXPORT_POP=<yes|no>] [-EXPORT_TRT=<yes|no>] [-EXPORT_VAR=<yes|no>] [EXPORT_WITHOUT_CIPHER_DATA=<yes|no>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-TODIR=<directory> |
はい | エクスポート・ファイルが作成されるディレクトリ。 |
-FORCE_OVERWRITE=<yes|no> |
いいえ | 「はい」に設定すると、既存のエクスポート・ファイルが警告なしに上書きされます。デフォルト値は「いいえ」です。 |
-FROM_PROJECT=<project_id> |
いいえ | エクスポートするシナリオが含まれているプロジェクトのID。この値は、Studioのプロジェクト・ウィンドウの「バージョン」タブに表示されるグローバルIDです。このパラメータが設定されていない場合は、すべてのプロジェクトのシナリオがエクスポートの対象になります。 |
-FROM_FOLDER=<folder_id> |
いいえ | エクスポートするシナリオが含まれているフォルダのID。この値は、Studioのフォルダ・ウィンドウの「バージョン」タブに表示されるグローバルIDです。このパラメータが設定されていない場合は、すべてのフォルダのシナリオがエクスポートの対象になります。 |
-FROM_PACKAGE=<package_id> |
いいえ | エクスポートするシナリオが含まれているソース・パッケージのID。この値は、Studioのパッケージ・ウィンドウの「バージョン」タブに表示されるグローバルIDです。このパラメータが設定されていない場合は、すべてのコンポーネントのシナリオがエクスポートの対象になります。 |
-RECURSIVE_EXPORT=<yes|no> |
いいえ | Yes (デフォルト)に設定すると、すべての子オブジェクト(スケジュール)がシナリオとともにエクスポートされます。 |
-XML_VERSION=<1.0> |
いいえ | XMLヘッダーに表示するXMLバージョンを設定します。デフォルト値は1.0 です。 |
-XML_CHARSET=<charset> |
いいえ | XMLエクスポート・ファイル内に<?xml version="1.0" encoding="ISO-8859-1"?> のタグで指定されるエンコーディング。デフォルト値はISO-8859-1 です。サポートされるエンコーディングのリストについては、次を参照してください。
|
-JAVA_CHARSET=<charset> |
いいえ | ターゲット・ファイルのエンコーディング。デフォルト値はISO8859_1 です。サポートされるエンコーディングのリストについては、次を参照してください。
|
-EXPORT_KEY=<key> |
いいえ脚注1 | 機密的な暗号データを暗号化するために使用される暗号秘密鍵を指定します。暗号データをインポートするためにエクスポート済オブジェクトをインポートするときに、この鍵を再指定する必要があります。 |
-EXPORT_MAPPING=<yes|no> |
いいえ | マッピング・シナリオをエクスポートするかどうかを示します。デフォルト値は「いいえ」です。 |
-EXPORT_PACK=<yes|no> |
いいえ | パッケージに関連付けられているシナリオをエクスポートするかどうかを示します。デフォルト値はYesです。 |
-EXPORT_POP=<yes|no> |
いいえ | マッピングに関連付けられているシナリオをエクスポートするかどうかを示します。デフォルト値は「いいえ」です。 |
-EXPORT_TRT=<yes|no> |
いいえ | プロシージャに関連付けられているシナリオをエクスポートするかどうかを示します。デフォルト値は「いいえ」です。 |
-EXPORT_VAR=<yes|no> |
いいえ | 変数に関連付けられているシナリオをエクスポートするかどうかを示します。デフォルト値は「いいえ」です。 |
-EXPORT_WITHOUT_CIPHER_DATA=<yes|no> |
いいえ脚注2 | Yesに設定した場合、オブジェクトのエクスポート時にその機密(暗号)値をnullに設定する必要があります。Noに設定した場合、またはこのパラメータを省略した場合は、-EXPORT_KEY パラメータを追加して、有効なキーを指定する必要があります。デフォルト値は「いいえ」です。 |
脚注1-EXPORT_KEY
パラメータを指定しない場合は、-EXPORT_WITHOUT_CIPHER_DATA
パラメータを指定して、Yesに設定する必要があります。
脚注2-EXPORT_WITHOUT_CIPHER_DATA
を指定しない場合、または指定してNoに設定した場合は、-EXPORT_KEY
パラメータを有効なキー値とともに指定する必要があります。
このコマンドを使用して、指定したディレクトリに技術環境の詳細をカンマ区切り(.csv
)ファイルでエクスポートします。この情報は、メンテナンスやサポートの際に必要です。
使用方法
OdiExportEnvironmentInformation -TODIR=<toDir> -FILE_NAME=<FileName> [-CHARSET=<charset>] [-SNP_INFO_REC_CODE=<row_code>] [-MASTER_REC_CODE=<row_code>] [-WORK_REC_CODE=<row_code>] [-AGENT_REC_CODE=<row_code>] [-TECHNO_REC_CODE=<row_code>] [-RECORD_SEPARATOR_HEXA=<rec_sep>] [-FIELD_SEPARATOR_HEXA=<field_sep] [-TEXT_SEPARATOR=<text_sep>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-TODIR=<toDir> |
はい | エクスポートのターゲット・ディレクトリ。 |
-FILE_NAME=<FileName> |
はい | CSVエクスポート・ファイルの名前。デフォルト値はsnps_tech_inf.csv です。 |
-CHARSET=<charset> |
いいえ | エクスポート・ファイルの文字セット。 |
-SNP_INFO_REC_CODE=<row_code> |
いいえ | Oracle Data Integratorの現在のバージョンおよび現在のユーザーを記述した行を識別するためのコード。このコードはレコードの最初のフィールドに使用されます。デフォルト値はSUNOPSIS です。 |
-MASTER_REC_CODE=<row_code> |
いいえ | マスター・リポジトリに関する情報が含まれている行のコード。デフォルト値はMASTER です。 |
-WORK_REC_CODE=<row_code> |
いいえ | 作業リポジトリに関する情報が含まれている行のコード。デフォルト値はWORK です。 |
-AGENT_REC_CODE=<row_code> |
いいえ | 実行中の各種エージェントに関する情報が含まれている行のコード。デフォルト値はAGENT です。 |
-TECHNO_REC_CODE=<row_code> |
いいえ | データ・サーバーとそのバージョンなどに関する情報が含まれている行のコード。デフォルト値はTECHNO です。 |
-RECORD_SEPARATOR_HEXA=<rec_sep> |
いいえ | ファイル内の行(またはレコード)を区切る1文字以上の16進コードの文字。デフォルト値はO0D0A です。 |
-FIELD_SEPARATOR_HEXA=<field_sep> |
いいえ | レコード内のフィールドを区切る1文字以上の16進コードの文字。デフォルト値は2C です。 |
-TEXT_SEPARATOR=<text_sep> |
いいえ | STRING フィールドを区切る16進コードの文字。デフォルト値は22 です。 |
例
技術環境の詳細を/temp/snps_tech_inf.csv
エクスポート・ファイルにエクスポートします。
OdiExportEnvironmentInformation "-TODIR=/temp/" "-FILE_NAME=snps_tech_inf.csv" "-CHARSET=ISO8859_1" "-SNP_INFO_REC_CODE=SUNOPSIS" "-MASTER_REC_CODE=MASTER" "-WORK_REC_CODE=WORK" "-AGENT_REC_CODE=AGENT" "-TECHNO_REC_CODE=TECHNO" "-RECORD_SEPARATOR_HEXA=0D0A" "-FIELD_SEPARATOR_HEXA=2C" "-TEXT_SEPARATOR_HEXA=22"
このコマンドを使用して、実行ログをZIPエクスポート・ファイルにエクスポートします。
使用方法
OdiExportLog -TODIR=<toDir> [-EXPORT_TYPE=<logsToExport>] [-EXPORT_KEY=<key>] [-ZIPFILE_NAME=<zipFileName>] [-XML_CHARSET=<charset>] [-JAVA_CHARSET=<charset>] [-FROMDATE=<from_date>] [-TODATE=<to_date>] [-AGENT=<agent>] [-CONTEXT=<context>] [-STATUS=<status>] [-USER_FILTER=<user>] [-NAME=<sessionOrLoadPlanName>] [EXPORT_WITHOUT_CIPHER_DATA=<yes|no>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-EXPORT_TYPE=<logsToExport> |
いいえ | 次のログをエクスポートします。
|
-EXPORT_KEY=<key> |
いいえ脚注1 | 機密的な暗号データを暗号化するために使用される暗号秘密鍵を指定します。暗号データをインポートするためにエクスポート済オブジェクトをインポートするときに、この鍵を再指定する必要があります。 |
-TODIR=<toDir> |
はい | エクスポートのターゲット・ディレクトリ。 |
-ZIPFILE_NAME=<zipFileName> |
いいえ | 圧縮ファイルの名前。 |
-XML_CHARSET=<charset> |
いいえ | エクスポート・ファイルに指定されるXMLバージョン。XMLファイル・ヘッダーのxml version パラメータで、<?xml version="1.0" encoding="ISO-8859-1"?> のように指定されます。デフォルト値はISO-8859-1 です。サポートされるエンコーディングのリストについては、次を参照してください。
|
-JAVA_CHARSET=<charset> |
いいえ | 結果ファイルのJava文字エンコーディング。デフォルト値はISO8859_1 です。サポートされるエンコーディングのリストについては、次を参照してください。
|
-FROMDATE=<from_date> |
いいえ | エクスポートの開始日。yyyy/MM/dd hh:mm:ssの書式を使用します。この日付以降のすべてのセッションがエクスポートされます。 |
-TODATE=<to_date> |
いいえ | エクスポートの終了日。yyyy/MM/dd hh:mm:ssの書式を使用します。この日付までのすべてのセッションがエクスポートされます。 |
-AGENT=<agent> |
いいえ | エージェント<agent> によって実行されたセッションのみをエクスポートします。 |
-CONTEXT=<context> |
いいえ | コンテキスト・コード<context> で実行されたセッションのみをエクスポートします。 |
-STATUS=<status> |
いいえ | 指定した状態のセッションのみをエクスポートします。状態の種類は、「完了」、「エラー」、「キュー」、「実行中」、「待機中」および「警告」です。 |
-USER_FILTER=<user> |
いいえ | <user> が起動したセッションのみをエクスポートします。 |
-NAME=<sessionOrLoadPlanName> |
いいえ | エクスポートするセッションまたはロード計画の名前。 |
-EXPORT_WITHOUT_CIPHER_DATA=<yes|no> |
いいえ脚注2 | Yesに設定した場合、オブジェクトのエクスポート時にその機密(暗号)値をnullに設定する必要があります。Noに設定した場合、またはこのパラメータを省略した場合は、-EXPORT_KEY パラメータを追加して、有効なキーを指定する必要があります。デフォルト値は「いいえ」です。 |
脚注1-EXPORT_KEY
パラメータを指定しない場合は、-EXPORT_WITHOUT_CIPHER_DATA
パラメータを指定して、Yesに設定する必要があります。
脚注2-EXPORT_WITHOUT_CIPHER_DATA
を指定しない場合、または指定してNoに設定した場合は、-EXPORT_KEY
パラメータを有効なキー値とともに指定する必要があります。
このコマンドを使用して、マスター・リポジトリをディレクトリまたはZIPファイルにエクスポートします。マスター・リポジトリに格納されているバージョンまたはソリューション(あるいはその両方)をエクスポートするオプションがあります。
使用方法
OdiExportMaster -TODIR=<toDir> [-ZIPFILE_NAME=<zipFileName>] [-EXPORT_KEY=<key>] [-EXPORT_SOLUTIONS=<yes|no>] [-EXPORT_VERSIONS=<yes|no>] [-XML_CHARSET=<charset>] [-JAVA_CHARSET=<charset>] [EXPORT_WITHOUT_CIPHER_DATA=<yes|no>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-TODIR=<toDir> |
はい | エクスポートのターゲット・ディレクトリ。 |
-ZIPFILE_NAME=<zipFileName> |
いいえ | 圧縮ファイルの名前。 |
-EXPORT_KEY=<key> |
いいえ脚注1 | 機密的な暗号データを暗号化するために使用される暗号秘密鍵を指定します。暗号データをインポートするためにエクスポート済オブジェクトをインポートするときに、この鍵を再指定する必要があります。 |
-EXPORT_SOLUTIONS=<yes|no> |
いいえ | リポジトリに格納されているすべてのソリューションをエクスポートします。デフォルト値は「いいえ」です。 |
-EXPORT_VERSIONS=<yes|no> |
いいえ | リポジトリに格納されているオブジェクトのすべてのバージョンをエクスポートします。デフォルト値は「いいえ」です。 |
-XML_CHARSET=<charset> |
いいえ | エクスポート・ファイルに指定されるXMLバージョン。XMLファイル・ヘッダーのxml version パラメータで、<?xml version="1.0" encoding="ISO-8859-1"?> のように指定されます。デフォルト値はISO-8859-1 です。サポートされるエンコーディングのリストについては、次を参照してください。
|
-JAVA_CHARSET=<charset> |
いいえ | 結果ファイルのJava文字エンコーディング。デフォルト値はISO8859_1 です。サポートされるエンコーディングのリストについては、次を参照してください。
|
-EXPORT_WITHOUT_CIPHER_DATA=<yes|no> |
いいえ脚注2 | Yesに設定した場合、オブジェクトのエクスポート時にその機密(暗号)値をnullに設定する必要があります。Noに設定した場合、またはこのパラメータを省略した場合は、-EXPORT_KEY パラメータを追加して、有効なキーを指定する必要があります。デフォルト値は「いいえ」です。 |
脚注1-EXPORT_KEY
パラメータを指定しない場合は、-EXPORT_WITHOUT_CIPHER_DATA
パラメータを指定して、Yesに設定する必要があります。
脚注2-EXPORT_WITHOUT_CIPHER_DATA
を指定しない場合、または指定してNoに設定した場合は、-EXPORT_KEY
パラメータを有効なキー値とともに指定する必要があります。
このコマンドを使用して、現在のリポジトリからオブジェクトをエクスポートします。このコマンドは、ユーザー・インタフェースで使用可能なエクスポート機能の動作を再現します。
使用方法
OdiExportObject -CLASS_NAME=<class_name> -I_OBJECT=<object_id> [-EXPORT_KEY=<key>] [-EXPORT_DIR=<directory>] [-EXPORT_NAME=<export_name>|-FILE_NAME=<file_name>] [-FORCE_OVERWRITE=<yes|no>] [-RECURSIVE_EXPORT=<yes|no>] [-XML_VERSION=<1.0>] [-XML_CHARSET=<charset>] [-JAVA_CHARSET=<charset>] [EXPORT_WITHOUT_CIPHER_DATA=<yes|no>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-CLASS_NAME=<class_name> |
はい | エクスポートするオブジェクトのクラス(次のクラスのリストを参照)。 |
-I_OBJECT=<object_id> |
はい | オブジェクト識別子。この値は、オブジェクト編集ウィンドウの「バージョン」タブに表示される「グローバルID」です。 |
-EXPORT_KEY=<key> |
いいえ脚注1 | 機密的な暗号データを暗号化するために使用される暗号秘密鍵を指定します。暗号データをインポートするためにエクスポート済オブジェクトをインポートするときに、この鍵を再指定する必要があります。 |
-FILE_NAME=<file_name> |
いいえ | エクスポート・ファイルの名前。絶対パスまたはEXPORT_DIR からの相対パス。
このファイル名は、Oracle Data Integrator標準エクスポート・ファイルの接頭辞および接尾辞に準拠しているかどうかに関係なく指定できます。この標準に完全に準拠する場合は、かわりに |
-EXPORT_DIR=<directory> |
いいえ | オブジェクトがエクスポートされるディレクトリ。このディレクトリ内に作成されたエクスポート・ファイルには、-FILE_NAME および-EXPORT_NAME パラメータに従って名前が指定されます。
|
-EXPORT_NAME=<export_name> |
いいえ | エクスポート名。このパラメータを使用して、<object_prefix>_<export_name>.xml という名前のエクスポート・ファイルを生成します。このパラメータは-FILE_NAME とは併用できません。 |
-FORCE_OVERWRITE=<yes|no> |
いいえ | Yesに設定すると、同じ名前の既存のエクスポート・ファイルが強制的に上書きされます。デフォルト値は「いいえ」です。 |
-RECURSIVE_EXPORT=<yes|no> |
いいえ | Yes (デフォルト)に設定すると、すべての子オブジェクトが現在のオブジェクトとともにエクスポートされます。たとえば、プロジェクトをエクスポートしている場合は、そのプロジェクト内のすべてのフォルダ、KMなどが、プロジェクト・エクスポート・ファイルにエクスポートされます。 |
-XML_VERSION=<1.0> |
いいえ | XMLヘッダーに表示するXMLバージョンを設定します。デフォルト値は1.0 です。 |
-XML_CHARSET=<charset> |
いいえ | XMLファイル内に<?xml version="1.0" encoding="ISO-8859-1"?> のタグで指定されるエンコーディング。デフォルト値はISO-8859-1 です。サポートされるエンコーディングのリストについては、次を参照してください。
|
-JAVA_CHARSET=<charset> |
いいえ | ターゲット・ファイルのエンコーディング。デフォルト値はISO8859_1 です。サポートされるエンコーディングのリストについては、次を参照してください。
|
-EXPORT_WITHOUT_CIPHER_DATA=<yes|no> |
いいえ脚注2 | Yesに設定した場合、オブジェクトのエクスポート時にその機密(暗号)値をnullに設定する必要があります。Noに設定した場合、またはこのパラメータを省略した場合は、-EXPORT_KEY パラメータを追加して、有効なキーを指定する必要があります。デフォルト値は「いいえ」です。 |
脚注1-EXPORT_KEY
パラメータを指定しない場合は、-EXPORT_WITHOUT_CIPHER_DATA
パラメータを指定して、Yesに設定する必要があります。
脚注2-EXPORT_WITHOUT_CIPHER_DATA
を指定しない場合、または指定してNoに設定した場合は、-EXPORT_KEY
パラメータを有効なキー値とともに指定する必要があります。
クラスのリスト
オブジェクト | クラス名 |
---|---|
列 | SnpCol |
条件/フィルタ | SnpCond |
コンテキスト | SnpContext |
データ・サーバー | SnpConnect |
データストア | SnpTable |
フォルダ | SnpFolder |
インタフェース | SnpPop |
言語 | SnpLang |
ロード計画 | SnpLoadPlan |
マッピング | SnpMapping |
モデル | SnpModel |
パッケージ | SnpPackage |
物理スキーマ | SnpPschema |
プロシージャまたはKM | SnpTrt |
プロシージャまたはKMのオプション | SnpUserExit |
プロジェクト | SnpProject |
参照 | SnpJoin |
再使用可能マッピング | SnpMapping |
シナリオ | SnpScen |
順序 | SnpSequence |
手順 | SnpStep |
サブモデル | SnpSubModel |
テクノロジ | SnpTechno |
ユーザー関数 | SnpUfunc |
変数 | SnpVar |
オブジェクトのバージョン | SnpVer |
このコマンドを使用して、現在の作業リポジトリからシナリオをエクスポートします。
使用方法
OdiExportScen -SCEN_NAME=<scenario_name> -SCEN_VERSION=<scenario_version> [-EXPORT_KEY=<key>] [-EXPORT_DIR=<directory>] [-FILE_NAME=<file_name>|EXPORT_NAME=<export_name>] [-FORCE_OVERWRITE=<yes|no>] [-RECURSIVE_EXPORT=<yes|no>] [-XML_VERSION=<1.0>] [-XML_CHARSET=<encoding>] [-JAVA_CHARSET=<encoding>] [EXPORT_WITHOUT_CIPHER_DATA=<yes|no>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-SCEN_NAME=<scenario_name> |
はい | エクスポートするシナリオの名前。 |
-SCEN_VERSION=<scenario_version> |
はい | エクスポートするシナリオのバージョン。 |
-EXPORT_KEY=<key> |
いいえ脚注1 | 機密的な暗号データを暗号化するために使用される暗号秘密鍵を指定します。暗号データをインポートするためにエクスポート済オブジェクトをインポートするときに、この鍵を再指定する必要があります。 |
-FILE_NAME=<file_name> |
はい | エクスポート・ファイルの名前。絶対パスまたは-EXPORT_DIR からの相対パス。
このファイル名は、シナリオのOracle Data Integrator標準エクスポート・ファイルの接頭辞および接尾辞に準拠しているかどうかに関係なく指定できます。この標準に完全に準拠する場合は、かわりに |
-EXPORT_DIR=<directory> |
いいえ | シナリオがエクスポートされるディレクトリ。このディレクトリ内に作成されたエクスポート・ファイルには、-FILE_NAME および-EXPORT_NAME パラメータに従って名前が指定されます。
|
-EXPORT_NAME=<export_name> |
いいえ | エクスポート名。このパラメータを使用して、SCEN_<export_name>.xml という名前のエクスポート・ファイルを生成します。このパラメータは-FILE_NAME とは併用できません。 |
-FORCE_OVERWRITE=<yes|no> |
いいえ | Yesに設定すると、既存のエクスポート・ファイルが上書きされます。デフォルト値は「いいえ」です。 |
-RECURSIVE_EXPORT=<yes|no> |
いいえ | シナリオの下にあるオブジェクトが強制的にエクスポートされます。デフォルト値はYesです。 |
-XML_VERSION=<1.0> |
いいえ | 生成されたXMLファイル内に<?xml version="1.0" encoding="ISO-8859-1"?> のタグで指定されるバージョン。デフォルト値は1.0 です。 |
-XML_CHARSET=<encoding> |
いいえ | XMLファイル内に<?xml version="1.0" encoding="ISO-8859-1"?> のタグで指定されるエンコーディング。デフォルト値はISO-8859-1 です。サポートされるエンコーディングのリストについては、次を参照してください。
|
-JAVA_CHARSET=<encoding> |
いいえ | ターゲット・ファイルのエンコーディング。デフォルト値はISO8859_1 です。サポートされるエンコーディングのリストについては、次を参照してください。
|
-EXPORT_WITHOUT_CIPHER_DATA=<yes|no> |
いいえ脚注2 | Yesに設定した場合、オブジェクトのエクスポート時にその機密(暗号)値をnullに設定する必要があります。Noに設定した場合、またはこのパラメータを省略した場合は、-EXPORT_KEY パラメータを追加して、有効なキーを指定する必要があります。デフォルト値は「いいえ」です。 |
脚注1-EXPORT_KEY
パラメータを指定しない場合は、-EXPORT_WITHOUT_CIPHER_DATA
パラメータを指定して、Yesに設定する必要があります。
脚注2-EXPORT_WITHOUT_CIPHER_DATA
を指定しない場合、または指定してNoに設定した場合は、-EXPORT_KEY
パラメータを有効なキー値とともに指定する必要があります。
このコマンドを使用して、作業リポジトリをディレクトリまたはZIPエクスポート・ファイルにエクスポートします。
使用方法
OdiExportWork -TODIR=<directory> [-ZIPFILE_NAME=<zipFileName>] [-EXPORT_KEY=<key>] [-XML_CHARSET=<charset>] [-JAVA_CHARSET=<charset>] [EXPORT_WITHOUT_CIPHER_DATA=<yes|no>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-TODIR=<directory> |
はい | エクスポートのターゲット・ディレクトリ。 |
-ZIPFILE_NAME=<zipFileName> |
いいえ | 圧縮ファイルの名前。 |
-EXPORT_KEY=<key> |
いいえ脚注1 | 機密的な暗号データを暗号化するために使用される暗号秘密鍵を指定します。暗号データをインポートするためにエクスポート済オブジェクトをインポートするときに、この鍵を再指定する必要があります。 |
-XML_CHARSET=<charset> |
いいえ | エクスポート・ファイルに指定されるXMLバージョン。XMLファイル・ヘッダーのxml version パラメータで、<?xml version="1.0" encoding="ISO-8859-1"?> のように指定されます。デフォルト値はISO-8859-1 です。サポートされるエンコーディングのリストについては、次を参照してください。
|
-JAVA_CHARSET=<charset> |
いいえ | 結果ファイルのJava文字エンコーディング。デフォルト値はISO8859_1 です。サポートされるエンコーディングのリストについては、次を参照してください。
|
-EXPORT_WITHOUT_CIPHER_DATA=<yes|no> |
いいえ脚注2 | Yesに設定した場合、オブジェクトのエクスポート時にその機密(暗号)値をnullに設定する必要があります。Noに設定した場合、またはこのパラメータを省略した場合は、-EXPORT_KEY パラメータを追加して、有効なキーを指定する必要があります。デフォルト値は「いいえ」です。 |
脚注1-EXPORT_KEY
パラメータを指定しない場合は、-EXPORT_WITHOUT_CIPHER_DATA
パラメータを指定して、Yesに設定する必要があります。
脚注2-EXPORT_WITHOUT_CIPHER_DATA
