ユースケース

次の表にまとめたように、WebCenter Sites集約REST APIを使用した一般的なユースケースを順に説明します。

この表は、WebCenter Sites集約REST APIを使用した一般的なユースケースを要約しています。
タスク 詳細情報
1. 集約方式でのWebCenter Sitesコンテンツへのアクセス: WebCenter Sites集約REST APIで、集約方式でサイトのコンテンツにアクセスできます。レスポンスはOracle標準に従います。ユーザーが、レスポンス内の不要なデータを除外することもできます。
2. クライアント側Webサイトの開発: WebCenter Sites集約REST APIを使用すると、完全にブラウザ・クライアントのみで実行されるテクノロジを使用してクライアント側でレンダリングされるWebサイトを構築できます。そのようなWebサイトには単一ページ・アプリケーションがありますが、これに限るわけではありません。クライアント側Webサイトでのレンダリングは、対話の多いアプリケーション(またはWebサイトの一部)およびモバイル・サイトに特に有用です。クライアント側レンダリングでは一般にマークアップの生成はクライアント側ライブラリに委任され、クライアントとサーバーとの間の対話はデータ要素のみに限られます。対話は通常JSON (JavaScript Object Notation)形式で行われます。重要な点は、これらのサービスにクライアント側レンダリングで特に必要とする集約などの追加機能があるということです。これによってサーバー呼出しの回数が少なくなります。WebCenter Sites REST API機能のデモ用のスタンドアロン・サンプルWebサイトがWebCenter Sitesインストール・ダウンロードに含まれています。このサンプル参照実装の構成方法については、webcenter sitesディレクトリの指示を参照してください。