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Oracle® Fusion Middleware Oracle Platform Security Servicesによるアプリケーションの保護
12c (12.2.1.2.0)
E82689-01
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F OPSSのシステムおよび構成プロパティ

この付録では、サーバー起動時に設定するOPSSのシステム・プロパティおよび構成プロパティについて説明します。

次の項目について説明します。

すべてのOPSSのシステム変更および構成変更を有効にするには、サーバーを再起動する必要があります。

F.1 OPSSシステム・プロパティ

導入または変更したシステム・プロパティは、サーバーを再起動するまで有効になりません。システム・プロパティを設定するには、setDomainEnv.shを編集してEXTRA_JAVA_PROPERTIES変数にそのプロパティを追加します。

表F-1は、OPSSで使用可能なシステム・プロパティを示しています。

表F-1 OPSSシステム・プロパティ

システム・プロパティ名 指定内容

common.components.home

共通のコンポーネント・ホームの場所。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションの両方で必須です。

デフォルト値なし

java.security.debug

JpsAuth.checkPermissionSubject.doAsブロック内でコールされ、パーミッション・チェックで不合格になると、パーミッションは失敗します。

jps.auth.debugまたはjps.auth.debug.verboseを設定するだけでは、この場合に失敗の通知を受け取ることはできません。

オプション。

java.security.policy

Javaセキュリティ・ポリシー・ファイルの場所。

jps.app.permissioncollectionmap.size

メモリーに保持されるパーミッション・コレクション・マップ・エントリの数。各エントリは、パーミッションのセットに相当します。jps.policystore.ref.useSoftHardMapForSelectedMapstrueに設定する必要があります。

オプション。

有効な値: 正の整数。

デフォルト値: 512。

jps.authz

実行時およびデバッグのオーバーヘッドを軽減するJava SE Development Kit (JDK)メソッドのAccessController.checkPermissionへのコールの委任。

オプション。

有効な値: NULLSMACCおよびDEBUG_NULL

デフォルト値なし

jps.auth.debug

サーバーのロギング出力。デフォルト値: false

オプション。

jps.auth.debug.verbose

サーバーのロギング出力。デフォルト値: false

オプション。

jps.combiner.optimize

サブジェクトの保護ドメインのキャッシュ。

オプション。

有効な値: truefalse

デフォルト値: false

jps.combiner.optimize.lazyeval

パーミッション・チェックのトリガー時にサブジェクトの保護ドメインの評価。

オプション。

有効な値: truefalse

デフォルト値: false

jps.combinermap.size

メモリーに保持されるコンバイナ・マップ・エントリの数。各エントリは、プリンシパルのセットに相当します。jps.policystore.ref.useSoftHardMapForSelectedMapstrueに設定する必要があります。

オプション。

有効な値: 正の整数。

デフォルト値: 128

jps.deployment.handler.disabled

WebLogic Serverにデプロイされているアプリケーションのポリシーおよび資格証明の移行。WebLogic Serverに対してのみ有効です。

weblogic-application.xmlファイルにあるアプリケーション設定に関係なく、サーバーにデプロイされているすべてのアプリケーションについてアプリケーションのポリシーおよび資格証明の移行を無効にする場合はtrueに設定します。

オプション。

有効な値: truefalse

デフォルト値: false

jps.policystore.hybrid.mode

混合モード。有効になっている場合、ポリシー・プロバイダではjava.policyファイルおよびweblogic.policyファイルから読取りが実行され、セキュリティ・ストアではjps-config.xmlファイルから読取りが実行されます。

オプション。

有効な値: truefalse

デフォルト値: true

jps.policystore.ref.useSoftHardMapForSelectedMaps

マップ・タイプの使用。

マップ・タイプは、一部の構造を特別なキャッシュに保持することで、それらの構造がJava仮想マシンによるガベージ・コレクションの対象となるのを防ぐために使用されます。

falseの場合、SoftKeyHashMapタイプが使用されます。

trueの場合、SoftHardKeyHashMapタイプが使用されます。この設定により、一部のマップをメモリーで保持できるようになります。すべてのget/put操作でロック操作のオーバーヘッドが発生することに注意してください。

関連するjps.subjectmap.sizejps.combinermap.sizeおよびjps.app.permissioncollectionmap.sizeの各プロパティを参照してください。

オプション。

有効な値: truefalse

デフォルト値: false

jps.subject.cache.ttl

グループ・メンバーシップの変更が有効になるまでの時間(ミリ秒)。

この値は、Group Hierarchy Cacheの値と同期している必要があります。Group Hierarchy Cacheの値を変更した場合は、新しい値に一致するようにjps.subject.cache.ttlをリセットする必要があります。

オプション。

有効な値: 任意の正の整数。

デフォルト値: 60000

jps.subjectmap.size

メモリーに保持されるサブジェクト・マップ・エントリの数。各エントリは、サブジェクトに関するTTL情報に相当します。この設定を有効にするには、jps.policystore.ref.useSoftHardMapForSelectedMapsプロパティをtrueにする必要があります。

オプション。

有効な値: 正の整数。

デフォルト値: 128。

oracle.security.jps.config

ドメイン構成ファイルjps-config.xmlまたはjps-config-jse.xmlへのパス。これらのファイルでパスを指定する場合は、絶対パスまたは構成ファイルの場所を基準とする相対パスで指定できます。

必須。

デフォルト値なし

oracle.deployed.app.dir

コードソースURLのディレクトリへのパス。

オプション。

デフォルト値なし

例については、<url>を参照してください。

oracle.deployed.app.ext

コードソースURLの拡張。

オプション。

デフォルト値なし

例については、<url>を参照してください。

oracle.security.jps.log.for.approle.substring

指定した部分文字列が含まれるアプリケーション・ロールの名前。照合する部分文字列を指定しないと、すべてのアプリケーション・ロール名がログに記録されます。

オプション。

デフォルト値なし

oracle.security.jps.log.for.permeffect

付与または拒否された権限。値を指定しないと、(付与または拒否にかかわらず)すべての権限がログに記録されます。

オプション。

デフォルト値なし

oracle.security.jps.log.for.permclassname

指定した名前に完全一致するパーミッション・クラスの名前。照合する名前を指定しないと、すべてのパーミッション・クラス名がログに記録されます。

オプション。

デフォルト値なし

oracle.security.jps.log.for.permtarget.substring

指定した部分文字列が含まれるパーミッション・ターゲットの名前。照合する部分文字列を指定しないと、すべてのパーミッション・ターゲットがログに記録されます。

オプション。

デフォルト値なし

oracle.security.jps.log.for.enterprise.principalname

指定した名前に完全一致するプリンシパル(エンタープライズ・ユーザーまたはエンタープライズ・ロール)の名前。照合する名前を指定しないと、すべてのプリンシパル名がログに記録されます。

