Component SDKの使用の要件

Component SDKを使用する前に、システムおよびスキル・セットの要件を満たしていることを確認してください。

必要な知識およびスキル

Component SDKを操作するには、Java開発およびJavaScriptに精通している必要があります。

コンポーネントはJavaポートレット・クラスのカスタム・バージョンの拡張機能であるため、カスタム・コンポーネントを開発するには、Javaポートレットおよびポートレット仕様についてもある程度理解している必要があります。

Component SDKではEclipseプロジェクトが処理されるため、Eclipseについても精通していると役に立ちます。

サポートされているプラットフォーム

Big Data Discoveryは常にLinuxシステム上でデプロイされるのに対し、Component SDKはWindowsシステムでもLinuxシステムでも使用できます。

Component SDKの各スクリプトには、.batバージョンと.shバージョンがあります。

ソフトウェア要件

Component SDKのすべての操作には、次が必要です。
  • Eclipse。JDK 1.7をサポートしているバージョンを使用する必要があります。
  • JDK 1.7以上。
  • カスタム・アイテムを作成するためのApache Ant 1.8.4以上。

カスタム・コンポーネントの場合、次も必要です。

ソフトウェアまたはライセンス 説明
Ext JS Ext JSは必要ではなく、Component SDKに用意されているサンプル・コンポーネントではこれを使用しませんが、ほとんどのBig Data DiscoveryコンポーネントはExt JS 3.4を使用して開発されています。

Big Data Discoveryには、Ext JSのライセンスは含まれていません。カスタム・コンポーネント開発にExt JSを使用するには、そのコピーを独自に入手する必要があります。

YUI Compressor 2.4.8 デフォルトでは、カスタム・コンポーネントのコンパイル時にJavaScriptの圧縮は使用されません。

JavaScriptの圧縮を使用しなくてもコンポーネントは正常にビルドされますが、パフォーマンスを向上させるために、有効にする必要がある場合があります。

圧縮を有効にすると、カスタム・コンポーネントのdocroot/jsディレクトリ内のファイルが圧縮されます。

コンポーネントのビルドで圧縮を使用できるようにするには、YUI Compressorバージョン2.4.8用の.jarファイルを取得する必要があります。

このファイルは、https://github.com/yui/yuicompressor/releases/download/v2.4.8/yuicompressor-2.4.8.jarから入手できます。

JUnit カスタム・コンポーネント用のユニット・テストを作成する場合は、まずjunit.jarを取得する必要があります。

Component SDKでは、ユニット・テストでJUnitを使用できますが、junit.jarファイルは含まれていません。