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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの新機能

12c (12.2.1.2.0)

E82730-01
 

 

Oracle® Fusion Middleware

Oracle WebCenter Portalの新機能

12c (12.2.1.2.0)

E82730-01(原本部品番号:E77508-01)

2016年10月

1.1 Oracle WebCenter Portalの新機能

ご使用中のOracle WebCenter Portalを改善するために最近追加された新機能および拡張機能の概要をここで説明します。

Oracle WebCenter Portal 12c (12.2.1.2.0)

Oracle WebCenter Portal 12.2.1.2.0は、製品安定化リリースです。機能強化の内容は次のとおりです。

  • メモリー使用量の低減による平均サーバー・レスポンス時間の短縮

  • コンテンツ・プレゼンタの問合せ結果に対応したキャッシュ機能の導入

  • モビリティに焦点を合わせたアクセシビリティの向上(iPadのアクセシビリティ強化)

Oracle WebCenter Portal 12c (12.2.1.1.0)

機能 説明
自動デプロイ・ユーティリティ 簡単な構成でOracle WebCenter Portalをマルチノード・クラスタ化トポロジでデプロイするスクリプト。
ハイブリッド・エンタープライズ・コンテンツ管理(HECM)のサポート コンテンツ・マネージャ・タスク・フローにより、WebCenter ContentからのHECMをサポートします。タスク・フローにより、WebCenter Portalユーザーはコンテンツ・サーバー・リポジトリおよびOracle Document Cloud Service内に格納されたコンテンツにシームレスにアクセスできます。

Oracle WebCenter Portalによるポータルの作成のドキュメント管理の有効化を参照してください。

Oracle Document Cloud Serviceとの統合 設定なしで使用できる新しいOracle DOCS Content Managerコンポーネント(リソース・カタログで利用可能)により、Oracle Document Cloud Serviceに格納されたドキュメントにポータル内からすばやくアクセスできるようになります。Oracle DOCS Content Managerにより、ドキュメントをクラウド・サーバー上で追加、表示、管理および共有できます。

Oracle WebCenter Portalによるポータルの作成のDocument Cloud Serviceとの統合を参照してください。

Portal FrameworkアプリケーションのWebCenter Portalへの移行 WebCenter Portal 12cへの11g Portal Frameworkアプリケーションの移行を可能にする移行ユーティリティ。これには、最初にPortal Frameworkアプリケーションをポータルとして最新リリースのWebCenter Portal 11.1.1.9.xアプリケーションに移行した後、11.1.1.9.xインスタンスをOracle WebCenter Portal 12cにアップグレードすることも含まれます。

『Oracle WebCenterのアップグレード』のOracle WebCenter Portalの12cへのアップグレードに関する項を参照してください。

Oracle WebCenter Portal 12c (12.2.1)

機能 説明

表優先UI

モバイルおよびタブレット用に最適化された新しいユーザー・エクスペリエンス。ページ・テンプレート用の2つのBootstrapテーマと幅広いページ・レイアウトが含まれます。ネイティブHTML5タグのサポート(camera、geospatial、phoneを含む)。

ポータル・コンポーザ

次世代型ポータル・コンポーザ。ページ・レイアウトをその場で変更し、状況に応じてコンポーネントを組み立てるページ・ドラフト・モードと、WYSIWYGページ・エディタが含まれます。

コンテンツ・マネージャおよび簡素化されたコンテンツ発行

新しいコンテンツ・マネージャ・タスク・フロー。コンテンツ・サーバー内にあるドキュメントの参照や表示が可能です。

簡素化されたコンテンツ発行。多言語対応テキスト、画像、ビデオ用の更新版コントリビューション・ツールが含まれます。

データの統合と視覚化

新しいウィザード駆動ツール。状況に応じたビジュアル作成をサポートし、クラウド内またはオンプレミスで実行されているアプリケーションのデータを統合します。RESTおよびSQLデータ・ソースのサポートを介したデータ統合用ウィザード駆動ツール。

反復型アセット開発

新しい反復型アセット開発機能。Oracle JDeveloperを使用して、ポータル・サーバーに直接デプロイできます。

ポータル・ライフサイクル

新しいライフサイクル管理。ポータル、アセット、共有ライブラリ、コンテンツのステージ環境から本番環境へのデプロイを、わずか数ステップで簡単に実行できます。

簡素化されたセキュリティ管理

作成されるロールの数を減らし、本当の意味での委任管理を可能にする簡素化されたセキュリティ管理。

短縮された平均レスポンス時間

大幅なアーキテクチャの変更。平均レスポンス・タイムが1秒未満に短縮されます。

新しいテクノロジおよび標準のサポート

  • ADF 12cスタックの取込み(JSF2/Jersey 2/Oracle REST標準/AltaモバイルUIルック・アンド・フィール)。

  • REST APIの生成と利用(JSON記述子によるADF REST DC)。初期はSQLデータ・ソースのみがサポートされていました。現在はRESTを介してCRUD操作を実行できます。

  • Jump Start Kitと自動デプロイによる開発環境、本番環境の容易なプロビジョニング。


Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの新機能, 12c (12.2.1.2.0)

E82730-01

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このドキュメントでは、Oracle WebCenter Portalの新機能およびその他の重要な変更について説明します。

このソフトウェアおよび関連ドキュメントの使用と開示は、ライセンス契約の制約条件に従うものとし、知的財産に関する法律により保護されています。ライセンス契約で明示的に許諾されている場合もしくは法律によって認められている場合を除き、形式、手段に関係なく、いかなる部分も使用、複写、複製、翻訳、放送、修正、ライセンス供与、送信、配布、発表、実行、公開または表示することはできません。このソフトウェアのリバース・エンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイルは互換性のために法律によって規定されている場合を除き、禁止されています。

ここに記載された情報は予告なしに変更される場合があります。また、誤りが無いことの保証はいたしかねます。誤りを見つけた場合は、オラクル社までご連絡ください。

このソフトウェアまたは関連ドキュメントを、米国政府機関もしくは米国政府機関に代わってこのソフトウェアまたは関連ドキュメントをライセンスされた者に提供する場合は、次の通知が適用されます。

U.S. GOVERNMENT END USERS: Oracle programs, including any operating system, integrated software, any programs installed on the hardware, and/or documentation, delivered to U.S. Government end users are "commercial computer software" pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulations. As such, use, duplication, disclosure, modification, and adaptation of the programs, including any operating system, integrated software, any programs installed on the hardware, and/or documentation, shall be subject to license terms and license restrictions applicable to the programs. No other rights are granted to the U.S. Government.

このソフトウェアもしくはハードウェアは様々な情報管理アプリケーションでの一般的な使用のために開発されたものです。このソフトウェアもしくはハードウェアは、危険が伴うアプリケーション(人的傷害を発生させる可能性があるアプリケーションを含む)への用途を目的として開発されていません。このソフトウェアもしくはハードウェアを危険が伴うアプリケーションで使用する際、安全に使用するために、適切な安全装置、バックアップ、冗長性(redundancy)、その他の対策を講じることは使用者の責任となります。このソフトウェアもしくはハードウェアを危険が伴うアプリケーションで使用したことに起因して損害が発生しても、オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます。

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