オプション。

デフォルト値なし

opss.audit.logDirectory

jps-config-jse.xml構成ファイルで設定されていない場合は、SEアプリケーション用の監査ログ・ファイルの場所。

オプション。

デフォルト値なし

有効値: 任意の書込みディレクトリ。

wlst.offline.log

オフラインのWLSTを実行する際のログ・ファイルの場所。

オプション。

デフォルト値なし

有効な値: <filename>、stdout、strerr、disable。

wlst.offline.log.priority

通知のレベル。

オプション。

デフォルト値なし

有効な値: OFF、SEVERE、WARNING、INFO、CONFIG、FINE、FINER、FINEST、ALL、デバッグ、情報、警告、エラー、致命的。


F.2 OPSS構成プロパティ

次の各項では、サービス・プロパティについて説明します。

F.2.1 OPSSサービスに共通するプロパティ

表F-2は、トラスト・ストア・サービスを除くすべてのサービスに共通するOPSSプロパティの説明をまとめたものです。トラスト・ストア・サービスのプロパティの詳細は、「トラスト・サービスのプロパティ」を参照してください。

表F-2 共通プロパティ

プロパティ名 指定内容

次のプロパティは、Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションの両方で有効です。

bootstrap.security.principal.key

LDAPストアにアクセスするためのパスワード資格証明のキーで、cwallet.ssoファイルに格納されています。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

LDAPセキュリティ・ストアとDBセキュリティ・ストアに適用されます。

必須。

デフォルト値なし

すぐに使用できる値はbootstrapです。

bootstrap.security.principal.map

LDAPストアにアクセスするためのパスワード資格証明のマップで、cwallet.ssoファイルに格納されています。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

LDAPセキュリティ・ストアとDBセキュリティ・ストアに適用されます。

必須。

デフォルト値: BOOTSTRAP_JPS

jdbc.url

JBDCのURL。

Java SEアプリケーションとJava EEアプリケーションで有効です。

DBセキュリティ・ストアにのみ適用されます。

必須。

デフォルト値なし

値の例: jdbc:oracle:thin:@xxx27.com:1345:asi102cn

ldap.url

LDAPセキュリティ・ストアのURLで、形式はldap://host:portです。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

LDAPストアにのみ適用されます。

必須。

デフォルト値なし

oracle.security.jps.farm.name

LDAPストア内のドメイン・ノードの相対識別名形式。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

LDAPセキュリティ・ストアとDBセキュリティ・ストアに適用されます。

必須。

デフォルト値なし

oracle.security.jps.ldap.root.name

LDAPストア内のルート・ノードの相対識別名形式。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

LDAPセキュリティ・ストアとDBセキュリティ・ストアに適用されます。

必須。

デフォルト値なし

oracle.security.jps.pdp.PolicyProvider.PermissionCollectionCache.MaxSize

保護ドメインおよびリクエスト・パーミッション・クラスごとにキャッシュで使用できるパーミッション・コレクションの最大数。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

LDAPセキュリティ・ストアとDBセキュリティ・ストアに適用されます。

オプション。

デフォルト値: 5000

server.type

セキュリティ・ストアのタイプ。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

LDAPセキュリティ・ストアとDBセキュリティ・ストアに適用されます。

必須。

デフォルト値なし

値: OIDDB_ORACLE

次のプロパティは、Java EEアプリケーションでのみ有効です。

datasource.jndi.name

Java Database Connectivity (JDBC)データ・ソース・インスタンスのJava Naming and Directory Interface (JNDI)名。

Java EEアプリケーションでのみ有効です。

DBセキュリティ・ストアにのみ適用されます。

必須。

デフォルト値なし

oracle.security.jps.failover.retry.times

再試行回数。

Java EEアプリケーションでのみ有効です。

DBセキュリティ・ストアにのみ適用されます。

オプション。

デフォルト値: 3

oracle.security.jps.failover.retry.interval

次に再試行するまでの秒数。

Java EEアプリケーションでのみ有効です。

DBセキュリティ・ストアにのみ適用されます。

オプション。

デフォルト値: 15

weblogic.dbuser.map

weblogic.dbuser.key

Weblogic DBユーザー/パスワードの資格証明のマップおよびキー。oracle.security.jps.db.useWeblogicDBUserMapKeytrueの場合にのみ適用されます。この場合、両方が構成されるか、またはどちらも構成されません。

Java EEアプリケーションでのみ有効です。

DBセキュリティ・ストアにのみ適用されます。

オプション。

デフォルト値なし。

oracle.security.jps.db.useWeblogicDBUserMapKey

Weblogic DBユーザー/パスワードのマップおよびキーの場所。このプロパティは、DBセキュリティ・ストアに再関連付けする際に自動的に設定されます。

Java EEアプリケーションでのみ有効です。

DBセキュリティ・ストアにのみ適用されます。

オプション。

有効な値: trueまたはfalse

デフォルト値: false

trueの場合は、weblogic.dbuser.mapプロパティおよびweblogic.dbuser.keyプロパティにより、Weblogic DBユーザー/パスワードの資格証明のマップおよびキーが指定されます。

そうではなく、falseの場合または指定されない場合は、bootstrap.security.principal.mapプロパティおよびbootstrap.security.principal.keyプロパティにより、Weblogic DBユーザー/パスワードの資格証明のマップおよびキーが指定されます。

次のプロパティは、Java SEアプリケーションでのみ有効です。

security.principal

bootstrapで指定されたユーザー名のかわりに使用する、クリアテキストによるプリンシパル名。開発環境でのみ使用できます。

Java SEアプリケーションでのみ有効です。

LDAPセキュリティ・ストアとDBセキュリティ・ストアに適用されます。

オプション。

デフォルト値なし

security.credential

bootstrapで指定されたパスワードのかわりに使用する、クリアテキストによるセキュリティ・プリンシパルのパスワード。使用はお薦めしません。

Java SEアプリケーションでのみ有効です。

LDAPセキュリティ・ストアとDBセキュリティ・ストアに適用されます。

オプション。

デフォルト値なし

jdbc.driver

JDBCドライバ。

Java SEアプリケーションでのみ有効です。

DBセキュリティ・ストアにのみ適用されます。

必須。

デフォルト値なし

値の例: oracle.jdbc.driver.OracleDriver


F.2.2 ポリシー・サービスのプロパティ

次の各項では、ポリシー・サービスのプロパティについて説明します。

F.2.2.1 ポリシー・サービスの構成

LDAPまたはDBのセキュリティ・ストアで使用するポリシー・ストア・プロバイダ・クラスは、oracle.security.jps.internal.policystore.ldap.LdapPolicyStoreProviderクラスです。

