インストール全体が、bddユーザーと呼ばれる単一のOSユーザーによって実行される必要があります。インストール後は、このユーザーがすべてのBDDプロセスを実行します。
インストールする前に、このユーザーを作成するか、この役割を果たす既存ユーザーを選択する必要があります。このドキュメントではそれをbddユーザーと呼びますが、それは任意の名前です。
選択したユーザーは、次の要件を満たしている必要があります。
- rootユーザーにはできません。
- そのUIDは、クラスタ内のすべてのノード(Hadoopノードを含む)で同一である必要があります。
- クラスタ内のすべてのノード(Hadoopノードを含む)で、パスワードなしのsudoが有効になっている必要があります。
- インストール・マシンから各ノードにログインできるよう、クラスタ内のすべてのノード(Hadoopノードを含む)で、パスワードなしのSSHが有効になっている必要があります。これを有効にする手順は、パスワードなしのSSHの有効化を参照してください。
- クラスタ内のすべてのノード(Hadoopノードを含む)でbashをそのデフォルト・シェルとして設定してある必要があります。
- クラスタ内のすべてのノード(Hadoopノードを含む)にBDDをインストールするディレクトリを作成する権限が必要となります。このディレクトリはBDD構成ファイルのORACLE_HOMEプロパティによって定義されます。
データベースがHDFSにある場合は、bddユーザーにさらに要件があります。これらは、Dgraphのデータベース要件で説明されています。