を指定しない場合、または指定してNoに設定した場合は、-EXPORT_KEY
パラメータを有効なキー値とともに指定する必要があります。
このファイルを使用して、一連のファイルを単一ファイルに連結します。
使用方法
OdiFileAppend -FILE=<file> -TOFILE=<target_file> [-OVERWRITE=<yes|no>] [-CASESENS=<yes|no>] [-HEADER=<n>] [-KEEP_FIRST_HEADER=<yes|no]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-FILE=<file> |
はい | 連結するファイルのフル・パス。汎用文字を指定するには* を使用します。
例:
ファイルの場所は常に、論理スキーマのデータ・スキーマ・ディレクトリを基準とする必要があります。 |
-TOFILE=<target_file> |
はい | ターゲット・ファイル。 |
-OVERWRITE=<yes|no> |
いいえ | ターゲット・ファイルがすでに存在する場合に上書きするかどうかを示します。デフォルト値は「いいえ」です。 |
-CASESENS=<yes|no> |
いいえ | ファイル検索で大文字と小文字が区別されるかどうかを示します。デフォルトでは、Oracle Data Integratorでファイルは大文字で検索されます(Noに設定)。 |
-HEADER=<n> |
いいえ | 連結前にソース・ファイルから削除するヘッダー行の行数。デフォルトでは、行は削除されません。
|
-KEEP_FIRST_HEADER=<yes|no> |
いいえ | 連結時に最初のファイルのヘッダー行を維持します。デフォルト値はYesです。 |
このコマンドを使用して、ファイルまたはフォルダをコピーします。
使用方法
OdiFileCopy -DIR=<directory> -TODIR=<target_directory> [-OVERWRITE=<yes|no>] [-RECURSE=<yes|no>] [-CASESENS=<yes|no>] OdiFileCopy -FILE=<file> -TOFILE=<target_file>|-TODIR=<target_directory> [-OVERWRITE=<yes|no>] [-RECURSE=<yes|no>] [-CASESENS=<yes|no>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-DIR=<directory> |
-FILE 省略時は、はい |
コピーするディレクトリ(またはフォルダ)。
ディレクトリの場所は常に、論理スキーマのデータ・スキーマ・ディレクトリを基準とする必要があります。 |
-FILE=<file> |
-DIR 省略時は、はい |
コピーするファイルのフル・パス。汎用文字を指定するには* を使用します。
例:
ファイルの場所は常に、論理スキーマのデータ・スキーマ・ディレクトリを基準とする必要があります。 |
-TODIR=<target_directory> |
-DIR 指定時は、はい |
コピーのターゲット・ディレクトリ。
ディレクトリをコピーする場合( 1つ以上のファイルをコピーする場合( |
-TOFILE=<target_file> |
-TODIR 省略時は、はい |
宛先ファイル。このパラメータは、-DIR パラメータとは併用できません。
このパラメータで、次のことを指定します。
|
-TGT_LSCHEMA=<target_file> |
いいえ | 論理スキーマ値に基づいてデータ・サーバー上に配置されているファイル。たとえば、LSCHEMAはデータ・サーバーを指示している可能性があります。ファイルをHDFSからアクセスする必要がある場合、このツールは、このデータ・サーバーからファイルにアクセスします |
-OVERWRITE=<yes|no> |
いいえ | フォルダのファイルがすでに存在している場合、上書きするかどうかを示します。デフォルト値は「いいえ」です。 |
-RECURSE=<yes|no> |
いいえ | ディレクトリに別のディレクトリが含まれている場合に、ファイルを再帰的にコピーするかどうかを示します。Noの値を指定すると、ディレクトリ内のファイルのみがコピーされ、サブディレクトリはコピーされません。デフォルト値はYesです。 |
-CASESENS=<yes|no> |
いいえ | ファイル検索で大文字と小文字が区別されるかどうかを示します。デフォルトでは、Oracle Data Integratorでファイルは大文字で検索されます(Noに設定)。 |
このコマンドを使用して、ファイルまたはディレクトリを削除します。
このツールの最も一般的な使用を次の表に示します。
xは指定されていることを意味します。
oは省略されていることを意味します。
-DIR | -FILE | -RECURSE | 動作 |
---|---|---|---|
x | x | x | 名前のあるすべてのファイル、または-FILE で指定されたマスクと一致する名前のすべてのファイルが、-DIR とそのすべてのサブディレクトリから削除されます。 |
x | o | x | -FILE のサブディレクトリが削除されます。 |
x | x | o | 名前のあるすべてのファイル、または-FILE で指定されたマスクと一致する名前のすべてのファイルが-DIR から削除されます。 |
x | o | o | -DIR が削除されます。 |
使用方法
OdiFileDelete -DIR=<directory> -FILE=<file> [-RECURSE=<yes|no>] [-CASESENS=<yes|no>] [-NOFILE_ERROR=<yes|no>] [-FROMDATE=<from_date>] [-TODATE=<to_date>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-DIR=<directory> |
-FILE 省略時は、はい |
-FILE を省略した場合は、削除するディレクトリ(フォルダ)の名前を指定します。
ディレクトリの場所は常に、論理スキーマのデータ・スキーマ・ディレクトリを基準とする必要があります。 |
-FILE=<file> |
-DIR 省略時は、はい |
削除するファイルの名前またはマスク。-DIR を省略した場合は、フル・パスを指定します。ワイルドカード文字を指定するには* を使用します。
例:
ファイルの場所は常に、論理スキーマのデータ・スキーマ・ディレクトリを基準とする必要があります。 |
-RECURSE=<yes|no> |
いいえ | -FILE が省略されている場合、-RECURSE パラメータは無効です。すべてのサブディレクトリが暗黙的に削除されます。
デフォルト値はYesです。 |
-CASESENS=<yes|no> |
いいえ | Oracle Data Integratorがファイル名を照合する際に、大文字と小文字を区別するかどうかを指定します。デフォルト値は「いいえ」です。 |
-NOFILE_ERROR=<yes|no> |
はい | 指定のディレクトリまたはファイルがない場合、エラーを生成するかどうかを示します。デフォルト値はYesです。 |
-FROMDATE=<from_date> |
いいえ | 変更日がこの日付より後のファイルはすべて削除されます。yyyy/MM/dd hh:mm:ssの書式を使用します。
|
-TODATE=<to_date> |
いいえ | 変更日がこの日付より前のファイルはすべて削除されます。yyyy/MM/dd hh:mm:ssの書式を使用します。
|
注意: -DIR パラメータと-FILE パラメータを組み合せてファイルとディレクトリを同時に削除することはできません。その場合は、OdiFileDeleteを2回コールする必要があります。 |
例
c:\data\input
ディレクトリからmy_data.dat
ファイルを削除します。ファイルまたはディレクトリが欠落している場合はエラーを生成します。
OdiFileDelete -FILE=c:\data\input\my_data.dat -NOFILE_ERROR=yes
bin
ディレクトリからすべての.txt
ファイルを削除します。ただし、.TXT
ファイルは除きます。
OdiFileDelete "-FILE=c:\Program Files\odi\bin\*.txt" -CASESENS=yes
次の文も同じ結果になります。
OdiFileDelete "-DIR=c:\Program Files\odi\bin" "-FILE=*.txt" -CASESENS=yes
/bin/usr/nothingToDoHere
ディレクトリを削除します。
OdiFileDelete "-DIR=/bin/usr/nothingToDoHere"
C:\temp
ディレクトリから、変更時間が10/01/2008 00:00:00
から10/31/2008 22:59:00
までの間(10/01/2008
から10/31/2008
までは対象外)のファイルをすべて削除します。
OdiFileDelete -DIR=C:\temp -FILE=* -NOFILE_ERROR=NO -FROMDATE=FROMDATE=10/01/2008 00:00:00 -TODATE=10/31/2008 22:59:00
C:\temp
ディレクトリから、変更時間が10/31/2008 17:00:00
より前のすべてのファイルを削除します。
OdiFileDelete -DIR=C:\temp -FILE=* -NOFILE_ERROR=YES -TODATE=10/31/2008 17:00:00
C:\temp
ディレクトリから、変更時間が10/01/2008 08:00:00
より後のすべてのファイルを削除します。
OdiFileDelete -DIR=C:\temp -FILE=* -NOFILE_ERROR=NO -FROMDATE=10/01/2008 08:00:00
このコマンドを使用して、ファイルまたはディレクトリを別のファイルまたはディレクトリに移動(または名前を変更)します。
使用方法
OdiFileMove -FILE=<file> -TODIR=<target_directory> -TOFILE=<target_file> [-OVERWRITE=<yes|no>] [-RECURSE=<yes|no>] [-CASESENS=<yes|no>] OdiFileMove -DIR=<directory> -TODIR=<target_directory> [-OVERWRITE=<yes|no>] [-RECURSE=<yes|no>] [-CASESENS=<yes|no>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-DIR=<directory> |
-FILE 省略時は、はい |
移動または名前を変更するディレクトリ(またはフォルダ)。
ディレクトリの場所は常に、論理スキーマのデータ・スキーマ・ディレクトリを基準とする必要があります。 |
-FILE=<file> |
-DIR 省略時は、はい |
移動または名前を変更するファイルのフル・パス。汎用文字を指定するには* を使用します。
例:
ファイルの場所は常に、論理スキーマのデータ・スキーマ・ディレクトリを基準とする必要があります。 |
-TODIR=<target_directory> |
-DIR 指定時は、はい |
移動のターゲット・ディレクトリ。
ディレクトリを移動する場合( 1つ以上のファイルを移動する場合( |
-TOFILE=<target_file> |
-TODIR 省略時は、はい |
ターゲット・ファイル。このパラメータは、-DIR パラメータとは併用できません。
このパラメータで、次のことを指定します。
|
-OVERWRITE=<yes|no> |
いいえ | ファイルまたはディレクトリがすでに存在している場合、上書きするかどうかを示します。デフォルト値は「いいえ」です。 |
-RECURSE=<yes|no> |
いいえ | ディレクトリに別のディレクトリが含まれている場合に、ファイルを再帰的に移動するかどうかを示します。Noの値を指定すると、移動するディレクトリ内のファイルのみが移動し、サブディレクトリは移動しません。デフォルト値はYesです。 |
-CASESENS=<yes|no> |
いいえ | ファイル検索で大文字と小文字が区別されるかどうかを示します。デフォルトでは、Oracle Data Integratorでファイルは大文字で検索されます(Noに設定)。 |
例
hosts
というファイルの名前をhosts.old
に変更します。
OdiFileMove -FILE=/etc/hosts -TOFILE=/etc/hosts.old
hosts
ファイルを/etc
ディレクトリから/home/odi
ディレクトリに移動します。
OdiFileMove -FILE=/etc/hosts -TOFILE=/home/odi/hosts
すべての*.csv
ファイルを/etc
ディレクトリから/home/odi
ディレクトリに上書きで移動します。
OdiFileMove -FILE=/etc/*.csv -TODIR=/home/odi -OVERWRITE=yes
すべての*.csv
ファイルを/etc
ディレクトリから/home/odi
ディレクトリに移動し、拡張子を.txt
に変更します。
OdiFileMove -FILE=/etc/*.csv -TOFILE=/home/odi/*.txt -OVERWRITE=yes
C:\odi
ディレクトリの名前をC:\odi_is_wonderful
に変更します。
OdiFileMove -DIR=C:\odi -TODIR=C:\odi_is_wonderful
C:\odi
ディレクトリとそのサブフォルダをC:\Program Files\odi
ディレクトリに移動します。
OdiFileMove -DIR=C:\odi "-TODIR=C:\Program Files\odi" -RECURSE=yes
このコマンドを使用して、ファイル・イベントを管理します。このコマンドは、ディレクトリを定期的にスキャンし、特定の数のファイルがマスクと一致して表示されることを、指定のタイムアウトに達するまで待機します。指定のファイルが見つかると、これらのファイルに対してアクションがトリガーされます。
使用方法
OdiFileWait -DIR=<directory> -PATTERN=<pattern> [-ACTION=<DELETE|COPY|MOVE|APPEND|ZIP|NONE>] [-TODIR=<target_directory>] [-TOFILE=<target_file>] [-OVERWRITE=<yes|no>] [-CASESENS=<yes|no>] [-FILECOUNT=<n>] [-TIMEOUT=<n>] [-POLLINT=<n>] [-HEADER=<n>] [-KEEP_FIRST_HEADER=<yes|no>] [-NOFILE_ERROR=<yes|no>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-ACTION=
|
いいえ | 見つかったファイルに対するアクション:
|
-DIR=<directory> |
はい | スキャンするディレクトリ(またはフォルダ)。
ディレクトリの場所は常に、論理スキーマのデータ・スキーマ・ディレクトリを基準とする必要があります。 |
-PATTERN=<pattern> |
はい | スキャンするファイル名のマスク。汎用文字を指定するには* を使用します。
例:
|
-TODIR=<target_directory> |
いいえ | アクションのターゲット・ディレクトリ。アクションによって次のようになります:
|
-TOFILE=<target_file> |
いいえ | 宛先ファイル。アクションによって次のようになります:
名前変更ルール:
|
-OVERWRITE=<yes|no> |
いいえ | 宛先ファイルが存在する場合に、そのファイルを上書きするかどうかを示します。デフォルト値は「いいえ」です。
このオプションを |
-CASESENS=<yes|no> |
いいえ | ファイル検索で大文字と小文字が区別されるかどうかを示します。デフォルトでは、Oracle Data Integratorでファイルは大文字で検索されます(Noに設定)。 |
-FILECOUNT=<n> |
いいえ | 待機するファイルの最大数(デフォルトは0)。この数に到達すると、コマンドは終了します。
0の値では、タイムアウトに到達するまで、Oracle Data Integratorですべてのファイルを待機します。 このパラメータが0で、タイムアウトも0の場合、このパラメータは暗黙的に1に設定されます。 |
-TIMEOUT=<n> |
いいえ | ミリ秒単位の最大待機時間(デフォルト値は0)。
この待機時間に到達すると、コマンドは次のコマンドに制御を譲り、その値 0の値は、待機時間が無制限であることを示します( |
-POLLINT=<n> |
いいえ | 新規ファイルを検索する間隔(ミリ秒単位)。デフォルトは1000 (1秒)です。これは、Oracle Data Integratorが1秒間隔で新しいメッセージを検索することを意味します。OdiFileWaitの最中に書き込まれたファイルは、この間隔の合間に(ファイル・サイズ未変更で)閉じた後でのみ検索の対象となります。 |
-HEADER=<n> |
いいえ | このパラメータはAPPEND アクションでのみ有効です。
連結前にファイルから削除するヘッダー行の行数。デフォルト値は0です(処理なし)。 |
-KEEP_FIRST_HEADER=<yes|no> |
いいえ | このパラメータはAPPEND アクションでのみ有効です。
連結時に最初のファイルのヘッダー行を維持します。デフォルト値はYesです。 |
-NOFILE_ERROR=<yes|no> |
いいえ | ファイルが見つからない場合の動作を示します。
デフォルト値はNoで、ファイルが見つからない場合でもエラーが生成されないことを意味します。 |
例
c:\events
ディレクトリのflag.txt
ファイルを時間制限なしで待機し、ファイルが検出された場合は先に進みます。
OdiFileWait -ACTION=NONE -DIR=c:\events -PATTERN=flag.txt -FILECOUNT=1 -TIMEOUT=0 -POLLINT=1000
c:\events
ディレクトリのflag.txt
ファイルを時間制限なしで待機し、ファイルが検出された場合はそのファイルを削除します。
OdiFileWait -ACTION=DELETE -DIR=c:\events -PATTERN=flag.txt -FILECOUNT=1 -TIMEOUT=0 -POLLINT=1000
売上ファイル(*.dat
)を5分間待機し、c:\sales_in
ディレクトリを1秒間隔でスキャンして、C:\sales_ok
ディレクトリのsales.dat
ファイルに連結します。その際、最初のファイルのヘッダーは維持します。
OdiFileWait -ACTION=APPEND -DIR=c:\sales_in -PATTERN=*.dat TOFILE=c:\sales_ok\sales.dat -FILECOUNT=0 -TIMEOUT=350000 -POLLINT=1000 -HEADER=1 -KEEP_FIRST_HEADER=yes -OVERWRITE=yes
売上ファイル(*.dat
)を5分間待機し、c:\sales_in
ディレクトリを1秒間隔でスキャンして、C:\sales_ok
ディレクトリにファイルをコピーします。上書きはしません。
OdiFileWait -ACTION=COPY -DIR=c:\sales_in -PATTERN=*.dat -TODIR=c:\sales_ok -FILECOUNT=0 -TIMEOUT=350000 -POLLINT=1000 -OVERWRITE=no
売上ファイル(*.dat
)を5分間待機し、c:\sales_in
ディレクトリを1秒間隔でスキャンして、これらのファイルをZIPファイルにアーカイブします。
OdiFileWait -ACTION=ZIP -DIR=c:\sales_in -PATTERN=*.dat -TOFILE=c:\sales_ok\sales.zip -FILECOUNT=0 -TIMEOUT=350000 -POLLINT=1000 -OVERWRITE=yes
売上ファイル(*.dat
)を5分間待機し、c:\sales_in
ディレクトリを1秒間隔でスキャンして、C:\sales_ok
ディレクトリにファイルを移動します。上書きはしません。ファイル名に.bak
を追加します。
OdiFileWait -ACTION=MOVE -DIR=c:\sales_in -PATTERN=*.dat -TODIR=c:\sales_ok -TOFILE=*.bak -FILECOUNT=0 -TIMEOUT=350000 -POLLINT=1000 -OVERWRITE=no
このコマンドを使用して、FTPプロトコルでリモート・システムに接続し、リモート・システムで標準FTPコマンドを実行します。スクリプトからのトレースは、オペレータ・ナビゲータのOdiFtpステップを表すタスクの実行詳細に対して記録されます。
使用方法
OdiFtp -HOST=<ftp server host name> -USER=<ftp user> [-PASSWORD=<ftp user password>] -REMOTE_DIR=<remote dir on ftp host> -LOCAL_DIR=<local dir> [-PASSIVE_MODE=<yes|no>] [-TIMEOUT=<time in seconds>] [-STOP_ON_FTP_ERROR=<yes|no>] -COMMAND=<command>
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-HOST=<ftp server host name> |
はい | FTPサーバーのホスト名。 |
-USER=<ftp user> |
はい | FTPサーバーのユーザー。 |
-PASSWORD=<ftp user password> |
いいえ | FTPユーザーのパスワード。 |
-REMOTE_DIR=<remote dir on ftp host> |
はい | リモートFTPホスト上のディレクトリ・パス。 |
-LOCAL_DIR=<local dir> |
はい | ローカル・マシン上のディレクトリ・パス。 |
-PASSIVE_MODE=<yes|no> |
いいえ | Noに設定すると、FTPセッションでアクティブ・モードが使用されます。デフォルト値はYesで、セッションがパッシブ・モードで実行されることを意味します。 |
-TIMEOUT=<time in seconds> |
いいえ | ソケット接続がタイムアウトするまでの秒数。 |
-STOP_ON_FTP_ERROR=<yes|no> |
いいえ | Yes (デフォルト)に設定すると、FTPエラーが発生した場合、ステップが完了まで実行されるのではなく停止されます。 |
-COMMAND=<command> |
はい | 実行するraw FTPコマンド。複数行コマンドの場合は、OdiFtp行の後に-COMMAND パラメータを指定せずに、コマンド全体をrawテキストとして渡します。
サポートされるコマンド:
|
例
リモート・ホスト上で、ディレクトリを作成し、そのディレクトリに移動し、ファイルをそのディレクトリに配置し、そのサイズをチェックするスクリプトを実行します。スクリプトにより別のファイルが追加され、新しいサイズがチェックされ、そのファイルの名前がdailyData.csv
に変更されます。ディレクトリが存在する場合でもスクリプトが続行されるように、-STOP_ON_FTP_ERROR
パラメータがNo
に設定されています。
OdiFtp -HOST=machine.oracle.com -USER=odiftpuser -PASSWORD=<password> -LOCAL_DIR=/tmp -REMOTE_DIR=c:\temp -PASSIVE_MODE=YES -STOP_ON_FTP_ERROR=No MKD dataDir CWD dataDir STOR customers.csv SIZE customers.csv APPE new_customers.csv customers.csv SIZE customers.csv RNFR customers.csv RNTO dailyData.csv
このコマンドを使用して、FTPサーバーからファイルをダウンロードします。
使用方法
OdiFtpGet -HOST=<ftp server host name> -USER=<ftp user> [PASSWORD=<ftp user password>] -REMOTE_DIR=<remote dir on ftp host> [-REMOTE_FILE=<file name under the -REMOTE_DIR>] -LOCAL_DIR=<local dir> [-LOCAL_FILE=<file name under the –LOCAL_DIR>] [-PASSIVE_MODE=<yes|no>] [-TIMEOUT=<time in seconds>]
注意: ローカルまたはリモートのファイル名の一部として%が必要な場合は、%だけではなく%25を渡す必要があります。%25は自動的に%に解決されます。 たとえば、ファイル名を |
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-HOST=<host name of the ftp server> |
はい | FTPサーバーのホスト名。 |
-USER=<host name of the ftp user> |
はい | FTPサーバーのユーザー。 |
-PASSWORD=<password of the ftp user> |
いいえ | FTPユーザーのパスワード。 |
-REMOTE_DIR=<dir on the ftp host> |
はい | リモートFTPホスト上のディレクトリ・パス。 |
-REMOTE_FILE=<file name under -REMOTE DIR> |
いいえ | -REMOTE_DIR 引数で指定されたディレクトリのファイル名。この引数が欠落している場合は、-LOCAL_FILE ファイル名を使用してファイルがコピーされます。-LOCAL_FILE 引数も欠落している場合は、-LOCAL_DIR が-REMOTE_DIR に再帰的にコピーされます。 |
-LOCAL_DIR=<local dir path> |
はい | ローカル・マシン上のディレクトリ・パス。 |
-LOCAL_FILE=<local file> |
いいえ | -LOCAL_DIR 引数で指定されたディレクトリのファイル名。この引数が欠落している場合は、-LOCAL_DIR にあるすべてのファイルおよびディレクトリが、-REMOTE_DIR に再帰的にコピーされます。
コピーするファイルをフィルタ処理するには、 例:
|
-PASSIVE_MODE=<yes|no>] |
いいえ | Noに設定すると、FTPセッションでアクティブ・モードが使用されます。デフォルト値はYesで、セッションがパッシブ・モードで実行されることを意味します。 |
-TIMEOUT=<time in seconds> |
いいえ | ソケット接続がタイムアウトするまでの秒数。 |
-TGT_LSCHEMA=<target_file> |
いいえ | 論理スキーマ値に基づいて解決されたデータ・サーバー上に配置されているファイル。たとえば、LSCHEMAはデータ・サーバーを指示している可能性があります。このツールは、このデータ・サーバーからファイルにアクセスします。 |
例
FTPサーバー上のリモート・ディレクトリ/test_copy555
をローカル・ディレクトリC:\temp\test_copy
に再帰的にコピーします。
OdiFtpGet -HOST=machine.oracle.com -USER=test_ftp -PASSWORD=<password> -LOCAL_DIR=C:\temp\test_copy -REMOTE_DIR=/test_copy555
FTP接続のアクティブ・モードを使用して、FTPサーバー上のリモート・ディレクトリ/
にあるSales*.txt
パターンと一致するすべてのファイルをローカル・ディレクトリC:\temp\
にコピーします。
OdiFtpGet -HOST=machine.oracle.com -USER=test_ftp -PASSWORD=<password> -LOCAL_DIR=C:\temp -LOCAL_FILE=Sales*.txt -REMOTE_DIR=/ -PASSIVE_MODE=NO
このコマンドを使用して、ローカル・ファイルをFTPサーバーにアップロードします。
使用方法
OdiFtpPut -HOST=<ftp server host name> -USER=<ftp user> [PASSWORD=<ftp user password>] -REMOTE_DIR=<remote dir on ftp host> [-REMOTE_FILE=<file name under the -REMOTE_DIR>] -LOCAL_DIR=<local dir> [-LOCAL_FILE=<file name under the –LOCAL_DIR>] [-PASSIVE_MODE=<yes|no>] [-TIMEOUT=<time in seconds>]