表F-3に、ポリシー・ストア固有のプロパティを示します。その他のプロパティについては、「OPSSサービスに共通するプロパティ」を参照してください。

表F-3 ポリシーのプロパティ

プロパティ名 指定内容

oracle.security.jps.policystore.resourcetypeenforcementmode

次のいずれかのチェックで不合格になった場合の例外のスロー。

  • 2つのリソース・タイプが同じパーミッション・クラスを共有する場合、そのパーミッションはResourcePermissionまたは拡張AbstractTypedPermissionのいずれかである必要があり、そのリソース・タイプが作成できないことの確認。

  • すべてのパーミッションにリソース・タイプが定義されており、リソース・マッチャ・パーミッション・クラスと付与するパーミッションが一致することの確認。

Strictに設定した場合、いずれかのチェックで不合格になると、例外がスローされ、操作は停止します。

Lenientに設定した場合、いずれかのチェックで不合格になっても例外はスローされず、操作は途切れることなく続行され、検出されたあらゆる矛盾がログ・ファイルに記録されます。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

LDAPセキュリティ・ストアとDBセキュリティ・ストアに適用されます。

オプション。

デフォルト値: Lenient

有効な値: StrictLenient


例1

次の例は、Java EEアプリケーション用のポリシー・ストア・インスタンスの構成を示しています。

<propertySet name="props.ldap.1">
 <property name="java.naming.ldap.derefAliases" value="never"/>
 <property name="bootstrap.security.principal.key" value="bootstrap_6aCNhgRM3zF04ToliwecdF6K3oo="/>
 <property name="oracle.security.jps.farm.name" value="cn=compact1_oid26008"/>
 <property name="server.type" value="OID"/>
 <property name="oracle.security.jps.ldap.root.name" value="cn=jpsTestNode"/>
 <property name="ldap.url" value="ldap://myComp.com:2020"/>
</propertySet>
 
<serviceProvider type="POLICY_STORE" name="policystore.provider" class="oracle.security.jps.internal.policystore.ldap.LdapPolicyStoreProvider"/>
 
<serviceInstance name="policystore.ldap" provider="policystore.provider">
 <propertySetRef ref="props.ldap.1"/>
</serviceInstance>

例2

次の例は、Java SEアプリケーション用のLDAPポリシー・ストア・インスタンスの構成を示しています。

<serviceInstance name="policystore.oid" provider="policy.oid">
   <property value="OID" name="server.type"/>
   <property value="bootstrap" name="bootstrap.security.principal.key"/>
   <property name="ldap.url" value="ldap://myHost.com:1234"/>
   <property name="oracle.security.jps.ldap.root.name" value="cn=jpsNode"/>
   <property name="oracle.security.jps.farm.name" value="cn=domain1"/>
</serviceInstance>

例3

次の例は、Java EEアプリケーション用のDBセキュリティ・ストアの構成を示しています。

<jpsConfig>
...
  <propertySets>
    <!-- property set props.db.1 common to all DB services -->
    <propertySet name="props.db.1">
      <property name="jdbc.url" value="jdbc:oracle:thin@xxx.com:1521:orcl"/>
      <property name="datasource.jndi.name"  value="opssds"/>
      <property value="cn=farm" name="oracle.security.jps.farm.name"/>
      <property value="cn=jpsroot" name="oracle.security.jps.ldap.root.name"/>
      <property value="dsrc_lookup_key"  
                name="bootstrap.security.principal.key"/>
      <property value="credential_map" name="bootstrap.security.principal.map"/>
    </propertySet>
  </propertySets>
 
  <serviceProviders>
    <serviceProvider      class="oracle.security.jps.internal.policystore.ldap.LdapPolicyStoreProvider" 
     type="POLICY_STORE" name="rdbms.policystore.provider" >
       <description>RDBMS based PolicyStore provider</description>
    </serviceProvider>
 
    <serviceProvider type="KEY_STORE" name="keystore.provider"        class="oracle.security.jps.internal.keystore.KeyStoreProvider">
      <description>PKI Based Keystore Provider</description>
      <property name="provider.property.name" value="owsm"/>
    </serviceProvider>
 
    <serviceProvider name="pdp.service.provider" type="PDP"       class="oracle.security.jps.az.internal.runtime.provider.PDPServiceProvider">
      <description>OPSS Runtime Service provider</description>
    </serviceProvider>
  </serviceProviders>
 
  <serviceInstances>
    <serviceInstance name="policystore.rdbms"                      provider="rdbms.policystore.provider">
      <property value="DB_ORACLE" name="server.type"/>
      <propertySetRef ref = "props.db.1"/>
      <property name="session_expiration_sec" value="60"/>
      <property name="failover.retry.times"  value="5"/>
    </serviceInstance>    
 
    <serviceInstance name="credstore.rdbms" provider="rdbms.credstore.provider">
      <propertySetRef ref = "props.db.1"/>       
    </serviceInstance>
 
    <serviceInstance name="keystore.rdbms" provider="rdbms.keystore.provider">  
      <propertySetRef ref = "props.db.1"/>       
      <property name="server.type"  value="DB_ORACLE"/>
    </serviceInstance>
 
    <serviceInstance name="pdp.service" provider="pdp.service.provider">
      <property name="oracle.security.jps.runtime.pd.client.sm_name" value="permissionSm"/>
      <property name="oracle.security.jps.pdp.AuthorizationDecisionCacheEnabled" value="true"/>
      <property name="oracle.security.jps.pdp.AuthorizationDecisionCacheEvictionCapacity" value="500"/>
      <property name="oracle.security.jps.pdp.AuthorizationDecisionCacheEvictionPercentage" value="10"/>
      <property name="failover.retry.times"  value="5"/>
      <property name="failover.retry.interval" value="20"/>
      <property name="oracle.security.jps.policystore.refresh.purge.timeout",
                value="30000"/>
      <propertySetRef ref = "props.db.1"/>
    </serviceInstance>
  </serviceInstances>
 
  <jpsContexts default="default">
    <jpsContext name="default">
      <serviceInstanceRef ref="pdp.service"/>      
      <serviceInstanceRef ref="policystore.rdbms"/>      
      <serviceInstanceRef ref="credstore.rdbms"/>
      <serviceInstanceRef ref="keystore.rdbms"/>
    </jpsContext>
  </jpsContexts>
...
</jpsConfig>

