bdd.confの3番目の部分には、インストーラが必要とする、またはOracle Supportが使用するための内部設定が含まれています。インストーラでは実行時に自動的にこのセクションにプロパティが追加されることに注意してください。
構成プロパティ | 説明 |
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DP_POOL_SIZE | Studioがデータ処理に対して同時に実行できる呼出しの最大数。 |
DP_TASK_QUEUE_SIZE | Studioがデータ処理キューに追加できるジョブの最大数。 |
MAX_INPUT_SPLIT_SIZE | Spark入力に使用される最大パーティション・サイズ(MB)。これは、データ処理ジョブによって処理されるデータのブロックのサイズを制御します。
パーティション・サイズは、データ処理のパフォーマンスに直接影響を及ぼします。パーティションが小さければ、より多くのジョブを並列実行でき、クラスタ・リソースをより効率的に使用できます。これにより、速度と安定性の両方が向上します。 デフォルト値は32です。いくつかの例外を除き、ほとんどのクラスタではこの値で十分です。
このプロパティによって、Hadoopで使用されるHDFSブロック・サイズがオーバーライドされることに注意してください。 |
SPARK_DYNAMIC_ALLOCATION | 処理中にSparkエグゼキュータに割り当てられるリソースをデータ処理で動的に計算するかどうかを決定します。この値は、常にtrueに設定する必要があります。
falseは、Oracleサポートによる使用のみを目的としています。設定した場合、データ処理では、次のプロパティによって定義された静的構成に応じてSparkリソースを割り当てます。
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SPARK_DRIVER_CORES | Sparkジョブ・ドライバで使用されるコアの数。 |
SPARK_DRIVER_MEMORY | Sparkジョブ・ドライバの最大メモリー・ヒープ・サイズ。これはJVMメモリー設定と同じ形式である必要があります。例: 512mまたは2g。 |
SPARK_EXECUTORS | 起動するSparkエグゼキュータの合計数。 |
SPARK_EXECUTOR_CORES | 各Sparkエグゼキュータのコアの数。 |
SPARK_EXECUTOR_MEMORY | 各Sparkエグゼキュータの最大メモリー・ヒープ・サイズ。これはJVMメモリー設定と同じ形式である必要があります。例: 512Mまたは2g。 |
RECORD_SEARCH_THRESHOLD | レコード検索可能であるために、String属性の平均値に含まれている必要がある最小文字数。 |
VALUE_SEARCH_THRESHOLD | 値検索可能であるために、String属性の平均値に含まれている必要がある最小文字数。 |
BDD_VERSION | BDDのバージョン。このプロパティはOracle Supportが使用するためのものです。変更しないでください。 |
BDD_RELEASE_VERSION | BDDのホットフィックスまたはパッチのバージョン。このプロパティはOracle Supportが使用するためのものです。変更しないでください。 |