注意: ローカルまたはリモートのファイル名の一部として%が必要な場合は、%だけではなく%25を渡す必要があります。%25は自動的に%に解決されます。 たとえば、ファイル名を |
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-HOST=<host name of the ftp server> |
はい | FTPサーバーのホスト名。 |
-USER=<host name of the ftp user> |
はい | FTPサーバーのユーザー。 |
-PASSWORD=<password of the ftp user> |
いいえ | FTPユーザーのパスワード。 |
-REMOTE_DIR=<dir on the ftp host> |
はい | リモートFTPホスト上のディレクトリ・パス。 |
-REMOTE_FILE=<file name under -REMOTE DIR> |
いいえ | -REMOTE_DIR 引数で指定されたディレクトリのファイル名。この引数が欠落している場合は、-LOCAL_FILE ファイル名を使用してファイルがコピーされます。-LOCAL_FILE 引数も欠落している場合は、-LOCAL_DIR が-REMOTE_DIR に再帰的にコピーされます。 |
-LOCAL_DIR=<local dir path> |
はい | ローカル・マシン上のディレクトリ・パス。 |
-LOCAL_FILE=<local file> |
いいえ | -LOCAL_DIR 引数で指定されたディレクトリのファイル名。この引数が欠落している場合は、-LOCAL_DIR にあるすべてのファイルおよびディレクトリが、-REMOTE_DIR に再帰的にコピーされます。
コピーするファイルをフィルタ処理するには、*を使用して汎用文字を指定します。 例:
|
-PASSIVE_MODE=<yes|no> |
いいえ | Noに設定すると、FTPセッションでアクティブ・モードが使用されます。デフォルト値はYesで、セッションがパッシブ・モードで実行されることを意味します。 |
-TIMEOUT=<time in seconds> |
いいえ | ソケット接続がタイムアウトするまでの秒数。 |
注意: OdiFtp実行を正常に完了するためには、ユーザーのホーム・ディレクトリ内にLIST権限を持っている必要があります。 |
例
ローカル・ディレクトリC:\temp\test_copy
をFTPサーバー上のリモート・ディレクトリ/test_copy555
に再帰的にコピーします。
OdiFtpPut -HOST=machine.oracle.com -USER=test_ftp -PASSWORD=<password> -LOCAL_DIR=C:\temp\test_copy -REMOTE_DIR=/test_copy555"
ローカル・ディレクトリC:\temp\
にあるSales*.txt
パターンと一致するすべてのファイルをFTPサーバー上のリモート・ディレクトリ/
にコピーします。
OdiFtpPut -HOST=machine.oracle.com -USER=test_ftp -PASSWORD=<password> -LOCAL_DIR=C:\temp -LOCAL_FILE=Sales*.txt -REMOTE_DIR=/
ローカル・ディレクトリC:\temp\
にあるSales1.txt
ファイルをFTPサーバー上のリモート・ディレクトリ/
にSample1.txt
ファイルとしてコピーします。
OdiFtpPut -HOST=machine.oracle.com -USER=test_ftp -PASSWORD=<password> -LOCAL_DIR=C:\temp -LOCAL_FILE=Sales1.txt -REMOTE_DIR=/Sample1.txt
このコマンドを使用して、フォルダまたはプロジェクトに含まれ、マーカーによってフィルタ処理されたデザインタイム・コンポーネント(パッケージ、マッピング、プロシージャまたは変数)からシナリオのセットを生成します。
使用方法
OdiGenerateAllScen -PROJECT=<project_id> [-FOLDER=<folder_id>] [-MODE=<REPLACE|CREATE>] [-GRPMARKER=<marker_group_code> [-MARKER=<marker_code>] [-MATERIALIZED=<yes|no>] [-GENERATE_MAP=<yes|no>] [-GENERATE_PACK=<yes|no>] [-GENERATE_POP=<yes|no>] [-GENERATE_TRT=<yes|no>] [-GENERATE_VAR=<yes|no>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-PROJECT=<project_id> |
はい | シナリオを生成するコンポーネントが含まれているプロジェクトのID。 |
-FOLDER=<folder_id> |
いいえ | シナリオを生成するコンポーネントが含まれているフォルダのID。 |
-MODE=<REPLACE|CREATE> |
いいえ | シナリオ生成モード:
|
-GRPMARKER=<marker_group_code> |
いいえ | シナリオを生成するコンポーネントのフィルタ処理に使用するマーカーが含まれているグループ。
|
-MARKER=<marker_code> |
いいえ | シナリオを生成するコンポーネントのフィルタ処理に使用するマーカー。
|
-MATERIALIZED=<yes|no> |
いいえ | すべての下層オブジェクトがマテリアライズされるものとしてシナリオを生成するかどうかを指定します。デフォルト値は「いいえ」です。 |
-GENERATE_MAP=<yes|no> |
いいえ | マッピングからシナリオを生成するかどうかを指定します。デフォルト値は「いいえ」です。 |
-GENERATE_PACK=<yes|no> |
いいえ | パッケージに関連付けられているシナリオを(再)生成するかどうかを指定します。デフォルト値はYesです。 |
-GENERATE_POP=<yes|no> |
いいえ | マッピングに関連付けられているシナリオを(再)生成するかどうかを指定します。デフォルト値は「いいえ」です。 |
-GENERATE_TRT=<yes|no> |
いいえ | プロシージャに関連付けられているシナリオを(再)生成するかどうかを指定します。デフォルト値は「いいえ」です。 |
-GENERATE_VAR=<yes|no> |
いいえ | 変数に関連付けられているシナリオを(再)生成するかどうかを指定します。デフォルト値は「いいえ」です。 |
このコマンドを使用して、エクスポート・ファイルの内容をリポジトリにインポートします。このコマンドは、ユーザー・インタフェースから使用可能なインポート機能の動作を再現します。
このツールを使用する場合は注意が必要です。リポジトリに存在しないオブジェクトに依存するオブジェクトをインポートすると、正しく機能しない可能性があります。このAPIは、上位レベルのオブジェクト(プロジェクト、モデルなど)をインポートする目的で使用することをお薦めします。
警告: インポート・タイプと、オブジェクトをリポジトリにインポートする順序は、慎重に指定してください。インポートの詳細は、『Oracle Data Integratorでの統合プロジェクトの開発』の「エクスポートおよびインポート」を参照してください。 |
使用方法
OdiImportObject -FILE_NAME=<FileName> [-WORK_REP_NAME=<workRepositoryName>] -IMPORT_MODE=<DUPLICATION|SYNONYM_INSERT|SYNONYM_UPDATE|SYNONYM_INSERT_UPDATE>] [-IMPORT_SCHEDULE=<yes|no>] [-EXPORT_KEY=<key>] [-UPGRADE_KEY=<upgradeKey>] [IMPORT_WITHOUT_CIPHER_DATA=<yes|no>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-FILE_NAME=<FileName > |
はい | インポートするXMLエクスポート・ファイルの名前。 |
-WORK_REP_NAME=<workRepositoryName> |
いいえ | オブジェクトのインポート先作業リポジトリの名前。この作業リポジトリは、接続しているマスター・リポジトリに定義されている必要があります。このパラメータの指定を省略すると、オブジェクトは現在のマスター・リポジトリまたは作業リポジトリにインポートされます。 |
-IMPORT_MODE=<DUPLICATION|SYNONYM_INSERT|SYNONYM_UPDATE|SYNONYM_INSERT_UPDATE> |
はい | オブジェクトのインポート・モード。デフォルト値はDUPLICATION です。インポート・タイプの詳細は、『Oracle Data Integratorでの統合プロジェクトの開発』のインポート・モードに関する項を参照してください。 |
-IMPORT_SCHEDULE=<yes|no> |
いいえ | 選択したファイルがシナリオ・エクスポート・ファイルの場合は、そのファイルに格納されているスケジュールをインポートします。デフォルト値は「いいえ」です。 |
-EXPORT_KEY=<key> |
いいえ脚注1 | 機密的な暗号データを暗号化するために使用される暗号秘密鍵を指定します。暗号データをインポートするためにエクスポート済オブジェクトをインポートするときに、この鍵を指定する必要があります。 |
-UPGRADE_KEY=<upgradeKey> |
いいえ | 旧バージョン(12c以前)のOracle Data Integratorからリポジトリ・オブジェクトをインポートするためのアップグレード・キー。 |
-IMPORT_WITHOUT_CIPHER_DATA=<yes|no> |
いいえ脚注2 | Yesに設定した場合、オブジェクトのインポート時にその機密(暗号)値をnullに設定する必要があります。Noに設定した場合、またはこのパラメータを省略した場合は、-EXPORT_KEY パラメータを追加して、有効なキーを指定する必要があります。デフォルト値は「いいえ」です。 |
脚注1-EXPORT_KEY
パラメータを指定しない場合は、-IMPORT_WITHOUT_CIPHER_DATA
パラメータを指定して、Yesに設定する必要があります。
脚注2-EXPORT_WITHOUT_CIPHER_DATA
を指定しない場合、または指定してNoに設定した場合は、-EXPORT_KEY
パラメータを有効なキー値とともに指定する必要があります。
このコマンドを使用して、エクスポート・ファイルから現在の作業リポジトリにシナリオをインポートします。
使用方法
OdiImportScen -FILE_NAME=<FileName> [-IMPORT_MODE=<DUPLICATION|SYNONYM_INSERT|SYNONYM_UPDATE|SYNONYM_INSERT_UPDATE>] [-EXPORT_KEY=<key>] [-IMPORT_SCHEDULE=<yes|no>] [-FOLDER=<parentFolderGlobalId>] [-UPGRADE_KEY=<upgradeKey>] [IMPORT_WITHOUT_CIPHER_DATA=<yes|no>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-FILE_NAME=<FileName> |
はい | エクスポート・ファイルの名前。 |
-IMPORT_MODE=<DUPLICATION|SYNONYM_INSERT|SYNONYM_UPDATE|SYNONYM_INSERT_UPDATE> |
いいえ | シナリオのインポート・モード。デフォルト値はDUPLICATION です。インポート・タイプの詳細は、『Oracle Data Integratorでの統合プロジェクトの開発』のインポート・モードに関する項を参照してください。 |
-EXPORT_KEY=<key> |
いいえ脚注1 | 機密的な暗号データを暗号化するために使用される暗号秘密鍵を指定します。暗号データをインポートするためにエクスポート済オブジェクトをインポートするときに、この鍵を指定する必要があります。 |
-IMPORT_SCHEDULE=<yes|no> |
いいえ | シナリオ・エクスポート・ファイルに格納されているスケジュールをインポートします。デフォルト値は「いいえ」です。 |
-FOLDER=<parentFolderGlobalId> |
いいえ | 親シナリオ・フォルダのグローバルID。 |
-UPGRADE_KEY=<upgradeKey> |
いいえ | 旧バージョン(12c以前)のOracle Data Integratorからリポジトリ・オブジェクトをインポートするためのアップグレード・キー。 |
-IMPORT_WITHOUT_CIPHER_DATA=<yes|no> |
いいえ脚注2 | Yesに設定した場合、オブジェクトのインポート時にその機密(暗号)値をnullに設定する必要があります。Noに設定した場合、またはこのパラメータを省略した場合は、-EXPORT_KEY パラメータを追加して、有効なキーを指定する必要があります。デフォルト値は「いいえ」です。 |
脚注1-EXPORT_KEY
パラメータを指定しない場合は、-IMPORT_WITHOUT_CIPHER_DATA
パラメータを指定して、Yesに設定する必要があります。
脚注2-IMPORT_WITHOUT_CIPHER_DATA
を指定しない場合、または指定してNoに設定した場合は、-EXPORT_KEY
パラメータを有効なキー値とともに指定する必要があります。
注意: このツールはOdiExecuteWebServiceツールに代わるものです。 |
このコマンドを使用して、HTTP/HTTPSを介してWebサービスを呼び出し、レスポンスをXMLファイルに書き込みます。
このツールは、記述ファイル(WSDL)のURLが提供されているWebサービスのポートで、特定の操作を呼び出します。
この操作にWebサービス・リクエストが必要な場合は、リクエスト・ファイルで、またはツール・コール(<XML Request>
)に直接書き込まれて提供されます。このリクエスト・ファイルには、2つの異なる形式(XML本文のみに対応するXML
、またはSOAPのヘッダーと本文が格納された完全なSOAPエンベロープに対応するSOAP
)を-RESPONSE_FILE_FORMAT
パラメータで指定できます。Webサービス・リクエストのレスポンスは、後でOracle Data Integratorで処理できるXMLファイルに書き込まれます。Webサービス操作が一方向でレスポンスを返さない場合、レスポンス・ファイルは生成されません。
注意: このツールは、コマンド行でstartcmd を使用して実行できません。 |
使用方法
OdiInvokeWebService -URL=<url> -PORT=<port> -OPERATION=<operation> [<XML Request>] [-REQUEST_FILE=<xml_request_file>] [-RESPONSE_MODE=<NO_FILE|NEW_FILE|FILE_APPEND>] [-RESPONSE_FILE=<xml_response_file>] [-RESPONSE_XML_ENCODING=<charset>] [-RESPONSE_FILE_CHARSET=<charset>] [-RESPONSE_FILE_FORMAT=<XML|SOAP>] [-HTTP_USER=<user>] [-HTTP_PASS=<password>] [-TIMEOUT=<timeout>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-LSCHEMA=<logical_schema> |
いいえ | ジャーナル化された表が格納されている論理スキーマ(オプションのパラメータ)。LSCHEMAを指定する場合、OdiInvokeWebServiceは、マップされたSOAP WS物理スキーマまたはSOAP WSデータ・サーバーあるいはその両方で構成されたURL、PORT、HTTP_USERおよびHTTP_PASSを使用します。 |
-CONTEXT=<Odi context> |
いいえ | 論理スキーマを解決するコンテキスト。コンテキストの指定を省略すると、実行コンテキストが使用されます(オプションのパラメータ)。 |
-URL=<url> |
いいえ | Webサービスを記述しているWebサービス記述ファイル(WSDL)のURL。 |
-PORT_TYPE=<port_type> |
いいえ | 呼び出すWSDLポート・タイプの名前。 |
-OPERATION=<operation> |
はい | 呼び出すWebサービス操作の名前。 |
<XML Request> |
いいえ | SOAP (Simple Object Access Protocol)形式のリクエスト・メッセージ。このメッセージは、OdiInvokeWebServiceコールの直後の行に指定する必要があります。
このリクエストは、場所が |
-REQUEST_FILE=<xml_request_file> |
いいえ | SOAP形式のリクエスト・メッセージが含まれているXMLファイルの場所。
このリクエストは、ツール・コール( |
-RESPONSE_MODE=<NO_FILE|NEW_FILE|FILE_APPEND> |
いいえ | レスポンス・ファイルの生成モード。このパラメータの値は、次のいずれかです。
|
-RESPONSE_FILE=<file> |
場合による | 結果を書き込むファイルの名前。-RESPONSE_MODE がNEW_FILE またはAPPEND の場合は必須です。 |
-RESPONSE_FILE_CHARSET=<charset> |
場合による | レスポンス・ファイルの文字エンコーディング。次の表を参照してください。-RESPONSE_MODE がNEW_FILE またはAPPEND の場合は必須です。 |
-RESPONSE_XML_ENCODING=<charset> |
場合による | レスポンス・ファイルのXML宣言ヘッダーに示される文字エンコーディング。次の表を参照してください。-RESPONSE_MODE がNO_FILE でない場合は必須です。 |
-RESPONSE_FILE_FORMAT=<XML|SOAP> |
いいえ | リクエストおよびレスポンス・ファイルの形式。
|
-HTTP_USER=<user> |
いいえ | HTTPサーバーで認証するユーザー・アカウント。 |
-HTTP_PASS=<password> |
いいえ | HTTPユーザーのパスワード。
注意: ODI変数をパスワードとして使用する場合、変数の内容は、エンコード・スクリプトを使用して暗号化する必要があります。 |
-TIMEOUT=<timeout> |
いいえ | Webサービス・リクエストは、この時間が経過するまで応答を待機した後、サーバーがレスポンスを戻さないと判断してエラーを生成します。デフォルト値は15秒です。 |
次の表に、最も一般的なXML/Java文字エンコーディング・スキームを示します。より詳細なリストについては、次を参照してください。
http://java.sun.com/j2se/1.4.2/docs/guide/intl/encoding.doc.html
XMLキャラクタ・セット | Javaキャラクタ・セット |
---|---|
US-ASCII | ASCII |
UTF-8 | UTF8 |
UTF-16 | UTF-16 |
ISO 8859-1 | ISO8859_1 |
例
次のWebサービス・コールは、指定された国の首都を戻します(ISO国別コードはリクエストで送信されます)。リクエストおよびレスポンスの形式と、使用できるポートおよび操作が、URLパラメータで渡されるWSDLに定義されていることに注意してください。
OdiInvokeWebService - -URL=http://www.oorsprong.org/websamples.countryinfo/CountryInfoService.wso ?WSDL -PORT_TYPE=CountryInfoServiceSoapType -OPERATION=CapitalCity -RESPONSE_MODE=NEW_FILE -RESPONSE_XML_ENCODING=ISO-8859-1 "-RESPONSE_FILE=/temp/result.xml" -RESPONSE_FILE_CHARSET=ISO8859_1 -RESPONSE_FILE_FORMAT=XML <CapitalCityRequest> <sCountryISOCode>US</sCountryISOCode> </CapitalCityRequest>
生成した/temp/result.xml
ファイルの内容は、次のようになります。
<CapitalCityResponse> <m:CapitalCityResponse> <m:CapitalCityResult>Washington</m:CapitalCityResult> </m:CapitalCityResponse> </CapitalCityResponse>
このコマンドを使用して、スタンドアロン・エージェントを停止します。
アプリケーション・サーバーにデプロイされているJava EEエージェントは、このツールでは停止できません。アプリケーション・サーバーのユーティリティを使用して停止する必要があります。
使用方法
OdiKillAgent (-PORT=<TCP/IP Port>|-NAME=<physical_agent_name>)
[-IMMEDIATE=<yes|no
>] [-MAX_WAIT=<timeout>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-PORT=<TCP/IP Port> |
いいえ | このパラメータを指定すると、ローカル・マシンの指定ポートで実行中のエージェントが停止されます。 |
-NAME=<physical_agent_name> |
はい | このパラメータを指定すると、名前が指定されている物理エージェントが停止されます。このエージェントには、ローカルまたはリモートのエージェントを指定できます。エージェントはマスター・リポジトリで宣言する必要があります。 |
-IMMEDIATE=<yes|no> |
いいえ | このパラメータをYesに設定すると、実行中のセッションの完了を待機せずにエージェントが停止されます。Noに設定すると、実行中のセッションがすべて完了した後、または-MAX_WAIT タイムアウトに到達した後で、エージェントが停止されます。デフォルト値は「いいえ」です。 |
-MAX_WAIT=<timeout> |
いいえ | このパラメータは、-IMMEDIATE がNoに設定されている場合に使用できます。このパラメータには、実行中のセッションに関係なくエージェントを停止するタイムアウトをミリ秒単位で定義します。デフォルト値は0です。これは、タイムアウトがなく、エージェントの実行中のセッションが完了した後にエージェントが停止されることを意味します。 |
このコマンドを使用して、Oracle GoldenGateプロセスを開始および停止します。
-NB_PROCESS
パラメータは、操作を実行するプロセスの数を指定し、Oracle GoldenGate配信プロセスのみに適用します。
-NB_PROCESS
が指定されていない場合、物理プロセスの名前は論理プロセスから導出されます。たとえば、論理スキーマR1_LS
が物理プロセスR1
にマップされている場合、R1
という名前のOracle GoldenGateプロセスが開始または停止されます。
-NB_PROCESS
に正の値が指定されている場合、順序番号がプロセスに追加され、すべてのプロセスが新しい名前で開始または停止されます。たとえば、値が3
に設定され、論理スキーマR2_LS
が物理プロセスR2
にマップされている場合、プロセスR21
、R22
およびR23
が開始または停止されます。
ジャーナルの開始を使用してCDC (チェンジ・データ・キャプチャ)プロセスをOracle GoldenGate JKM (ジャーナル化ナレッジ・モジュール)により開始した場合、Oracle Data Integratorでは、プロセス名に追加の順序番号が付けられたOracle GoldenGate配信プロセスが生成されます。たとえば、配信プロセスRP
がジャーナルの開始アクションに使用された場合、ジャーナルの開始により、RP1
という名前のOracle GoldenGate配信プロセスが生成されます。OdiManageOggProcessツールを使用してプロセスを停止および開始するには、-NB_PROCESS
を1
に設定します。-NB_PROCESS
の最大値は、モデル内のJKMの-NB_APPLY_PROCESS
パラメータの値です。
使用方法
OdiManageOggProcess -OPERATION=<start|stop> -PROCESS_LSCHEMA=<OGG logical schema> [-NB_PROCESS=<number of processes>]
このコマンドを使用して、ディレクトリ構造を作成します。
親ディレクトリが存在しない場合、このコマンドは親ディレクトリを再帰的に作成します。
このコマンドを使用して、コマンドを実行するオペレーティング・システムのコマンド・シェルを呼び出し、出力結果をファイルにリダイレクトします。
次のオペレーティング・システムがサポートされます。
Windowsオペレーティング・システム(cmd
を使用)
POSIX準拠オペレーティング・システム(sh
を使用)
次のオペレーティング・システムはサポートされていません。
Mac OS
使用方法
OdiOSCommand [-OUT_FILE=<stdout_file>] [-ERR_FILE=<stderr_file>] [-FILE_APPEND=<yes|no>] [-WORKING_DIR=<workingdir>] [-SYNCHRONOUS=<yes|no>] [CR/LF <command> | -COMMAND=<command>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-COMMAND=<command> |
はい | 実行するコマンド。複数行コマンドの場合は、OdiOSCommand行の後に-COMMAND パラメータを指定せずに、コマンド全体をrawテキストとして渡します。 |
-OUT_FILE=<stdout_file> |
いいえ | 標準出力のリダイレクト先ファイルの絶対名。 |
-ERR_FILE=<stderr_file> |
いいえ | 標準エラーのリダイレクト先ファイルの絶対名。 |
-FILE_APPEND=<yes|no> |
いいえ | 出力ファイルを上書きせずに追加するかどうか。デフォルト値はYesです。 |
-WORKING_DIR=<workingdir> |
いいえ | コマンドが実行されるディレクトリ。 |
-SYNCHRONOUS=<yes|no> |
いいえ | Yes (デフォルト)に設定すると、セッションはコマンドの終了を待機します。Noに設定すると、セッションはエラー・コード0で即時に続行します。デフォルトは同期モードです。 |
-CAPTURE_OUT_STREAM=[ON_ERROR[,]][ALL|NONE|[NSTART][,NEND]] |
いいえ | 出力ストリームに書き込まれるコンテンツを取得し、オペレータ内のタスク実行の詳細に表示する場合に使用します。ON_ERRORに設定されている場合、タスクが失敗した場合のみコンテンツが取得されます。ALLまたはNONEに設定されている場合、出力ストリームがすべて取得されるか、1つも取得されません。NSTARTおよびNENDを使用して、取得する行数を指定します(開始から終了まで)。 |
-CAPTURE_ERR_STREAM=[ON_ERROR[,]][ALL|NONE|[NSTART][,NEND]] |
いいえ | エラー・ストリームに書き込まれるコンテンツを取得し、オペレータ内のタスク・エラー・メッセージに表示する場合に使用します。ON_ERRORに設定されている場合、タスクが失敗した場合のみコンテンツが取得されます。ALLまたはNONEに設定されている場合、出力ストリームがすべて取得されるか、1つも取得されません。NSTARTおよびNENDを使用して、取得する行数を指定します(開始から終了まで)。 |
このコマンドを使用して、テキスト・ファイルに内容を書き込むか追加します。
使用方法
OdiOutFile -FILE=<file_name> [-APPEND] [-CHARSET_ENCODING=<encoding>] [-XROW_SEP=<hexadecimal_line_break>] [CR/LF <text> | -TEXT=<text>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-FILE=<file_name> |
はい | ターゲット・ファイル。ファイルの場所は常に、論理スキーマのデータ・スキーマ・ディレクトリを基準とする必要があります。 |
-APPEND |
いいえ | <text> をファイルの最後に追加するかどうかを示します。このパラメータが指定されていない場合は、現存するファイルが上書きされます。 |
-CHARSET_ENCODING=<encoding> |