例4

次の例は、Java SEアプリケーション用のDBポリシー・ストアの構成を示しています。

<serviceInstance name="policystore.rdbms" provider="policy.rdbms">
  <property name="server.type" value="DB_ORACLE"/>
  <property name="jdbc.url" value="jdbc:oracle:thin:@xxx.com:1722:orcl"/>
  <property name="jdbc.driver" value="oracle.jdbc.driver.OracleDriver"/>
  <property name="bootstrap.security.principal.key" value="bootstrap_DWgpEJgXwhDIoLYVZ2OWd4R8wOA=" />
  <property name="oracle.security.jps.ldap.root.name" value="cn=jpsTestNode"/>
  <property name="oracle.security.jps.farm.name" value="cn=view_steph.atz"/>
</serviceInstance>

F.2.2.2 実行時ポリシーの構成

LDAPまたはDBのセキュリティ・ストアで使用する実行時ポリシー・ストア・プロバイダ・クラスは、oracle.security.jps.az.internal.runtime.provider.PDPServiceProviderクラスです。

表F-4は、ポリシー・ストア・インスタンスの実行時のプロパティを示しています。

表F-4 実行時ポリシーのプロパティ

プロパティ名 指定内容

oracle.security.jps.policystore.rolemember.cache.type

ロール・メンバーのキャッシュ・タイプ。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

LDAPセキュリティ・ストアとDBセキュリティ・ストアに適用されます。

オプション。

有効な値:

  • STATIC - キャッシュ・オブジェクトは静的にキャッシュされ、FIFOなど、適用されたキャッシュ戦略に応じてのみ明示的にクリーンアップされます。ガベージ・コレクタでは、このタイプのキャッシュはクリーンアップされません。

  • SOFT - メモリーが不足している場合、このタイプのキャッシュのクリーンアップはガベージ・コレクタに依存します。

  • WEAK - このタイプのキャッシュの動作は、タイプSOFTのキャッシュとよく似ていますが、ガベージ・コレクタによってより頻繁にクリーンアップされます。

デフォルト値: STATIC

oracle.security.jps.policystore.rolemember.cache.strategy

ロール・メンバーのキャッシュで使用する方針のタイプ。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

LDAPセキュリティ・ストアとDBセキュリティ・ストアに適用されます。

オプション。

有効な値:

  • FIFO - キャッシュでは、先入れ先出し方針が実装されます。

  • NONE - リフレッシュまたは再起動が実行されるまで、キャッシュ内のエントリはすべて増大します。キャッシュのサイズは制御できません。お薦めできませんが、ポリシーのフットプリントがきわめて小さい場合には効率的です。

デフォルト値: FIFO

oracle.security.jps.policystore.rolemember.cache.size

メンバー・キャッシュに維持するロール数。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

LDAPセキュリティ・ストアとDBセキュリティ・ストアに適用されます。

オプション。

デフォルト値: 1000。

oracle.security.jps.policystore.policy.lazy.load.enable

ポリシーの遅延ロード。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

LDAPセキュリティ・ストアとDBセキュリティ・ストアに適用されます。

オプション。

有効な値: truefalse

デフォルト値: true

oracle.security.jps.policystore.policy.cache.strategy

パーミッションのキャッシュで使用する方針のタイプ。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

LDAPセキュリティ・ストアとDBセキュリティ・ストアに適用されます。

オプション。

有効な値:

  • PERMISSION_FIFO - キャッシュでは、先入れ先出し方針が実装されます。

  • NONE - リフレッシュまたは再起動が実行されるまで、キャッシュ内のエントリはすべて増大します。キャッシュのサイズは制御できません。お薦めできませんが、ポリシーのフットプリントがきわめて小さい場合には効率的です。

デフォルト値: PERMISSION_FIFO

oracle.security.jps.policystore.policy.cache.size

パーミッション・キャッシュに維持するパーミッション付与数。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

LDAPセキュリティ・ストアとDBセキュリティ・ストアに適用されます。

オプション。

デフォルト値: 1000。

oracle.security.jps.policystore.refresh.enable

ポリシー・ストアのリフレッシュ。このプロパティを設定した場合、oracle.security.jps.ldap.cache.enableは設定できません。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

LDAPセキュリティ・ストアとDBセキュリティ・ストアに適用されます。

オプション。

有効な値: truefalse

デフォルト値: true

oracle.security.jps.ldap.cache.enable

キャッシュのリフレッシュ。このプロパティを設定した場合、oracle.security.jps.policystore.refresh.enableは設定できません。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

LDAPセキュリティ・ストアとDBセキュリティ・ストアに適用されます。

オプション。

有効な値: truefalse

デフォルト値: true

oracle.security.jps.policystore.refresh.purge.timeout

セキュリティ・ストア・キャッシュがパージされるまでの時間(ミリ秒)。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

LDAPセキュリティ・ストアとDBセキュリティ・ストアに適用されます。

オプション。

デフォルト値は43200000 (12時間)です。

oracle.security.jps.ldap.policystore.refresh.interval

セキュリティ・ストアで変更がポーリングされる間隔(ミリ秒)。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

LDAPセキュリティ・ストアとDBセキュリティ・ストアに適用されます。

オプション。

デフォルト値: 600000 (10分)。

oracle.security.jps.policystore.rolemember.cache.warmup.enable

ApplicationRoleメンバーシップ・キャッシュの作成方法。trueの場合、キャッシュはサーバーの起動時に作成されます。それ以外の場合は、必要に応じて作成されます(遅延ロード)。

ユーザーおよびグループの数がアプリケーション・ロールの数を大きく上回っている場合は、trueに設定します。アプリケーション・ロールの数が非常に多い場合は、falseに設定します。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

LDAPセキュリティ・ストアとDBセキュリティ・ストアに適用されます。

オプション。

有効な値: truefalse

デフォルト値: false

security.jps.runtime.pd.client.localpolicy.work_folder

一時的な保存に使用するフォルダ。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

ファイル・セキュリティ・ストア、LDAPセキュリティ・ストアおよびDBセキュリティ・ストアに適用されます。

オプション。

デフォルト値: システムの一時フォルダ。

oracle.security.jps.pdp.AuthorizationDecisionCacheEnabled

認可キャッシュは有効になっていること。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

ファイル・セキュリティ・ストア、LDAPセキュリティ・ストアおよびDBセキュリティ・ストアに適用されます。

オプション。

有効な値: truefalse

デフォルト値: false

oracle.security.jps.pdp.AuthorizationDecisionCacheEvictionPercentage

削除容量に達したときに削除するセッションの比率。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

ファイル・セキュリティ・ストア、LDAPセキュリティ・ストアおよびDBセキュリティ・ストアに適用されます。

オプション。

デフォルト値: 10

oracle.security.jps.pdp.AuthorizationDecisionCacheEvictionCapacity

維持する認可とロールのマッピング・セッションの最大数。最大数に達すると、古いセッションが削除され、必要になったときに再確立されます。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

