3 必要なスクリプト・ファイルの管理

この章では、Oracle WebCenter WSRP Producer for .NETスクリプト・ファイル(jquery-1.3.2.min.jsとmsPortletResizeHelper.js)について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

• 第3.1項「必要なスクリプト・ファイルの管理」

3.1 必要なスクリプト・ファイルの管理

Oracle WebCenter WSRP Producer for .NETは、jquery-1.3.2.min.jsとmsPortletResizeHelper.jsという2つのファイルを使用します。デフォルトでは、これらのファイルはWSRPリソースに作成されます。他のJavaScriptファイルとは異なり、ポートレット・コンテンツ変換ルールセット(第2.2項「ポートレット・コンテンツ変換ルールセット」で説明)は、これらのファイルには適用されません。JavaScriptのブラウザ・キャッシュを利用するには、これらの必要なスクリプトを、ApacheなどのWebサーバーにデプロイします。

デフォルトの動作をオーバーライドするには、次の例3-1に示すとおり、jQueryExternalURLとmsResizeHelperExternalURLという.NETアプリケーション設定キーを、Oracle WebCenter WSRP Producer for .NETのWeb.configファイルに追加します。

例3-1 .NETアプリケーション設定キー

<appSettings>
      <add key="jQueryExternalURL"
           value="http://myhost.mycompany.com/path/jquery-1.3.2.min.js"/>
      <add key="msResizeHelperExternalURL"
           value = "http://myhost.mycompany.com/path/msPortletResizeHelper.js"/>
</appSettings>