リバース・プロキシ・サーバーを使用して処理されるリクエストの典型的なシーケンス例を示します。
たとえば、Studioプロジェクトの場合、リクエストURLはhttp://mybdd/bdd/web/myprojectなどで、デフォルト・ポート80を使用します。
ホスト名は、リバース・プロキシ・サーバーのアドレスに解決されます。リバース・プロキシはこのアドレスでリスニングし、リクエストを受け取ります。
リバース・プロキシでは、リクエストのルーティングにプロトコル、ホスト、ポート、パス、問合せ文字列など、URLのどの部分でも使用できます。通常、パスが、ルーティング用のデータとして主に使用されます。
リバース・プロキシの構成ルールでは、リクエストの送信先であるアウトバウンドURLが決定されます。この送信先は通常、コンテンツ提供を行うエンド・サーバーになります。リバース・プロキシ・サーバーでは、リクエストの一部が書き換えられることがあります。たとえば、パス・セグメントを変更したり、パス・セグメントに追加する可能性があります。
リバース・プロキシでは、リクエストに標準ヘッダーまたはカスタム・ヘッダーを追加することもできます。