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Oracle® Fusion Fusion Middleware Webサービスの管理

E82678-01
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7.2 Webサービスのログ・ファイルの構成

ロギング・データをより詳細に編成するには、Webサービスのログ・ファイルを構成します。SOAおよびADFサービスのログ・ファイルを構成できます。

次の表では、OWSMに関連するデフォルトのログ・ファイルが定義されています。


表7-2 OWSMのデフォルトのログ・ファイル

デフォルト・ログ・ファイル 説明

odl-handler

サーバーのJava EEコンポーネントの一般的な診断データを記録します。

owsm-message-handler

SOAPメッセージをOWSMロギング・ポリシーにより記録します。


次の手順では、WebLogic ServerおよびWebサービス・エンドポイント・レベルで診断ログのログ・レベルを設定する方法を説明します。

Fusion Middleware ControlまたはWLSTを使用したログ・レベルの設定に関する詳細は、『Oracle Fusion Middlewareの管理』の「ログ・ファイルに書かれた情報のレベルの設定」を参照してください。

Webサービスのログ・ファイルを構成するには:

  1. ログ出力を構成するWebLogic Serverに移動します。

    1. ナビゲーション・ペインで「WebLogicドメイン」を開いてドメイン名を表示します。

    2. ドメインを開いてサーバーのリストを表示します。

    3. リストから必要なサーバーを選択します。

      「WebLogicサーバー」ホームページが表示されます。

  2. 「WebLogic Server」メニューで、「ログ」→「ログ構成」を選択します。

    「ログ構成」ページが表示されます。

  3. 「ログ・ファイル」タブを選択します。

    ログ・ファイルの最新リストが表示されます。「ログ構成」ページには、現在構成されているログ・パス、ファイル形式およびローテーション・ポリシーが表示されます。

  4. ログ・ポリシー構成を編集する場合は、リスト内のログ・ファイルを選択し、「構成の編集 . . .」をクリックします。

    「ログ・ファイルの編集」ページが表示されます。

    図7-3 「ログ・ファイルの編集」ページ

    図7-3の説明が続きます
    「図7-3 「ログ・ファイルの編集」ページ」の説明
  5. 必要に応じて、ログ・ファイル情報を編集します。


    表7-3 「ログ・ファイルの編集」ページのフィールド

    フィールド 説明

    ログ・パス

    ログ・ファイルのパス。このフィールドは必須です。

    ログ・ファイル形式

    ログ・ファイルの形式。有効な値はテキストまたはXMLです。

    ログ・レベル

    ログ出力のデフォルトのログ・レベル。リストからログ・レベルを選択します。有効な値は次のとおりです。

    • INCIDENT_ERROR:1 (SEVERE+100)

    • ERROR:1 (SEVERE)

    • WARNING:1 (WARNING)

    • NOTIFICATION:1 (INFO)

    • NOTIFICATION:16 (CONFIG)

    • TRACE:1 (FINE)

    • TRACE:16 (FINER)

    • TRACE:32 (FINEST)

    デフォルト属性の使用

    ログ出力にデフォルト属性を使用するかどうかを指定するフラグ。

    サプリメンタル属性

    サプリメンタル属性は必須です。

    関連付けるログ出力

    ログ出力に関連付けるコンポーネント。

    ローテーション・ポリシー

    期間によるファイル・サイズに基づいて、ログ・ファイルをローテーションするかどうか指定します。詳細は、『Oracle Fusion Middlewareの管理』のログ・ファイルのローテーションの構成に関する項を参照してください。

    ローテーション・ポリシーとして「サイズ・ベース」が選択されている場合、「最大ログ・ファイル・サイズ」は必須フィールドです。ローテーション・ポリシーとして「時間ベース」が選択されている場合、「頻度」は必須フィールドです。


  6. 「OK」をクリックして、ログ・ファイルの構成を編集します。