ファイル・セキュリティ・ストア、LDAPセキュリティ・ストアおよびDBセキュリティ・ストアに適用されます。

オプション。

デフォルト値: 500

oracle.security.jps.pdp.AuthorizationDecisionCacheTTL

セッション・データをキャッシュする秒数。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

ファイル・セキュリティ・ストア、LDAPセキュリティ・ストアおよびDBセキュリティ・ストアに適用されます。

オプション。

デフォルト値: 60

oracle.security.jps.policystore.resourcetypeenforcementmode

次のいずれかのチェックで不合格になった場合の例外のスロー。

  • 2つのリソース・タイプが同じパーミッション・クラスの場合、そのパーミッションはResourcePermissionまたは拡張AbstractTypedPermissionでなければならず、この最後のリソース・タイプが作成不可能であることの確認。

  • すべてのパーミッションにリソース・タイプが定義されており、リソース・マッチャ・パーミッション・クラスと付与するパーミッションが一致することの確認。

Strictに設定した場合、いずれかのチェックで不合格になると、例外がスローされ、操作は終了します。

Lenientに設定した場合、いずれかのチェックで不合格になっても例外はスローされず、操作は途切れることなく続行され、検出されたあらゆる矛盾がログ・ファイルに記録されます。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

LDAPセキュリティ・ストアとDBセキュリティ・ストアに適用されます。

オプション。

デフォルト値: Lenient

有効な値: StrictLenient


F.2.3 資格証明サービスのプロパティ

表F-5は、資格証明ストア・インスタンス固有のプロパティを示しています。その他のプロパティについては、「OPSSサービスに共通するプロパティ」を参照してください。

表F-5 資格証明ストアのプロパティ

プロパティ名 指定内容

encrypt

資格証明の暗号化。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

ファイルおよびLDAPストアにのみ適用されます。

有効な値: truefalse

オプション。

デフォルト値: false


次の例は、Java EEアプリケーション用の資格証明ストアの構成を示しています。

<propertySet name="props.ldap.1">
  <property name="java.naming.ldap.derefAliases" value="never"/>
  <property name="bootstrap.security.principal.key" value="bootstrap_6aCNhgRM3zF04ToliwecdF6K3oo="/>
  <property name="oracle.security.jps.farm.name" value="cn=compact1_oid26008"/>
  <property name="server.type" value="OID"/>
  <property name="oracle.security.jps.ldap.root.name" value="cn=jpsTestNode"/>
  <property name="ldap.url" value="ldap://myComp.com:2020"/>
</propertySet>
 
<serviceProvider type="CREDENTIAL_STORE" name="ldap.credentialstore.provider" class="oracle.security.jps.internal.credstore.ldap.LdapCredentialStoreProvider"/>
<serviceInstance name="credstore.ldap" provider="ldap.credentialstore.provider">
  <propertySetRef ref="props.ldap.1"/>
</serviceInstance>

F.2.4 LDAPアイデンティティのプロパティ

表F-6は、LDAPアイデンティティ・ストアのプロパティと、拡張プロパティの場合はその旨、ユーザーおよびロールAPIのプロパティをまとめたものです。

表F-6 LDAPアイデンティティ・ストアのプロパティ

プロパティ名 指定内容

idstore.type

アイデンティティ・ストアのタイプ。

Java SEアプリケーションとJava EEアプリケーションで有効です。

必須

有効な値:

OID - Oracle Internet Directory

OVD - Oracle Virtual Directory

ACTIVE_DIRECTORY - Microsoft Active Directory

IPLANET - Oracle Directory Server Enterprise Edition

EDIRECTORY - Novell eDirectory

OPEN_LDAP - OpenLdap

LIBOVD - OracleライブラリOVD

CUSTOM - その他の任意のタイプ

カスタムの認証プロバイダを使用する場合、サービス・インスタンスの構成に次のいずれかのプロパティを含める必要があります。

<property name="idstore.type" value="<your-idstore-type>" 
<property name="ADF_IM_FACTORY_CLASS" value="<your-IDM-FACTOY_CLASS_NAME>"

ユーザーおよびロールAPIの対応するプロパティ: ADF_IM_FACTORY_CLASS

ldap.url

LDAP URL値。

Java SEアプリケーションとJava EEアプリケーションで有効です。

必須。

デフォルト値なし

値の例: ldap://myServerName.com:1389

ユーザーおよびロールAPIのタイプするプロパティ: ADF_IM_PROVIDER_URL

user.search.bases

LDAPサーバーに対するDN形式のユーザー検索ベース。拡張プロパティ。

Java SEアプリケーションとJava EEアプリケーションで有効です。

必須。

デフォルト値なし

値の例: cn=users,dc=us,dc=abc,dc=com

ユーザーおよびロールAPIの対応するプロパティ: USER_SEARCH_BASES

group.search.bases

LDAPサーバーに対するDN形式のグループまたはエンタープライズ検索ベース。拡張プロパティ。

Java SEアプリケーションとJava EEアプリケーションで有効です。

必須

デフォルト値なし

値の例: cn=groups,dc=us,dc=abc,dc=com

ユーザーおよびロールAPIの対応するプロパティ: ROLE_SEARCH_BASES

idstore.config.provider

idstoreプロバイダ・クラス。

Java EEアプリケーションでのみ有効です。

必須

次の値のみサポートされています。

oracle.security.jps.wls.internal.idstore.WlsLdapIdStoreConfigProvider

group.create.bases

グループの作成に使用するベースDN。拡張プロパティ。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

ユーザーおよびロールAPIを使用した書込み操作を可能にする場合は必須それ以外の場合はオプション。

シングルDNの値の例:

<extendedProperty>
 <name>group.create.bases</name>
 <values>
  <value>cn=groups,dc=us,dc=oracle,dc=com</value>
 </values>
</extendedProperty>

ユーザーおよびロールAPIの対応するプロパティ: ROLE_CREATE_BASES

user.create.bases

ユーザーの作成に使用するベースDN。拡張プロパティ。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

ユーザーおよびロールAPIを使用した書込み操作を可能にする場合は必須それ以外の場合はオプション。

シングルDNの値の例:

<extendedProperty>
 <name>user.create.bases</name>
 <values>
  <value>cn=users,dc=us,dc=oracle,dc=com</value>
 </values>
</extendedProperty>

