はじめに

このガイドでは、JDeveloperを使用して、WebCenter Portalアセット、WebCenter Portal Serverの拡張機能および共有ライブラリを構築する方法について説明します。このガイドでは、次のタスクのすべてについて詳細な情報を示します。

開発環境を設定および準備する方法
WebCenter Portalアセットを構築およびデプロイする方法
WebCenter Portalの拡張機能を構築およびデプロイする方法
WebCenter Portalで使用可能な共有ライブラリを構築およびデプロイする方法

注意:

このマニュアルのPortable Document Format (PDF)バージョンでは、URLが2行に分かれている場合、クリックしても完全なURLデータがブラウザに送信されません。PDFに含まれているURLの正しいターゲットを取得するには、URLをコピーして、ブラウザの「アドレス」フィールドに貼り付けてください。このマニュアルのHTML版では、リンクをクリックすればブラウザに直接リンク先が表示されます。

対象読者

このガイドは、WebCenter Portalアプリケーションをサポートする開発者を対象としています。開発者は主にアセット(ページ・テンプレート、リソース・カタログ、スキン、ポートレット、タスク・フローなど)の開発を担当し、開発されたアセットはナレッジ・ワーカーおよびアプリケーション・スペシャリストによって公開および利用されます。開発者は主にJDeveloperを使用して作業し、WebCenter Portalアセット・アプリケーションを作成して、3つのアセット関連のテンプレート(WebCenter Portalアセット・テンプレート、「WebCenterポートレット・プロデューサ・アプリケーション」テンプレート、「WebCenter Portalサーバー拡張機能」テンプレート)のいずれかを利用します。

「WebCenter Portalアセットの使用」の各章では、ページ・テンプレート、リソース・カタログ、スキン、ポートレット、タスク・フローなどのアセットを開発する方法について説明します。このガイドの他の部には、ポートレット、ページレット、共有ライブラリなどのアセットの使用を扱った章が含まれる部もあります。

開発者のタスク

開発者の一般的なタスクを次に示します。

カスタム・アセット(WebCenter Portalのポータル用のページ・テンプレートなど)の開発
Javaポートレットの開発
既存のWebCenter Portalアセットの変更
タスク・フロー、マネージドBean、およびその他のコンポーネントを開発してデプロイします。
ソース・コントロールシステムをメンテナンスします。
ビルド・システムをメンテナンスします。

このガイドでは、対象読者がすでに『Oracle Application Development FrameworkによるFusion Webアプリケーションの開発』を読んでいることと、次のテクノロジをよく理解していることも前提としています。

Java
Oracle JDeveloper
JavaServer Faces
Oracle Application Development Framework (Oracle ADF) (目的、基本的なアーキテクチャ、基本的な開発スキル)
Oracle ADF Facesコンポーネント
Oracle WebLogic Server

ドキュメントのアクセシビリティについて

Oracleのアクセシビリティへの取り組みについては、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)にアクセスしてください。

Oracleサポートへのアクセス

サポートを購入したオラクル社のお客様は、My Oracle Supportを介して電子的なサポートにアクセスできます。詳細は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info、聴覚に障害があるお客様はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trsを参照してください。

表記規則

このマニュアルでは次の表記規則を使用します。

規則	意味
太字	太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。
イタリック	イタリックは、ユーザーが特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。
`固定幅フォント`	固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。

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対象読者

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関連ドキュメント

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