========================================================================================= Oracle Big Data Discovery 一般(1.4.0) - ソフトウェア・リリース日: 2016年10月 - リリース・ノートおよび関連製品ドキュメントは、リリース日以降更新されている場合が あります。最新のリリース・ノートおよびドキュメントについては、 Oracle Help CenterのOracle Big Data Discoveryドキュメント・ページ (https://docs.oracle.com/cd/E78171_01/index.htm)からアクセスするか、 Big Data DiscoveryのOracleテクニカル・サポートに連絡してください。 インストールとアップグレード(1.4.0) - インストールの詳細は、Oracle Big Data Discoveryインストレーション・ガイドを 参照してください。 - このリリースへのアップグレードの詳細は、Oracle Big Data Discoveryアップグレード・ガイドを 参照してください。 BUG修正(1.4.0) アップグレード: - BDDSPT-339: ZooKeeperデータのクリーン・アップ時にアップグレード・スクリプトが 失敗する問題が修正されました。 データ処理: - EDPROC-4713: DPコードのRECORD_SEARCH_THRESHOLDおよびVALUE_SEARCH_THRESHOLD の構成プロパティにスペルミスがありました。スペルが誤っていると、 データ処理時にbdd.conf内でそれらのプロパティを照合できません。この 問題が修正されました。 Dgraph: - ESERVER-2819: "dgraph"トピックにERRORまたはINCIDENT_ERRORのログ・レベルが割り当てられている場合に、 無効なログ・レベルまたはトピックに関する警告をDgraphがログに記録しない問題が修正されました。 - ESERVER-3220: キャッシュおよびメモリー制限に無効な構成を設定できてしまうDgraphの問題が修正されました。 現在はキャッシュのサイズ(--cmemフラグ)がメモリー制限(--memory-limitフラグ)未満に設定されているかどうかを Dgraphが検証します。 Studio: - ESTUDIO-12103: HHまたはhhの時間オプションを使用して、時間属性の時間部分を展開した場合に、 変換が正しく行われない問題が修正されました。 また、欠落していたオプション"分(mm)"と"秒(ss)"がエディタに追加されました。 - ESTUDIO-12320: ユーザー・グループをOpenLDAPシステムからStudioにインポートするときに、 場合によっては接続問題が発生する問題が修正されました。 - ESTUDIO-12338: お気に入りの属性がスクラッチパッドのドロップダウン・リストの先頭に 表示されない問題が修正されました。 - ESTUDIO-12344: リンクされているビューで非表示にした属性が、 コントロール・パネルの「データ・ビュー」ページに表示される問題が修正されました。 - ESTUDIO-12478: チャートで使用されているリンクされたデータ・セットについて、 属性リスト内で属性の名前の後にデータ・セットの名前が続く問題が修正されました。 - ESTUDIO-12601: 絞込み値に単一引用符が含まれている場合に、否定の絞込みが 機能しない問題が修正されました。 - ESTUDIO-12604: 散布図マトリックスで発生していた、 マーキー選択をクリアできない問題が修正されました。 - ESTUDIO-12638: 絞込みを追加または削除したときに、余計なマップ・リフレッシュが 発生する問題が修正されました。 - ESTUDIO-12679: 棒グラフのY軸領域の属性を変更したときに、 X軸のソート・ルールがデフォルトにリセットされる問題が修正されました。 - ESTUDIO-12706: ソートを「潜在的な情報」と「Nullパーセンテージ」の間で切り替えても、 「探索」の属性の順序が更新されない問題が修正されました。 - ESTUDIO-12708: バブル・チャートを「探索」から「発見」に保存すると、 ソート・オプションがデフォルト値にリセットされる問題が修正されました。 - ESTUDIO-12735: ブラウザのサイズを変更したときに、場合によってはチャートが正しく表示されない問題が 修正されました。 - ESTUDIO-12747: 非DNプリンシパルに対するLDAPテスト接続が失敗する問題が修正されました。 - ESTUDIO-12770: データ・セット・マネージャで、ページのリフレッシュ後にレコード識別子情報が 表示されなくなる問題が修正されました。 - ESTUDIO-12773: 散布図マトリックスを「発見」に保存すると、 サブタイプを変更した後コンポーネントがレンダリングされない問題が修正されました。 - ESTUDIO-12777: 変換ステップの並べ替えで不明瞭なエラー・メッセージが表示され、 「変換」パネルにスクリプト検証を表示する明確な問題報告が行われない問題が修正されました。 - ESTUDIO-12827: タグ・クラウド・コンポーネントで、リスト形式に変更してもコンポーネントが更新されない 問題が修正されました。 - ESTUDIO-13008: 属性グループ名をローカライズできない問題が修正されました。 現在はグループ名を使用可能なすべてのロケールにローカライズできます。 - ESTUDIO-13026: プロジェクトにデータ・セットを追加した後に選択した絞込みが表示されなくなる問題が 修正されました。 - ESTUDIO-13263: カスタム・ビジュアライゼーション・コンポーネントで、 EQL問合せでビュー名を変更した後にトークン名が更新されない問題が修正されました。 - ESTUDIO-13311: エクスポートを使用して作成されたデータ・セットを削除できない問題が修正されました。 - ESTUDIO-13312: フィルタがすでに適用されている状態でSQL問合せを変更した場合に、JDBCインポートに失敗する 問題が修正されました。 - ESTUDIO-13314: 文字列フィルタ・ルールを使用している場合にデータベースからデータ・セットを作成できない 問題が修正されました。 - ESTUDIO-13454: 属性の書式スケールが"log"であり、選択した範囲に0が含まれている場合に、チャートを表示できない 問題が修正されました。 - ESTUDIO-13662: 変換のホワイトリスト・エディタで発生していた、ホワイトリスト・アイテムを削除できない 問題が修正されました。 - ESTUDIO-13679: LDAPインポートで、ユーザー・グループにアンパサンドが含まれている場合に、 ユーザー・グループが重複する問題が修正されました。 - ESTUDIO-13752: データ・セット・リンクの作成後にサマリー・バーが更新されず、 リンクされたビューがサマリー・バーで使用されない問題が修正されました。 - ESTUDIO-13784: 通知情報の開始時間がUTC時間で表示される問題が修正されました。 現在は、ユーザーのローカル時間で正しい形式で開始時間が表示されます。 - ESTUDIO-13837: 現在プロジェクトで使用中のデータ・セットでも、 リロードされたデータ・セットであれば削除できてしまう問題が修正されました。 - ESTUDIO-13852: リンクされたビューを使用しているときに絞込みを実行できない テーマ・マップの問題が修正されました。 - ESTUDIO-13967: 「データの更新の受入れ」のコミットでプロジェクトのデータ・セットを 削除できない問題が修正されました。 - ESTUDIO-14032: 値検索で空白のヒストグラムが表示される問題が修正されました。 ドキュメント: - EDOC-2477: 管理者ガイドでbdd.confの完全パスの記載が不明瞭だったため、これを修正しました。 このファイルのインストール後の場所とインストール・ソースの場所を区別できない場合がありました。 修正するファイルのバージョンが明確に記載されていないこともありました。 既知の問題(1.4.0) データ処理: - EDPROC-4625: $BDD_HOME/dataprocessing/edp_cli/configディレクトリに使用しない構成ファイルが含まれています (cluster_jars.txt、dateFormats.txtおよびsparkContext.properties)。 データ処理コンポーネントで使用されるこれらのファイルのバージョンは $BDD_HOME/workflowmanager/dp/configディレクトリに含まれています。 - EDPROC-4885: DP CLIのリフレッシュ更新(--refreshDataフラグを使用)で、edp-cli.properties構成ファイルの maxRecordsForNewDataSetプロパティが無視されません。その結果、 フル・データ・セットではなく、サンプリングされたデータ・セットが生成されます。回避策は2つあり、 maxRecordsForNewDataSetプロパティにハイブ表内のレコード数より大きい値を設定するか、 Studioの「フル・データ・セットのロード」オプションを使用します。 Dgraph: - ESERVER-1623およびESERVER-2069: ごくまれにですが、ZooKeeperが停止して、 一定期間再接続を試行した後、Dgraphの動作が停止するか、すべての再接続試行が 停止することがあります。 - ESERVER-1802およびESERVER-3069: Dgraphを停止するときにZooKeeperがオフになっている場合、 ごくまれにDgraphの停止で最大40秒の遅延が発生することがあります。 - ESERVER-2761、ESERVER-2762およびESERVER-2763: "kill"コマンドでDgraphプロセスを停止したり、 データベースの作成または削除中にDgraphをハード・シャットダウンしたりすると、 ZooKeeper内にアーティファクトが残り、以降のDgraphインスタンスでそれらを削除できない場合があります。 - ESERVER-2900: 直近のデータ更新より前に開始された時間のかかる問合せをDgraphが実行している場合、 一時的にDgraphをデータベースのリーダーに昇格できなくなります。 - ESERVER-3415: 日本語などのマルチバイト文字のデータについてテキスト検索が正しく機能しません。 - ESERVER-3552: --zookeeper_indexフラグの値が不正な場合、Dgraphがゾンビ・プロセスとなります。 つまり、Dgraphは存続するものの、データ関連のリクエストを一切処理できなくなります。 - ESERVER-3608: 絶対的な最新版ではないバージョンに対するスナップショット操作が失敗します。 - ESERVER-3648: 収集中に、DgraphおよびDgraph Gatewayのログに「データベース'名前'が存在しない」 というメッセージが表示されることがあります。これらのメッセージは無害で、Dgraphの動作には影響しません。 このメッセージは、Dgraphデータベースが収集前に存在せず、その後すぐに作成された場合に記録されます。 Studio: - ESTUDIO-14341: Yarn ResourceManagerを使用して停止した変換のステータスが 「通知」パネルに正しく表示されません。この場合、ステータス情報は 最後の完了率を表示したまま動かなくなります。 この問題を解決するには、停止したプロセスの通知エントリをStudioデータベースから 手動で削除します。たとえば、StudioデータベースがmySQLの場合、 次の手順を実行します。 1.停止したYARNジョブのログを見つけ、"ecid"を検索して ecidの値をコピーします(例: "1.0000LWRqOOD3NAk5Gzl3if1O5s9N00000l;kZjE") 2.適切な権限でmysqlシェルにログインします。 3.次のように入力し、関連する通知エントリを削除します。 "delete from .ENDECA_MESSAGES where ecid=''" ここで、""はStudioデータベースの名前で、""は YARNジョブのログで見つかったecidの値です。 ジョブの管理には、Yarn ResourceManagerではなくDP CLIを使用することをお薦めします。 そうすることで、通知をBDDで正しく処理できるようになります。 たとえば、DP CLIを使用した場合、get-active-jobsを実行して、 停止するを特定し、cancel-job を実行してジョブを正常に停止できます。 =========================================================================================