いいえ | ターゲット・ファイルのエンコーディング。デフォルト値はISO-8859-1 です。サポートされるエンコーディングのリストについては、次を参照してください。
|
-XROW_SEP=<hexadecimal_line_break> |
いいえ | 行セパレータ(改行)として使用する文字の16進コード。デフォルト値は0A です(UNIX改行)。Windows改行の場合、値は0D0A です。 |
CR/LF <text> または -TEXT=<text> |
いいえ | ファイルに書き込むテキスト。このテキストは、OdiOutFileコマンドの次の行(改行の- CR/LF がテキストの始まりを示す)に入力することも、-TEXT パラメータを使用して定義することもできます。このOracle Data IntegratorコマンドをOSのコマンド行からコールする場合は、-TEXT パラメータを使用してください。テキストには、変数または代入メソッドを指定できます。 |
-TO_HDFS=<yes|no> |
いいえ | 出力ファイルがHDFSで作成されるかどうかを示します |
-TGT_LSCHEMA |
いいえ | 論理スキーマ値に基づいて解決されたデータ・サーバー上にファイルが配置されているかどうかを示します。 |
例
実行したエージェントのUNIXシステムで/var/tmp/my_file.txt
ファイルを生成します。
OdiOutFile -FILE=/var/tmp/my_file.txt Welcome to Oracle Data Integrator This file has been overwritten by <%=odiRef.getSession("SESS_NAME")%>
実行したエージェントのWindowsシステムのファイル・ホストにエントリPLUTON
を追加します。
OdiOutFile -FILE=C:\winnt\system32\drivers\etc\hosts -APPEND 195.10.10.6 PLUTON pluton
このコマンドを使用して、指定のエージェントに対してテストを実行します。このコマンドは、エージェントが開始されていないとエラーになります。
このコマンドを使用して、実行ログをパージします。
OdiPurgeLogツールは、フィルタ基準と一致するすべてのセッション・ログまたはロード計画実行(あるいはその両方)をパージします。
-PURGE_TYPE
パラメータは、パージするオブジェクトを定義します。
SESSION
を選択すると、基準と一致するすべてのセッション・ログがパージされます。親セッションが基準と一致すると、子セッションと孫セッションがパージされます。ロード計画の実行によって起動されたセッションは子セッションも含めて、パージされません。
LOAD_PLAN_RUN
を選択すると、基準と一致するすべてのロード計画ログがパージされます。ロード計画実行から起動されたセッションは、ロード計画実行自体に関連付けられているセッションが基準と一致しない場合でもすべてパージされることに注意してください。
ALL
を選択すると、基準と一致するセッション・ログとロード計画実行の両方がパージされます。
-COUNT
パラメータは、ログに保持する(フィルタ処理後の)セッションまたはロード計画実行(あるいはその両方)の件数を定義します。-ARCHIVE
パラメータを使用すると、パージしたセッションまたはロード計画実行(あるいはその両方)を自動的にアーカイブできます。
注意: 「実行中」、「待機中」または「キュー」ステータスのロード計画およびセッションはパージされません。 |
使用方法
OdiPurgeLog [-PURGE_TYPE=<SESSION|LOAD_PLAN_RUN|ALL>] [-COUNT=<session_number>] [-FROMDATE=<from_date>] [TODATE=<to_date>] [-CONTEXT_CODE=<context_code>] [-USER_NAME=<user_name>] [-AGENT_NAME=<agent_name>] [-PURGE_REPORTS=<Yes|No>] [-STATUS=<D|E|M>][-NAME=<session_or_load_plan_name>]
[-ARCHIVE=<Yes|No>][-EXPORT_KEY=<key>] [-TODIR=<directory>]
[-ZIPFILE_NAME=<zipfile_name>
] [-XML_CHARSET=<charset>]
[-JAVA_CHARSET=<charset>]
[-REMOVE_TEMPORARY_OBJECTS=<yes|no>] [ARCHIVE_WITHOUT_CIPHER_DATA=<yes|no>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-PURGE_TYPE=<SESSION|LOAD_PLAN_RUN|ALL> |
いいえ | セッション・ログのみ、ロード計画ログのみ、または両方をパージします。デフォルトはsessionです。 |
-COUNT=<session_number> |
いいえ | 指定したフィルタ基準と一致するセッションまたはロード計画実行(あるいはその両方)の最新件数を保持し、残りをパージします。このパラメータが未指定または0の場合は、フィルタ基準と一致するすべてのセッションまたはロード計画実行(あるいはその両方)をパージします。 |
-FROMDATE=<from_date> |
いいえ | パージの開始日。yyyy/MM/dd hh:mm:ssの書式を使用します。
|
-TODATE=<to_date> |
いいえ | パージの終了日。yyyy/MM/dd hh:mm:ssの書式を使用します。
|
-CONTEXT_CODE=<context_code> |
いいえ | <context_code> で実行されたセッションまたはロード計画実行(あるいはその両方)のみをパージします。
|
-USER_NAME=<user_name> |
いいえ | <user_name> で起動されたセッションまたはロード計画実行(あるいはその両方)のみをパージします。 |
-AGENT_NAME=<agent_name> |
いいえ | <agent_name> で実行されたセッションまたはロード計画実行(あるいはその両方)のみをパージします。 |
-PURGE_REPORTS=<0|1> |
いいえ | 1に設定すると、シナリオ・レポート(各シナリオの実行ノードの下に表示)もパージされます。 |
-STATUS=<D|E|M> |
いいえ | 指定した状態のセッションまたはロード計画実行(あるいはその両方)のみをパージします。
このパラメータが指定されていない場合は、これらすべての状態のセッションまたはロード計画実行(あるいはその両方)がパージされます。 |
-NAME=<session_or_load_plan_name> |
いいえ | セッション名またはロード計画名。 |
-ARCHIVE=<Yes|No> |
いいえ | Yesに設定すると、パージする前にセッションまたはロード計画実行(あるいはその両方)をエクスポートします。 |
-EXPORT_KEY=<key> |
いいえ脚注1 | 機密的な暗号データを暗号化するために使用される暗号秘密鍵を指定します。暗号データをインポートするためにエクスポート済オブジェクトをインポートするときに、この鍵を再指定する必要があります。 |
-ARCHIVE_WITHOUT_CIPHER_DATA=<yes|no> |
いいえ脚注2 | Yesに設定した場合、オブジェクトのアーカイブ時にその機密(暗号)値をnullに設定する必要があります。Noに設定した場合、またはこのパラメータを省略した場合は、-EXPORT_KEY パラメータを追加して、有効なキーを指定する必要があります。デフォルト値は「いいえ」です。 |
-TODIR=<directory> |
いいえ | エクスポートのターゲット・ディレクトリ。このパラメータは、-ARCHIVE がYesに設定されている場合は必須です。 |
-ZIPFILE_NAME=<zipfile_name> |
いいえ | 圧縮ファイルの名前。
エクスポートのターゲット・ディレクトリ。このパラメータは、 |
-XML_CHARSET=<charset> |
いいえ | エクスポート・ファイルのXMLエンコーディング。デフォルト値はISO-8859-1 です。サポートされるエンコーディングのリストについては、次を参照してください。
|
-JAVA_CHARSET=<charset> |
いいえ | エクスポート・ファイルのエンコーディング。デフォルト値はISO8859_1 です。サポートされるエンコーディングのリストについては、次を参照してください。
|
-REMOVE_TEMPORARY_OBJECTS=<yes|no> |
いいえ | Yes (デフォルト)に設定すると、一時オブジェクトが削除されるように、クリーンアップ・タスクが実行されてからセッションがパージされます。 |
脚注1-EXPORT_KEYパラメータを指定しない場合は、-ARCHIVE_WITHOUT_CIPHER_DATAパラメータを指定して、Yesに設定する必要があります。
脚注2-ARCHIVE_WITHOUT_CIPHER_DATAを指定しない場合、または指定してNoに設定した場合は、-EXPORT_KEYパラメータを有効なキー値とともに指定する必要があります。
例
2001/03/25 00:00:00から2001/08/31 21:59:00に実行されたすべてのセッションをパージします。
OdiPurgeLog "-FROMDATE=2001/03/25 00:00:00" "-TODATE=2001/08/31 21:59:00"
Internal
エージェントによってGLOBAL
コンテキストで実行され、現在はエラー・ステータスのロード計画実行すべてをパージします。
OdiPurgeLog "-PURGE_TYPE=LOAD_PLAN_RUN" "-CONTEXT_CODE=GLOBAL" "-AGENT_NAME=Internal" "-STATUS=E"
このコマンドを使用して、電子メールおよび添付ファイルをPOPまたはIMAPアカウントから読み取ります。
このコマンドは、-USER
と-PASS
で指定された接続パラメータを使用して、メール・サーバー-MAILHOST
に接続します。実行エージェントは、-MAX_MSG
件のメッセージを受信するまで、または-TIMEOUT
で指定された最大待機時間に達するまで、メールボックスからメッセージを読み取ります。抽出されたメッセージは、パラメータ-SUBJECT
や-SENDER
で指定されているフィルタに一致する必要があります。メッセージがこれらの条件を満たすと、そのコンテンツおよび添付ファイルが、パラメータ-FOLDER
で指定されたディレクトリに抽出されます。-KEEP
パラメータがNoに設定されている場合、取得したメッセージはメールボックスから削除されます。
使用方法
OdiReadMail -MAILHOST=<mail_host> -USER=<mail_user> -PASS=<mail_user_password> -FOLDER=<folder_path> [-PROTOCOL=<pop3|imap>] [-FOLDER_OPT=<none|sender|subject>] [-KEEP=<no|yes>] [-EXTRACT_MSG=<yes|no>] [-EXTRACT_ATT=<yes|no>] [-MSG_PRF=<my_prefix>] [-ATT_PRF=<my_prefix>] [-USE_UCASE=<no|yes>] [-NOMAIL_ERROR=<no|yes>] [-TIMEOUT=<timeout>] [-POLLINT=<pollint>] [-MAX_MSG=<max_msg>] [-SUBJECT=<subject_filter>] [-SENDER=<sender_filter>] [-TO=<to_filter>] [-CC=<cc_filter>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-MAILHOST=<mail_host> |
はい | POPまたはIMAPメール・サーバーのIPアドレス。 |
-USER=<mail_user> |
はい | 有効なメール・サーバーのアカウント。 |
-PASS=<mail_user_password> |
はい | メール・サーバー・アカウントのパスワード。 |
-FOLDER=<folder_path> |
はい | 添付ファイルおよびメッセージ用の記憶域フォルダのフル・パス。 |
-PROTOCOL=<pop3|imap> |
いいえ | メール・アクセスのタイプ(POP3またはIMAP)。デフォルトはPOP3です。 |
-FOLDER_OPT=<none|sender|subject> |
いいえ | 次のパラメータに従って-FOLDER ディレクトリにサブディレクトリを作成できます。
|
-KEEP=<no|yes> |
いいえ | Yesに設定すると、フィルタと一致するメッセージを読み込んだ後、そのメッセージをメールボックス内に保持します。
No (デフォルト)に設定すると、フィルタと一致するメッセージを読み込んだ後、そのメッセージをメールボックスから削除します。 |
-EXTRACT_MSG=<yes|no> |
いいえ | Yes (デフォルト)に設定すると、メッセージの本文をファイルに抽出します。
Noに設定すると、メッセージの本文をファイルに抽出しません。 |
-EXTRACT_ATT=<yes|no> |
いいえ | Yes (デフォルト)に設定すると、添付ファイルをファイルに抽出します。
Noに設定すると、添付ファイルを抽出しません。 |
-MSG_PRF=<my_prefix> |
いいえ | メッセージ本文を格納するファイルの接頭辞。デフォルトはMSGです。 |
-ATT_PRF=<my_prefix> |
いいえ | 添付ファイルを格納するファイルの接頭辞。元のファイル名は維持されます。 |
-USE_UCASE=<no|yes> |
いいえ | Yesに設定すると、ファイル名を強制的に大文字にします。
No (デフォルト)に設定すると、元の大文字と小文字を維持します。 |
-NOMAIL_ERROR=<no|yes> |
いいえ | Yesに設定すると、メールが指定の基準と一致しない場合は、エラーを生成します。
No (デフォルト)に設定すると、指定の基準に対応するメールがない場合は、エラーを生成しません。 |
-TIMEOUT=<timeout> |
いいえ | 最大待機時間(ミリ秒)。この待機時間に到達すると、コマンドは終了します。
デフォルト値は0です。これは、無限の待機時間を意味します(パラメータ |
-POLLINT=<pollint> |
いいえ | 新しいメッセージをスキャンする検索間隔(ミリ秒単位)。デフォルト値は1000 (1秒)です。 |
-MAX_MSG=<max_msg> |
いいえ | 最大抽出メッセージ数。この数に到達すると、コマンドは終了します。デフォルトの値は1です。 |
-SUBJECT=<subject_filter> |
いいえ | 件名に応じたメッセージのフィルタ処理に使用するパラメータ。 |
-SENDER=<sender_filter> |
いいえ | 送信者に応じたメッセージのフィルタ処理に使用するパラメータ。 |
-TO=<to_filter> |
いいえ | アドレスに応じたメッセージのフィルタ処理に使用するパラメータ。このオプションを繰り返し使用すると、複数のフィルタを作成できます。 |
-CC=<cc_filter> |
いいえ | コピーのアドレスに応じたメッセージのフィルタ処理に使用するパラメータ。このオプションを繰り返し使用すると、複数のフィルタを作成できます。 |
例
supportのメールを自動受信します。添付ファイルは切り離してエージェントのシステムのC:\support
フォルダに格納します。10秒の最大待機時間で、すべてのメッセージを待機します。
OdiReadMail -MAILHOST=mail.mymail.com -USER=myaccount -PASS=mypass -KEEP=no -FOLDER=c:\support -TIMEOUT=0 -MAX_MSG=0 -SENDER=support@mycompany.com -EXTRACT_MSG=yes -MSG_PRF=TXT -EXTRACT_ATT=yes
1分間隔で新しいメッセージをチェックし、メッセージが10件になるまで無期限で待機します。
OdiReadMail -MAILHOST=mail.mymail.com -USER=myaccount -PASS=mypass -KEEP=no -FOLDER=c:\support -TIMEOUT=0 -MAX_MSG=10 -POLLINT=60000 -SENDER=support@mycompany.com -EXTRACT_MSG=yes -MSG_PRF=TXT -EXTRACT_ATT=yes
このコマンドを使用して、指定のジャーナル化サブスクライバについて、指定の表リストまたはCDCセットに対して消費する行の数をリフレッシュします。このリフレッシュは、論理スキーマと指定のコンテキスト上で実行されるため、制限されることがあります。
注意: このコマンドは、簡易モードまたは一貫モードでジャーナル化された表に適しています。また、コマンド行でstartcmd を使用して実行することはできません。 |
使用方法
OdiRefreshJournalCount -LSCHEMA=<logical_schema> -SUBSCRIBER_NAME=<subscriber_name> (-TABLE_NAME=<table_name> | -CDC_SET_NAME=<cdc set name>) [-CONTEXT=<context>] [-MAX_JRN_DATE=<to_date>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-LSCHEMA=<logical_schema> |
はい | ジャーナル化された表が格納されている論理スキーマ。 |
-TABLE_NAME=<table_name> |
簡易CDCでは必須。 | チェックするジャーナル化表の名前、マスクまたはリスト。このパラメータでは次の3つの書式を使用できます。
このオプションは簡易モードでジャーナル化されたモデルの表でのみ機能します。 このパラメータは |
-CDC_SET_NAME=<cdcSetName> |
一貫性セットCDCでは必須。 | チェックするCDCセットの名前。
このオプションは一貫性モードでジャーナル化されたモデルの表でのみ機能します。 このパラメータは |
-SUBSCRIBER_NAME=<subscriber_name> |
はい | カウントをリフレッシュするサブスクライバの名前。 |
-CONTEXT=<context> |
いいえ | 論理スキーマを解決するコンテキスト。コンテキストの指定を省略すると、実行コンテキストが使用されます。 |
-MAX_JRN_DATE=<to_date> |
いいえ | ジャーナル化イベントが考慮される最終日(日時)。 |
例
SALES_APPLICATION
スキーマのCUSTOMERS
表で、SALES_SYNC
サブスクライバについて記録されている変更数をリフレッシュします。このデータストアは簡易モードでジャーナル化されます。
OdiRefreshJournalCount -LSCHEMA=SALES_APPLICATION -TABLE_NAME=CUSTOMERS -SUBSCRIBER_NAME=SALES_SYNC
SALES_APPLICATION
スキーマのSALES
CDCセットのすべての表で、SALES_SYNC
サブスクライバについて記録されている変更数をリフレッシュします。このデータストアは一貫性のセットCDCでジャーナル化されます。
OdiRefreshJournalCount -LSCHEMA=SALES_APPLICATION -SUBSCRIBER_NAME=SALES_SYNC -CDC_SET_NAME=SALES
このコマンドを使用して、Oracle Data Integrator順序を再初期化します。
このコマンドを使用して、実行の間で残っている可能性のある一時オブジェクトを削除します。これは、ツール・パラメータで指定されたパラメータにより識別されるセッションに対してクリーンアップ・タスクを実行することで行います。
使用方法
OdiRemoveTemporaryObjects [-COUNT=<session_number>] [-FROMDATE=<from_date>] [-TODATE=<to_date>] [-CONTEXT_CODE=<context_code>] [-AGENT_NAME=<agent_name>] [-USER_NAME=<user_name>] [-NAME=<session_name>] [-ERRORS_ALLOWED=<number_of_errors_allowed>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-COUNT=<session_number> |
いいえ | クリーンアップをスキップするセッション数。最新のセッション数(<session_number> )が保持され、残りはクリーンアップされます。 |
-FROMDATE=<from_date> |
いいえ | クリーンアップの開始日。yyyy/MM/dd hh:mm:ssの書式を使用します。この日付以降に開始したセッションはすべてクリーンアップされます。-FROMDATE を省略すると、クリーンアップは最も古いセッションで開始されます。 |
-TODATE=<to_date> |
いいえ | クリーンアップの終了日。yyyy/MM/dd hh:mm:ssの書式を使用します。この日付以前に開始したセッションはすべてクリーンアップされます。-TODATE を省略すると、クリーンアップは最新のセッションで開始されます。 |
-CONTEXT_CODE=<context_code> |
いいえ | このコンテキスト(<context_code> )で実行されたセッションのみをクリーンアップします。-CONTEXT_CODE を省略すると、すべてのコンテキストでクリーンアップが実行されます。 |
-AGENT_NAME=<agent_name> |
いいえ | このエージェント(<agent_name> )により実行されたセッションのみをクリーンアップします。 |
-USER_NAME=<user_name> |
いいえ | このユーザー(<user_name> )が起動したセッションのみをクリーンアップします。 |
-NAME=<session_name> |
いいえ | セッション名。 |
-ERRORS_ALLOWED=<number_of_errors_allowed> |
いいえ | ステップがOKで終了するまでの許容エラー数。0に設定すると、クリーンアップ・フェーズ中に発生するエラーの数にかかわらず、ステップはOKで終了します。 |
例
2013/03/25 00:00:00から2013/08/31 21:59:00に実行されたすべてのセッションのクリーンアップ・タスクを実行することで、一時オブジェクトを削除します。
OdiRemoveTemporaryObjects "-FROMDATE=2013/03/25 00:00:00" "-TODATE=2013/08/31 21:59:00"
Internal
エージェントによりGLOBAL
コンテキストで実行されたすべてのセッションのクリーンアップ・タスクを実行することで、一時オブジェクトを削除します。
OdiRemoveTemporaryObjects "-CONTEXT_CODE=GLOBAL" "-AGENT_NAME=Internal"
このコマンドを使用して、指定したジャーナル化サブスクライバについて、指定の表リストまたはCDCセットのジャーナル化イベントを取得します。この取得は、表を格納しているテクノロジに固有の方法で実行されます。この取得は、論理スキーマと指定のコンテキスト上で実行されます。
注意: このツールは、簡易モードまたは一貫性セット・モードでジャーナル化された表に対して機能します。また、コマンド行でstartcmd を使用して実行することはできません。 |
使用方法
OdiRetrieveJournalData -LSCHEMA=<logical_schema> -SUBSCRIBER_NAME=<subscriber_name> (-TABLE_NAME=<table_name> | -CDC_SET_NAME=<cdc_set_name>) [-CONTEXT=<context>] [-MAX_JRN_DATE=<to_date>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-LSCHEMA=<logical_schema> |
はい | ジャーナル化された表が格納されている論理スキーマ。 |
-TABLE_NAME=<table_name> |
いいえ | チェックするジャーナル化表の名前、マスクまたはリスト。このパラメータでは次の3つの書式を使用できます。
このオプションは簡易モードでジャーナル化されたモデルの表でのみ機能します。 このパラメータは |
-CDC_SET_NAME=<cdc_set_name> |
いいえ | 更新するCDCセットの名前。
このオプションは一貫性モードでジャーナル化されたモデルの表でのみ機能します。 このパラメータは |
-SUBSCRIBER_NAME=<subscriber_name> |
はい | データを取得するサブスクライバの名前。 |
-CONTEXT=<context> |
いいえ | 論理スキーマを解決するコンテキスト。コンテキストの指定を省略すると、実行コンテキストが使用されます。 |
-MAX_JRN_DATE=<to_date> |
いいえ | ジャーナル化イベントが考慮される最終日(日時)。 |
このコマンドを使用して、リバース表内の指定モデルのメタデータをJDBCドライバの機能を介してリバースエンジニアリングします。通常、このコマンドの前にはOdiReverseResetTable、後にはOdiReverseSetMetaDataがあります。
注意:
|
このコマンドは、モデル内でショートカットがリバースエンジニアリングされたときに、ショートカットをどのように処理するかを定義するために使用します。
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-MODEL=<model_id> |
はい | リバースするモデルのグローバル識別子。 |
-MODE=ALWAYS_MATERIALIZE|ALWAYS_SKIP|PROMPT |
はい | このパラメータは、パッケージまたはシナリオがODI Studioで実行される場合にのみサポートされます。
このパラメータには次の値を使用できます。
|
このコマンドを使用して、指定のモデルに対するリバース表の内容をリセットします。このコマンドは、通常、カスタマイズされたリバースエンジニアリング・プロセスの最初に使用されます。
このコマンドを使用して、指定のデータ・モデルについて、リバース表のメタデータをリポジトリに統合します。
このコマンドを使用して、XMLソース・ファイルからSAP Internal Documents (IDoc)を生成し、これらのIDocをALE (Application Link Enabling)を使用してリモートtRFCサーバー(SAP R/3サーバー)に転送します。
注意: OdiSAPALEClientツールは、SAP Java Connector 2.xをサポートしています。SAP Java Connectors 3.xを使用する場合は、OdiSAPALEClient3ツールを使用してください。 |
使用方法
OdiSAPALEClient -USER=<sap_logon> -ENCODED_PASSWORD=<password> -GATEWAYHOST=<gateway_host> -SYSTEMNR=<system_number> -MESSAGESERVERHOST=<message_server> -R3NAME=<system_name> -APPLICATIONSERVERSGROUP=<group_name> [-DIR=<directory>] [-FILE=<file>] [-CASESENS=<yes|no>] [-MOVEDIR=<target_directory>] [-DELETE=<yes|no>] [-POOL_KEY=<pool_key>] [-LANGUAGE=<language>] [-CLIENT=<client>] [-MAX_CONNECTIONS=<n>] [-TRACE=<no|yes>]
OdiSAPALEClient3の使用方法
OdiSAPALEClient3 -USER=<sap_logon> -ENCODED_PASSWORD=<password> -GATEWAYHOST=<gateway_host> -SYSTEMNR=<system_number> -MESSAGESERVERHOST=<message_server> -R3NAME=<system_name> -APPLICATIONSERVERSGROUP=<group_name> [-DIR=<directory>] [-FILE=<file>] [-CASESENS=<yes|no>] [-MOVEDIR=<target_directory>] [-DELETE=<yes|no>] [-POOL_KEY=<pool_key>] [-LANGUAGE=<language>] [-CLIENT=<client>] [-MAX_CONNECTIONS=<n>] [-TRACE=<no|yes>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-USER=<sap_logon> |
