1つのEQL問合せには、最低1つのRETURN句を持つ、セミコロンで区切られた1つ以上の文が含まれています。
問合せに含まれている任意の数の文から結果を返すことができますが、それ以外のものは単に中間結果を生成するものとして定義されます。
各文には少なくとも3つの句が含まれている必要があります。DEFINE句またはRETURN句と、SELECT句およびFROM句です。さらに、他のオプションの句が文に含まれることがあります。
ほとんどの句は、その中で式を使用できます。式は一般に、1つ以上の関数、属性、定数または演算子の組合せです。ほとんどの式は、関数と属性の単純な組合せです。EQLには、数値、文字列、日時、期間、ブール、およびジオコードの各属性型を扱うための関数があります。
入力レコード、出力レコードおよび集計で使用されるレコードは、EQLの中でフィルタリングできます。EQLでは、任意のブール式でのフィルタリングがサポートされます。
このガイドでの構文説明では、次の規則が使用されます。
規則 | 意味 | 例 |
---|---|---|
角カッコ[ ] | 省略可能 |
FROM <statementKey> [alias] |
アスタリスク* | 繰返し可能 |
[, JOIN statement [alias] ON <Boolean expression>]* |
省略記号... | 追加の、未指定コンテンツ |
DEFINE <recordSetName> AS ... |
山カッコ< > | 変数名 |
HAVING <Boolean expression> |
EQLコードにコメントを追加するには、次の表記法を使用します。
DEFINE Example AS SELECT /* This is a comment */
次の例に示すように、行またはセクションをコメントアウトすることもできます。
RETURN Top5 AS SELECT SUM(Sale) AS Sales FROM SaleState GROUP BY Customer ORDER BY Sales DESC PAGE(0,5); /* RETURN Others AS SELECT SUM(Sale) AS Sales FROM SaleState WHERE NOT [Customer] IN Top5 GROUP */ ...
EQLのコメントはネストできないことに注意してください。