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Oracle® Fusion Fusion Middleware Webサービスの管理

E82678-01
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8.3 ポリシーの移行

Fusion Middleware Controlを使用してユーザーが作成した1つ以上のポリシーをアーカイブ・ファイルをエクスポートできます。アーカイブは、別のリポジトリにインポートできます。

注意:

事前定義済ポリシーとアサーション・テンプレートなどの読み専用ドキュメントは、すでにターゲット環境に存在するため、Fusion Middleware ControlまたはWLSTを使用してインポートまたはエクスポートされません。

Fusion Middleware Controlを使用したユーザー作成ポリシーのエクスポートおよびインポートに関する詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の次のトピックを参照してください。

  • Webサービス・ポリシーのエクスポート

  • Webサービス・ポリシーのインポート

または、WLSTコマンドexportWSMRepositoryおよびimportWSMArchiveを使用して、ポリシーをエクスポートおよびインポートすることもできます。

WLSTコマンドを使用してポリシーを移行する手順は次のとおりです。

  1. exportWSMRepositoryコマンドを使用して、zipファイルなど、サポートされているアーカイブ・ファイルにOWSMポリシーをエクスポートします。

    たとえば、テスト/ ディレクトリのすべてのユーザー作成OWSMポリシーを、policies.zipの名前のアーカイブにエクスポートする場合は、次のように入力します。

    wls:/jrfServer_domain/serverConfig> exportWSMRepository('/tmp/policies.zip',['policies:test/%'])
     
    Exporting "/policies/test/wss11_x509_token_with_message_protection_service_policy_test"
    Exporting "/policies/test/wss_username_token_over_ssl_service_policy_Test"
    Successfully exported "2" documents.
    
  2. 必要に応じて、作成後のアーカイブを編集できます。たとえば、すべてのポリシーを新しい環境に移行する必要がない場合は、それをアーカイブから手動で削除できます。
  3. アーカイブを新しいマシンに移動します。OWSM Policy Managerが新しいマシンにデプロイされていることを確認します。
  4. importWSMArchiveコマンドを使用して、OWSMポリシーをインポートします。たとえば、前の手順でエクスポートされたポリシーをインポートする手順は、次のとおりです。
    wls:/jrfServer_domain/serverConfig> importWSMArchive('/tmp/policies.zip')
    
    Importing "META-INF/policies/test/wss11_x509_token_with_message_protection_service_policy_test"
    Importing "META-INF/policies/test/wss_username_token_over_ssl_service_policy_Test"
    Successfully imported "2" documents
    

これらのWLSTコマンドに関する情報は、『インフラストラクチャ・コンポーネントのためのWLSTコマンド・リファレンス』のWebサービス・カスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。