はい | SAPログオン。このユーザーはシステム・ユーザーの場合があります。 |
-PASSWORD=<password> |
非推奨 | SAPログオン・パスワード。このコマンドは非推奨です。かわりに-ENCODED_PASSWORD を使用してください。 |
-ENCODED_PASSWORD=<password> |
はい | 暗号化されたSAPログオン・パスワード。このパスワードはOSコマンドencode <password> を使用して暗号化できます。 |
-GATEWAYHOST=<gateway_host> |
いいえ | ゲートウェイ・ホスト。-MESSAGESERVERHOST を指定しない場合は必須です。 |
-SYSTEMNR=<system_number> |
いいえ | SAPシステム番号。-GATEWAYHOST を使用する場合は必須です。SAPシステム番号を使用すると、SAPロード・バランシング機能を使用できます。 |
-MESSAGESERVERHOST=<message_server> |
いいえ | メッセージ・サーバーのホスト名。-GATEWAYHOST を指定しない場合は必須です。-GATEWAYHOST と-MESSAGESERVERHOST の両方が指定された場合は、-MESSAGESERVERHOST が使用されます。 |
-R3NAME=<system_name> |
いいえ | SAPシステム名(r3name)。-MESSAGESERVERHOST を使用する場合は必須です。 |
-APPLICATIONSERVERSGROUP=<group_name> |
いいえ | アプリケーション・サーバーのグループ名。-MESSAGESERVERHOST を使用する場合は必須です。 |
-DIR=<directory> |
いいえ | XMLソース・ファイル・ディレクトリ。このパラメータは、-FILE を指定しない場合に考慮されます。少なくとも-DIR または-FILE のいずれかのパラメータを指定する必要があります。 |
-FILE=<file> |
いいえ | ソースXMLファイルの名前。このパラメータを省略すると、-DIR のすべてのファイルが処理されます。少なくとも-DIR または-FILE のいずれかのパラメータを指定する必要があります。 |
-CASESENS=<yes|no> |
いいえ | ソース・ファイル名の大文字と小文字が区別されるかどうかを示します。デフォルト値は「いいえ」です。 |
-MOVEDIR=<target_directory> |
いいえ | このパラメータを指定すると、処理後にソース・ファイルがこのディレクトリに移動します。 |
-DELETE=<yes|no> |
いいえ | 処理後にソース・ファイルを削除します。デフォルト値はYesです。 |
-POOL_KEY=<pool_key> |
いいえ | 接続プールの名前。デフォルト値はODI です。 |
-LANGUAGE=<language> |
いいえ | エラー・メッセージで使用する言語コード。デフォルト値はEN です。 |
-CLIENT=<client> |
いいえ | クライアント識別子。デフォルト値は001 です。 |
-MAX_CONNECTIONS=<n> |
いいえ | プールの最大接続数。デフォルト値は3 です。 |
-TRACE=<no|yes> |
いいえ | 生成されたIDocファイルをソース・ファイル・ディレクトリにアーカイブします。ソース・ファイルが(-MOVEDIR パラメータの指定で)移動すると、生成されたIDocsも移動します。デフォルト値は「いいえ」です。 |
このコマンドを使用して、ALE (Application Link Enabling)を介して転送されたSAP IDocsを受信するtRFCリスナーを起動します。このリスナーにより、着信IDocsが指定されたディレクトリのXMLファイルに変換されます。
注意: OdiSAPALEServerツールは、SAP Java Connector 2.xをサポートしています。SAP Java Connectors 3.xを使用する場合は、OdiSAPALEServer3ツールを使用してください。 |
使用方法
OdiSAPALEServer -USER=<sap_logon> -ENCODED_PASSWORD=<password> -GATEWAYHOST=<gateway_host> -SYSTEMNR=<system_number> -GATEWAYNAME=<gateway_name> -PROGRAMID=<program_id> -DIR=<target_directory> [-TIMEOUT=<n>] [-POOL_KEY=<pool_key>] [-LANGUAGE=<Language>] [-CLIENT=<client>] [-MAX_CONNECTIONS=<n>] [-INTERREQUESTTIMEOUT=<n>] [-MAXREQUEST=<n>] [-TRACE=<no|yes>]
OdiSAPALEServer3の使用方法
OdiSAPALEServer3 -USER=<sap_logon> -ENCODED_PASSWORD=<password> -GATEWAYHOST=<gateway_host> -SYSTEMNR=<system_number> -GATEWAYNAME=<gateway_name> -PROGRAMID=<program_id> -DIR=<target_directory> [-TIMEOUT=<n>] [-POOL_KEY=<pool_key>] [-LANGUAGE=<Language>] [-CLIENT=<client>] [-MAX_CONNECTIONS=<n>] [-INTERREQUESTTIMEOUT=<n>] [-MAXREQUEST=<n>] [-TRACE=<no|yes>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-USER=<UserName> |
はい | SAPログオン。このユーザーはシステム・ユーザーの場合があります。 |
-ENCODED_PASSWORD=<password> |
はい | 暗号化されたSAPログオン・パスワード。このパスワードはシステム・コマンドencode <password> を使用して暗号化できます。 |
-GATEWAYHOST=<gateway_host> |
はい | ゲートウェイ・ホスト。 |
-SYSTEMNR=<system_number> |
はい | SAPシステム番号。 |
-GATEWAYNAME=<gateway_name> |
はい | ゲートウェイ名。 |
-PROGRAMID=<program_id> |
はい | プログラムID。tRFCサーバーによって使用される外部名。 |
-DIR=<target_directory> |
はい | ターゲットXMLファイルを格納するディレクトリ。これらのファイルの名前は、<IDOC Number>.xml となり、IDocタイプに基づいて名付けられたサブディレクトリに配置されます。デフォルトは./FromSAP です。 |
-POOL_KEY=<pool_key> |
はい | 接続プールの名前。デフォルト値はODI です。 |
-LANG=<language> |
はい | エラー・メッセージで使用する言語コード。デフォルト値はEN です。 |
-CLIENT=<client> |
はい | SAPクライアント識別子。デフォルト値は001 です。 |
-TIMEOUT=<n> |
いいえ | サーバーの存続期間(ミリ秒単位)。この期間の終了時に、サーバーは自動的に停止します。このタイムアウトが0に設定されている場合、サーバーの存続期間は無限です。デフォルトの値は0。 |
-MAX_CONNECTIONS=<n> |
はい | 接続のプールに対する最大許容接続数。デフォルト値は3です。 |
-INTERREQUESTTIMEOUT=<n> |
いいえ | n ミリ秒の間隔の合間にIDOCを受信しない場合、リスナーは停止します。このタイムアウトが0に設定されている場合、タイムアウトは無限です。デフォルトの値は0。 |
-MAXREQUEST=<n> |
いいえ | リスナーが停止するまでの最大リクエスト数。このパラメータが0に設定されている場合、サーバーで予期されるリクエスト数は無限です。デフォルトの値は0。
注意: |
-TRACE=<no|yes> |
いいえ | デバッグ・トレースをアクティブにします。デフォルト値は「いいえ」です。 |
いいえ | SAP内のRFC宛先と一致する必要があります。SAPトランザクションSM59内のUnicode設定がこのパラメータと一致していることを検証します。
注意: OdiSAPALEServer3に対してのみ適用されます。 |
このコマンドを使用して、SSHサーバーからファイルをダウンロードします。
使用方法
OdiScpGet -HOST=<ssh server host name> -USER=<ssh user> [-PASSWORD=<ssh user password>] -REMOTE_DIR=<remote dir on ssh host> [-REMOTE_FILE=<file name under the REMOTE_DIR>] -LOCAL_DIR=<local dir> [-LOCAL_FILE=<file name under the LOCAL_DIR>] [-TIMEOUT=<time in seconds>] [-IDENTITY_FILE=<full path to the private key file of the user>] [-KNOWNHOSTS_FILE=<full path to known hosts file>] [COMPRESSION=<yes|no>] [-STRICT_HOSTKEY_CHECKING=<yes|no>] [-PROXY_HOST=<proxy server host name>] [-PROXY_PORT=<proxy server port>] [-PROXY_TYPE=<HTTP|SOCKS5>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-HOST=<ssh server host name> |
はい | SSHサーバーのホスト名。 |
-USER=<ssh user> |
はい | SSHサーバーのユーザー。 |
-PASSWORD=<ssh user password> |
いいえ | SSHユーザーのパスワードまたはパスワードで保護されたアイデンティティ・ファイルのパスフレーズ。–IDENTITY_FILE 引数が指定されている場合、この値はパスワードで保護された秘密鍵ファイルのパスフレーズとして使用されます。公開鍵認証に失敗した場合は、通常のユーザー・パスワード認証になります。 |
-REMOTE_DIR=<dir on remote SSH > |
はい | リモートSSHホスト上のディレクトリ・パス。 |
-REMOTE_FILE=<file name under -REMOTE DIR> |
いいえ | -REMOTE_DIR 引数で指定されたディレクトリのファイル名。リモート・ファイル名と一致するサブディレクトリもすべてローカル・フォルダに転送されます。
この引数が欠落している場合は、 |
-LOCAL_DIR=<local dir path> |
はい | ローカル・マシン上のディレクトリ・パス。 |
-LOCAL_FILE=<local file> |
いいえ | -LOCAL_DIR 引数で指定されたディレクトリのファイル名。この引数が欠落している場合は、-LOCAL_DIR にあるすべてのファイルおよびディレクトリが、-REMOTE_DIR に再帰的にコピーされます。
コピーするファイルをフィルタ処理するには、 例:
|
-IDENTITY_FILE=<full path to the private key file of the user> |
いいえ | ローカル・ユーザーの秘密鍵ファイル。この引数を指定すると、公開鍵認証が実施されます。–PASSWORD 引数は、パスワードで保護された秘密鍵ファイルのパスワードとして使用されます。認証に失敗した場合は、通常のユーザー・パスワード認証になります。 |
-KNOWNHOSTS_FILE=<full path to the known hosts file on the local machine> |
いいえ | ローカル・マシンの既知のホスト・ファイルのフル・パス。既知のホスト・ファイルには、ユーザーが信頼しているリモート・マシンのホスト・キーがすべて格納されます。この引数が欠落している場合は、既知のホスト・ファイルとして<user home dir>/.ssh/known_hosts ファイル(存在する場合)が使用されます。 |
-COMPRESSION=<yes|no> |
いいえ | Yesに設定すると、データ圧縮が使用されます。デフォルト値は「いいえ」です。 |
-STRICT_HOSTKEY_CHECKING=<yes|no> |
いいえ | Yes (デフォルト)に設定すると、厳密なホスト・キー・チェックが実行され、リモートSSHホスト・キーが–KNOWNHOSTS_FILE で指定された既知のホストに存在しない場合は、認証に失敗します。 |
-PROXY_HOST=<proxy server host name> |
いいえ | 接続に使用されるプロキシ・サーバーのホスト名。 |
-PROXY_PORT=<proxy server port> |
いいえ | プロキシ・サーバーのポート番号。 |
-PROXY_TYPE=<HTTP|SOCKS5> |
いいえ | 接続するプロキシ・サーバーのタイプ(HTTPまたはSOCKS5)。 |
-TIMEOUT=<time in seconds> |
いいえ | ソケット接続がタイムアウトするまでの秒数。 |
例
SSHサーバー上のリモート・ディレクトリ/test_copy555
をローカル・ディレクトリC:\temp\test_copy
に再帰的にコピーします。
OdiScpGet -HOST=machine.oracle.com -USER=test_ftp -PASSWORD=<password> -LOCAL_DIR=C:\temp\test_copy -REMOTE_DIR=/test_copy555
SSHサーバー上のリモート・ディレクトリ/
にあるSales*.txt
パターンと一致するすべてのファイルをローカル・ディレクトリC:\temp\
にコピーします。
OdiScpGet -HOST=machine.oracle.com -USER=test_ftp -PASSWORD=<password> -LOCAL_DIR=C:\temp -REMOTE_FILE=Sales*.txt -REMOTE_DIR=/
SSHサーバー上のリモート・ディレクトリ/
にあるSales1.txt
ファイルをローカル・ディレクトリC:\temp\
にSample1.txt
ファイルとしてコピーします。
OdiScpGet -HOST=machine.oracle.com -USER=test_ftp -PASSWORD=<password> -REMOTE_DIR=/ REMOTE_FILE=Sales1.txt -LOCAL_DIR=C:\temp -LOCAL_FILE=Sample1.txt
SSHサーバー上のリモート・ディレクトリ/
にあるSales1.txt
ファイルをローカル・ディレクトリC:\temp\
にSample1.txt
ファイルとしてコピーします。アイデンティティ・ファイルのパスおよび既知のホスト・ファイルのパスを指定して、公開鍵認証が実施されます。
OdiScpGet -HOST=machine.oracle.com -USER=test_ftp -PASSWORD=<password> -REMOTE_DIR=/ -REMOTE_FILE=Sales1.txt -LOCAL_DIR=C:\temp -LOCAL_FILE=Sample1.txt -IDENTITY_FILE=C:\Documents and Settings\username\.ssh\id_dsa -KNOWNHOSTS_FILE=C:\Documents and Settings\username\.ssh\known_hosts
SSHサーバー上のリモート・ディレクトリ/
にあるSales1.txt
ファイルをローカル・ディレクトリC:\temp\
にSample1.txt
ファイルとしてコピーします。アイデンティティ・ファイルのパスを指定して、公開鍵認証が実施されます。-STRICT_HOSTKEY_CHECKING
パラメータにNoの値を渡すことで、すべてのホストが信頼されます。
OdiScpGet -HOST=machine.oracle.com -USER=test_ftp -PASSWORD=<password> -REMOTE_DIR=/ -REMOTE_FILE=Sales1.txt -LOCAL_DIR=C:\temp -LOCAL_FILE=Sample1.txt -IDENTITY_FILE=C:\Documents and Settings\username\.ssh\id_dsa -STRICT_HOSTKEY_CHECKING=NO
このコマンドを使用して、ファイルをSSHサーバーにアップロードします。
使用方法
OdiScpPut -HOST=<SSH server host name> -USER=<SSH user> [-PASSWORD=<SSH user password>] -LOCAL_DIR=<local dir> [-LOCAL_FILE=<file name under the LOCAL_DIR>] -REMOTE_DIR=<remote dir on ssh host> [-REMOTE_FILE=<file name under the REMOTE_DIR>] [-TIMEOUT=<time in seconds>] [-IDENTITY_FILE=<full path to the private key file of the user>] [-KNOWNHOSTS_FILE=<full path to known hosts file>] [-COMPRESSION=<yes|no>] [-STRICT_HOSTKEY_CHECKING=<yes|no>] [<-PROXY_HOST=<proxy server host name>] [-PROXY_PORT=<proxy server port>] [-PROXY_TYPE=<HTTP|SOCKS5>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-HOST=<host name of the SSH server> |
はい | SSHサーバーのホスト名。 |
-USER=<host name of the SSH user> |
はい | SSHサーバーのユーザー。 |
-PASSWORD=<password of the SSH user> |
いいえ | SSHユーザーのパスワードまたはパスワードで保護されたアイデンティティ・ファイルのパスフレーズ。–IDENTITY_FILE 引数が指定されている場合、この値はパスワードで保護された秘密鍵ファイルのパスフレーズとして使用されます。公開鍵認証に失敗した場合は、通常のユーザー・パスワード認証になります。 |
-REMOTE_DIR=<dir on remote SSH |
はい | リモートSSHホスト上のディレクトリ・パス。 |
-REMOTE_FILE=<file name under -REMOTE DIR> |
いいえ | -REMOTE_DIR 引数で指定されたディレクトリのファイル名。この引数が欠落している場合は、-LOCAL_FILE ファイル名を使用してファイルがコピーされます。-LOCAL_FILE 引数も欠落している場合は、-LOCAL_DIR が-REMOTE_DIR に再帰的にコピーされます。 |
-LOCAL_DIR=<local dir path> |
はい | ローカル・マシン上のディレクトリ・パス。 |
-LOCAL_FILE=<local file> |
いいえ | -LOCAL_DIR 引数で指定されたディレクトリのファイル名。この引数が欠落している場合は、-LOCAL_DIR にあるすべてのファイルおよびディレクトリが、-REMOTE_DIR に再帰的にコピーされます。
コピーするファイルをフィルタ処理するには、 例:
|
-IDENTITY_FILE=<full path to the private key file of the user> |
いいえ | ローカル・ユーザーの秘密鍵ファイル。この引数を指定すると、公開鍵認証が実施されます。–PASSWORD 引数は、パスワードで保護された秘密鍵ファイルのパスワードとして使用されます。認証に失敗した場合は、通常のユーザー・パスワード認証になります。 |
-KNOWNHOSTS_FILE=<full path to the known hosts file on the local machine> |
いいえ | ローカル・マシンの既知のホスト・ファイルのフル・パス。既知のホスト・ファイルには、ユーザーが信頼しているすべてのリモート・マシンのホスト・キーが格納されます。この引数が欠落している場合は、既知のホスト・ファイルとして<user home dir>/.ssh/known_hosts ファイル(存在する場合)が使用されます。 |
-COMPRESSION=<yes|no> |
いいえ | Yesに設定すると、データ圧縮が使用されます。デフォルト値は「いいえ」です。 |
-STRICT_HOSTKEY_CHECKING=<yes|no> |
いいえ | Yes (デフォルト)に設定すると、厳密なホスト・キー・チェックが実行され、リモートSSHホスト・キーが–KNOWNHOSTS_FILE で指定された既知のホストに存在しない場合は、認証に失敗します。 |
-PROXY_HOST=<proxy server host name> |
いいえ | 接続に使用されるプロキシ・サーバーのホスト名。 |
-PROXY_PORT=<proxy server port> |
いいえ | プロキシ・サーバーのポート番号。 |
-PROXY_TYPE=<HTTP|SOCKS5> |
いいえ | 接続するプロキシ・サーバーのタイプ(HTTPまたはSOCKS5)。 |
-TIMEOUT=<timeout value> |
いいえ | ソケット接続がタイムアウトするまでの秒数。 |
例
ローカル・ディレクトリC:\temp\test_copy
をSSHサーバー上のリモート・ディレクトリ/test_copy555
に再帰的にコピーします。
OdiScpPut -HOST=machine.oracle.com -USER=test_ftp -PASSWORD=<password> -LOCAL_DIR=C:\temp\test_copy -REMOTE_DIR=/test_copy555
ローカル・ディレクトリC:\temp\
にあるSales*.txt
パターンと一致するすべてのファイルをSSHサーバー上のリモート・ディレクトリ/
にコピーします。
OdiScpPut -HOST=machine.oracle.com -USER=test_ftp -PASSWORD=<password> -LOCAL_DIR=C:\temp -LOCAL_FILE=Sales*.txt -REMOTE_DIR=/
ローカル・ディレクトリC:\temp\
にあるSales1.txt
ファイルをSSHサーバー上のリモート・ディレクトリ/
にSample1.txt
ファイルとしてコピーします。
OdiScpPut -HOST=machine.oracle.com -USER=test_ftp -PASSWORD=<password> -LOCAL_DIR=C:\temp -LOCAL_FILE=Sales1.txt -REMOTE_DIR=/ -REMOTE_FILE=Sample1.txt
ローカル・ディレクトリC:\temp\
にあるSales1.txt
ファイルをSSHサーバー上のリモート・ディレクトリ/
にSample1.txt
ファイルとしてコピーします。アイデンティティ・ファイルのパスおよび既知のホスト・ファイルのパスを指定して、公開鍵認証が実施されます。
OdiScpPut -HOST=machine.oracle.com -USER=test_ftp -PASSWORD=<password> -LOCAL_DIR=C:\temp -LOCAL_FILE=Sales1.txt -REMOTE_DIR=/ -REMOTE_FILE=Sample1.txt -IDENTITY_FILE=C:\Documents and Settings\username\.ssh\id_dsa -KNOWNHOSTS_FILE=C:\Documents and Settings\username\.ssh\known_hosts
ローカル・ディレクトリC:\temp\
にあるSales1.txt
ファイルをSSHサーバー上のリモート・ディレクトリ/
にSample1.txt
ファイルとしてコピーします。アイデンティティ・ファイルのパスを指定して、公開鍵認証が実施されます。-STRICT_HOSTKEY_CHECKING
パラメータにNoの値を渡すことで、すべてのホストが信頼されます。
OdiScpPut -HOST=machine.oracle.com -USER=test_ftp -PASSWORD=<password> -LOCAL_DIR=C:\temp -LOCAL_FILE=Sales1.txt -REMOTE_DIR=/ -REMOTE_FILE=Sample1.txt -IDENTITY_FILE=C:\Documents and Settings\username\.ssh\id_dsa -STRICT_HOSTKEY_CHECKING=NO
このコマンドを使用して、電子メールをSMTPサーバーに送信します。
使用方法
OdiSendMail -MAILHOST=<mail_host> -FROM=<from_user> -TO=<address_list> [-CC=<address_list>] [-BCC=<address_list>] [-SUBJECT=<subject>] [-ATTACH=<file_path>]* [-PORT=<PortNumber>] [-PROTOCOL=<MailProtocol>] [-AUTH=<Yes|No>] [-AUTHMECHANISM=<MailAuthMechanism] [-USER=<Username>] [-PASS=<Password>] [-MSGBODY=<message_body> | CR/LF<message_body>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-MAILHOST=<mail_host> |
はい | SMTPサーバーのIPアドレス。 |
-FROM=<from_user> |
はい | メッセージの送信者のアドレス。
例: 送信者の外部名を送信するには、次の表記法を使用できます。
|
-TO=<address_list> |
はい | 受信者の電子メール・アドレス・リスト(カンマ区切り)。
例:
|
-CC=<address_list> |
いいえ | CC受信者の電子メール・アドレス・リスト(カンマ区切り)。
例:
|
-BCC=<address_list> |
いいえ | コピー(BCC)受信者の電子メール・アドレス・リスト(カンマ区切り)。
例:
|
-SUBJECT=<subject> |
いいえ | メッセージの目的(件名)。 |
-ATTACH=<file_path> |
いいえ | メッセージに結合するファイルの実行エージェントに対する相対パス。複数のファイルを結合するには、-ATTACH を繰り返します。
例: ファイル
|
CR/LF <message_body>
または |
いいえ | メッセージ本文(テキスト)。このテキストは、OdiSendMailコマンドの次の行(改行の- CR/LF - がメール本文の始まりを示す)に入力することも、-MSGBODY パラメータを使用して定義することもできます。このOracle Data IntegratorコマンドをOSのコマンド行からコールする場合は、-MSGBODY パラメータを使用してください。 |
-PORT |
いいえ | メール・サーバーのポート番号。デフォルトは
|
-PROTOCOL |
いいえ | 電子メール・プロトコル。SMTPまたはPOP3を指定できます。デフォルトはSMTPです。 |
-AUTH |
いいえ | 認証を使用する場合。値はYESまたはNOです。デフォルトはNOです。 |
-AUTHMECHANISMS |
いいえ | メール・サーバーでサポートされる認証メカニズム。値は、PLAIN、LOGINまたはDIGEST-MD5です。 |
-USER |
いいえ | 認証の対象となるユーザー。認証が使用される場合のみです。 |
-PASS |
いいえ | 認証のパスワード。認証が使用される場合のみです。 |
例
OdiSendMail -MAILHOST=mail.mymail.com "-FROM=Application Oracle Data Integrator<odi@mymail.com>" -TO=admin@mymail.com "-SUBJECT=Execution OK" -ATTACH=C:\log\job.log -ATTACH=C:\log\job.bad Hello Administrator ! Your process finished successfully. Attached are your files. Have a nice day! Oracle Data Integrator.