ユーザーおよびロールAPIの対応するプロパティ: USER_CREATE_BASES

group.filter.object.classes

グループの検索に使用するオブジェクト・クラスの完全修飾名。拡張プロパティ。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

値の例: groupOfUniqueNames

ユーザーおよびロールAPIの対応するプロパティ: ROLE_FILTER_OBJECT_CLASSES

group.mandatory.attrs

グループの作成時に指定する必要がある属性。拡張プロパティ。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

値の例:

<extendedProperty>
 <name>group.mandatory.attrs</name>
 <values>
  <value>cn</value>
  <value>objectClass</value>
 </values>
</extendedProperty>

ユーザーおよびロールAPIの対応するプロパティ: ROLE_MANDATORY_ATTRS

group.member.attrs

グループのメンバーの識別名(DN)を指定する静的ロールの属性。拡張プロパティ。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

値の例:

<extendedProperty>
 <name>group.member.attrs</name>
 <values>
  <value>uniqueMember</value>
 </values>
</extendedProperty>

ユーザーおよびロールAPIの対応するプロパティ: ROLE_MEMBER_ATTRS

group.object.classes

グループを表すために使用する1つ以上のスキーマ・オブジェクト・クラスの完全修飾名。拡張プロパティ。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

値の例:

<extendedProperty>
 <name>group.object.classes</name>
 <values>
  <value>top</value>
  <value>groupOfUniqueNames</value>
 </values>
</extendedProperty>

ユーザーおよびロールAPIの対応するプロパティ: ROLE_OBJECT_CLASSES

group.selected.create.base

グループ作成用のベースDN。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

値の例: cn=users,dc=us,dc=abc,dc=com (シングルDN)

ユーザーおよびロールAPIの対応するプロパティ: ROLE_SELECTED_CREATEBASE

groupname.attr

グループ名を一意に識別する属性。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

値の例: cn

ユーザーおよびロールAPIの対応するプロパティ: ROLE_NAME_ATTR

group.selected.search.base

グループ検索用のベースDN。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

値の例: cn=users,dc=us,dc=abc,dc=com (シングルDN)

max.search.filter.length

検索フィルタの最大文字数。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

値: 正の整数。

ユーザーおよびロールAPIの対応するプロパティ: MAX_SEARCHFILTER_LENGTH

search.type

リポジトリに対する問合せに使用する検索のタイプ。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

有効な値: SIMPLEPAGEDまたはVIRTUAL_LIST_VIEW

ユーザーおよびロールAPIの対応するプロパティ: IDENTITY_SEARCH_TYPE

user.filter.object.classes

ユーザーの検索に使用するオブジェクト・クラスの完全修飾名。拡張プロパティ。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

値の例: inetOrgPerson

ユーザーおよびロールAPIの対応するプロパティ: USER_FILTER_OBJECT_CLASSES

user.login.attr

ユーザーのログインID。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

値の例:

<property name="user.login.attr" value="mail"/>

ユーザーおよびロールAPIの対応するプロパティ: USER_LOGIN_ATTR

user.mandatory.attrs

ユーザーの作成時に指定する必要がある属性。拡張プロパティ。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

値の例:

<extendedProperty>
 <name>user.mandatory.attrs</name>
 <values>
  <value>cn</value>
  <value>objectClass</value>
  <value>sn</value>
 </values>
</extendedProperty>

ユーザーおよびロールAPIの対応するプロパティ: USER_MANDATORY_ATTRS

user.object.classes

ユーザーを表現するために使用するスキーマ・クラスの完全修飾名。拡張プロパティ。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

ユーザーおよびロールAPIの対応するプロパティ: USER_OBJECT_CLASSES

username.attr

ユーザー名を一意に識別するLDAP属性。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

ユーザーおよびロールAPIの対応するプロパティ: USER_NAME_ATTR

username属性をリセットした場合は、username.attrもリセットする必要があることに注意してください。

ldap.host

アイデンティティ・ストアをホストするシステムの名前。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

subscriber.name

アイデンティティ・ストアのデフォルトのレルム。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

値の例: dc=us,dc=oracle,dc=com

ユーザーおよびロールAPIの対応するプロパティ: ADF_IM_SUBSCRIBER_NAME

virtualize

検索と変更を実行できる場所。trueの場合、構成されているすべての認証プロバイダで検索と変更が可能になります。falseの場合、構成されているスタックの最初の認証プロバイダでのみ検索と変更が可能になります。

すべてのプロバイダでユーザーおよびロールAPIを使用して情報の検索または書込みを実行する場合は、trueに設定します。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

有効な値: trueまたはfalse

デフォルト値: false

値の例:

<property name="virtualize" value="true"/>


次の例は、Java SEアプリケーション用のLDAPアイデンティティ・ストアの構成を示しています。

<serviceInstance name="idstore.ldap" provider="idstore.ldap.provider">
    <property name="idstore.type" value="OID"/>
    <property name="ldap.url" value="ldap://myHost.com:1234"/>
    <extendedProperty>
       <name>user.search.bases</name>
          <values>
             <value>cn=users,dc=us,dc=oracle,dc=com</value>
          </values>
    </extendedProperty>
    <extendedProperty>
       <name>group.search.bases</name>
          <values>
             <value>cn=groups,dc=us,dc=oracle,dc=com</value>
          </values>
    </extendedProperty>
</serviceInstance>

F.2.5 すべてのLDAPサーバーに共通するプロパティ

表F-7に、LDAPサーバーに共通するプロパティを示します。

LDAPアイデンティティ・ストアの場合、ユーザーおよびロールAPIでJNDI接続ファクトリを使用するときに接続プールのプロパティが必ず選択されるように、アイデンティティ・ストア・インスタンスに次のプロパティを含める必要があります

<property 
name="INITIAL_CONTEXT_FACTORY" value="com.sun.jndi.ldap.LdapCtxFactory"/>

表F-7 LDAPの汎用的なプロパティ

プロパティ名 指定内容

connection.pool.authentication

JNDI接続プールが使用するLDAP接続のタイプ。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

値: nonesimpleおよびDIGEST-MD5

デフォルト値: simple

connection.pool.max.size

LDAP接続プールの最大接続数。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

値の例: 30

connection.pool.min.size

LDAP接続プールの最小接続数。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

値の例: 5

connection.pool.protocol

LDAP接続に使用するプロトコル。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

値: plainssl

デフォルト値: plain

connection.pool.provider.type

使用する接続プール。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

値: JNDIIDM

デフォルト値: JNDI

connection.pool.timeout

アイドル接続がプールにとどまっていられるミリ秒数。タイムアウト後に接続は閉じられ、プールから削除されます。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

