set-log-levelsコマンドはコンポーネントのログ・レベルを設定し、コンポーネントが再起動されたときに変更が持続されるように、その構成ファイルを更新します。
./bdd-admin.sh set-log-levels [option <arg>]
set-log-levelsでは次のオプションがサポートされています。
オプション | 説明 |
---|---|
-c, --component <component(s)> | 実行されるコンポーネントのカンマ区切りリスト。
dpコンポーネントの場合は、ワークフロー・マネージャ・サービスまたはデータ処理ではなく、DP CLIのログ・レベルが設定されます。これらのコンポーネントのログ・レベルの設定の詳細は、データ処理ガイドを参照してください。 |
-s, --subsystem <subsystem(s)> | スクリプトが実行されるDgraph出力ログ・サブシステムのカンマ区切りリスト。
このオプションは、dgraphコンポーネントで実行される場合にのみ指定できます。スクリプトがdgraphコンポーネントで実行され、このオプションが指定されないと、サポートされているすべてのサブシステムでスクリプトが実行されます。 注意: Dgraphログ・サブシステムのレベルを設定するときに、それに応じて$BDD_HOME/BDD_manager/conf/bdd.confのDGRAPH_LOG_LEVELSプロパティも更新します。特定のノードのログ・レベルを設定した場合は、それらのノードのbdd.confのみが更新されます。これらの設定は、publish-configコマンドが実行されると上書きされます。
Dgraph出力ログとそのサブシステムの詳細は、「Dgraph出力ログ」を参照してください。 |
-l, --level <level> | コンポーネントに設定されるログ・レベルは次のとおりです。
指定できるログ・レベルは1つだけです。このオプションを省略すると、スクリプトは指定したすべてのログをNOTIFICATIONに設定します。 NOTIFICATION:16、TRACE:16およびTRACE:32のログ・レベルはdgraphコンポーネントでのみサポートされることに気をつけてください。 |
--non-persistent | コンポーネントの再起動時にログ・レベルがリセットされることを示します。これを指定しない場合、スクリプトはコンポーネントの構成ファイルを更新しません。
このオプションは、dgraphおよびgatewayコンポーネントのみで使用できます。データ処理のログ・レベルは、常に維持されます。 |
-n, --node <hostname(s)> | 実行されるノードのカンマ区切りリスト。それぞれが$BDD_HOME/BDD_manager/conf/bdd.confに定義されている必要があります。 |
どのオプションも指定しない場合、スクリプトは、サポートされているすべてのコンポーネントおよびDgraphログ・サブシステムのログ・レベルをNOTIFICATIONに設定します。これらの設定は、コンポーネントが再起動されても維持されます。
./bdd-admin.sh set-log-levels -c dgraph -s cluster,datalayer -l WARNING
./bdd-admin.sh set-log-levels -c dgraph,gateway -l ERROR --non-persistent