このコマンドを使用して、SFTPサブシステムが有効なSSHサーバーに接続し、標準FTPコマンドをリモート・システムで実行します。スクリプトからのトレースは、オペレータ・ナビゲータのOdiSftpステップを表すタスクの実行詳細に対して記録されます。
使用方法
OdiSftp -HOST=<ssh server host name> -USER=<ssh user> [-PASSWORD=<ssh user password>] -LOCAL_DIR=<local dir> -REMOTE_DIR=<remote dir on ssh host> [-TIMEOUT=<time in seconds>] [-IDENTITY_FILE=<full path to private key file of user>] [-KNOWNHOSTS_FILE=<full path to known hosts file on local machine>] [-COMPRESSION=<yes|no>] [-STRICT_HOSTKEY_CHECKING=<yes|no>] [-PROXY_HOST=<proxy server host name>] [-PROXY_PORT=<proxy server port>] [-PROXY_TYPE=<HTTP|SOCKS5>] [STOP_ON_FTP_ERROR=<yes|no>] -COMMAND=<command>
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-HOST=<ssh server host name> |
はい | SSHサーバーのホスト名。 |
-USER=<ssh user> |
はい | SSHサーバーのユーザー。 |
-PASSWORD=<ssh user password> |
いいえ | SSHユーザーのパスワード。 |
-LOCAL_DIR=<local dir> |
はい | ローカル・マシン上のディレクトリ・パス。 |
-REMOTE_DIR=<remote dir on ssh host> |
はい | リモートSSHホスト上のディレクトリ・パス。 |
-TIMEOUT=<time in seconds> |
いいえ | ソケット接続がタイムアウトするまでの秒数。 |
-IDENTITY_FILE=<full path to private key file of user> |
いいえ | ローカル・ユーザーの秘密鍵ファイル。指定すると、公開鍵認証が実施されます。–PASSWORD 引数は、パスワードで保護された秘密鍵ファイルのパスワードとして使用されます。認証に失敗した場合は、通常のユーザー・パスワード認証が実施されます。 |
-KNOWNHOSTS_FILE=<full path to known hosts file on local machine> |
いいえ | ローカル・マシンの既知のホスト・ファイルのフル・パス。既知のホスト・ファイルには、ユーザーが信頼しているすべてのリモート・マシンのホスト・キーが格納されます。この引数が欠落している場合は、既知のホスト・ファイルとして<user home dir>/.ssh/known_hosts ファイル(存在する場合)が使用されます。 |
-COMPRESSION=<yes|no> |
いいえ | Yesに設定すると、データ圧縮が使用されます。デフォルト値は「いいえ」です。 |
-STRICT_HOSTKEY_CHECKING=<yes|no> |
いいえ | Yes (デフォルト)に設定すると、厳密なホスト・キー・チェックが実行され、リモートSSHホスト・キーが–KNOWNHOSTS_FILE で指定された既知のホストに存在しない場合は、認証に失敗します。 |
-PROXY_HOST=<proxy server host name> |
いいえ | 接続に使用されるプロキシ・サーバーのホスト名。 |
-PROXY_PORT=<proxy server port> |
いいえ | プロキシ・サーバーのポート番号。 |
-PROXY_TYPE<HTTP|SOCKS5> |
いいえ | 接続するプロキシ・サーバーのタイプ(HTTPまたはSOCKS5)。 |
STOP_ON_FTP_ERROR=<yes|no> |
いいえ | Yes (デフォルト)に設定すると、エラーが発生した場合、ステップは完了まで実行されず、エラー・ステータスで停止されます。 |
-COMMAND=<command> |
はい | 実行するraw FTPコマンド。複数行コマンドの場合は、OdiSftp行の後に-COMMAND パラメータを指定せずに、コマンド全体をrawテキストとして渡します。
サポートされるコマンド:
|
このコマンドを使用して、SFTPサブシステムが有効なSSHサーバーからファイルをダウンロードします。
使用方法
OdiSftpGet -HOST=<ssh server host name> -USER=<ssh user> [-PASSWORD=<ssh user password>] -REMOTE_DIR=<remote dir on ssh host> [-REMOTE_FILE=<file name under REMOTE_DIR>] -LOCAL_DIR=<local dir> [-LOCAL_FILE=<file name under LOCAL_DIR>] [-TIMEOUT=<time in seconds>] [-IDENTITY_FILE=<full path to private key file of user>] [-KNOWNHOSTS_FILE=<full path to known hosts file on local machine>] [-COMPRESSION=<yes|no>] [-STRICT_HOSTKEY_CHECKING=<yes|no>] [-PROXY_HOST=<proxy server host name>] [-PROXY_PORT=<proxy server port>] [-PROXY_TYPE=<HTTP|SOCKS5>]
注意: ローカルまたはリモートのファイル名の一部として%が必要な場合は、%だけではなく%25を渡す必要があります。%25は自動的に%に解決されます。 たとえば、ファイル名を |
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-HOST=<ssh server host name> |
はい | SSHサーバーのホスト名。
コロン( ポートが指定されていない場合、デフォルトでポート22が使用されます。 |
-USER=<ssh user> |
はい | SSHサーバーのユーザー。 |
-PASSWORD=<ssh user password> |
いいえ | SSHユーザーのパスワード。 |
-REMOTE_DIR=<remote dir on ssh host> |
はい | リモートSSHホスト上のディレクトリ・パス。 |
-REMOTE_FILE=<file name under -REMOTE DIR> |
いいえ | -REMOTE_DIR 引数で指定されたディレクトリのファイル名。この引数が欠落している場合は、-LOCAL_FILE ファイル名を使用してファイルがコピーされます。-LOCAL_FILE 引数も欠落している場合は、-LOCAL_DIR が-REMOTE_DIR に再帰的にコピーされます。 |
-LOCAL_DIR=<local dir> |
はい | ローカル・マシン上のディレクトリ・パス。 |
-LOCAL_FILE=<file name under LOCAL_DIR> |
いいえ | -LOCAL_DIR 引数で指定されたディレクトリのファイル名。この引数が欠落している場合は、-LOCAL_DIR にあるすべてのファイルおよびディレクトリが、-REMOTE_DIR に再帰的にコピーされます。
コピーするファイルをフィルタ処理するには、 例:
|
-IDENTITY_FILE=<full path to private key file of user> |
いいえ | ローカル・ユーザーの秘密鍵ファイル。この引数を指定すると、公開鍵認証が実施されます。–PASSWORD 引数は、パスワードで保護された秘密鍵ファイルのパスワードとして使用されます。認証に失敗した場合は、通常のユーザー・パスワード認証になります。 |
-KNOWNHOSTS_FILE=<full path to known hosts file on local machine> |
いいえ | ローカル・マシンの既知のホスト・ファイルのフル・パス。既知のホスト・ファイルには、ユーザーが信頼しているすべてのリモート・マシンのホスト・キーが格納されます。この引数が欠落している場合は、既知のホスト・ファイルとして<user home dir>/.ssh/known_hosts ファイル(存在する場合)が使用されます。 |
-COMPRESSION=<yes|no> |
いいえ | Yesに設定すると、データ圧縮が使用されます。デフォルト値は「いいえ」です。 |
-STRICT_HOSTKEY_CHECKING=<yes|no> |
いいえ | Yes (デフォルト)に設定すると、厳密なホスト・キー・チェックが実行され、リモートSSHホスト・キーが–KNOWNHOSTS_FILE で指定された既知のホストに存在しない場合は、認証に失敗します。 |
-PROXY_HOST=<proxy server host name> |
いいえ | 接続に使用されるプロキシ・サーバーのホスト名。 |
-PROXY_PORT=<proxy server port> |
いいえ | プロキシ・サーバーのポート番号。 |
-PROXY_TYPE=<HTTP|SOCKS5> |
いいえ | 接続するプロキシ・サーバーのタイプ(HTTPまたはSOCKS5)。 |
-TIMEOUT=<time in seconds> |
いいえ | ソケット接続がタイムアウトするまでの秒数。 |
例
SSHサーバー上のリモート・ディレクトリ/test_copy555
をローカル・ディレクトリC:\temp\test_copy
に再帰的にコピーします。
OdiSftpGet -HOST=machine.oracle.com -USER=test_ftp -PASSWORD=<password> -LOCAL_DIR=C:\temp\test_copy -REMOTE_DIR=/test_copy555
SSHサーバー上のリモート・ディレクトリ/
にあるSales*.txt
パターンと一致するすべてのファイルをローカル・ディレクトリC:\temp\
にコピーします。
OdiSftpGet -HOST=machine.oracle.com -USER=test_ftp -PASSWORD=<password> -LOCAL_DIR=C:\temp -REMOTE_FILE=Sales*.txt -REMOTE_DIR=/
SSHサーバー上のリモート・ディレクトリ/にあるSales1.txt
ファイルをローカル・ディレクトリC:\temp\
にSample1.txt
ファイルとしてコピーします。
OdiSftpGet -HOST=machine.oracle.com -USER=test_ftp -PASSWORD=<password> -REMOTE_DIR=/ -LOCAL_FILE=Sales1.txt -LOCAL_DIR=C:\temp -LOCAL_FILE=Sample1.txt
SSHサーバー上のリモート・ディレクトリ/
にあるSales1.txt
ファイルをローカル・ディレクトリC:\temp\
にSample1.txt
ファイルとしてコピーします。アイデンティティ・ファイルのパスおよび既知のホスト・ファイルのパスを指定して、公開鍵認証が実施されます。
OdiSftpGet -HOST=machine.oracle.com -USER=test_ftp -PASSWORD=<password> -REMOTE_DIR=/ -REMOTE_FILE=Sales1.txt -LOCAL_DIR=C:\temp -LOCAL_FILE=Sample1.txt -IDENTITY_FILE=C:\Documents and Settings\username\.ssh\id_dsa -KNOWNHOSTS_FILE=C:\Documents and Settings\username\.ssh\known_hosts
SSHサーバー上のリモート・ディレクトリ/
にあるSales1.txt
ファイルをローカル・ディレクトリC:\temp\
にSample1.txt
ファイルとしてコピーします。アイデンティティ・ファイルのパスを指定して、公開鍵認証が実施されます。-STRICT_HOSTKEY_CHECKING
パラメータにNoの値を渡すことで、すべてのホストが信頼されます。
OdiSftpGet -HOST=dev3 -USER=test_ftp -PASSWORD=<password> -REMOTE_DIR=/ -REMOTE_FILE=Sales1.txt -LOCAL_DIR=C:\temp -LOCAL_FILE=Sample1.txt -IDENTITY_FILE=C:\Documents and Settings\username\.ssh\id_dsa -STRICT_HOSTKEY_CHECKING=NO
このコマンドを使用して、SFTPサブシステムが有効なSSHサーバーにファイルをアップロードします。
使用方法
OdiSftpPut -HOST=<ssh server host name> -USER=<ssh user> [-PASSWORD=<ssh user password>] -LOCAL_DIR=<local dir> [-LOCAL_FILE=<file name under LOCAL_DIR>] -REMOTE_DIR=<remote dir on ssh host> [-REMOTE_FILE=<file name under REMOTE_DIR>] [-TIMEOUT=<time in seconds>] [-IDENTITY_FILE=<full path to private key file of user>] [-KNOWNHOSTS_FILE=<full path to known hosts file on local machine>] [-COMPRESSION=<yes|no>] [-STRICT_HOSTKEY_CHECKING=<yes|no>] [-PROXY_HOST=<proxy server host name>] [-PROXY_PORT=<proxy server port>] [-PROXY_TYPE=<HTTP|SOCKS5>]
注意: ローカルまたはリモートのファイル名の一部として%が必要な場合は、%だけではなく%25を渡す必要があります。%25は自動的に%に解決されます。 たとえば、ファイル名を |
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-HOST=<ssh server host name> |
はい | SSHサーバーのホスト名。
コロン( ポートが指定されていない場合、デフォルトでポート22が使用されます。 |
-USER=<ssh user> |
はい | SSHサーバーのユーザー。 |
-PASSWORD=<ssh user password> |
いいえ | SSHユーザーのパスワードまたはパスワードで保護されたアイデンティティ・ファイルのパスフレーズ。–IDENTITY_FILE 引数が指定されている場合、この値はパスワードで保護された秘密鍵ファイルのパスフレーズとして使用されます。公開鍵認証に失敗した場合は、通常のユーザー・パスワード認証になります。 |
-REMOTE_DIR=<remote dir on ssh host |
はい | リモートSSHホスト上のディレクトリ・パス。 |
-REMOTE_FILE=<file name under -REMOTE DIR> |
いいえ | -REMOTE_DIR 引数で指定されたディレクトリのファイル名。この引数が欠落している場合は、-LOCAL_FILE ファイル名を使用してファイルがコピーされます。-LOCAL_FILE 引数も欠落している場合は、-LOCAL_DIR が-REMOTE_DIR に再帰的にコピーされます。 |
-LOCAL_DIR=<local dir> |
はい | ローカル・マシン上のディレクトリ・パス。 |
-LOCAL_FILE=<file name under LOCAL_DIR> |
いいえ | -LOCAL_DIR 引数で指定されたディレクトリのファイル名。この引数が欠落している場合は、-LOCAL_DIR にあるすべてのファイルおよびディレクトリが、-REMOTE_DIR に再帰的にコピーされます。
コピーするファイルをフィルタ処理するには、 例:
|
-IDENTITY_FILE=<full path to private key file of user> |
いいえ | ローカル・ユーザーの秘密鍵ファイル。この引数を指定すると、公開鍵認証が実施されます。–PASSWORD 引数は、パスワードで保護された秘密鍵ファイルのパスワードとして使用されます。認証に失敗した場合は、通常のユーザー・パスワード認証になります。 |
-KNOWNHOSTS_FILE=<full path to known hosts file on local machine> |
いいえ | ローカル・マシンの既知のホスト・ファイルのフル・パス。既知のホスト・ファイルには、ユーザーが信頼しているすべてのリモート・マシンのホスト・キーが格納されます。この引数が欠落している場合は、既知のホスト・ファイルとして<user home dir>/.ssh/known_hosts ファイル(存在する場合)が使用されます。 |
-COMPRESSION=<yes|no> |
いいえ | Yesに設定すると、データ圧縮が使用されます。デフォルト値は「いいえ」です。 |
-STRICT_HOSTKEY_CHECKING=<yes|no> |
いいえ | Yes (デフォルト)に設定すると、厳密なホスト・キー・チェックが実行され、リモートSSHホスト・キーが–KNOWNHOSTS_FILE で指定された既知のホストに存在しない場合は、認証に失敗します。 |
-PROXY_HOST=<proxy server host name> |
いいえ | 接続に使用されるプロキシ・サーバーのホスト名。 |
-PROXY_PORT=<proxy server port> |
いいえ | プロキシ・サーバーのポート番号。 |
-PROXY_TYPE=<HTTP|SOCKS5> |
いいえ | 接続するプロキシ・サーバーのタイプ(HTTPまたはSOCKS5)。 |
-TIMEOUT=<time in seconds> |
いいえ | ソケット接続がタイムアウトするまでの秒数。 |
例
ローカル・ディレクトリC:\temp\test_copy
をSSHサーバー上のリモート・ディレクトリ/test_copy555
に再帰的にコピーします。
OdiSftpPut -HOST=machine.oracle.com -USER=test_ftp -PASSWORD=<password> -LOCAL_DIR=C:\temp\test_copy -REMOTE_DIR=/test_copy555
ローカル・ディレクトリC:\temp\
にあるSales*.txt
パターンと一致するすべてのファイルをSSHサーバー上のリモート・ディレクトリ/
にコピーします。
OdiSftpPut -HOST=machine.oracle.com -USER=test_ftp -PASSWORD=<password> -LOCAL_DIR=C:\temp -LOCAL_FILE=Sales*.txt -REMOTE_DIR=/
ローカル・ディレクトリC:\temp\
にあるSales1.txt
ファイルをSSHサーバー上のリモート・ディレクトリ/
にSample1.txt
ファイルとしてコピーします。
OdiSftpPut -HOST=machine.oracle.com -USER=test_ftp -PASSWORD=<password> -LOCAL_DIR=C:\temp -LOCAL_FILE=Sales1.txt -REMOTE_DIR=/Sample1.txt
ローカル・ディレクトリC:\temp\
にあるSales1.txt
ファイルをSSHサーバー上のリモート・ディレクトリ/
にSample1.txt
ファイルとしてコピーします。アイデンティティ・ファイルのパスおよび既知のホスト・ファイルのパスを指定して、公開鍵認証が実施されます。
OdiSftpPut -HOST=machine.oracle.com -USER=test_ftp -PASSWORD=<password> -LOCAL_DIR=C:\temp -LOCAL_FILE=Sales1.txt -REMOTE_DIR=/Sample1.txt -IDENTITY_FILE=C:\Documents and Settings\username\.ssh\id_dsa -KNOWNHOSTS_FILE=C:\Documents and Settings\username\.ssh\known_hosts
ローカル・ディレクトリC:\temp\
にあるSales1.txt
ファイルをSSHサーバー上のリモート・ディレクトリ/
にSample1.txt
ファイルとしてコピーします。アイデンティティ・ファイルのパスを指定して、公開鍵認証が実施されます。-STRICT_HOSTKEY_CHECKING
パラメータにNoの値を渡すことで、すべてのホストが信頼されます。
OdiSftpPut -HOST=machine.oracle.com -USER=test_ftp -PASSWORD=<password> -LOCAL_DIR=C:\temp -LOCAL_FILE=Sales1.txt -REMOTE_DIR=/Sample1.txt -IDENTITY_FILE=C:\Documents and Settings\username\.ssh\id_dsa -STRICT_HOSTKEY_CHECKING=NO
このコマンドを使用して、<delay>
ミリ秒間待機します。
このコマンドを使用して、SQL問合せの結果をファイルに書き込みます。
このコマンドは、接続パラメータが<driver>
、<url>
、<user>
および<encoded_pass>
によって指定されたデータ・サーバーに対してSQL問合せ<sql_query>
を実行します。その結果セットは<file_name>
に書き込まれます。
使用方法
OdiSqlUnload -FILE=<file_name> -DRIVER=<driver> -URL=<url> -USER=<user> -PASS=<password> [-FILE_FORMAT=<file_format>] [-FIELD_SEP=<field_sep> | -XFIELD_SEP=<field_sep>] [-ROW_SEP=<row_sep> | -XROW_SEP=<row_sep>] [-DATE_FORMAT=<date_format>] [-CHARSET_ENCODING=<encoding>] [-XML_CHARSET_ENCODING=<encoding>] [-FETCH_SIZE=<array_fetch_size>] ( CR/LF <sql_query> | -QUERY=<sql_query> | -QUERY_FILE=<sql_query_file> )
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-FILE=<file_name> |
はい | 実行エージェントに対して相対的な出力ファイルへのフル・パス |
-DRIVER=<driver> |
はい | データ・サーバーへの接続に使用するJDBCドライバの名前。 |
-URL=<url> |
はい | データ・サーバーへのJDBC URL。 |
-USER=<user> |
はい | SQL問合せの実行に使用されるデータ・サーバー上のユーザーのログイン。 |
-PASS=<password> |
はい | データ・サーバーにログインするための暗号化されたパスワード。このパスワードは、システム・コマンドencode <clear_text_password> を使用して暗号化できます。
|
-FILE_FORMAT=<file_format> |
いいえ | 次の3種類のいずれかのファイル形式を指定します。
...