デフォルト値: 300000 (5分)

oracle.security.jps.ldap.max.retry

LDAP接続に問題がある場合の、最大再試行回数。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

値の例: 5


次の例は、いくつかのプロパティの構成を示しています。

   <!-- common properties used by all LDAPs -->
   <property name="oracle.security.jps.farm.name" value="cn=OracleFarmContainer"/>
   <property name="oracle.security.jps.ldap.root.name"
             value="cn=OracleJpsContainer"/>
   <property name="oracle.security.jps.ldap.max.retry" value="5"/>

F.2.6 トラスト・サービスのプロパティ

表F-8に、トラスト・サービス固有のプロパティを示します。

表F-8 トラストストアのプロパティ

プロパティ名 指定内容

merge.jdkcacerts.with.trust

kss://system/trustへのキーストア問合せでkss://system/publiccacertsキーストアの公開CA証明書を戻すかどうか。キーストア問合せのリターンにpubliccacertsの証明書をすべて含める場合は、trueに設定します。問合せのリターンに含めない場合は、falseに設定します。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

値: trueまたはfalse

オプション。

デフォルト: false

trust.keystoreType

トラスト・サービス・ストアのタイプ(Javaキーストア(JKS)またはキーストア・サービス(KSS)キーストア)。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

有効な値: JKSまたはKSS

デフォルトなし。

指定されておらず、KSSがプロビジョニングされている場合、値はKSSです。それ以外の場合は、JKSです。

trust.keyStoreName

次の形式のストア名。

kss://<stripeName>/<keyStoreName>

trust.keystoreTypeKSSの場合にのみ適用されます。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

デフォルト: kss://opss/trustservice_ks

trust.trustStoreName

次の形式のストアURL。

kss://<stripeName>/<keyStoreName>

trust.keystoreTypeKSSの場合にのみ適用されます。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

デフォルト: kss://opss/trustservice_ts

trust.aliasName

キーストアからX.509証明書と秘密鍵を取得するために使用する別名。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

デフォルト: Oracle WebLogic Serverドメインの名前。

trust.issuerName

ターゲット・トラスト・サービスでトークンを取得して検証するために使用される(トークンに含まれる)名前。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

デフォルト: WebLogic Serverドメインの名前。

trust.provider.className

トラスト・プロバイダ・クラスの完全修飾名。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

必須。

値: サポートされている値はoracle.security.jps.internal.trust.provider.embedded.EmbeddedProviderImplのみです。

trust.clockSkew

時間の条件を検証する際に許容される時間差(秒)。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

デフォルト: 0。

trust.token.validityPeriod

トークンが発行された後の有効時間(秒)。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

必須。

デフォルトなし。

trust.csf.map

キーストアにアクセスするための資格証明のマップ。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

デフォルト: キーストア・インスタンス・プロパティkeystore.csf.mapの値。

trust.csf.keystorePass

trust.keystoreTypeJKSである場合にのみ適用し、秘密鍵にアクセスするための資格証明のキーを指定します(マップはtrust.csf.mapによって設定されます)。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

デフォルト: キーストア・インスタンス・プロパティkeystore.pass.csf.keyの値。

trust.csf.keyPass

キーストアにアクセスするための資格証明のキー(マップはtrst.csf.mapによって設定されます)。trust.keystoreTypeJKSの場合にのみ適用されます。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

デフォルト: キーストア・インスタンス・プロパティkeystore.sig.csf.keyの値。

trust.token.includeCertificate

Security Assertion Markup Language (SAML)トークンに証明書が含まれていること。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

必須。

有効な値: trueまたはfalse

デフォルト: false


次の例は、トラスト・サービスの構成を示しています。

<propertySet name="trust.provider.embedded">
  <property name="trust.provider.className" value="oracle.security.jps.internal.trust.provider.embedded.EmbeddedProviderImpl"/>
  <property name="trust.clockSkew" value="60"/>
  <property name="trust.token.validityPeriod" value="1800"/>
  <property name="trust.aliasName" value="orakey"/>
  <property name="trust.issuerName" value="orakey"/>
  <property name="trust.csf.map " value="my-csf-map"/>
  <property name="trust.csf.keystorePass" value="my-keystore-csf-key"/>
  <property name="trust.csf.keypass" value="my-signing-csf-key"/>
</propertySet>

F.2.7 監査サービスのプロパティ

表F-9に、監査固有のプロパティを示します。その他のプロパティについては、「OPSSサービスに共通するプロパティ」を参照してください。

表F-9 監査のプロパティ

プロパティ名 指定内容 必須 デフォルト値

audit.filterPreset

監査レベル。

いいえ

None、Low、MediumまたはHigh

なし

audit.customEvents

監査対象のカスタム・イベント。イベントは、コンポーネント・タイプを使用して修飾する必要があります。イベントはカンマ、コンポーネント・タイプはセミコロンで区切ります。

例:

JPS:CheckAuthorization, CreateCredential; OIF:UserLogin

いいえ



audit.specialUsers

filterPresetプロパティがnoneの場合でも、アクティビティが常に監査対象となるユーザーのリスト。

いいえ



audit.maxFileSize

監査イベントが書き込まれるバスストップ・ファイルのサイズ。バイト単位

いいえ


104857600

audit.loader.interval

監査ローダーがデータベースにアップロードする間隔(秒)。

いいえ


15秒

audit.loader
.repositoryType

監査イベントのストア・タイプ。タイプがデータベース(DB)の場合は、audit.loader.jndiまたはJDBCプロパティも定義します。

はい

File、DB

File

audit.loader.jndi

データベースに監査イベントをアップロードするための、アプリケーション・サーバー内のデータ・ソースのJNDI名。

いいえ


jdbc/AuditAppendDataSource

audit.db.principal.map audit.db.principal.key

Java SEアプリケーションが実行されており、リポジトリ・タイプがDBの場合の、ブートストラップ資格証明ストア内のJDBCユーザー名とパスワード資格証明に対するマップとキー。

いいえ



audit.loader.jdbc.string

Java SEアプリケーションが実行されており、リポジトリ・タイプがDBの場合の、JDBC接続に対するJDBC文字列。

いいえ



audit.logDirectory

バスストップ・ファイルのベース・ディレクトリ。

JavaSEでは必須


jse

audit.timezone

特定のタイムゾーンを使用したイベントの記録。

いいえ

UTC、ローカル

UTC

audit.change.scanning.
interval

サービスが変更をチェックするまでの時間(ミリ秒)。

いいえ

0(ゼロ)より大きい数値

60000 (60秒)


