BDDインストールは、$BDD_HOMEと$DOMAIN_HOMEの2つのメイン・ディレクトリで構成されます。
$ORACLE_HOME/BDD-<version>
$BDD_HOMEには、次のサブディレクトリが含まれます。
ディレクトリ名 | 説明 |
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/BDD_manager | bdd-adminスクリプトに関連するディレクトリ:
bdd-adminスクリプトの詳細は、管理者ガイドに記載されています。 注意: bdd-adminスクリプトは管理サーバーからのみ実行できますが、このディレクトリは、BDDがインストールされるすべてのノード上に作成されます。これは、インストール後のクラスタ構成の更新にそれが必要になるためです。
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/bdd-shell | オプションBDD Shellコンポーネントに関連するファイル。詳細は、BDDシェル・ガイドを参照してください。 |
/clusteringservice | Oracleサポートのみで使用。クラスタ分析サービスに関連するファイルおよびディレクトリ。 |
/common | すべてのBDDコンポーネントで必要となるファイルおよびディレクトリ。
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/csfmanagerservice | 変換サービスおよびワークフロー・マネージャ・サービスが他のコンポーネントに接続するために使用した資格証明を格納する、CSF (Credential Store Framework)管理ユーティリティのインストール場所。 |
/dataprocessing/edp_cli | DP CLIおよび関連ファイル。 |
/dgraph | 次のようなDgraphに関連するファイルおよびディレクトリ:
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/jetty | Jettyのインストール場所。 |
/logs | BDDログ・ファイル。 |
/microservices | JettyおよびOPSSのインストール・パッケージ。 |
/opssおよび/opss_standalone | 変換サービスおよびワークフロー・マネージャ・サービスが必要とするCSFを提供する、Oracle Platform Security Servicesアプリケーションのインストール場所。 |
/server | 次のようなDgraph Gatewayに関連するファイルおよびディレクトリ:
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/studio | StudioアプリケーションのEARファイル、およびStudioのバージョン・ファイルを含みます。 |
/transformservice | 変換サービスで必要となるスクリプトおよびその他のリソース。 |
/uninstall | アンインストール・スクリプトおよび必須ユーティリティ。 |
version.txt | BDDインストールのバージョン情報。 |
/workflowmanager | 次のものを含むワークフロー・マネージャ・サービスに関連するファイルおよびディレクトリ。
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$ORACLE_HOME/user_projects/domains/bdd-<version>_domain
$DOMAIN_HOMEには、次のサブディレクトリが含まれます。
ディレクトリ名 | 説明 |
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/autodeploy | アプリケーションをデプロイメント・サーバーに短時間でデプロイする方法が提供されます。このディレクトリにJ2EEアプリケーションを配置できます。これらは、WebLogic Serverを開発モードで起動した場合に自動的にWebLogic Serverにデプロイされます。 |
/bin | サーバーおよびサービスの移行、ドメインおよび起動環境の設定、WebLogic Serverと他のコンポーネントの起動と停止のためのスクリプト。 |
/config | StudioおよびDgraph Gatewayのデータ・ソースおよび構成ファイル。 |
/console-ext | コンソールの拡張。このディレクトリは、管理サーバーでのみ使用されます。 |
edit.lok | ドメインの構成を一度に1人しか編集できないようにします。このファイルは編集しないでください。 |
fileRealm.properties | ファイル・レルムの構成ファイル。 |
/init-info | Dgraph Gatewayによって使用されるスキーマ。 |
/lib | ドメイン・ライブラリ。このディレクトリ内にあるJARファイルは、Dgraph Gatewayの起動時、Dgraph Gatewayのクラスパスの末尾に動的に追加されます。このディレクトリを使用して、アプリケーション・ライブラリをDgraph Gatewayのクラスパスに追加します。 |
/nodemanager | ノード・マネージャによって使用されるファイル。nodemanager.domainsには構成ウィザードによって作成されるディレクトリの場所がリストされ、nodemanager.propertiesでノード・マネージャが構成されます。 |
/pending | 保留中の構成の変更を格納します。 |
/security | ドメイン・セキュリティに関連するファイル。 |
/servers | クラスタ内の各サーバーのログ・ファイルおよびセキュリティ情報。 |
startWebLogic.sh | WebLogic Serverを起動するためのスクリプト。 |
/tmp | 一時ディレクトリ。 |