....
|
-FIELD_SEP=<field_sep> |
いいえ | -FILE_FORMAT=variable の場合のASCII形式のフィールド・セパレータ文字。デフォルトの<field_sep> はタブ文字です。 |
-XFIELD_SEP=<field_sep> |
いいえ | -FILE_FORMAT=variable の場合の16進形式のフィールド・セパレータ文字。デフォルトの<field_sep> はタブ文字です。 |
-ROW_SEP=<row_sep> |
いいえ | ASCII形式のレコード・セパレータ文字。デフォルトの<row_sep> はWindowsの改行です。たとえば、次の値を使用できます。
|
-XROW_SEP=<row_sep> |
いいえ | 16進形式のレコード・セパレータ文字。例: 0A 。 |
-DATE_FORMAT=<date_format> |
いいえ | 日付データ型に使用する出力書式。この日付書式はJavaの日時書式パターンを使用して指定されます。これらのパターンのリストは、http://java.sun.com/j2se/1.4.2/docs/api/java/text/SimpleDateFormat.html を参照してください。 |
-CHARSET_ENCODING=<encoding> |
いいえ | ターゲット・ファイルのエンコーディング。デフォルト値はISO-8859-1 です。サポートされるエンコーディングのリストについては、次を参照してください。
|
-XML_CHARSET_ENCODING=<encoding> |
いいえ | XMLファイル内に<?xml version="1.0" encoding="ISO-8859-1"?> のタグで指定されるエンコーディング。デフォルト値はISO-8859-1 です。サポートされるエンコーディングのリストについては、次を参照してください。
|
-FETCH_SIZE=<array_fetch_size> |
いいえ | データ・サーバーとの通信ごとに、Oracle Data Integratorによってリクエストされる(レコードの読取り)行数。 |
-CR/LF=<sql_query> | -QUERY=<sql_query> | -QUERY_FILE=<sql_query_file> |
はい | データ・サーバーに対して実行するSQL問合せ。問合せは、有効なレコードセットを戻すSELECT 文またはストアド・プロシージャへのコールである必要があります。この問合せは、OdiSqlUnloadコマンドの次の行(改行の - CR/LF - が問合せの始まりを示す)に入力できます。-QUERY パラメータを使用して問合せを提供することも、-QUERY_FILE パラメータで指定されたファイルに問合せを格納することもできます。このコマンドをOSのコマンド行からコールする場合は、-QUERY または-QUERY_FILE パラメータを使用する必要があります。 |
例
Customers
表での問合せの結果が格納されている、;
で区切られたファイルC:\temp\clients.csv
を生成します。
OdiSqlUnload -FILE=C:\temp\clients.csv -DRIVER=sun.jdbc.odbc.JdbcOdbcDriver -URL=jdbc:odbc:NORTHWIND_ODBC -USER=sa -PASS=NFNEKKNGGJHAHBHDHEHJDBGBGFDGGH -FIELD_SEP=; "-DATE_FORMAT=dd/MM/yyyy hh:mm:ss" select cust_id, cust_name, cust_creation_date from Northwind.dbo.Customers
このコマンドを使用して、Oozie実行エージェントでの実行に関するログ情報を取得します。
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-SESSION_LIST=<session-ids> |
いいえ | 取得するセッションIDのカンマ区切りのリスト。空白の場合、現在実行されているOozieセッションがすべて取得されます。 |
-POLLINT=<poll> |
いいえ | ログ・データを取得する場合の各インスタンス間の時間の長さ。秒(s)、分(m)、時、(h)、日(d),または年(y)単位があります。ゼロの場合、ログ・データは1回取得され、ツールは終了します。 |
-TIMEOUT=<timeout> |
いいえ | ツールが実行される最大時間。秒(s)、分(m)、時、(h)、日(d)または年(y)単位があります。ゼロの場合、ポーリング間隔に応じてログがポーリングされて取得され、取得の候補となるセッションがない場合は終了します |
このコマンドを使用して、ロード計画を開始します。
-SYNC
パラメータは、同期モードまたは非同期モードでロード計画を開始します。同期モードでは、ツールは、完了したロード計画実行と同じステータスで終了します。
使用方法
OdiStartLoadPlan -LOAD_PLAN_NAME=<load_plan_name> [-LOG_LEVEL=<log_level>] [-CONTEXT=<context_code>] [-AGENT_URL=<agent_url>] [-AGENT_CODE=<logical_agent_code>] [-ODI_USER=<ODI User>] [-ODI_PASS=<ODI Password>] [-KEYWORDS=<Keywords>] [-<PROJECT_CODE>.<VARIABLE>=<var_value> ...] [-SYNC=<yes|no>] [-POLLINT=<msec>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-LOAD_PLAN_NAME=<load_plan_name> |
はい | 開始するロード計画の名前。 |
-LOG_LEVEL=<log_level> |
いいえ | 保持するロギング情報のレベル。この値以下のログ・レベルが定義されているすべてのセッションは、セッション完了時に、セッション・ログに保持されます。ただし、オブジェクトの実行が異常終了した場合は、この設定にかかわらず、すべてのタスクが保持されます。
ログ・レベル6は、ログ・レベル5と動作は同じですが、変数と順序の追跡が追加されていることに注意してください。詳細は、『Oracle Data Integratorでの統合プロジェクトの開発』の変数および順序の追跡に関する項を参照してください。 |
[-CONTEXT=<context_code>] |
はい | 実行コンテキストのコード。このパラメータを省略すると、コール元セッションの実行コンテキストで、ロード計画が開始されます(ある場合)。 |
[-AGENT_URL=<agent_url>] |
いいえ | ロード計画を開始するリモート・エージェントのURL。 |
[-AGENT_CODE=<logical_agent_code>] |
いいえ | このロード計画の開始を担当する論理エージェントのコード。このパラメータと-AGENT_URL を省略すると、現在のエージェントがこのロード計画を開始します。-AGENT_URL が指定されている場合、このパラメータは無視されます。 |
[-ODI_USER=<ODI user>] |
いいえ | ロード計画の開始に使用するOracle Data Integratorユーザー。このユーザーの権限が使用されます。このパラメータを省略すると、ロード計画は、親セッションを起動したユーザーの権限を使用して開始されます。 |
[-ODI_PASS=<ODI Password>] |
いいえ | Oracle Data Integratorユーザーのパスワード。このパスワードはエンコードされている必要があります。-ODI_USER を指定した場合、このパラメータは必須です。 |
-KEYWORDS=<keywords> |
いいえ | このロード計画に関連付けられているキーワードのカンマ区切りリスト。これらのキーワードによって、ロード計画実行の識別が容易になります。 |
-<VARIABLE>=<value> |
いいえ | 値がロード計画の実行に対するデフォルトとして設定されているプロジェクト変数またはグローバル変数のリスト。プロジェクト変数は<project_code>.<variable_name> 、グローバル変数はGLOBAL.<variable_name> で指定します。このリストは、-<variable>=<value> の形式になります。 |
-SYNC=<yes|no> |
いいえ | ロード計画を同期または非同期のどちらで実行するかを指定します。
Yes (同期モード)を設定すると、ロード計画が開始され、完了またはエラーのステータスで完了するまで実行されてから、制御が返されます。 No (非同期モード)に設定すると、ロード計画が開始され、制御が返されてから、ロード計画が完了まで実行されます。デフォルト値は「いいえ」です。 |
-POLLINT=<msec> |
いいえ | 完了状態のロード計画実行のステータスのポーリング間に待機する期間(ミリ秒)。-SYNC パラメータはYesに設定されている必要があります。デフォルト値は1000 (1秒)です。この値は0より大きくなければなりません。 |
このコマンドを使用して、Oracle Data Integrator内からOracle Warehouse Builder (OWB)オブジェクトを実行し、実行監査データをOracle Data Integratorに取得します。
このコマンドは、トポロジ・ナビゲータで作成できるOracle Warehouse Builderランタイム・リポジトリ・データ・サーバーを使用します。このデータ・サーバーは、Oracle Warehouse BuilderワークスペースにアクセスできるOracle Warehouse Builderユーザーとして接続する必要があります。このデータ・サーバーでの物理スキーマは、このユーザーがアクセスできるOracle Warehouse Builderワークスペースを表します。Oracle Data Integratorトポロジの詳細は、『Oracle Data Integratorの管理』のトポロジの設定に関する項を参照してください。
使用方法
OdiStartOwbJob -WORKSPACE=<logical_owb_repository> -LOCATION=<owb_location> -OBJECT_NAME=<owb_object> -OBJECT_TYPE=<owb_object_type> [-EXEC_PARAMS=<exec_params>] [-CONTEXT=<context_code>] [-LOG_LEVEL=<log_level>] [-SYNC_MODE=<1|2>] [-POLLINT=<n>] [-SESSION_NAME=<session_name>] [-KEYWORDS=<keywords>] [<OWB parameters>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-WORKSPACE=<logical_owb_repository> |
はい | OWBランタイム・リポジトリ・テクノロジの論理スキーマ。これは、実行するOracle Warehouse Builderオブジェクトを含むOracle Warehouse Builderワークスペースを表す物理スキーマに解決されます。トポロジ・ナビゲータのOWBランタイム・リポジトリ・データサーバーの下に物理スキーマを追加したときに、Oracle Warehouse Builderワークスペースが選択されています。
このマッピングのコンテキストを、 |
-LOCATION=<owb_location> |
はい | 実行するOracle Warehouse Builderオブジェクトを含むOracle Warehouse Builderの場所の名前。この場所は、-WORKSPACE から解決される物理ワークスペースに存在している必要があります。 |
-OBJECT_NAME=<owb_object> |
はい | Oracle Warehouse Builderオブジェクトの名前。このオブジェクトは-LOCATION に存在している必要があります。 |
-OBJECT_TYPE=<owb_object_type> |
はい | Oracle Warehouse Builderオブジェクトのタイプ。例:
|
-EXEC_PARAMS=<exec_params> |
いいえ | Oracle Warehouse Builder実行のためのカスタム・パラメータまたはシステム・パラメータ(あるいはその両方)。 |
-CONTEXT=<context_code> |
いいえ | Oracle Warehouse Builderオブジェクトの実行コンテキスト。これは、論理ワークスペースが解決されるコンテキストです。Studioエディタはこの値か、またはデフォルト・コンテキストを使用します。実行は、この値か、または親セッション・コンテキストを使用します。 |
-LOG_LEVEL=<log_level> |
いいえ | ログ・レベル(0 - 5)。デフォルト値は5です。これは、最大の詳細がログに取得されることを意味します。 |
-SYNC_MODE=<1|2> |
いいえ | Oracle Warehouse Builderジョブの同期モード:
|
-POLLINT=<n> |
いいえ | Oracle Warehouse Builder監査データをOracle Data Integratorログ表へ転送してから次の転送まで待機する期間(ミリ秒単位)。デフォルト値は0です。これは、監査データが実行の最後に転送されることを意味します。 |
-SESSION_NAME=<session_name> |
いいえ | ログに表示されるOracle Warehouse Builderセッションの名前。 |
-KEYWORDS=<keywords> |
いいえ | セッションに関連付けられているキーワードのカンマ区切りリスト。 |
<OWB parameters> |
いいえ | オブジェクトに関連するOracle Warehouse Builderパラメータの値リスト。このリストは、-PARAM_NAME=value の形式になります。Oracle Warehouse Builderシステム・パラメータは、前にOWB_SYSTEM を付ける必要があります(OWB_SYSTEM.AUDIT_LEVEL など)。 |
例
Oracle Workflow DEV_OWF
にデプロイされたOracle Warehouse Builderプロセス・フローLOAD_USERS
を実行します。
OdiStartOwbJob -WORKSPACE=OWB_WS1 -CONTEXT=QA -LOCATION=DEV_OWF -OBJECT_NAME=LOAD_USERS -OBJECT_TYPE=PROCESSFLOW
データベースの場所DEV_STAGE
にデプロイされているOracle Warehouse Builder PL/SQLマップSTAGE_USERS
を実行します。Oracle Warehouse Builder監査データを5秒ごとにポーリングおよび転送します。Oracle Data Integrator変数から値が取得される入力パラメータAGE_LIMIT
を渡し、PL/SQLマップに関連するOracle Warehouse Builderシステム・パラメータを指定します。
OdiStartOwbJob -WORKSPACE=OWB_WS1 -CONTEXT=QA -LOCATION=DEV_STAGE -OBJECT_NAME=STAGE_USERS -OBJECT_TYPE=PLSQLMAP -POLLINT=5000 -OWB_SYSTEM.MAX_NO_OF_ERRORS=25 -AGE_LIMIT=#VAR_MINAGE
このコマンドを使用して、シナリオを開始します。
オプションの-AGENT_CODE
パラメータは、このシナリオを現在のエージェント以外の別のエージェントに適用する場合に使用します。
-SYNC_MODE
パラメータは、同期モードまたは非同期モードでシナリオを開始します。
注意: 開始するシナリオは、コマンドが起動されるリポジトリに存在している必要があります。シナリオを本番に移行する場合は、このコマンドを使用して、コールされるシナリオをすべて取り込みます。ソリューションは、この目的でシナリオをグループ化するのに役立ちます。 |
使用方法
OdiStartScen -SCEN_NAME=<scenario> -SCEN_VERSION=<version> [-CONTEXT=<context>] [-ODI_USER=<odi user> -ODI_PASS=<odi password>] [-SESSION_NAME=<session_name>] [-LOG_LEVEL=<log_level>] [-AGENT_CODE=<logical_agent_name>] [-SYNC_MODE=<1|2>] [-KEYWORDS=<keywords>] [-<VARIABLE>=<value>]*
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-SCEN_NAME=<scenario> |
はい | 開始するシナリオの名前。 |
-SCEN_VERSION=<version> |
はい | 開始するシナリオのバージョン。-1のバージョンを指定すると、最新バージョンのシナリオが実行されます。 |
-CONTEXT=<context> |
いいえ | 実行コンテキストのコード。このパラメータを省略すると、コール元セッションの実行コンテキストで、シナリオが実行されます。 |
-ODI_USER=<odi user> |
いいえ | シナリオの実行に使用するOracle Data Integratorユーザー。このユーザーの権限が使用されます。このパラメータを省略すると、シナリオは、親セッションを起動したユーザーの権限を使用して実行されます。 |
-ODI_PASS=<odi password> |
いいえ | Oracle Data Integratorユーザーのパスワード。このパスワードはエンコードされている必要があります。ユーザーを指定した場合、このパラメータは必須です。 |
-SESSION_NAME=<session_name> |
いいえ | 実行ログに表示するセッションの名前。 |
-LOG_LEVEL=<log_level> |
いいえ | 実行ログに保持するトレース・レベル(0から5)。デフォルト値は5です。 |
-AGENT_CODE=<logical_agent_name> |
いいえ | このシナリオの実行を担当する論理エージェントの名前。このパラメータを省略すると、現在のエージェントがこのシナリオを実行します。 |
-SYNC_MODE=<1|2> |
いいえ | シナリオの同期モード。
|
-KEYWORDS=<keywords> |
いいえ | このセッションに関連付けられているキーワードのカンマ区切りリスト。これらのキーワードによって、セッションの識別が容易になります。 |
-<VARIABLE>=<value> |
いいえ | シナリオの実行時に値が設定される変数のリスト。このリストはPROJECT.VARIABLE=value またはGLOBAL.VARIABLE=value の形式で指定します。 |
例
本番コンテキストでシナリオLOAD_DWH
のバージョン2
を開始します(同期モード)。
OdiStartScen -SCEN_NAME=LOAD_DWH -SCEN_VERSION=2 -CONTEXT=CTX_PRODUCTION
エージェントUNIX Agent
が現在のコンテキストでシナリオLOAD_DWH
のバージョン2
を非同期モードで開始します。その際は、START_DATE
(ローカル)変数とCOMPANY_CODE
(グローバル)変数の値を渡します。
OdiStartScen -SCEN_NAME=LOAD_DWH -SCEN_VERSION=2 -SYNC_MODE=2 "-AGENT_CODE=UNIX Agent" -MY_PROJECT.START_DATE=10-APR-2002 -GLOBAL.COMPANY_CODE=SP4356
このコマンドを使用して、アーカイブ・ファイルをディレクトリに抽出します。
使用方法
OdiUnZip -FILE=<file> -TODIR=<target_directory> [-OVERWRITE=<yes|no>] [-ENCODING=<file_name_encoding>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-FILE=<file> |
はい | 抽出するZIPファイルのフル・パス。 |
-TODIR=<target_file> |
はい | 宛先ディレクトリまたはフォルダ。 |
-OVERWRITE=<yes|no> |
いいえ | 解凍先ディレクトリにファイルがすでに存在している場合に、上書きするかどうかを示します。デフォルト値は「いいえ」です。 |
-ENCODING=<file_name_encoding> |
いいえ | アーカイブ・ファイル内部でファイル名に使用される文字エンコーディング。可能な値のリストは、次を参照してください:
デフォルトは、プラットフォームのデフォルトの文字エンコーディングです。 |
このコマンドを使用して、ODIリポジトリをロック解除します。
注意: 次の点に注意してください:
このコマンドを使用するには、VCSのAdministrator権限が必要です。
このツールは、コマンドラインからしか使用できません。
このコマンドを使用して、エージェントがタスクのスケジュールを強制的に再計算するようにします。
このコマンドを使用して、現在のセッションの(OdiStartScenツールを使用して開始された)子セッションが完了するまで待機します。
このコマンドは、<parent_sess_number>
で起動されたセッションの終了を<polling_interval>
間隔でチェックします。これらのすべての子セッション(場合によっては名前やキーワードでフィルタ処理される)が終了すると(ステータスは完了、警告またはエラー)、このコマンドは終了します。
使用方法
OdiWaitForChildSession [-PARENT_SESS_NO=<parent_sess_number>] [-POLL_INT=<polling_interval>] [-SESSION_NAME_FILTER=<session_name_filter>] [-SESSION_KEYWORDS=<session_keywords>] [-MAX_CHILD_ERROR=ALL|<error_number>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-PARENT_SESS_NO=<parent_sess_number> |
いいえ | 親セッションのID。このパラメータの指定を省略すると、現在のセッションIDが使用されます。 |
-POLL_INT=<polling_interval> |
いいえ | 一連の子セッションの各終了テストの間隔(秒単位)。デフォルトの値は1です。 |
-SESSION_NAME_FILTER=<session_name_filter> |
いいえ | 名前がこのフィルタと一致する子セッションのみがテストされます。このフィルタには、SQL LIKE形式のパターンを使用できます。 |
-SESSION_KEYWORDS=<session_keywords> |
いいえ | このカンマ区切りリストのすべてのキーワードと一致する子セッションのみがテストされます。リストの各要素には、SQL LIKE形式のパターンを使用できます。 |
-MAX_CHILD_ERROR= ALL|<error_number> |
いいえ | このパラメータを使用すると、特定の数の子セッションがエラーで終了した場合に、OdiWaitForChildSessionを終了できます。
このパラメータが0、負数または未指定の場合、OdiWaitForChildSessionは、障害が発生した子セッションの数に関係なく、エラー・ステータスで終了することはありません。 |
このコマンドを使用して、表または表セットについて特定の数の行を待機します。このコマンドは、データが格納されている特定の数のオブジェクト(ビューなど)にも適用できます。
OdiWaitForDataコマンドは、表または一連の表に特定の数のレコードが移入されているかどうかをテストします。このテストは、いずれかの表で目的の数の行(-UNIT_ROWCOUNT
)が検出されるか、すべての表を対象として累積で目的の数の行(-GLOBAL_ROWCOUNT
)が検出されるか、またはタイムアウト(-TIMEOUT
)に到達するかの、いずれかの条件が満たされるまで一定の間隔で(-POLLINT
)繰り返されます。
検出された一連の行には、フィルタを適用できます。フィルタは、明示的なSQL where句(-SQLFILTER
)、またはフィールド値と演算句を決定する-RESUME_KEY_xxx
パラメータ(あるいはその両方)で指定されます。この2つの方法は累積(AND)されます。
行数は、絶対条件(表内の合計行数に対する)または差分条件(格納された参照値と現在の行数値の差異)のいずれかで判断できます。
複数の表を扱う場合は、次のようになります。
-SQLFILTER
パラメータと-RESUME_KEY_xxx
パラメータは、関係するすべての表に適用されます。
-UNIT_ROWCOUNT
パラメータは、各表について想定される行数を判断します。-GLOBAL_ROWCOUNT
パラメータは、一連の表全体で累積された行数の合計を判断します。関係している表が1つのみの場合、-UNIT_ROWCOUNT
パラメータと-GLOBAL_ROWCOUNT
パラメータは同等です。
使用方法
OdiWaitForData -LSCHEMA=<logical_schema> -TABLE_NAME=<table_name> [-OBJECT_TYPE=<list of object types>] [-CONTEXT=<context>] [-RESUME_KEY_VARIABLE=<resumeKeyVariable> -RESUME_KEY_COL=<resumeKeyCol> [-RESUME_KEY_OPERATOR=<resumeKeyOperator>]|-SQLFILTER=<SQLFilter>] [-TIMEOUT=<timeout>] [-POLLINT=<pollInt>] [-GLOBAL_ROWCOUNT=<globalRowCount>] [-UNIT_ROWCOUNT=<unitRowCount>] [-TIMEOUT_WITH_ROWS_OK=<yes|no>] [-INCREMENT_DETECTION=<no|yes> [-INCREMENT_MODE=<M|P|I>] [-INCREMENT_SEQUENCE_NAME=<incrementSequenceName>]]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-LSCHEMA=<logical_schema> |