次の例は、構成でのプロパティの使用方法を示しています。

<serviceInstance name="audit" provider="audit.provider" location="./audit-store.xml">
   <property name="audit.filterPreset" value="Medium"/>
   <property name="audit.loader.jndi" value="jdbc/AuditAppendDataSource"/>
   <property name="audit.loader.repositoryType" value="DB" />
   <property name="server.type" value="DB_ORACLE"/>
   <property name="audit.timezone" value="local" />
 </serviceInstance>

F.2.8 キーストア・サービスのプロパティ

表F-10に、キーストア固有のプロパティを示します。その他のプロパティについては、「OPSSサービスに共通するプロパティ」を参照してください。

表F-10 キーストア・サービスのプロパティ

プロパティ名 指定内容 必須 デフォルト

keystore.file.path

ファイル・プロバイダが構成されている場合のkeystores.xmlファイルの場所。

ファイル・キーストア・プロバイダが構成されている場合は、はい。

-

./

ca.key.alias

キーストア・サービス・インスタンスに使用されているサードパーティCAのキー別名。

いいえ

-

-

location

キーストアの場所の絶対パスまたは相対パス。

keystore.typeがJKSの場合は、はい。

keystore.typeがPKCS11またはHSM (LunaSA)の場合は、いいえ。

キーストアへのパス

./default-keystore.jks

keystore.type

キーストアのタイプ。

いいえ

KSS、JKS、PKCS11、Luna

JKS

keystore.csf.map

OWSMで使用される資格証明ストア・マップ名。OWSMでのみ使用します。

いいえ

資格証明ストアのマップ名

oracle.wsm.security

keystore.pass.csf.key

キーストア・パスワードを指す資格証明ストア・キー。OWSMでのみ使用します。

いいえ

資格証明ストアのcsfキー名

keystore-csf-key

keystore.sig.csf.key

キーストア内の署名鍵の別名およびパスワードを指す資格証明ストアのキー名。HSMの場合は、資格証明ストアのキー名ではなく、ダイレクト・キー別名です。OWSMでのみ使用します。

いいえ

資格証明ストアのcsfキー名、またはHSMの場合はダイレクト別名

sign-csf-key

keystore.enc.csf.key

キーストア内の暗号化鍵の別名およびパスワードを指す資格証明ストアのキー名。HSMの場合は、資格証明ストアのキー名ではなく、ダイレクト・キー別名です。OWSMでのみ使用します。

いいえ

資格証明ストアのcsfキー名、またはHSMの場合はダイレクト別名

enc-csf-key


次の例は、キーストアの構成を示しています。

<propertySet name="props.ldap.1">
  <property name="java.naming.ldap.derefAliases" value="never"/>
  <property name="bootstrap.security.principal.key" value="bootstrap_6aCNhgRM3zF04ToliwecdF6K3oo="/>
  <property name="oracle.security.jps.farm.name" value="cn=compact1_oid26008"/>
  <property name="server.type" value="OID"/>
  <property name="oracle.security.jps.ldap.root.name" value="cn=jpsTestNode"/>
  <property name="ldap.url" value="ldap://myComp.com:2020"/>
</propertySet>
 
<serviceProvider type="KEY_STORE" name="keystore.provider" class="oracle.security.jps.internal.keystore.KeyStoreProvider">
  </serviceProvider>
<serviceInstance name="keystore.ldap" provider="keystore.provider">
  <propertySetRef ref="props.ldap.1"/>
</serviceInstance>

次の例は、LDAPプロバイダ用のキーストアの構成を示しています。

<serviceInstance name="keystore" provider="keystore.provider"       location="./default-keystore.jks">
   <description>Default JPS Keystore Service</description>
   <property name="server.type" value="OID"/>
   <property name="keystore.type" value="JKS"/>
   <property name="keystore.csf.map" value="oracle.wsm.security"/>
   <property name="keystore.pass.csf.key" value="keystore-csf-key"/>
   <property name="keystore.sig.csf.key" value="sign-csf-key"/>
   <property name="keystore.enc.csf.key" value="enc-csf-key"/>
<property value="bootstrap" name="bootstrap.security.principal.key"/>
<property value="cn=wls-jrfServer" name="oracle.security.jps.farm.name"/>
<property value="cn=jpsTestNode" name="oracle.security.jps.ldap.root.name"/>
<property value="ldap://myHost.com:1234" name="ldap.url"/>
</serviceInstance>

次の例は、DBプロバイダ用のキーストアの構成を示しています。

<propertySet name="props.db.1">
   <property name="jdbc.url" value="jdbc:oracle:thin:@host:port:sid"/>
   <property name="oracle.security.jps.farm.name" value="cn=farm"/>
   <property name="server.type" value="DB_ORACLE"/>
   <property name="oracle.security.jps.ldap.root.name" value="cn=jpsroot"/>
   <property name="jdbc.driver" value="oracle.jdbc.OracleDriver"/>
   <property name="bootstrap.security.principal.map" value="credendial_map"/>
   <property name="bootstrap.security.principal.key" value="credential_key"/>
</propertySet>
 
<serviceInstance name="keystore.rdbms" provider="keystore.provider"            location="./default-keystore.jks">  
   <propertySetRef ref = "props.db.1"/>       
   <property name="server.type"  value="DB_ORACLE"/>
   <property name="keystore.type" value="JKS"/>
   <property name="keystore.csf.map" value="oracle.wsm.security"/>
   <property name="keystore.pass.csf.key" value="keystore-csf-key"/>
   <property name="keystore.sig.csf.key" value="sign-csf-key"/>
   <property name="keystore.enc.csf.key" value="enc-csf-key"/>
</serviceInstance>

F.2.9 匿名ロールと認証ロールのプロパティ

表F-11に、匿名ユーザー、匿名ロールおよび認証ロールの構成に使用できるプロパティを示します。

表F-11 匿名ロールと認証ロールのプロパティ

プロパティ名 指定内容

anonymous.role.description

匿名ロールの説明。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

デフォルト値なし

anonymous.role.name

匿名ロールのプリンシパルの名前。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

デフォルト値: anonymous-role

anonymous.role.uniquename

匿名ロールの名前。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

デフォルト値: anonymous-role

anonymous.user.name

匿名ユーザーのプリンシパルの名前。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

デフォルト値: anonymous

authenticated.role.description

認証ロールの説明。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

デフォルト値なし

authenticated.role.name

認証ユーザー・ロールのプリンシパルの名前。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

デフォルト値: authenticated-role

authenticated.role.uniquename

認証ロールの名前。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

デフォルト値: authenticated-role

remove.anonymous.role

ユーザーの認証後にサブジェクトから削除する匿名ロール。

Java EEアプリケーションとJava SEアプリケーションで有効です。

オプション。

有効な値: truefalse

デフォルト値: false