はい | 表が格納されている論理スキーマ。 |
-TABLE_NAME=<table_name> |
はい | チェックする表の名前、マスクまたは表名のリスト。このパラメータでは次の3つの書式を使用できます。
|
-OBJECT_TYPE=<list of object types> |
いいえ | チェックするオブジェクトのタイプ。デフォルトでは、表のみがチェックされます。他のオブジェクトをチェック対象とするには、オブジェクト・タイプのカンマ区切りリストを指定します。次のオブジェクト・タイプがサポートされています。
|
-CONTEXT=<context> |
いいえ | 論理スキーマを解決するコンテキスト。コンテキストの指定を省略すると、実行コンテキストが使用されます。 |
-SQLFILTER=<SQLFilter> |
いいえ | 表に適用する明示的なSQLフィルタ。この文は、チェックされた表を格納しているテクノロジで有効な文である必要があります。
この文には |
-RESUME_KEY_VARIABLE=<resumeKeyVariable>
|
いいえ | RESUME_KEY_xxx パラメータを使用すると、ポーリングした表で検出された行セットをフィルタリングできます。
|
-TIMEOUT=<timeout> |
いいえ | データをポーリングする最大期間(ミリ秒単位)。この値が0の場合、タイムアウトは無限です。デフォルトの値は0。 |
-POLLINT=<pollInt> |
いいえ | データの各ポーリング間で待機する期間(ミリ秒単位)。デフォルトは1000です。 |
-UNIT_ROWCOUNT=<unitRowCount> |
いいえ | コマンドを終了するためにポーリング対象の表で必要とされる行数。デフォルトの値は1です。 |
-GLOBAL_ROWCOUNT=<globalRowCount> |
いいえ | コマンドを終了するために一連の表全体で累積的に必要とされる合計行数。指定しないと、デフォルト値の 1 が使用されます。 |
-INCREMENT_DETECTION=<no|yes> |
いいえ | コマンドで行数が考慮されるモードを、絶対条件(表内の合計行数に対する)または差分条件(格納された参照値と現在の行数値の差異)のいずれかで定義します。
デフォルト値は「いいえ」です。 |
-INCREMENT_MODE=<M|P|I> |
いいえ | このパラメータは、連続するOdiWaitForDataコール間の参照値の永続性モードを指定します。
指定できる値は次のとおりです。
デフォルト値は マスクまたは表のリストがポーリングされた場合、永続または初期モードの使用はサポートされません。 |
-INCREMENT_SEQUENCE_NAME=<incrementSequenceName> |
いいえ | このパラメータは、参照値の永続性のために使用する自動的に割り当てられた記憶領域の名前を指定します。この増分順序はリポジトリに格納されます。この名前の指定を省略すると、表の名前が使用されます。
この増分順序はOracle Data Integratorの順序ではありません。OdiWaitForDataへのコールの外部では順序として使用できません。 |
-TIMEOUT_WITH_ROWS_OK=<yes|no> |
いいえ | この値がYesに設定されている場合に、少なくとも1行が検出され、必要な行数が挿入される前にタイムアウトが発生すると、リターン・コード0でAPIが終了します。それ以外の場合、エラーが発生します。デフォルト値はYesです。 |
例
ORA_WAITFORDATA
スキーマのDE1P1
表に、フィルタと一致するレコードが200件格納されるまで待機します。
OdiWaitForData -LSCHEMA=ORA_WAITFORDATA -TABLE_NAME=DE1P1 -GLOBAL_ROWCOUNT=200 "-SQLFILTER=DATMAJ > to_date('#MAX_DE1_DATMAJ_ORACLE_CHAR', 'DD/MM/YYYY HH24:MI:SS')"
論理スキーマSQLSRV_SALES
のCITY_SRC
表またはCITY_TRG
表に新規データが表示されるまで最大4時間待機します。
OdiWaitForData -LSCHEMA=SQLSRV_SALES -TABLE_NAME=CITY% -TIMEOUT=14400000 -INCREMENT_DETECTION=yes
このコマンドを使用して、ロード計画実行が完了するまで待機します。
使用方法
OdiWaitForLoadPlans [-PARENT_SESS_NO=<parent_sess_guid>] [-LP_NAME_FILTER=<load_plan_name_filter>] [-LP_KEYWORDS=<load_plan_keywords>] [-MAX_LP_ERROR=ALL|<number_of_lp_errors>] [-POLLINT=<polling_interval_msec>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-PARENT_SESS_NO=<parent_sess_guid> |
いいえ | ロード計画を開始した親セッションのグローバルID。このパラメータの指定を省略すると、現在のセッションのグローバルIDが使用されます。 |
-LP_NAME_FILTER=<load_plan_name_filter> |
いいえ | 名前がこのフィルタと一致するロード計画実行のみが、完了ステータスであるかをテストされます。このフィルタには、SQL LIKE形式のパターンを使用できます。 |
-LP_KEYWORDS=<load_plan_keywords> |
いいえ | キーワードにこのカンマ区切りリストのすべてのエントリを含むロード計画実行のみが、完了ステータスであるかをテストされます。リストの各要素には、SQL LIKE形式のパターンを使用できます。 |
-MAX_LP_ERROR=ALL|<number_of_lp_errors> |
いいえ | OdiWaitForLoadPlansは、多数のロード計画実行がエラー・ステータスになった場合、エラーで終了します。
このパラメータが指定されない場合または値が1未満の場合、OdiWaitForLoadPlansは、エラー・ステータスのロード計画実行の数に関係なく、エラー状態で終了することはありません。 |
-POLLINT=<polling_interval_msec> |
いいえ | 完了状態のロード計画実行のステータスのポーリング間に待機する期間(ミリ秒単位)。デフォルト値は1000 (1秒)です。この値は0より大きくなければなりません。 |
例
5秒のポーリング間隔で、現在のセッションが開始したロード計画実行の中で、名前フィルタがPOPULATE%
、およびMANDATORY
キーワードとCRITICAL
キーワードがあるロード計画実行すべての終了を待機します。選択したすべてのロード計画実行の実行が完了したときに、2つ以上のロード計画実行がエラー・ステータスである場合、OdiWaitForLoadPlansはエラーで終了します。
OdiWaitForLoadPlans -PARENT_SESS_NO=<%=odiRef.getSession("SESS_GUID")%> -LP_NAME_FILTER=POPULATE% -LP_KEYWORDS=MANDATORY,CRITICAL -POLLINT=5000 -MAX_LP_ERROR=2
このコマンドを使用して、ジャーナル化された表またはそのリストで、変更が特定の件数に達するまで待機します。
OdiWaitForLogDataコマンドは、表または表のグループで行が変更されたかどうかを判断します。この変更は、Oracle Data Integratorのチェンジ・データ・キャプチャ(CDC)を簡易モード(-TABLE_NAME
パラメータを使用)または一貫性モード(-CDC_SET_NAME
パラメータを使用)で使用して検出されます。テストは、いずれかの表で目的の数(-UNIT_ROWCOUNT
)の行変更が検出されるか、すべての表を対象として累積で目的の数(-GLOBAL_ROWCOUNT
)の行変更が検出されるか、またはタイムアウト(-TIMEOUT
)に到達するかの、いずれかの条件が満たされるまで、-POLLINT
ミリ秒間隔で繰り返されます。
注意: このコマンドでは、ジャーナル化されたすべての操作(挿入、更新および削除)が考慮されます。このコマンドは、簡易モードまたは一貫性モードでジャーナル化された表にのみ適しています。 |
使用方法
OdiWaitForLogData -LSCHEMA=<logical_schema> -SUBSCRIBER_NAME=<subscriber_name> (-TABLE_NAME=<table_name> | -CDC_SET_NAME=<cdcSetName>) [-CONTEXT=<context>] [-TIMEOUT=<timeout>] [-POLLINT=<pollInt>] [-GLOBAL_ROWCOUNT=<globalRowCount>] [-UNIT_ROWCOUNT=<unitRowCount> [-OPTIMIZED_WAIT=<yes|no|AUTO>] [-TIMEOUT_WITH_ROWS_OK=<yes|no>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-CONTEXT=<context> |
いいえ | 論理スキーマを解決するコンテキスト。コンテキストの指定を省略すると、実行コンテキストが使用されます。 |
-GLOBAL_ROWCOUNT=<globalRowCount> |
いいえ | コマンドを終了するために、表またはCDCセットで必要とされる変更の合計数。デフォルトの値は1です。 |
-LSCHEMA=<logical_schema> |
はい | ジャーナル化された表が格納されている論理スキーマ。 |
-OPTIMIZED_WAIT=<yes|no|AUTO> |
いいえ | ジャーナルへのアクセスに使用する方法。
デフォルト値は |
-POLLINT=<pollInt> |
いいえ | 各ポーリング間で待機する期間(ミリ秒単位)。デフォルト値は2000です。 |
-SUBSCRIBER_NAME=<subscriber_name> |
はい | ジャーナル化情報の取得に使用するサブスクライバの名前。 |
-TABLE_NAME=<table_name> |
はい | チェックするジャーナル化表の名前、マスクまたはリスト。このパラメータでは次の3つの書式を使用できます。
このオプションは簡易モードでジャーナル化されたモデルの表でのみ機能します。 このパラメータは |
-CDC_SET_NAME=<cdcSetName> |
はい | チェックするCDCセットの名前。このCDCセット名は完全修飾のモデル・コードで、通常はPHYSICAL_SCHEMA_NAME.MODEL_CODE です。
このオプションは一貫性モードでジャーナル化されたモデルの表でのみ機能します。 このパラメータは |
-TIMEOUT=<timeout> |
いいえ | 変更をポーリングする最大期間(ミリ秒単位)。この値が0の場合、タイムアウトは無限です。デフォルトの値は0。 |
-TIMEOUT_WITH_ROWS_OK=<yes|no> |
いいえ | このパラメータがYesに設定されている場合に、少なくとも1行が検出され、事前定義の行数がポーリングされる前にタイムアウトが発生すると、リターン・コード0でAPIが終了します。それ以外の場合、エラーが発生します。デフォルト値はYesです。 |
-UNIT_ROWCOUNT=<unitRowCount> |
いいえ | コマンドを終了するためにポーリングされる表のいずれかで必要とされる変更の数。デフォルトの値は1です。
|
このコマンドを使用して、表が作成されて事前定義の行数が移入されるまで待機します。
OdiWaitForTableコマンドは、指定の表が作成され、その表に特定の数のレコードが移入されたかどうかを定期的にテストします。このテストは、表が存在して目的の数の行(-GLOBAL_ROWCOUNT
)が格納されるか、タイムアウト(-TIMEOUT
)に到達するまで-POLLINT
ミリ秒間隔で繰り返されます。
使用方法
OdiWaitForTable -CONTEXT=<context> -LSCHEMA=<logical_schema> -TABLE_NAME=<table_name> [-TIMEOUT=<timeout>] [-POLLINT=<pollInt>] [-GLOBAL_ROWCOUNT=<globalRowCount>] [-TIMEOUT_WITH_ROWS_OK=<yes|no>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-CONTEXT=<context> |
いいえ | 論理スキーマを解決するコンテキスト。コンテキストの指定を省略すると、実行コンテキストが使用されます。 |
-GLOBAL_ROWCOUNT=<globalRowCount> |
いいえ | コマンドを終了するために表に必要とされる合計行数。デフォルトの値は1です。未指定の場合、表に新規行が挿入されたときにコマンドは終了します。 |
-LSCHEMA=<logical_schema> |
はい | 表を検索する論理スキーマ。 |
-POLLINT=<pollInt> |
いいえ | 各テスト間で待機する期間(ミリ秒単位)。デフォルトは1000です。 |
-TABLE_NAME=<table_name> |
はい | 検索する表の名前。 |
-TIMEOUT=<timeout> |
いいえ | 表を検索する最大期間(ミリ秒単位)。この値が0の場合、タイムアウトは無限です。デフォルトの値は0。 |
-TIMEOUT_WITH_ROWS_OK=<yes|no> |
いいえ | このパラメータがYesに設定されている場合に、少なくとも1行が検出され、必要な行数が挿入される前にタイムアウトが発生すると、リターン・コード0でAPIが終了します。それ以外の場合、エラーが発生します。デフォルト値はYesです。 |
このコマンドを使用して、複数のXMLファイルから単一のファイルに要素を連結します。
このツールは、ソースXMLファイルのセットから指定要素のインスタンスをすべて抽出し、単一のターゲットXMLファイルに連結します。このツールは、整形式のXMLを解析して生成します。生成されたファイルに対するDTDの変更または生成は処理しません。既存のDTDへの参照は、-HEADER
パラメータで指定するか、-KEEP_XML_PROLOGUE
を使用して元のファイルから保持できます。
注意: このツールでは、XMLネームスペースはサポートされません。-ELEMENT_NAME パラメータに、要素名のローカル部分(ネームスペースまたは接頭辞値なし)を指定します。 |
使用方法
OdiXMLConcat -FILE=<file_filter> -TOFILE=<target_file> -XML_ELEMENT=<element_name> [-CHARSET_ENCODING=<encoding>] [-IF_FILE_EXISTS=<overwrite|skip|error>] [-KEEP_XML_PROLOGUE=<all|xml|doctype|none>] [-HEADER=<header>] [-FOOTER=<footer>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-FILE=<file_filter> |
はい | ソースXMLファイルのフィルタ。このフィルタでは、ファイルの標準的なワイルドカード(? 、* )を使用します。ファイル名とディレクトリ名の両方を指定します。ソース・ファイルは同じフォルダまたは異なるフォルダから取得できます。
次に、有効なファイル・フィルタを示します。
|
-TOFILE=<target_file> |
はい | 要素の連結先ターゲット・ファイル。 |
-XML_ELEMENT=<element_name> |
はい | ソース・ファイルから内容および子要素とともに抽出するXML要素(囲んでいる<> 文字、接頭辞およびネームスペース情報を除く)のローカル名。
この要素の検出は再帰的ではありません。 |
-CHARSET_ENCODING=<encoding> |
いいえ | ターゲット・ファイルのエンコーディング。デフォルト値はISO-8859-1 です。サポートされているエンコーディングのリストについては、http://java.sun.com/j2se/1.4.2/docs/guide/intl/encoding.doc.html を参照してください。 |
-IF_FILE_EXISTS=<overwrite|skip|error> |
いいえ | ターゲット・ファイルが存在する場合の動作を定義します。
|
-KEEP_XML_PROLOGUE=<all|xml|doctype|none> |
いいえ | ソース・ファイルのXMLプロローグをターゲット・ファイルにコピーします。このパラメータの値に従って、XMLプロローグの次の部分が保持されます。
注意: すべてまたは一部のプロローグを保持しない場合は、 |
-HEADER=<header> |
いいえ | 各ターゲット・ファイルのプロローグ(ある場合)の後に追加する文字列。このパラメータを使用すると、カスタマイズしたXMLプロローグまたはルート要素を作成できます。 |
-FOOTER=<footer> |
いいえ | 各ターゲット・ファイルの終わりに追加する文字列。このパラメータを使用すると、ヘッダーに追加されたルート要素を閉じることができます。 |
例
ord_i
サブフォルダにあるord1.xml
、ord2.xml
などのファイルのIDOC要素の内容をMDSLS.TXT.XML
ファイルに連結します。その際、ターゲット・ファイルにはルート要素<WMMBID02>
も追加されます。
OdiXMLConcat "-FILE=./ord_i/ord*.xml" "-TOFILE=./MDSLS.TXT.XML" -XML_ELEMENT=IDOC "-CHARSET_ENCODING=UTF-8" -IF_FILE_EXISTS=overwrite -KEEP_XML_PROLOGUE=xml "-HEADER=<WMMBID02>" "-FOOTER=</WMMBID02>" OdiXMLConcat "-FILE=./o?d_*/ord*.xml" "-TOFILE=./MDSLS.TXT.XML" -XML_ELEMENT=IDOC "-CHARSET_ENCODING=UTF-8" -IF_FILE_EXISTS=overwrite -KEEP_XML_PROLOGUE=none "-HEADER=<?xml version=\"1.0\" encoding=\"UTF-8\"?>\n<WMMBID02>" "-FOOTER=</WMMBID02>"
ord_i
サブフォルダにあるord1.xml
、ord2.xml
などのファイルのEDI要素をMDSLS2.XML
ファイルに連結します。このファイルには、すべての<EDI>
要素の上に新しいルート要素EDI_BATCH
が追加されます。
OdiXMLConcat "-FILE=./o?d_?/ord*.xml" "-TOFILE=./MDSLS2.XML" -XML_ELEMENT=EDI "-CHARSET_ENCODING=UTF-8" -IF_FILE_EXISTS=overwrite -KEEP_XML_PROLOGUE=xml "-HEADER= <EDI_BATCH>" "-FOOTER=</EDI_BATCH>"
このツールは、単一のソースXMLファイルに保存されている指定要素のインスタンスをすべて抽出し、複数のターゲットXMLファイルに分割します。このツールは、整形式のXMLを解析して生成します。生成されたファイルに対するDTDの変更または生成は処理しません。既存のDTDへの参照は、-HEADER
パラメータで指定するか、-KEEP_XML_PROLOGUE
を使用して元のファイルから保持できます。
注意: このツールでは、XMLネームスペースはサポートされません。-ELEMENT_NAME パラメータに、要素名のローカル部分(ネームスペースまたは接頭辞値なし)を指定します。 |
使用方法
OdiXMLSplit -FILE=<file> -TOFILE=<file_pattern> -XML_ELEMENT=<element_name> [-CHARSET_ENCODING=<encoding>] [-IF_FILE_EXISTS=<overwrite|skip|error>] [-KEEP_XML_PROLOGUE=<all|xml|doctype|none>] [-HEADER=<header>] [-FOOTER=<footer>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-FILE=<file> |
はい | 分割するソースXMLファイル。 |
-TOFILE=<file_pattern> |
はい | ターゲット・ファイルのファイル・パターン。各ファイルは、生成される番号順序または分割の実行に使用されるXML要素の属性値を表すマスクを含んだパターンに従って命名されます。
パターンを使用して、単一のディレクトに異なるファイルを作成することも、異なるディレクトリに各ファイルを作成することもできます。次に、有効なパターンを示します。
|
-XML_ELEMENT=<element_name> |
はい | ソース・ファイルから内容および子要素とともに抽出するXML要素(囲んでいる<> 文字、接頭辞およびネームスペース情報を除く)のローカル名。
この要素の検出は再帰的ではありません。 |
-CHARSET_ENCODING=<encoding> |
いいえ | ターゲット・ファイルのエンコーディング。デフォルト値はISO-8859-1 です。サポートされているエンコーディングのリストについては、http://java.sun.com/j2se/1.4.2/docs/guide/intl/encoding.doc.html を参照してください。 |
-IF_FILE_EXISTS=<overwrite|skip|error> |
いいえ | ターゲット・ファイルが存在する場合の動作を定義します。
|
-KEEP_XML_PROLOGUE=<all|xml|doctype|none> |
いいえ | ソース・ファイルのXMLプロローグをターゲット・ファイルにコピーします。このパラメータの値に従って、XMLプロローグの次の部分が保持されます。
注意: すべてまたは一部のプロローグを保持しない場合は、 |
-HEADER=<header> |
いいえ | 各ターゲット・ファイルのプロローグ(ある場合)の後に追加する文字列。このパラメータを使用すると、カスタマイズしたXMLプロローグまたはルート要素を作成できます。 |
-FOOTER=<footer> |
いいえ | 各ターゲット・ファイルの終わりに追加する文字列。このパラメータを使用すると、ヘッダーに追加されたルート要素を閉じることができます。 |
例
ファイルMDSLS.TXT.XML
を複数のファイルに分割します。ord1.xml
、ord2.xml
などのファイルが作成され、ソース・ファイルに保存されているIDOC要素の各インスタンスが格納されます。
OdiXMLSplit "-FILE=./MDSLS.TXT.XML" "-TOFILE=./ord_i/ord*.xml" -XML_ELEMENT=IDOC "-CHARSET_ENCODING=UTF-8" -IF_FILE_EXISTS=overwrite -KEEP_XML_PROLOGUE=xml "-HEADER= <WMMBID02>" "-FOOTER= </WMMBID02>"
前述の例と同様の方法でMDSLS.TXT.XML
ファイルを分割します。ただし、分割するIDOC要素のBEGIN
属性の値を使用してファイル名が指定される点が前述の例とは異なります。この例ではXMLプロローグが保持されませんが、すべてヘッダーに生成されています。
OdiXMLSplit "-FILE= ./MDSLS.TXT.XML" "-TOFILE=./ord_i/ord[BEGIN].xml" -XML_ELEMENT=IDOC "-CHARSET_ENCODING=UTF-8" -IF_FILE_EXISTS=overwrite -KEEP_XML PROLOGUE=none "-HEADER= <?xml version=\"1.0\" encoding=\"UTF-8\"?>\n<WMMBID02>" "-FOOTER=</WMMBID02>"
このコマンドを使用して、ディレクトリまたは複数のファイルからZIPファイルを作成します。
使用方法
OdiZip -DIR=<directory> -FILE=<file> -TOFILE=<target_file> [-OVERWRITE=<yes|no>] [-RECURSE=<yes|no>] [-CASESENS=<yes|no>] [-ENCODING=<file_name_encoding>]
パラメータ
パラメータ | 必須 | 説明 |
---|---|---|
-DIR=<directory> |
-FILE 省略時は、はい |
生成するZIPファイルのルートになるベース・ディレクトリ(またはフォルダ)。-DIR のみを指定して-FILE を指定しないと、このディレクトリの下にあるすべてのファイルがアーカイブされます。 |
-FILE=<file> |
-DIR 省略時は、はい |
アーカイブするファイルのベース・ディレクトリからのパス。-FILE のみを指定して-DIR を指定しないと、-FILE が相対パスの場合は、現在の作業ディレクトリがデフォルトのディレクトリになります。
汎用文字を指定するには 例:
|
-TOFILE=<target_file> |
はい | ターゲットZIPファイル。 |
-OVERWRITE=<yes|no> |
いいえ | ターゲットZIPファイルがすでに存在している場合は、上書きするか(Yes)、単に更新するか(No)を示します。デフォルトでは、既存のZIPファイルがある場合は更新されます。 |
-RECURSE=<yes|no> |
いいえ | 他のディレクトリが含まれるディレクトリの場合に、アーカイブを再帰的に実行するかどうかを示します。Noの値を指定すると、コピーするディレクトリに含まれるファイルのみ(サブフォルダを含まない)がアーカイブされます。 |
-CASESENS=<yes|no> |
いいえ | ファイル検索で大文字と小文字が区別されるかどうかを示します。デフォルトでは、Oracle Data Integratorでファイルは大文字で検索されます(Noに設定)。 |
-ENCODING=<file_name_encoding> |
いいえ | アーカイブ・ファイル内部でファイル名に使用する文字エンコーディング。
サポートされるエンコーディングのリストについては、次を参照してください。
これは、プラットフォームのデフォルトの文字エンコーディングにデフォルト設定されます。 |